GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! セカンド 作:混沌の魔法使い
プチトトカルチョ 結果発表その2
前回のプチトトカルチョの案内から1週間後。参加者全員の下に結果発表と書かれた封筒が届けられた。今回は「蛍」が鉄板だと思っていた参加者達だが、その結果を見て驚愕することになる。では「蛍」「シズク」「くえす」の3人の最終結果を見て行こう……
『芦蛍』
「ふぁー疲れたなあ」
「ふふ、お疲れ様」
蛍と横島は早朝のランニングに来ており、額に大粒の汗を浮かべ、心眼も頭から外して手に握り、寝転がっている横島の隣では蛍が座り込んで微笑んでいた
「やめえ……くすぐったい」
「はいはい」
寝転んでいる額をハンカチで拭われた横島は子ども扱いされていると思い、不機嫌そうに止めろと呟く。蛍はそんな様子を見て更に楽しそうに笑っている。その姿を見れば完全に彼氏、彼女の関係なのだが、これで付き合っていないというのだから不思議な物だ
「みむ?」
「うきゅー?」
「コーン?」
今日は遊ばないの?とランニングについてきたチビ達が横島のお腹の上に上って鳴くが、普段なら撫でたりする横島だが、ちょっと待ってぇと呟くのが手一杯だった。その理由は心眼だった
【今日は私の補助なしだったからな、中々厳しかっただろう?】
普段横島の霊力の循環の補助をしている心眼がそれを行わなかった。自分で霊力を手足に循環させ走る。それを初めて行った横島は体力的にも精神的のも疲労しきっていたのだ
「メチャ厳しいっす。心眼せんせー」
【慣れて覚えろ。お前は既に出来るだけの素質はあるのだからな】
甘やかすだけではなく、厳しくする所は厳しくする心眼の教育方針だ、だがそれはそうしても大丈夫なレベルに横島がなりつつあると言う証拠でもあった
「はい、はい。今日は学校も休みだからちょっと休憩して行こうね」
「ほひゃるひゃん!?ひゃにしてる!?」
突然呂律の回らなくなった横島に対して、蛍は全然余裕と言う笑みを浮かべながら
「何って膝枕?膝枕横島は嫌い?」
嫌いじゃないですけど心の準備が!?と叫んで顔を紅くする横島を見て蛍は更に笑いながら。優しく横島の頭を撫でるのだった……
「うむむ……はわわ……」
突然のスキンシップに顔を紅くしながら満更でもないと言う表情をする横島のお腹の上では
「みむ?」
「うきゅ?」
なんで横島がこんなに動揺しているのか判らないチビとモグラちゃんは不思議そうに首を傾げながら、横島のお腹の上をちょこちょこと歩き回り、タマモは蛍の方を見て牙を剥き出して唸っているのだった……
頭を撫でる 1点×4
膝枕 (審議の結果時間数(10分)×5点) 40分の膝枕だったので20点
手を握る 1点×2
合計26点
週間得点296点
『シズク』
【ワシはケーキ食べ……「……消えろ」ノッブウウウウウ!?!?】
「ノブちゃーん!?!?」
横島の家に信長が居候として住み付いた。横島がOKと言っているので追い出すことは出来ないが、突然我侭を言い出す信長はシズクの水鉄砲で窓から外へと弾き飛ばされ、そんな光景を見た横島が絶叫する。これは最近割りと横島の家で起きている事だ
「……さてと。では横島」
「はひ!?なんでしょうか!?」
シズクに声を掛けられた横島が背筋を伸ばし敬礼する。肩の上のチビとモグラちゃんも同じように姿勢を正している、その光景を見たシズクは苦笑しながら、横島の方に近寄り
「……別に私はお前に危害は加えないぞ?」
横島の顔を見上げながら穏やかに笑う。横島はそんなシズクの反応を見て顔を紅くしていた……柩の行動が生きており、徐々に、徐々にだが横島のロリボーダーラインが下がっているのを見て、シズクは心の中でほくそ笑む
(もう少しだな)
大人になるのも大事だが、今はこのままで横島の好感度を稼ぐのもいいかも知れないなどと腹黒い事を考えていた
「まぁ。ノッブちゃんは置いといて買い物行こうか?いい加減に服買わないと行かんし、箪笥とかもいるやろ」
どうも今日はシズクの服とシズクの部屋に箪笥を置く為に買い物に行くらしい
「……私はそんなに気にしてないんだがな」
「あかんあかん、女の子なんやからちゃんとお洒落せな」
服なんてどうでも良いというシズクに駄目やでと注意し、横島とシズクは手を繋ぎ2人で近くのデパートへと向かうのだった……なおデパートでは試着を繰り返す度に抱き付いたり、どうだ?と上目目線で尋ねるなどシズクはかなり戦略的に横島の心の防壁を壊そうと動いていたりする……
「みむっ!」
「うきゅー?」
「くう?」
「ヤヴァイナ……このままじゃロリになっちまうぜ」
【外見はそうだが、精神年齢はお前よりも遥かに年上だぞ?】
「心眼先生、見た目って凄く大事だと俺は思うんだ……」
シズクのファッションショーに、その都度抱き疲れたりした横島はロリになっちまうぜと真剣な顔をしながら、チビとモグラちゃんを抱きしめ、頭の上で上機嫌に尻尾を振るタマモと心眼とそんな話をしながらやばいやばいと呟いているのだった……
手を繋ぐ 1点
抱きつき(胸が当っているので10点)×4 40点
合計41点
週間得点247点
『神宮寺くえす』
くえすと横島の接点はかなり少ない。なのでその少ない接点を確実に物にしようとくえすは積極的に行動に出ることが多い。そして今回のくえすはと言うと……
「除霊お疲れ様でした」
横島の高校が終わる頃合に除霊を終え、その足で横島と出会うと言う事だった。そして横島はそんな疲れた様子のくえすを見て立ち話もなんですからと近くの喫茶店に入る事にした。絶世の美女と、平凡と言う容姿の横島なので周囲の客から観察するような視線も向けられたが、それはくえすの一瞥で消えた。横島には優しいが、やはりそこはくえす他人に対しては一切の優しさを見せない
「安物ですわねぇ」
注文したコーヒーを飲んで眉を顰めるくえすに対して横島は、付け合せのクッキーを小さく割ってチビとモグラちゃんに与えてから、コーヒーを啜って
「俺全然判んないですけどねぇ?」
「それだけ砂糖とミルクを入れれば判らないでしょうが」
あはははっと乾いた笑い声を上げる横島のコーヒーカップはカフェオレと言う感じになっており、それでは確かにコーヒーの味なんて判らないだろう。しかしくえすの手が全然コーヒーカップに伸びてない事に気付いた横島は
「もうちょい別の店を探したほうが良かったですかね?神宮寺さんは本当ガチのお嬢様ですし……」
自分みたいな一般市民には丁度いいが、くえすのような天上人には会わない店を選んでしまったと後悔していたようだ。だがくえすがコーヒーに手を伸ばさなかったのには理由がある
(少々考え事をしすぎましたかね)
確かにコーヒーはあまり美味しい物ではなかったが、チビとモグラちゃんにクッキーを与えている横島の顔を見つめていてコーヒーを飲もうと思わなかったのが理由だった
「いえいえ、少々疲れたが出ただけですわ」
見惚れていたなんてくえすの性格から言う訳が無く疲れただけと返事をするくえすに横島は
「それだったら家まで送りましょうか?途中で倒れたら行けないですし……」
100%の善意で言われたくえすは断るに断る事が出来ず、更に言えば前回くえすに女性のエスコート法を覚えておけと言われた横島は前回言われた事を学習し、くえすよりも先に席を立ち、手を貸しに回っていた。根本的に横島はフェミニストなので覚えておけと言われたことはちゃんと覚えていたようだ
「本当にここまでで大丈夫ですか?」
屋敷の中まで荷物を運びましょうか?と言われたくえすだが、このまま屋敷に入れてしまうと横島を屋敷から出したくなくなってしまうので屋敷の門の前でここまで良いと言って横島から荷物を受け取り
「ええ、結構ですわ。学校で疲れているのにありがとうございました」
「いやー俺殆ど寝てるだけなんで学校じゃ疲れないですよ?」
【寝るな、戯け物】
今まで黙り込んでいたので心眼ではないバンダナをしているのだろうと思っていたくえすだったが、急に目が現れ喋りだしたことに少しだけ不機嫌そうな顔をしてから
「お疲れ様でした。では御機嫌よう」
目撃者がいるのは癪だが、このまま別れてしまっては自分を意識して貰えないと思ったのか。横島の頬に触れるだけのキスをし、屋敷の門を潜る。横島は横島で唐突なくえすに行動に思考が完全に停止していたが、復旧したら復旧したで
「ふあ!?」
奇声を発しながら赤面し、その場でひっくり返って気絶した。純情すぎである
【やれやれ、本当にお前は女好きなのか?と私は常々思うよ。モグラちゃん、頼むぞ】
「うっきゅー♪」
そして気絶した横島は巨大化したモグラちゃんによって、家へと運ばれるのだった……そしてその様子を見つめていたくえすは自らの唇に指を当てて
「……どうも自分の感情が制御できていないですわね」
口調は冷静だが、顔をトマトのように紅くしつつ
「もう少し何とかして接点を作りたいんですけど……」
今のままでは駄目だ。蛍やシズクには勝てないと思い、何とかして横島との接点を増やす方法は無い物だろうか?と除霊を行っているときよりも真剣な顔をし作戦を考え込んでいるのだった……
横島にキスをした(頬) 20点
合計20点
週間得点198点
ここまで来れば蛍が296点と圧勝だったのだが……今回のみ追加されたその他枠……そこにとんでもない強者がいたのだ
週間得点2480点と言うありえない数値を叩き出した、今回のトトカルチョの勝者は
「みーむー♪」
「うっきゅー♪」
「ココーン♪」
チビ&モグラ&タマモ【マスコットトリオ】(その他枠)
「「「「おおおいいいい!?マスコットじゃねえか!?!?」」」」
その他枠にまさかのマスコット。これは誰も予想しなかった勝者だろうが、よく考えて欲しい。常に一緒に居て、擦り寄ったり、撫でられているチビとモグラちゃんの数値が高くなるのは当然だ。それにちゃんと映像にも映っているので勘の良い人は気づいたかもしれないが、まさかのマスコット。これは誰も賭けた人物が神魔側に存在せず、当選者0と言う結果になり、そして今回の賭け金は全て次回のプチトトカルチョへと回されることになった。そして言うまでも無く今回だけでその他枠からマスコットの存在が除外されたのは言うまでも無い……
「■■■■ーッ!!!!!!!!」
「落ち着けえ!落ち着けえキーやん!?」
そして今回払い戻しが無いと知った。キーやんはダンタリアンから借りている金貨の返済について困りきり、最高指導者でありながらどこぞのバーサーカーになってしまっており。それを必死に止めようとしていたサッちゃんだが
「あだっ……いい加減にしろやああ!!!」
「■■■■ーッ!!!!!!!!」
暴れまくるキーやんに遂にサッちゃんも切れ、天界で凄まじいバトルを繰り広げ……会議室に作戦考案室など、重要な情報を管理している施設を全て粉砕したキーやんとサッちゃんはと言うと
「嘘やん……ワイも今月の金鉱山と銀鉱山の売り上げがぱぁ……?」
「あっははははは!!一緒に落ちようぜええ!!!」
破壊した天界の設備などの修理費で、金鉱山と銀鉱山を失い茫然自失しているサッちゃんと借金が増えすぎて精神崩壊しているキーやんの姿があるのだった……
今回のトトカルチョの勝者はチビモグタマモトリオでしたー、はい、ごめんなさい!ちょう引っ掛けでした!!!前回のでもちゃんとチビモグが横島の側にいるのは書いておいたので勘の良い人はヒロインが勝利者じゃないって気付いたかもしれないですが、どうでしたでしょうか?今回はこういう形にしましたが、次回はちゃんとヒロインが勝利者となるのでご安心ください。それでは次回のプチトトカルチョも沢山の方の参加をお待ちしております
視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか
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サイドまたは視点は必要
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今のままで良い