GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! セカンド   作:混沌の魔法使い

184 / 232
どうも混沌の魔法使いです。今回は神界での天竜姫の話を書いて見たいと思います。モグラちゃんとかも勿論出てくるので、ほのぼのとして楽しい感じて書いて行きたいと思います。それでは今回の更新もどうかよろしくお願いします


別件リポート

 

 

別件リポート てんりゅー日記

 

俺とイームの朝は早い、起床と同時に屋敷の掃除と木々の水やり。それが済めば今度は朝食の準備の手伝いや買い出しと日々を忙しく過ごしている。辛くはある、だがそれ以上の充実感を感じ日々を過ごしている。だが平穏無事に過ごせたのは1週間前までの話だ

 

「くうッ!」

 

「ぎいーやあああッ!!!」

 

「イームゥゥッ!!!!」

 

白いもこもこに腕を噛まれたイームの絶叫。天竜姫様が横島から貰ったという小熊(?)は天竜姫様といると大人しいが、とても凶暴だった。しかも俺とイームの掃除担当の庭に小屋が設置されたのだが、またこの熊の縄張り意識が凄い、掃除をしているだけでも襲ってくるレベルだ

 

「くうッ!」

 

「あ、兄貴、兄貴……て、手痛いんだなあ……」

 

噛まれた右手を押さえて泣いているイーム。大丈夫だお前の仇はこの俺が取って……

 

「くうッ!(ガブッ!!!)」

 

「ぐうああああああああッ!!!!!」

 

「あ、兄貴いいいいいッ!!!!」

 

容赦の無い頭への噛みつき。その凄まじい激痛と頭から吹き出る血……痛いと言うか、寒さを感じながら俺はその場に倒れ込むのだった

 

「あ、クマゴロー。イームとヤームに遊んでもらっていたの?」

 

「くーん♪」

 

天竜姫様に駆け寄り喉を鳴らすアホ熊。あの悪魔めと噛まれ、引きずりまわされ。ズタボロにされた状態で庭に突っ伏しながらも、輝く笑顔の天竜姫様に勿論ですと返事を返すことしか出来ないのだった……

 

「イーム……明日からはちょっと……防護服にしよう」

 

「……わ、判ったんだなあ……」

 

普通の服では殺されてしまう。天竜姫様のペットなので俺とイームは反撃出来ない、反撃ではなく身を守るための装備を整える事を決めたのだった……

 

 

 

 

 

急によこしま達が帰ってしまい寂しそうにしていると小竜姫から聞いて、お母様が許可をくれたので私とクマゴローはお昼からの2時間は妙神山で過ごしていた

 

「うーきゅー」

 

「くー」

 

妙神山の庭で楽しそうにはしゃいでいるクマゴローとモグラと一緒に庭を駆け回る。こうやって身体を動かしているのが凄く楽しい

 

「うーきゅう」

 

「何?何をくれるの?」

 

妙神山で遊び始めて3日位でモグラが私に何かをくれるというので、一緒に修行場の近くの岩場に向かう

 

「く?くー♪」

 

クマゴローが岩を転がして楽しそうにしているのを見ていると、モグラが小さな岩を私の前に転がしてくる

 

「うきゅ♪」

 

「岩をくれるの?」

 

岩を見て楽しそうに鳴くので岩をくれるの?と尋ねるとモグラは首を左右に振り、少し岩から離れて岩に爪を向ける

 

「うーきゅ!きゅきゅー!!うーッ!!」

 

鋭い音を立てて爪が何度も何度も振るわれる。爪が振るわれる度に岩が豆腐のように削られていく

 

「うーきゅーうきゅきゅー♪」

 

楽しそうに尻尾を振り、爪が何度も何度も振るわれる。見ているとそれが何かの形になっていくのが判る

 

「く?」

 

クマゴローもモグラがやっている事に興味津々で、岩を転がすのを止めてモグラのやっていることの観察を始める

 

「うーきゅ!」

 

最後にモグラがつんっと岩を突くと、岩に亀裂が走り細かく崩れ落ちていく。そして岩から削りだされたのは……

 

「よこしま!」

 

「うきゅう!」

 

見事としか言いようの無いよこしまの岩の像だ。ふんすっとモグラが胸をそらすのも納得の仕上がりだと思う、頭で私の方に押し出してくるモグラにありがとうっと笑って持ち上げる

 

「うきゅ!」

 

「うん、これをくれたから竜気のコントロールを教えてあげるね」

 

楽しそうに鳴いて跳ねるモグラに竜気のコントロールを教えてあげる。竜気の質と量的には既に人化を使えてもおかしくない、でも人化を使えないのは単純にモグラが竜気のコントロールが苦手と言う事だ。私も人にあんまり物を教えるのは得意じゃないけど、プレゼントを貰ったので頑張って教えてあげる事にする

 

「天竜姫様、お迎えが着てますよ」

 

「む、モグラ。続きはまた明日」

 

「うきゅ」

 

小竜姫が呼びに来たので、モグラにまた明日と声を掛けて、クマゴローによこしまの像を持たせて道場に足を向ける

 

「あの、天竜姫様。その石像は?」

 

「モグラが作ってくれた」

 

ちらちらと石像をみる小竜姫にモグラが作ってくれたと伝え、私は迎えに来た竜神族と共に妙神山を後にするのだった

 

「あ、あのーモグラちゃん。私にも横島さんの石像を是非1つ」

 

「うきゅうー」

 

「え。疲れるから嫌だ?そこを何とかお願いできないですか?」

 

なお天竜姫が帰ってから小竜姫がモグラに自分にもと頼み込んでいる姿があるのだが……モグラちゃんが小竜姫に横島の石像を作ったかは定かでは無いが……上機嫌な姿が目撃されたので、作ってもらえたのかもしれない

 

「そうそう、上手。もうちょっと」

 

「うーうー」

 

「くーんくーうー♪」

 

そして天竜姫に竜気のコントロールを教えて貰っているモグラちゃんが人化を習得する日も近い……?

 

 

リポート26 妖怪病院 その1へ続く

 

 




今回は短めでクマゴローがどんな感じで過ごしているのかと、モグラちゃんの話でした。短い話なのは、本編に入れるには場面が無いし、どこに入れるか悩んだ結果と言う事ですね。次回は妖怪病院……勿論原作には無い話なのでどうなるのか楽しみにしていてください、それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします

視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

  • サイドまたは視点は必要
  • 今のままで良い
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。