GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! セカンド 作:混沌の魔法使い
リポート17 嵐を呼ぶ男 その6
突然廃倉庫の方角から膨大な霊力の流れを感じて、バンを其方の方向へ走らせる。エミや唐巣先生も感じ取ったようで、私が到着した時にはエミと唐巣先生の姿と、ぐったりしている横島君を抱えている西条さんと琉璃の姿があった
「横島!」
バンの扉を開けるなり、蛍ちゃんとタマモが飛び出していく。私もサイドブレーキを引いて、蛍ちゃんの後を追いかけるように横島君の所に向かった
「あー蛍、美神さん……お疲れ様です」
地面に座り込んで疲れた様子の横島君。その様子を見れば只事ではないと言うのは一目で判った
「いや、実は……」
何があったのかと言おうとした横島君だが、それをシズクが手で制し、私達の方を向いて
「……まずは治療だ。何があったかはその後でもいいだろう」
「そうですわね。治癒薬も持ってきているから、これを飲むと良いですわ」
確かに事情を聞くのは、治療が終わってからでも十分だ。私はシズクの言葉に頷き、神宮寺とシズクの2人に治療を施されている横島君を見ながら
「蛍ちゃん。唐巣先生とか、西条さんに事情を聞いてくるから、側にいてあげて」
「判りました」
不安そうな表情をしている蛍ちゃんに横島君についている様に声を掛け、1度横島君から離れる
「琉璃、西条さん。何があったの?」
2人が多分横島君を助けてくれたのだと思い、事情を知っているはずだと思って問いかける。2人の顔は深刻その物でやはり只事ではないと悟った
「実戦級の人形使いに横島君が襲われていたんだ。危ないところだった、良く1人で応戦したよ」
西条さんの言葉に思わず嘘でしょ?と言う言葉が口から出た。人形使いは昔はいたが、今は殆ど居ない。横島君の陰陽術や妖使いほど稀少ではないが、それでもかなりレアなスキルだ。しかもそれを実戦級にまで練り上げているなんて、到底信じられない
【西条。お前の言うとおり焼け焦げた人形を見つけたぞ】
【おっきい蜘蛛の姿をしてますけど、もうボロボロでとても運べそうに無いですよ】
倉庫の中を見ていたのだろう、ノッブと沖田ちゃんが深刻そうな表情で告げる。それに続くように琉璃が
「私の目の前で鳥の人形で空へ逃げていきましたよ。多分どっかの組織……関西系だと私は思います」
関西系の組織と聞いて真っ先に思い浮かぶのは陰陽寮。琉璃と冥華おば様が必死になって横島君を隠そうとしていた組織に知られてしまった……
「かなり不味いワケ。絶対スカウトに動くわよ?」
「でしょうね……今の陰陽寮を考えれば……」
陰陽寮は既に陰陽師の組織としては破綻している。実戦レベルの陰陽師が居ないからだ、だが平安時代の陰陽術を使える横島君の存在がバレてしまった。これは明らかに良くない
「おキヌちゃん、ノッブ。雪之丞達に横島君を見つけたから、1度私の事務所に戻るように伝えて来て」
【判りました。出来るだけ早く戻りますね】
空を飛んで雪之丞達を探しに行ったおキヌちゃんを見送り
「西条さんもそれでいいですよね?」
「勿論だ。他に陰陽寮の人間が近くにいても不味い、今はこの場所を離れよう」
私の考えに西条さんと琉璃が頷き、エミと唐巣先生は倉庫に視線を向けて
「私と小笠原君で倉庫の周辺を調べる。どうして横島君を見つける事が出来なかったのか……その理由がこの周辺にあるかもしれない」
「令子、おたくは自分の所の弟子を守る事を考えるワケ。タイガー!ピート!こっちを手伝うワケ!」
横島君を心配してくれている2人にありがとうと礼を口にし、私はまだふらついた様子の横島君に肩を貸して、その場を後にするのだった……
美神さんと私で横島に肩を貸しながら、事務所へと戻って来たのだが……横島の表情はかなり暗く、相当消耗しているのが一目で判った。眼魂も使っていないのに、どうしてここまで消耗しているのか?それに美神さん達が言っていた人形使いと言うのも私は知らない。その人形に何か秘密があるのだろうか?
「っとと……」
「……無理をするな。大分霊力を消耗している」
足元がおぼつかない様子の横島にシズクがソファーに座るように言うというか、強引に横島を座らせるが、横島はそのまま眠ってしまいそうな感じに見えた。チビ達はそんな横島が心配なのか、側に擦り寄っているのが見える
「気分が悪いとか、どこか身体に違和感とかあります?」
神宮寺が横島にそう尋ねる。返事を返す気力も無いのか、首を左右に振る横島に神宮寺は特に身体に何か仕掛けられたという訳では無さそうですわねと呟く
「横島はどうしたんだ?ずいぶん調子が悪そうだが……?」
「人形使いと戦ったからよ、悪霊と妖怪と戦うように調整された人形は、相手の霊力のバランスを崩すの、それで横島君の霊力のバランスが崩れてる。そうよね?心眼」
そんな事が出来る霊能者がいるなんて……全然知らなかった。いや、もしかすると逆行した事で生まれた差異なのか、それとも逆行前も存在していたが、表に出なかったのか?そのどちらだろうか
【ああ、だがこの程度なら問題ない一晩あれば私が整える事が出来るレベルだ】
だから横島は眠らせたと言う心眼。顔を近づけると規則正しい寝息が聞こえてくる
「良いの?眠らせて話に参加させても良かったんじゃない?」
【だが今の消耗している状態で話を聞かせても理解出来ないだろう。明日落ち着いた状況でもう1度聞かせれば良い】
それに横島が寝ているからこそ、話せる話もあるだろう?と心眼は言う。確かにその通りかもしれない、横島が今狙われている。そんな話をすれば横島がどんな行動に出るか……
「とりあえず今優先するべき事は、令子ちゃん。君はもう自分の事務所に戻るべきだという事だよ」
西条さんが真剣な表情で告げる。出向期間はまだ4日残っているけど、正直こんな事態になってしまったから出来れば美神さんには戻ってきて欲しい
「良いの?」
「良いに決まってる。元々僕が無理に頼んだことだからね、弟子を持つ身としては弟子を優先するのが師匠としての心得と言う物だよ」
無理に引き離した僕が言うことじゃないけどねと西条さんは苦笑し、美神さんはありがとうございますと頭を下げる。美神さんがいないから横島が先頭指揮を取った、将来の事を考えればそれは間違ったことではない。ただ私達の見積もりが余りに甘かったのが原因だ
【ああ、それなら西条君。私は幽霊だが、手伝いをしてもいいヨ。なーに、頭の良い君なら判るだろ?私が何をしようとしているのか】
「あくどいな、貴方は……お願い出来ますか?」
【勿論だとも。大丈夫、ちゃんと仕事はするよ。ちゃんとね】
西条さんは肩を竦めながらも、教授の言葉に頷き、教授はニヤリと底意地の悪い顔を浮かべる。幽霊だから姿を隠そうと思えば、姿を隠せる。そしてオカルトGメンのネットワークを通じて情報を集める。そして西条さんにそれを黙認しろと遠まわしに言っているのは明らかで、それを受け入れた西条さんに少し驚いた
「良いんですの?天下のオカルトGメンがそんなことをしても」
「構わないよ。どっちにせよ、無理やりこの地位を手にして日本に来たんだ。Gメンの中で元々僕は良い立場じゃない、今更気にする事でもない」
そう笑う西条さん。その表情を見れば生半可な覚悟で日本の支部長になったのでは無いと言うのが良く判った
「何時までもオカルトGメンの支部を空にする訳には行かない。そろそろ戻るよ、何か判ったら連絡する。教授さんだったね?早速だけ来てくれるかい?」
【構わないサ!後でボーイには部屋を出ると伝えればいいからね】
にこやかに笑う教授に西条さんは苦笑しながら、僕の事務所にも幽霊が住着きそうだと笑い。教授と共に事務所を後にするのだった……
「横島に眼魂を常に携帯するようにするべきでしょう。牛若丸か、信長。いざとなれば、眼魂から出て戦える英霊と共に居る方がいいでしょう」
【私も!大……カフッ!】
最後まで言い切れず吐血する沖田さんは論外。護衛として不安すぎる……戦闘力の高さは判っているが、不安要素が余りに強すぎる
【ワシはそこまで近接に優れているわけじゃないからの、牛若丸の方が適任じゃろ?】
【お任せください、今度から主殿の危機となれば直ぐに戦いましょう】
ちょっと性格面に不安が残るが、近接に優れ加速力などにも優れている牛若丸眼魂の携帯をこれから横島に義務化させよう
「えっと横島君って今危ないってことなんですか?」
事務所から出る事が出来なかった愛子さんがそう尋ねてくる。今回は直接的な被害が出ているけど……
「実際どうなんですか?」
「正直に言うと、判断に悩むって所ね」
あれだけの人形を扱える相手。そうなれば横島を殺そうと思えば殺せるほどの力量差があった、それをしないのは横島君を生かしておくことに意味がある。そして更に言えば
「未知数の戦闘力を持つ横島を調べようとしたっと言うのが妥当な線。次に仕掛けてくる時は……横島のスカウトもしくは浚う事を目的にしていると見ればいいでしょう」
平和的か暴力的かと言うのは異なるが、横島を奪おうとしている相手がいる。しかもそれは……
「……私と横島の繋がりを絶つ事が出来る相手」
「正直あれは驚いたわね……」
魂で繋がっているシズクとタマモの感覚すらも阻害できる相手……その厄介さと危険度の高さは容易に想像できる。神魔やアスモデウスの事で手一杯なのは判っているが、今回の事もお父さんに相談しておこう。
「また厄介な問題が増えましたね……」
「そうね。でも横島君が悪いわけじゃないから」
神魔に魔人に、ガープ達。そしてそれらの中心にいる横島……穏やかに眠っている姿を見ながら、また大きなトラブルが近くに近寄ってきているような気がした……なおこれから15分後、事務所に戻ってきてくれたクシナさん達にも同じ話をし、三蔵さんに話を通しておいてくれるというクシナさんに私と美神さんは揃って頭を下げるのだった……
俺が変な蜘蛛の人形に襲われた次の日。美神さんは事務所に復帰してくれた、昨日の内の話し合いで出向期間は残っているが、戻ってくれても構わないと西条さんが言ってくれたらしい。だから俺は心配そうなアリスちゃんに見送られ、病院の後事務所に来た時には雪之丞達は既に帰った後だと聞いた……勿論ちゃんと助っ人料も割り増しで払ってくれたと言うので一安心だ
「美神さん。結局昨日の人形はなんだったんですか?」
家を出る前にシズクにこれからずっと持っておけと、押し付けられた牛若丸眼魂を無意識に握り締めながらそう尋ねる。正直昨日のは死んだと思った……眼魂も無い、心眼も無い。完全な1人……西条さんが来てくれなかったらと思うと正直ぞっとする……そして西条さんと言えば、教授が短い間だけどお世話になったねと笑い、明日からオカルトGメンの所で暮らすよと昨日家を出て行った事を思い出す。優秀な人だから大丈夫だとは思うけど、お爺さんだから大丈夫かな?と言う不安が僅かにあるが余計なお世話だろうか……?
「あれはね。人形使いの人形よ」
そんなことを考えていると、美神さんが人形について教えてくれた。しかし聞いた事も無い人形使いの言葉に首を傾げる、色んな霊能者の事は聞いたが人形使いなんて者は聞いた事が無いからだ
「昔にもういなくなったって言う凄い稀少な退治屋らしいわ、私も美神さんに聞くまで全然知らなかったわ」
蛍も知らないほどに珍しい相手に襲われる……俺何かしただろうか……
「くえすや、唐巣先生、それに西条さんに冥華おば様とも話し合ったけど……多分横島君を調べに来たって私達は考えてるわ」
「……俺そんなに調べる所なんて無いと思いますけど?」
そもそも知識も無い、実績も無い、心眼や眼魂の補助が無ければ碌な戦闘も出来ない。そんな俺を調べる価値なんて無いと思うんだけど……
「……お前は色んな陣営から注目を受けている。今回美神が離れて、お前が前に出ていたから、他の組織が動いたんだ」
「他の組織って……え?本当?」
そんな馬鹿なと言おうとしたのだが、美神さんや蛍が深刻な表情をしているのを見て、シズクの言葉が真実なのだと判った
「スカウトって言う形で来るか、誘拐しに来るかわからないから心眼と牛若丸眼魂は常に持ってなさい」
美神さんの強い口調に判りましたと返事を返す事しか出来なかった。それだけ心配されていると言うことでもあり、昨日のは相当危険な状態だったのだと改めて思い知らされた……
「直ぐ仕掛けてくることは無いと思うし、私も事務所に戻ったから大丈夫だと思うけど。一応暫くは知らない人とかに気をつけて、琉璃が一応人形使いを見たらしいから……これ、似顔絵」
美神さんが差し出した紙を見る。そこには痩せ型と言うか、痩せ過ぎとも言える細身の男の絵が書かれていた。無精髭を生やし、あんまりやる気のある表情に見えないのだが、目だけがやけに凄い眼力を放っているように見える
「これが人形使いらしいわ、変装とかしてる可能性があるけど……かなり痩せ過ぎなのは間違いないから」
「なんでそんな事をが言えるんですか?」
「んー人形の事は流石に私も管轄外なんだけど……冥華おば様が言うには……」
人形を動かすには本人の霊力が必要不可欠で、しかも空を飛ぶとなると体重なども相当絞り込まないといけないらしい……痩せ気味の男には気をつけろと言う事で覚えておこう
「それで本当なら、暫く横島君は家で待機って行きたいんだけど……冥華おば様にまた貸を作っちゃったのよ」
物凄く言いづらそうな美神さん。でも俺も馬鹿じゃないから、ここまで言われれば大体理解してしまう
「……六道ですか?冥子ちゃんの所ですか?」
六道と美神さんが呟き、深く、物凄く深い溜息を吐きながら、俺と蛍にある紙を差し出す、その紙には大きく体験入学の文字
「横島君と蛍ちゃん、悪いけど1週間六道女学院に体験入学してきて」
「「はい?」」
俺と蛍が間抜けな声で返事を返してしまった。美神さんは頭を抱えながら
「うん、言いたい事は分かるのよ?でもね、ほら。あの人に貸しを作ったままって物凄く怖いのよ。色々いいたいことはあるけど我慢して、1週間お願い」
シズクとか、タマモにアリスちゃんも連れて行って良いから。ちょっとした気分転換のつもりでよろしくと言う美神さんに俺と蛍は、引き攣った顔で頷き、美神さんの事務所を後にするのだった……
書類をまとめていると襖が開き鷲羽が疲れた様子で姿を見せる。私の執務室に入ってきた事に睨みつけると鷲羽は手を上げて
「回りには気付かれてませんよ、ボス。そこん所はちゃんと弁えてますって」
「どうだか。それより早く閉めろ」
とっとと部屋の中に入って扉を閉めろと命じると、普段の遅い動きからは想像出来ない手際で扉を閉め鍵をかける
「どうだった?」
「いやあ、手抜きしたとは言え、人形を1体お釈迦にされましたわ」
その言葉に吊りあがっていた眉が更に吊り上がる
「それとすんません、神代の姫巫女に見つかっちまいました」
「お前は何をしている!!!」
隠密行動に特化しているお前が何故見つかったと怒鳴ると鷲羽は頭を掻きながら
「いんやあ。横島っつうのが規格外すぎて、驚いている間に背後を取られて……一応速攻で逃げたから大丈夫だと思いますが……探りは入れてくるかもしれないです」
「ちっ、ならお前はまた屋敷に戻れ、それで何に驚いたんだお前は」
元よりそのつもりでさぁと鷲羽は笑う。鷲羽は私の直属でそもそも陰陽寮所属ですらない、そして誰も鷲羽の存在を知らない。だから使い勝手のいい部下だと言うのに……姿を見られては私の手持ちの札としての効力は半分ほどになってしまっている
「ボスと同じ陰陽五行術。しかもボスよりバリエーションも威力も上回ってましたよ?」
「何?それは本当か」
私よりも歳若いと言うのに?鷲羽の報告が信じられない。私が血反吐を吐きながら修練した陰陽術よりも、強力と言われ。はいそうですかと納得できるわけが無い。だが元より何度か私と一緒に仕事をしている、私の能力は知っているはずだが……それでも言い切れるのか?と尋ねる
「間違いないっすね。しかもアイツ、札も媒介もなしに、空中に血文字を書いて陰陽術を使いましたよ。ボスは出来ます?」
「……無理だな」
札が無ければ陰陽術は使えない。それを血文字でしかも空中に文字を刻み発動させる、それは私でも不可能だ
「後霊力の篭手。あれ完全に物質化してましたわ、あっしの人形の装甲をぼこぼこにしてくれた相手なんて本当久しぶりですよ」
霊力の完全物質化……しかもそれで物質にも霊力にも強い鷲羽の装甲をへこませる……それだけでどれだけ規格外かと察するのは十分だろう
「六道の大狸が動くと思いますが、そこはすんません」
「いや、私を知っていればこその動揺だ。そこは責める事は出来ない」
最初こそ激昂したが、話を聞けば鷲羽に落ち度は無い。想定外過ぎた横島が原因だろう……それに私を知っていたからこその鷲羽のミスだ。そこを責めるほど私は器量の狭いつもりは無い
「すんませんね、ボス。これ一応、人形に記録させてるんで、後で確認してやってください」
んじゃあ失礼しますと言って気配を殺して部屋を出て行く鷲羽。私は其方には視線を向けず、鷲羽の人形が記録していたという横島の戦闘データに視線を向ける。それは鷲羽の報告通り規格外であり、並みの霊能者では真似が出来ない戦闘スタイル。更に言えば、今の横島は荒削りの原石。これを磨き上げればどうなるのか?と思わずにはいられない
「ふふふ……ああ、楽しみだ。楽しみだよ、横島忠夫」
今はまだ会うことは出来ないが、出会った時が楽しみだ。私の言葉にどんな反応をするだろうか?そしてもし横島が私の手を取った時、六道の大狸がどんな顔をするのか……それを想像すると自然と笑みが零れてしまうのだった
別件リポート 白竜寺3人組みの戦い
本当はこの後は貧乏神の話になりますが、そこを変更して六道での小鳩のコミュとして書いて行こうと思います。後は弓とかも登場させれるといいなと思っています。そして別件は横島の所に助っ人している時の陰念達の闘いを書いて行こうと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします
視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか
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サイドまたは視点は必要
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今のままで良い