GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! セカンド   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです。今回はプチトトカルチョ第2弾の開幕です。今回も参加してくださる方がいてくれると嬉しいですね。それでは今回の更新もどうかよろしくお願いします


プチトトカルチョ 開幕

プチトトカルチョ開幕その2

 

普段誰も訪れることの無い私の宮殿は常に静寂に満ちている。それが寂しいとか悲しいとか思った事は唯の1度も無い。私はここに座って本を開くだけで世界全てを見ることが出来る、ゆえにそれで良い。読んでいた本を閉じ、先ほど淹れたばかりの紅茶のポットを手に取りそれをカップに移しながら

 

「5……4……3……」

 

ゆっくりとカウントを数える。遠くの方で勢い良く開いた扉の音と凄まじい勢いで走ってくる足音。慣れ親しんだ静寂が薄れ、その代わりに騒音が近づいてくることに眉を顰める

 

「2……1……0」

 

カウントが終了すると同時に書斎の扉が開き

 

「プチトトカルチョの第2回を開催します!ダンタリアン!テーマをよろしくお願いしますう……」

 

最後まで言い切る事無く倒れたキリストとその後ろから

 

「すまんなあ、なんか極貧生活しとるらしくてなんかハイになってるんや」

 

サタンの言葉に知ってると返事を返し、まぁとりあえず座れば良いだろう?と声を掛けながら、メイドに用意させたサンドイッチを机の上に置き

 

「サンドイッチがあるが「キシャアア!!!」獣か貴様は」

 

口を開いて突っ込んできた馬鹿の頭に本を叩きつけ。テーブルマナーも護れぬのならば何も与えんと言うと判りましたぁっと土下座するキリストにこんなのが最高指導者で大丈夫なのか?と思わずサタンに尋ねるのだった……

 

 

 

がふがふがふ!!!犬のようにがつがつとサンドイッチを頬張っているキーやんを見ていると、前回のトトカルチョのダメージがいかに大きい物だったのか容易に想像できる

 

(当てて良かったなあ)

 

かなりの備蓄を蓄えることが出来た前回のトトカルチョ。当れば天国、外れれば地獄……今回も慎重に行かんとなぁと思いながらサンドイッチの皿に手を伸ばすが

 

「キシャアア!」

 

目を光らせて威嚇するキーやんに食べることは無理そうやなぁと苦笑し、ダンタリアンが用意してくれた紅茶を飲んだ直後

 

「ゴバアアアア!?!?のふぉが!?のふぉがあああ!?」

 

キーやんが口から火を吹いてのた打ち回り始める。え?なんやこれ

 

「テーブルマナーも護れん駄犬には相応しい仕打ちだ」

 

デスソースと書かれたビンを机の上において笑うダンタリアンにやっぱこいつ怖いわっとワイは心の中で呟くのだった……

 

「ひひょいめにひゃいました」

 

唇が真っ赤に張れたせいで何を言っているのか判らないキーやんに紙とペンを渡し、筆談してくれとお願いすると

 

『ガチで飢え死にます。もう少し炭水化物を恵んでください。マジでお願いします』

 

……余りに切実過ぎる言葉に流石のワイも絶句してしまう。土下座までしているのでどれだけ辛い生活をしているんやろうか?とめちゃくちゃ気になったが、これがギャンブルの敗者の姿。下手に情けを掛けてこっちの運勢まで落とすわけにはいかないので無視していると

 

「ほれ」

 

ダンタリアンが指で金貨を1枚だけ弾いてキーやんの前に落とし

 

「ギャンブルの負けはギャンブルで取り返すが良い、10日で1割の利子で貸してやろうじゃないか」

 

……お、鬼や……鬼がおる。プチトトカルチョは結果が出るまで時間が掛かる。10日で1割なんて利子で借りたら地獄を見るで!?断れ!断るんや!キーやん!

 

「あざーっすっ!!!!」

 

「何考えてるんや!?」

 

金貨を握り締めて敬礼するキーやんに思わずそう叫ぶと、キーやんは光を失った瞳でワイを見て

 

「貴方は知らないんですよ。毎日毎日モヤシとパンの耳だけを齧る生活のひもじさが!」

 

モヤシとパンの耳!?ワイの予想を遥かに上回る貧乏生活だ……

 

「その上会議の時の弁当は私の分だけ存在していませんし。見せ付けるように肉を食われる怒りが判りますか!?」

 

そんなん自業自得やん?使い込みしたキーやんが悪いと思うのだが、だが今それを言うと噛まれそうなので喉元まで出掛けたその言葉を飲み込む

 

「ではこれが今回のトトカルチョのテーマだ。ここから今度こそ当る事を祈っている」

 

その紙を大事そうに抱え込んで歩いていくキーやんの隣を歩きながら

 

(今回は抑え目で行こう)

 

キーやん見たいに破産するのは嫌なので今回は手堅く行こうと思いながら、ダンタリアンの宮殿を後にするのだった……

 

 

そしてその日の夜。第2回プチトトカルチョのお知らせが神魔に配布された

 

第2回 プチトトカルチョ 横島忠夫に最もボデイタッチしているのだーれだ!?

 

今回のプチトトカルチョのテーマは横島に触れている回数が多い人物をばっちり当てて儲けましょう!

なお今回は特別なシステムを導入しており、横島に触れた場所、触れられた場所によってポイントが発生します。そのポイントの一番高い方が勝者となります

 

※なお横島から触れた場合はポイント2倍となります

 

顔 2点

 

背中 1点

 

腕 1点

 

腰 2点

 

足 1点

 

 

※女性のみの得点

 

胸を当てる 10点 

 

何らかのハプニングで下着を見られた場合は5点

 

なお今回はヒントとして各参加者が横島とどんな触れ合いをしているのか?(約1名を除き)と、その風景でどれだけポイントを獲得しているのかを試算するので、それを賭ける相手の決めるヒントとしていただければ幸いです

 

※期間は月~日の7日間の合計得点となります、期間が長いことも考慮し予想してください

 

芦蛍 1.2倍

 

やはり今回も最有力候補。毎朝横島とランニングをしたり、除霊の稽古を行っているので必然的にボデイタッチの機会は多くなるでしょう。ただ非常に初心なのでラッキースケベ的なイベントは期待できない可能性もありますが、かなりの時間一緒にいるのでそれを差し引いてもやはり有力候補

 

シズク 2.4倍

 

水神シズクが今回はエントリー。横島の家の頼れるロリオカンとして君臨するシズク、おはようからおやすみまで同じ屋根の下なのでやはりこちらも有力候補。しかしロリ属性なのが若干不安要素

 

神宮寺くえす 2.8倍

 

GS試験の折に横島を意識し始めたあの禁忌の魔女が参戦だ。海外で暮らしていた期間が長く、ボデイタッチに対する抵抗は非常に低く、更に横島好みのプロポーションを持つ上に非常に積極的かつ好戦的な性格をしており今後本命に名を連ねること間違い無し。しかしその反面今までの行いなどがあり、様々な仕事を割り振られているので横島と接触できる時間が非常に短いのでそこがやはり難点となるかもしれない

 

 

小竜姫 3000.7倍

 

まずありえないが、人数あわせでエントリー。妙神山にいるので会えるわけが無く、更に超初心なのでボデイタッチは不可能に近い。断言できるが、小竜姫の勝ちは100%ありえない

 

 

その他 20.7倍

 

トトカルチョに表記されていない人物達の合計。トトカルチョに乗っているのが全てじゃない、とんでもないダークホースが隠れている可能性もあるので、今回限りの救済手段。倍率の高さを見る限り当選率は極めて低い上に、どれだけが対象者となるかも判らないので不安定要素が大きい。だが一発勝負狙いの勝負師にはお勧めだ

 

 

『小竜姫』

 

「むう……なるほど……」

 

修行の合間に下界に降りて買い漁った週刊誌などを読んで現在の人間界の情勢を勉強中。胃袋を掴むと早いと思っているので主に料理雑誌を見ている模様

 

「よ、洋食ですか……やはりこういうのを覚えておくと良いんですかね?……老師に相談して精進料理じゃなくても良いですかって相談してみましょうか……」

 

レシピだけ見ても作れる訳ないのだが、妙神山はあくまで修行場なので精進料理がメインとなる。毎日じゃなくてもいいので洋食を作っても良いでしょうか?と相談する予定を立てている

 

「……少し飽きたの」

 

「そうか?ワシは美味いがな」

 

老師は精進料理に飽き始めており、洋食の許可が下りる可能性は高め。しかし妙神山に滞在しているロンと言う竜族が凄まじい食欲をしているので、洋食を作るとなるとかなりの出費が掛かりそうである

 

「……!?い、今の若い娘はこんな服を着るのですか!?」

 

なお現代の人間界で流行しているファッションを見て、かなりのカルチャーショックを受けている模様だが

 

「こういうのを着れば……いや、でも恥かしいですよね……でもでも……」

 

その服を着てみれば横島に意識して貰えるかも?でも恥かしいと言う複雑な乙女心の間を揺れ動いている模様。もしもだが、ここで動く事があれば次回のトトカルチョで一躍本命に躍り出る可能性もある

 

なお当然の事だが、横島に触れていないので0P

 

 

『芦蛍』

 

「はい、息吸って~息吐いて~」

 

「あいだだだ!!蛍さん!折れる!俺折れるからああああ!!」

 

霊力のコントロールの為の修行中。蛍に押されて折れるうと絶叫している横島の頭の上では

 

「みーむー」

 

「うきゅう」

 

チビとモグラちゃんが楽しそうに跳ねており、蛍に押されている上に頭からも衝撃が来ている横島は堪った物ではなく

 

「あいだだ!?チビ!?モグラちゃん!?動いたらだめえ!?」

 

痛い痛いと繰り返し絶叫している横島だが、チビとモグラちゃんはその揺れが楽しいのか、更に元気良く動き回り、その振動にギブゥと叫んでいる横島に蛍が呆れながら

 

「もう!ちゃんと柔軟しておかないと後で痛いのは横島なんだからね」

 

このまま手で押していても横島は痛いと叫ぶだけだと判断したのか、ほんの少しだけ顔を紅くして横島の背中に胸が密着するように押すと

 

「ほわああああ!?」

 

さっきまでの痛いと叫んでいたのが嘘の様に地面に上半身をつける横島。チビとモグラちゃんは急に体制が低くなったことに驚きながらも

 

「みっむ!」

 

「うきゅー!」

 

くるりとターンを決めて頭の上で器用にバランスを取っていた。実に器用な悪魔とモグラである

 

「ほ、ほほほ!?ほたりゅひゃん!?」

 

背中に蛍の胸が当っているので、だらしなく鼻の下を伸ばし。顔を真っ赤にしながら振り返ろうとする横島だが、そうはさせないと蛍が更に胸を押し当てながら

 

「なーに?ほら、ちゃんと柔軟して。この後は破魔札の投擲練習とか、霊力の循環を意識する座禅とかやることたくさんあるんだからね」

 

「あうあうあう……」

 

蛍の胸の柔らかさを背中で感じている横島は顔を紅くししつつ青くすると言う奇妙な顔色をしていた

 

【やれやれ、横島。平常心の訓練と思え】

 

「無理ひゃす!心眼ひゃんせー!?」

 

心眼がそうアドバイスをするが、遂に耐えかねて鼻血を噴出し、慌てて両手で鼻を摘む横島が半泣きでそう叫ぶのだった

 

背中×2回=2点

 

胸を背中に当てる×3回=30点

 

合計得点32点

 

 

『神宮寺くえす』

 

「あら、横島。奇遇ですわね」

 

「神宮寺さん?本当奇遇っすねえ」

 

高校の帰り、少し身体を動かしてから帰ろうとしていた横島にベンチに腰掛ながら声を掛けるくえす。若干その身体から魔力の粒子が漏れているのだが、横島は当然気付くわけも無いし心眼は心眼で神宮寺を信用して良い物かどうなのか?と考えていたので横島にその事を教えることも無かった……

 

「……」

 

「えっと?」

 

そして横島はくえすに手を向けられ、どうしたらいいのか困惑していた……

 

「全く女性に対するマナーを知らないのですか?」

 

「あ……えっと」

 

くえすの言葉に良いのかなあ?と悩みながら横島はその手を取って立ち上がらせる。しかしそんな事をした事が無い横島は思ったよりも強く引き寄せすぎ、くえすは眉を顰め

 

「女性のエスコートの術をもう少し覚えておく事をお勧めしますわ」

 

やれやれと肩をすくめるくえすだが、横島はそれ所ではなかった

 

(すっげえ……)

 

抜群のプロポーションを持つくえすを引き寄せた時に、強く引きすぎその勢いで胸が当たり、なおかつ胸元が大きく開いたドレスを着ているので黒っぽい下着が見え、それらは横島には刺激が強すぎ、思考が停止していた

 

【ふむ、横島にはそれとなく伝えておこう。脳がオーバーヒートしている】

 

「……この男本当に女好きなんですか?」

 

この程度でオーバーヒートしているようでは、とても女好きとは思えないんですがね?余りに純情すぎてと苦笑するくえすは

 

「まぁ良いですわ。除霊の前に良い気分転換が出来ました。では御機嫌よう」

 

にやりと笑い横島に背を向けたくえすだったが、思い出したように振り返り

 

「そうそう、小竜姫の使い魔」

 

【何だ?】

 

「いえ、大したことではないのですが……横島は大きく伸びる、精々大切に育てるのですね」

 

そして育ちきった時……私が奪い去りますわと言って溶けるように消えて行くのだった……そして残された心眼は

 

【横島お前は本当に人たらしと言うのか……なんと言うのか。そんなのばかり引き寄せるな】

 

女難の相があるんじゃないのか?と疲れたように呟き、くえすが居なくなったのを確認してから

 

「みむっ」

 

「うきゅー」

 

やっぱり学校に着いて来ていたのだが、くえすが怖くて隠れていたチビとモグラちゃんがひょっこと横島のGジャンの胸ポケットから顔を出すのだった……

 

手を取る 1回(横島からなので2倍)=2点

 

胸を当てる 1回(横島からなので2倍)=20点

 

下着を見てしまう 1回=5点

 

合計得点 27点

 

 

『シズク』

 

「……いい加減に起きろ」

 

普段は起こさなくても勝手に起きてくる事の多い横島だが、雨の日はランニングも散歩もないので寝坊することが多い。だからシズクが起こしに来たのだが

 

「……またか」

 

布団からひょこっと顔を出している大型犬程度の大きさのモグラちゃんと、腹の上で丸くなっているタマモに横島の頭の上で眠っているチビを見たシズクは顔を顰めながら

 

「……抜け毛が酷いのにな」

 

雨の日は散歩が無いと判っているチビとモグラちゃんは、雨が降ると動物的な勘で感じた時高確率で横島の布団に潜り込んで眠っている。抜け毛が酷いから掃除が大変だとぶつぶつシズクが呟いていると

 

「……むああ。もうちょい」

 

「……っとと」

 

何度も自分を揺するシズクが邪魔だと思ったのか、寝ぼけている横島はシズクの腕を取って布団に引きずり込む

 

「……むう……まぁ良いか」

 

ぐーっと寝息を立てている横島。脱出は出来るがめんどくさいと思ったのか、シズクも目を閉じて眠りに落ちるのだった……なお蛍が起しに来た時もそのままの体勢だったので、横島のロリコンと責められる事になリ、チビとモグラちゃんに慰められる横島の姿がリビングにあるのだった……

 

腕を揺する 5回=5点

 

抱き抱えられる 1回『審議の結果10点相当と判定』+横島からなので得点2倍=20点

 

合計得点 25点

 

 

 

「まぁこんなもんやなー。ま、ワイは手堅く……蛍にでも……「させるかああ!?」なあああ!?なにすんねんなああ!?」

 

「お前も一緒に極貧生活しようぜぇぇ!!!」

 

そして最高指導者の執務室では手堅く賭けようとしていたサッちゃんの応募用紙を奪い取り、金貨3000枚を全て小竜姫につぎ込ませたラリったキーやんの姿があり、そこで壮絶な殴り合いが起きたりする

 

ギャンブルは人を狂わせるの良い例が神魔の最高指導者の執務室で繰り広げられているのだった……

 

 

 

 




参加方法は前回同様活動報告にて誰に賭けるかエントリーしてください、詳しくは活動報告に記載しておくので、今回もどうかよろしくお願いします

なお今回は普通に見ると、間違いなく外します、地の分・せりふの部分を良く見て、そして尚且つ、横島から触れる・横島に触れるがヒントになりますのでそこだけは覚えて置いてください


視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

  • サイドまたは視点は必要
  • 今のままで良い
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