GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! セカンド   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです、今回はスライムの除霊をベースに色々アレンジを加えてギャグテイストで書いて行こうと思っています。今話は除霊試験から帰ってきた横島と慰安旅行の準備までを書いて行こうと思います。それでは今回の更新もどうかよろしくお願いします


リポート2 これは慰安旅行ですか?いいえ、修羅場です
その1


 

 

リポート2 これは慰安旅行ですか?いいえ、修羅場です その1

 

除霊試験を終え、美神さんの事務所へ向かう。本来なら審査の結果が出るまで数日掛かるらしいが、今回は2回目と言うことで直接美神さんの所に結果が伝えられると聞いている……

 

「俺大丈夫だよな?また落ちたりしないよな?」

 

一応除霊は出来た。でも戦闘をした訳じゃないので、そこで減点されるかもしれないという不安があり、心眼にそう尋ねる。すると心眼はこれで何回目だ?と若干呆れた様子で

 

【霊を力で無理やり成仏させる事も確かに1つの手段だ。だがお前のように霊を封じ込めていた結界を取り払い、成仏させてやるのも立派な除霊だ。心配することは無い】

 

でもなー、美神さんや蛍の除霊を見ているとなぁ……しばいてる方が多いんだよなあ……今まで見てきた除霊と全然違うのでやっぱり不安なんだよなあと思っていると、もう美神さんの事務所の前に到着していて

 

(慰安旅行の前に落ちたとかじゃあ、皆盛り下がるしなぁ)

 

そうなったら俺は辞退しようと思いながら、いっちゃんに声を掛け、俺は事務所の扉を開くのだった……

 

 

 

横島君よりも早く戻ってきて、慌てて除霊服から私服へ着替える、除霊のリポートを纏めているとお客様ですと言ういっちゃんの声に通してくれる?とお願いし、リポートを一旦机の中に片付ける

 

「会長からです。どうぞお受け取りください」

 

壮年の男性が尋ねてきて、横島君と蛍ちゃんの仮GS免許を態々届けに来てくれたのだ

 

「ありがとうございます。態々お手数をおかけしました」

 

「いえ、元々はこちら側の不手際。お弟子さんに迷惑を掛けてしまい申し訳ありませんでした。今後はこのような出来事が無いように気をつけます」

 

私よりも1回りも2回りも年上の男性に深く頭を下げられ、困惑しているとその男性は会長が待っているのでと笑って引き返して行った。その男性の背中を見ながら

 

「どうも琉璃も本格的に自分の部下を入れて、GS協会の改革を始めたみたいね」

 

ガープの襲撃で辞表を出した役員が多いと聞いていた、少しの間業務が滞ったみたいだけど、それで役立たずが減って有能な人材を入れる事が出来ているのなら、それはそれで良いんじゃないかしら?渡された封筒を開けて、中身を確認する

 

「どうでした?私と横島は……」

 

「落ちるわけ無いでしょ?合格よ」

 

仮GS免許とそれに伴う提出するべき書類を見せるとほっと安心した表情を見せる蛍ちゃん。に心配しすぎよと笑っていると

 

【オーナー。横島さんが戻りましたのでお通ししました】

 

いっちゃんが横島君が戻って来たというので、1度封筒に書類を戻す

 

「今戻りました……それでえっと俺……どうでした?」

 

戻ってくるなり、不安そうに尋ねて来る横島君。まぁ確かに普段の除霊とは違う除霊をしたから、不安に思うのは当然ね。私は横島君の封筒を見せながら

 

「おめでとう。横島君も合格よ。除霊試験お疲れ様」

 

横島君の写真入りの仮GS免許を見せる。横島君は一瞬きょとんとした顔をしてから

 

「やったあああああッ!!!!!!」

 

両手を振り上げて叫ぶ横島君。余りの大声に眉を顰めてしまう、だけど……まぁ叫びたくなる気持ちも判るから目くじらを立てるのは止めておきましょうか

 

「やった!やったやった!!ありがとう!ありがとう蛍!美神さん!それにおキヌちゃん!皆が色々教えてくれたから合格できたんだ。本当ありがとう!!!」

 

「えうあ!?あうあうあう」

 

【はうわ!?】

 

感極まったのか蛍ちゃんとおキヌちゃんを抱き締めている横島君。突然の抱擁で顔を真っ赤にしている蛍ちゃんとおキヌちゃんを見て苦笑しながら

 

「横島君。喜ぶのはそれくらいにして、まだ色々と話す事があるんだから1回落ち着きなさい」

 

喜んでいる所に水を差すのは嫌だけど、まだ話すこともあるので私は横島君にそう声を掛けながら、机から別の書類を取り出すのだった

 

 

 

合格したと聞いて急に抱き締めてきた横島。本当に急だったので、完全にオーバーヒートしてしまって変な反応をしてしまって、恥かしくて隠れたい気持ちで一杯だったが。美神さんが真剣な顔をしているので、大きく深呼吸してから美神さんの話を聞く為にソファーに横島と並んで腰掛ける

 

(あーやっぱ落ち着かないわね)

 

さっき抱き締められていたこともあり、普段あんまり意識しないけど、妙に横島を意識してしまって全然落ち着かない。おキヌさんはおキヌさんで頬に両手を当てていやんいやんってまだトリップしてるし……逆に横島が妙に落ち着いているのがなんか理不尽だと思う。なお蛍は落ち着いていると思っている横島だが

 

(やらかかった……)

 

蛍とおキヌを抱き締めた時の柔らかい感触で顔が緩んでしまいそうだったので、それを必死に耐えているだけだったりする

 

「さてと、じゃ、改めて除霊試験お疲れ様。仮GS免許の交付とそれに伴う書類があるから、時間のある時に家で書いておくと良いわ」

 

差し出された封筒を受け取り、開けていいですか?と尋ねる。美神さんに構わないわといわれたので横島と一緒に封筒を開けて、自分の仮免許を手にする。こうして手にすると頑張ったんだなあって実感が沸いてくるわね……

 

「それでだけど、仮って付いているから判ると思うけど、ここからが長いのよ。除霊法や年間除霊数とか……まぁ色々あるんだけど、仮免許のまま終わるGSも多いって言えば判るかしら?」

 

仮免から本免許に変わるのが相当難しいって事は美神さんの言葉のニュアンスで判った

 

「まぁ仮免の子で多いのは、師匠が許可を出さないのが原因の大半だったりするわ。ああ、安心してくれて良いわよ?ちゃんと独立できるって判断したら私はちゃんと許可を出すから」

 

「独立かぁ……全然そんなの想像出来んなぁ……」

 

横島がぼそりと呟くと、美神さんは何言ってるのよと笑いながら

 

「男なら一国一城の主くらい目指しなさい。頑張ればちゃんと本免許も独立の許可も出すんだから、真面目に勉強して、除霊の経験を積みなさい。特に横島君。あのベルトとか凄い力があるのは判るけど、それに頼り切るような真似はしちゃ駄目よ?折角色んな才能があるんだから、頑張って引き出しを増やすのね」

 

私なんかはどこまで行っても道具使いだから、その範疇から出ることは出来ないんだからと呟く美神さん。知識もあるし、応用力もある。だけどどこまで行っても私は霊具使いと言う美神さんに、頑張りますっと自信無さそうに呟く横島を見た美神さんは

 

「蛍ちゃんもしっかりサポートしてあげると良いわ」

 

「判ってます。2人で頑張って本免許をもらえる様に頑張ります」

 

やっぱり最終的には夫婦で事務所を経営したいわよね……私の理想としては……

 

【わ、私も頑張って横島さんのお手伝いをしますから!】

 

あ、妄想の世界から帰ってきたおキヌさんがそう叫びだす、本当タイミング悪いわよね……この人……自分の欲望に忠実すぎるのも正直考え物だと思う

 

 

「それと仮GS免許の交付に伴い。再契約をするわ、これ新しい契約書。2人とも目を通しておいて」

 

美神さんに差し出された新しい契約書を横島と受け取り、2人揃ってえっ!と呟いた。美神さんは私達の反応を見て苦笑しながら

 

「まー私は自分で言うのも何だけど、かなりの守銭奴だと思うけど……契約は契約だからね、キチッとするわよ?」

 

私や横島には甘い所があるけれど、やはり守銭奴な所は変わっておらず、契約金や違約金はキチンと取り立て、自分の霊具を買うときは値切り交渉をする所を見ていると本当っと思ってしまう

 

「これ除霊付き添いで1万……その後歩合給ってのは?」

 

2人とも除霊に付き添うだけで1万円。その後に除霊での内容に応じて歩合も出す……これは若手GSの中ではかなり破格の時給なんじゃ

 

「除霊助手の相場が8000くらいだから、ちょっと多いくらいだけど。横島君も蛍ちゃんも今回のGS試験でかなり活躍したから、引き抜きとか多くなりそうだからね。ちょっと色をつけたわ、それと歩合は2人ともだいぶ実力も知識も伴ってきたから当然よ」

 

そう笑う美神さんだけど、正直5000円以上の昇給には驚いた。しかもそれに歩合も付くとなるともしかすると都内のGS助手で一番貰っているかも……

 

「俺も良いんですか?」

 

実地試験1回落ちたのに?と横島がそろそろと手を上げながら尋ねると美神さんは苦笑しながら

 

「実地試験に落ちたのは協会側の不備でしょ?だからそれは仕方ないわ。公式記録にも失敗にはならないし、それに何より……横島君の家同居人増えたでしょ?だからお金は必要じゃない」

 

その言葉に思わず、あっと呟く、チビ達の餌代に加えて、物を食べれる幽霊ノッブにシズク。普通に考えて4000円の給料では養っていけないだろう

 

「そういう訳。だから契約書に間違いはないわ、時間のあるときで良いからサインと判子を押して持ってきて。それで契約続行でGS協会に書類を提出するから」

 

美神さんの言葉に判りましたと返事を返し、仮免許の書類の封筒の中に契約書をしまうと美神さんはこれが本題よと笑いながら

 

「本免許に向けての勉強は追々考えるとして、まずは慰安旅行からね♪ちょっと面倒な依頼もあるけどね」

 

そうそう!それがメインですよね!と心の中で返事を返す、スライムの除霊は大変だけど、除霊してからの2泊3日の宿泊と、温泉にプールにバイキングと心躍る内容だ

 

「面倒な依頼?なんっすか?それ」

 

内容を知らない横島がそう尋ねて来る。少し考えてから依頼の内容を説明することにした

 

「依頼の場所はリゾート地に今度オープンする高級ホテル。近くに遊園地があって、ホテルの敷地にも温泉とプールがある。まぁお金持ちが泊まるようなホテルね」

 

正直美神さんクラスのお金持ちが泊まるようなホテルだ。写真を見たけど一市民には程遠いなあっと思ってしまった

 

「所がそこにスライムが住み着いてしまってオープン出来ないから助けてくださいって言う依頼よ」

 

「スライム?青くてぷるぷる僕は悪いスライムじゃないよ?ってやつ?」

 

ゲームとかのイメージが強いのか、あんまり強そうじゃないっすねぇっと呟く横島に美神さんがそんな先入観は捨てなさいと前置きしてから

 

「実際のスライムはかなり凶悪よ?ほんの少しの細胞から増殖・再生するし、凄まじい強酸性の身体をしてるから取り込まれたら問答無用で溶解されてはい、さようならってなるわよ?」

 

青い顔をしている横島。溶かされて死ぬ。それは考えられる中でも相当酷い死に方だろう

 

「まぁ水に溶けるのがやばいけど、そこはシズクが居れば対応出来るだろうし、こういう厄介な相手との戦闘経験も貴重だから勉強だと思いなさい」

 

そう言われると嫌なんて言えないし、それに慰安旅行も楽しみだから断るという選択肢は無い

 

「出発は明後日の月曜日。8時に事務所前ね?それと人数に制限とかないから友達とかを誘っても良いけど、危険って事はちゃんと説明してね?」

 

美神さんの言葉に判りましたと返事を返し、2人で事務所を後にする

 

「やったなあ……これからもっと頑張ろう」

 

仮免許を手にして笑っている横島。努力してきた物が形となったのが嬉しいのだろうか何回も財布から出して見ているので

 

「落としたりしたら洒落にならないからね?ちゃんとしまっておいた方がいいわよ?」

 

【うむ、蛍の言う通りだな。身分証にもなる。借金持ちとかは嫌だろう?】

 

私と心眼の言葉に頷き、財布にしまう横島。家に帰ってからゆっくり見れば良いわよと声を掛け

 

「そうだ。今日は横島の家に行っても良い?」

 

「うん?ええでー?シズクも多分良いって言うと思うし」

 

シズクが何か料理を作ると言っていたので、少しでも食べてその味の秘密を探ろうと思う。並んで横島の家へ向かいながら

 

(お父さんとあげはにも声を掛けてみようかしら……)

 

お父さんが居ればあげはは大丈夫だと思うけど……うーん、スライムの事を考えるとなぁ……誘って良いとは言われたけど止めた方が良いわね……何があるか判らないし……

 

「横島、危ないから霊能者以外は誘わないほうがいいわよ?」

 

「うん、判ってる。カオスのじーさんとかには一応声を掛けてみようかなって思ってるけどな」

 

ドクターカオスが来ると、マリアさんとテレサさんが来るのが面白くないわよね……でもそんな事を言う訳には行かないので、誘って見ると良いわよねと返事をし、夕日を見つめながらのんびりと歩き出すのだった……

 

なお、この日の夕食は

 

「……おかえり、横島。蛍も一緒か、丁度良い、準備が出来た所だ」

 

リビングにはすき焼き鍋が置かれ、周りには油揚げや果物も用意されており。机では既にノッブが座っており

 

【楽しみじゃな♪すき焼きっと言うのはてれびで見たんじゃ♪】

 

「みっみーむ!みむむ♪」

 

「うっきゅー♪うきゅきゅー♪」

 

「コーン♪ココーン♪」

 

チビ達が楽しそうに鳴いているのと、机の上のすき焼き鍋を見た横島は嬉しそうに笑いながら

 

「すき焼きか!やったぜ!直ぐ手を洗ってくるからなー!ほら。行こうぜ!」

 

横島の言葉に頷き、手を洗いに向かいながら私はきっと慰安旅行が楽しい物になると思った……だが、慰安旅行がまさかあんなとんでもない事になるなんて、今の私は知る由も無いのだった……

 

 

 

月曜日から慰安旅行をかねてのスライム退治に向かうので、旅行の準備とスライムの事を調べると結構忙しい土日になってしまった

 

「……なるほど、水の妖怪になるのか……平安時代には見なかったな」

 

「そうなの?」

 

シズクも一緒に妖怪図鑑を見ているので、興味深そうにそう呟く。シズクも見たことの無い化け物か……水の中に隠れるのは探知出来そうだけど、奇襲を避ける事が出来るなら何とか出来るだろうか……?

 

「みーむ!」

 

「うっきゅー!」

 

俺とシズクが難しい話をしていると知っているので、チビとモグラちゃんは良い子にボールで遊んでいる。見ていると本当に和む風景だなと思いながら膝の上で丸くなっているタマモを撫でていると

 

【終わったぞー!いやー、疲れた疲れた】

 

ノッブちゃんが火縄銃を肩に担いで帰ってくる。俺は慰安旅行の準備があるし、除霊試験の事もあったのでノッブちゃんが代役で美神さんの除霊の手伝いに行ってくれたのだ。しかし火縄銃を担いで歩いていて銃刀法違反で捕まったりしないのだろうか……?と言う疑問が頭を過ぎるが、捕まっていないから大丈夫なんだろうなと思いながら

 

「お疲れ様。ごめんな?」

 

【構わん構わん、居候の身じゃしな!】

 

そう笑うノッブちゃんにもう1度ありがとうをお礼を言い、ノッブちゃんの黒い湯呑にお茶を入れて差し出す

 

【横島。旅行の荷物を買い足す必要があるだろう?そろそろ出かけたらどうだ?】

 

心眼の言葉に頷き、旅行とスライム退治に必要な物を買い足す為にシズクとノッブちゃんに留守番を頼み、家を後にするのだった……

 

「うーん、こんなもんかなあ……」

 

図鑑で見たスライムの弱点とされる薬品と札を数枚厄珍で買い足し、旅行で使う水着や風船を買って家へ戻っていると心眼が

 

【風船は何に使うんだ?】

 

「あーこれ?チビとモグラちゃんの浮き輪代わりになるかなって」

 

バルーンアートの応用で浮き輪見たいのを作って、チビとモグラちゃんにつけてやれば浮き輪代わりになるだろ?言うと心眼はお前らしいと言って笑う。モグラちゃんは泳ぐの上手だけど、正直チビは未知数だから念のための準備は必要だと思ったのだ

 

「あ、そうだ。ここまで来たんだから……誘って行こう」

 

カオスのじーさんには忙しいからと断られてしまった。今から誘いに行く人も断られるかもしれないけど、一応声を掛けておこうと思い、俺は来た道を引き返していくのだった……

 

そして月曜日、朝7時40分に美神さんの事務所へ向かう

 

「おはよう。今日は良い天気ね」

 

雲1つ無い快晴。旅行に出掛けるには最適だろうなあ。旅行だけじゃなくてスライム退治をまず優先してやらないといけないけど、やっぱり旅行も兼ねているので普段のように緊張したりしないな……でも浮き足立っていると危ないのでやっぱりスライム退治まではある程度の緊張感を保っていたいよな……っと思っているのだが

 

「みむー♪」

 

「うきゅー♪」

 

肩の上で楽しそうに鳴いているチビとモグラちゃんに。抱き抱えているタマモも尻尾を揺らしていて、上機嫌そうだ。はしゃいでいるチビとかを見ると、やっぱり緊張感が緩んでくるのが判る。恐るべし、小動物の癒しの力などとくだらない事を考えている辺り、緊張感とか皆無だよなあ……

 

「……さっさと片付けてゆっくり出来ると良いな」

 

【ああ、そうだな。私とシズクの2人ならスライムを見失うことも無い。一気に片付ける事が出来るだろう】

 

一応名目はスライム駆除だけど、この面子なら多分大丈夫だよな。過剰戦力に近いような気もするし

 

【温泉温泉♪ワシはこれが楽しみでなー♪】

 

【本当幽霊なのに普通に飲食できるって反則ですよ……】

 

おキヌちゃんが暗い顔で言うけど、確かにその通りだよな。ノッブちゃんは幽霊として考えたら本当に反則だよな。ご飯食べて霊力に変換するとか凄いと思う

 

「おはよう横島♪依頼もあるけど、本当良い天気で良かったわね」

 

蛍がスポーツバッグを2つ持って歩いて来たので、自分の鞄を車の近くに置いて蛍の荷物を受け取りに行く

 

「じゃ。皆揃ったし、荷物を積み込んでから出発しましょうか?」

 

美神さんがそう笑いながら言うが。まだ1人来ていない。やっぱり駄目だったのかな?と思っていると

 

「どうも御機嫌よう」

 

いつもの黒いドレスを着て、美しい長い銀の髪を翻し颯爽と神宮寺さんが歩いてくるのが見える。手荷物が無いのは、やっぱり魔法で何処かに収納しているのかな?等と思いながら神宮寺さんに声を掛ける

 

「神宮寺さん。来てくれたんですね!」

 

「折角招待された物を断るのもおかしいでしょう?どうせ暇でしたから顔を出しただけですわ」

 

正直駄目だと思っていたのに来てくれた神宮寺さんに手を振ると、小さく手を振り返えしてくれる。やっぱり神宮寺さんは良い人だ。ちょっと言葉に棘があるから誤解されやすいと思うけど、神宮寺さんはやっぱりいい人だと思う

 

「横島君?なんでくえすを呼んだのかしら?」

 

あれ?さっきまで笑顔だった美神さんの顔が引き攣っている……なんでだろうと俺は首を傾げながら

 

「神宮寺さんにも除霊試験合格しましたって声を掛けに言って。そのついでにスライム退治と慰安旅行の事を話したら時間があれば来てくれるって【「「なんで呼んだの!?」」】ええ……あかんかった?」

 

蛍達になんで呼んだの!?と怒られたが俺としてはやっぱりお世話になったし、報告するべきだと思ったんだけど……と言うと

 

「……これはもう、あれね。横島君のご両親の育て方だから仕方ないわ。とりあえず皆乗ってくれる?くえすは悪いけど助手席に乗って……」

 

疲れたように言う美神さんに頷き、車に乗り込んだが。さっきまでの明るい雰囲気は消えて、妙に重苦しい雰囲気になってしまったのだった……

 

 

リポート2 これは慰安旅行ですか?いいえ、修羅場です その2へ続く

 

 




蛍・おキヌ・シズク・くえすがいる中での慰安旅行が修羅場となります。ノッブは戦国時代なので妾とか居ても気にしないむしろ居るのが普通?位に思っているので、なんで修羅場になってるんだろ?ってレベルですね。なお原作でのスライムは東京での事件でしたが、今回のスライム事件は別のホテルでの事件となっているので、ご理解のほうよろしくお願いします。次回はスライム戦までを書いて行こうと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします

視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

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