GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! セカンド   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです。今回は高城が日記で横島の護衛をしている時の感想などを書いていくという感じの話を書いて行こうと思います。日記形式なのは、ルイ様の悪ふざけで拒否権無しなので、高城の胃は常に痛めつけられていると思ってください。それでは今回の更新もどうかよろしくお願いします


別件リポート

 

 

別件リポート 高城の日記

 

魔界の最深部に有るルイの宮殿……しかしルキフグスと、ベルゼブルの両名と宮殿の主であるルイを除き誰も其処を見たことは無い。結界に始まり、認識阻害、空間の歪みにルイの言うことしか聞かぬ魔界の中でも取り分け凶暴な獣の群れ。ルイの宮殿を探す=自殺行為に等しい、むしろ招かれていないのに尋ねていけばルイの怒りを買うのは明らか。故に誰も尋ねて来ない、そんな宮殿の主。ルイ・サイファーはと言うと机の上に置かれた日記を見て楽しそうに笑っていた。

 

(さて、さて、どんな報告書かな?)

 

ベルゼブルに横島の観察結果を日記形式で提出するように命じたが、どんな風に記されているのか?それが楽しみで仕方ない。

 

「平行世界へ渡り何か面白い物を見つけたのですか?」

 

そう尋ねてくるメイド服姿の女性。女性にしては長身で、すこしサイズの小さいメイド服の胸元の自己主張が凄まじいそのメイドは、人化したルキフグスだ。彼女はティーポットとカップを机の上に置きながらそう尋ねて来る

 

「ん?ああ、あれね。あれはあれで面白かったよ。自分が消滅するかどうかの瀬戸際での旅はね」

 

平行世界へ渡り、色々調べてみたが本当に自分の消滅を対価にしただけの成果は得れたと思う。面白い人物にも会えたしね、絶句しているルキフグスに机の上の日記を見せながら

 

「これはベルゼブルの横島の観察結果と近況報告を、日記にして提出させた物なんだよ。ベルゼブルは頭がカチカチだから、書類とかも枚数が多くて面白みが足りない。だから日記形式にさせてみたんだ」

 

もっと客観的に、そしてベルゼブルがどう思ったのか知るには日記形式が良いと思ったのだ、少しばかり無理難題が過ぎた気がしなくも無いが、あの堅物には遊び心が足りないので、これくらいで丁度いいかもしれない

 

「そうそうルキフグス。君も横島の所に行って見るかい?」

 

今の人化しているルキフグスを見た横島の反応とかを見て見たい。とても面白そうだからね

 

「いえ、遠慮しておきます」

 

「そう?君みたいなタイプを横島に近づけるとどんな反応をするのか見てみたかったんだけどな、嫌がるなら止めておこう」

 

何か失態をすれば、それを理由に人間界に送り出す事も出来るけど……ルキフグスは目立ったミスもして無いし、私が面白いと思って人間の姿で固定しただけで今は満足するとしよう

 

「じゃあルキフグス。また何かあったら呼ぶから退室するように」

 

これからベルゼブルの報告書を楽しむのでルキフグスに退出するように促す。判りましたと頭を下げて、部屋を出て行くルキフグスを見送り、ベルゼブルの日記と言う形式の報告書を見る

 

 

○月△日

 

グレムリンと猪と狐の散歩をしている横島を発見、気配を殺して追跡。能天気に猪と狐と触れ合う、妖怪などに対しての警戒心0

何故あそこまで無警戒でいれるのがか不思議で仕方ない、一応最上級に近い妖怪二種類なのだが、何故動物と同じ扱いで怒らないのか……

そこが不思議である。

 

 

○月■日

 

前から感じていた疑問が解決した。横島が馬鹿もしくは何も考えていない、それが恐らく正解だと思われる。向こうが攻撃する素振りや警戒する素振りを見せないので、自分も警戒も何もしない。見た目通りの小さい動物として触れ合っている。ある意味豪胆と言えると思うのだが、今日馬鹿でかい犬の式神に体当たりされ、吹き飛んでいるのにけろっとしている。その人外の回復力と体力には驚かされた

 

 

「うーん……ちょっと想像と違うと言うか……」

 

日記形式なのは間違いないんだけど、文が硬い、そして隠れて見ているからか面白みも何も足りない。少しページを飛ばしてみるか……

 

△月○日

 

不覚を取った。横島の周辺にいる猪、グレムリン、あとイヒヒと鳴く謎の妖怪に発見された。連鎖的に横島にも発見され、気がつけば横島と並んで鯛焼きを食べていた、なにがどうしてこうなったのか……理解出来ない。

 

 

△月□日

 

翌日も発見された、あの猪。うりぼーが私の匂いを覚えたらしく、私の匂いを発見すると突進してくる。そして必然的に横島も一緒に来るので、なし崩し的に一緒に散歩する事になる。何故私がと思うのだが、警戒すると言う事を知らない横島を見ていると不安になってくるので一緒に散歩をする。本当に何故こうなったのか理解出来ない……だが、鯛焼きは美味いので、そこまで怒る事は無いのかもしれない。

 

 

△月△日

 

今日は珍しく横島と出会わなかった……何かあったのだろうか?

 

 

△月●日

 

今日も横島に会わなかった。毎日この時間はここら辺を通るのに……

 

 

△月■日

 

 

こうも姿を見ないと心配になり、横島の家を見に行くとアシュタロスの娘に教わりながら、必死に勉強をしていた。そこで初めて横島が学生だったと言う事を思い出した。散歩に来ないのはこれが理由だったのか。

 

 

△月▲日

 

今日も横島が来ないので、私から尋ねてみて見ることにした。散歩の途中で買う鯛焼きも持参してだ……買う前ではいいアイデアだと思ったのだが、手にしてみると。何故?と言う疑問が脳裏を過ぎったのだが、チャイムを鳴らし姿を見せた横島の驚いた表情と差し出した鯛焼きに嬉しそうに笑う姿にまぁ良いかと思う事にした。

 

「絆されてる、絆されてるよ。ベルゼブル」

 

文の中に刺々しさはあるのだが、明らかに嫌っているわけではない。これはとても面白いことになったと思う。数ページ先に今までと比に成らない程に文章が増えているページを見つけて、そのページまで日記のページを飛ばしてみる。

 

○月○日

 

アリスにまで発見された。と言うかベリアルとネビロスの奴は何故人間の所に自分の娘を預けているのか?アリスもアリスで横島に懐きすぎるだろう?と言うか、お兄ちゃんお兄ちゃんとべったりである、こんな姿ベリアルが見たら確実に血涙するだろうな……ネビロスは良い傾向だと笑うと思うが……そして何故か私も一緒に散歩が当たり前になっている。私はルイ様の命令で横島の護衛であり決して友達ではないのだが……警戒心ゼロでのほほんとしている横島の分まで私がアリスと横島を護るのか?いや、それは可能なのだが……果たしてそれでいいのだろうが?と言うか、何故私は一緒に散歩すると言う事を受け入れている?いやいや違うだろう?護衛と友達は違う……うん、あ、待て待て……そうか、友達。護衛と思わせずに友達として触れ合う。うん、これは成功と言えるのではないだろうか?あの無警戒で人を疑うと言う事を知らない横島の側にいる。友達だから、2日に1回とか、1週間に4回とか散歩で会っていても普通だし……人間相手に友達と言うのもおかしな話だが……

 

 

そこまで読んだ所で日記を閉じて、声を出さずに笑う。語るに落ちたと言うことは正にこのこと、人間だと軽視していたのに、今では友達と認めてしまった

 

「ああ、横島。君は本当に面白いな」

 

あの超堅物をここまで変えた。そしてこれからも変えて行くだろう、面白味の無かった部下が面白くなる。それは何よりも面白く、そして愉快な事だ。私は紅茶のカップに手を伸ばし、程よく冷めたそれを飲み干す。

 

「やっぱりルキフグスも横島の所に送りたいな」

 

ベルゼブルほどではないが、堅物で仕事仕事のルキフグスがどんな風に変わるのか?それを見て見たい。

 

「何か失態してくれないかな」

 

そうすれば、それを理由にルキフグスを横島の所に送れるのに……私はルキフグスが大きなミスをしてくれないかな?と思わずにはいられないのだった……

 

「寒気が!尋常じゃない寒気がッ!?」

 

そしてルキフグスはルイのそんな悪巧みを敏感に感じ取り、自分の身体を抱きしめるようにして震えているのだった……

 

 

 

リポート19 魔狼の咆哮 その1へ続く

 

 




次回はFate系のキャラを多めに出して行こうと思います。スリーピングビューティに入る前に妙神山に向かうか、それとも魔人を出すか悩む所ではありますね。ここら辺から話の順番に悩んできますね、それもまた楽しみではあるんですけどね。それでは次回の更新も同かよろしくお願いします

視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

  • サイドまたは視点は必要
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