GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! セカンド 作:混沌の魔法使い
リポート28 切り開け、己の未来 その2
~蛍視点~
氷室神社の関係者であり、琉璃さんとも知人と言う氷室早苗と言う人物と早く合流することが出来。入り組んだ山道を神通力や、霊脈を辿っておキヌさんの祠を探すと言う無茶をしなくて済んだのは非常にありがたい話だった。だが1つだけ面白くないことがある
「へー横島さんは舞ちゃんと同じ霊能者さんなのだべか」
「いやあ、俺なんか見習いだしなぁ」
「あっははは!そんなんわたすだった同じだべ、父っちゃに怒られながら霊能の勉強してるだ。舞ちゃんの方が覚えがはやくてなあ」
「あー判る判る、自分が駄目駄目って思う時あるよな」
「んだんだ」
……なあにこれえ?おかしいわね、横島はコミュ力高い割に初見の人は結構警戒するのに、なんでこんなにも意気投合するまでの時間が短いのだろうか
「しかし、舞ちゃんの妖精とは違うんだなあ」
【の?】
「んーチビノブって妖精なのかな?」
横島が目を向けてくるけど、チビノブは妖精と言うか……うーん精霊?美神さんに視線を向けると美神さんもお手上げのポーズ。結論、チビノブって訳の判らない生物なのよね。横島はめちゃくちゃ可愛がってるけど……それよりもいま気になるのはなんで早苗さんと仲良くなるが早いかだ。恋愛感情とかは見えないけど……そうね。ノッブとか牛若丸に似た仲の良さを感じる
「……」
くえすもそこが気になるのか、じっと早苗さんを観察してる。
「なんか寒いだ」
「巫女装束だからじゃない?」
かなあ?そうだと思うというなんか気の抜ける会話をしてる横島と早苗さん。性格が似てる……って訳じゃないし、昔の知り合いって感じでもないのよね
「……不思議だな」
「そうですよね、横島さんにしては珍しいというか……」
「まぁ実際珍しいわよね」
シズクと美神さん、それに小竜姫様も珍しいと呟く。やっぱり付き合いが長いから判るんだけど、初対面の人とこんなに仲が良いとか本当に珍しい事だと思う。
「早苗ちゃんって凄いコミュ力あるのよ」
突然琉璃さんが訳の判らない事を言い出した。全員が首を傾げて瑠璃さんを見るなか琉璃さんは横島と早苗さんを見ながら
「舞ちゃんって超ド級の人見知りなのよ。親戚でも完全にアウトなレベルで」
「……それって正直どうなんですの?」
それは人見知りじゃなくて対人恐怖症とかのレベルだと思う。と言うか、親戚でも駄目とか人見知りとかで片付けて良いレベルではないと思う
「そんな舞ちゃんと時間を掛けてでも、お姉ちゃんって呼ばれるようになってる早苗ちゃんってそれはとんでもないコミュ力だと思うのよ
……横島君と早苗ちゃんが仲良くなるのが早いのってお互いにコミュ力お化けだからじゃない?」
何を馬鹿な……と思いはしたが、なんか琉璃さんの予測には何か、納得出来る不思議な説得力があった
「ぷぎゅ」
「おーうり坊だべ、随分とめんこいな」
「うりぼーって言うんだ、可愛いだろう」
「ぷーぎゅー♪」
……元々人懐っこいうりぼーだけど、鞄から顔を出してぴぐぴぐ鳴いてる。チビもじーっと観察してるのを見て妙に納得してしまった
「「「「「その通りかもしれない」」」」」
「でしょ?」
横島レベルのコミュ力お化けと言うか、人たらしにあったのは初めてかもしれない。恋愛関係は無いかもしれないけど、あっと言う間に友達レベルになっている早苗さんの凄まじさに私達は言葉を失うのだった……
~琉璃視点~
早苗ちゃんに案内され、山道を登る事1時間。崖の中腹に注連縄の巻かれた鳥居と洞窟が見える、距離はまだ大分離れているけど、肌を突き刺すような神通力を感じる
「ここがわたすの家の御神体を祭ってる祠だ」
氷室神社の御神体……か、氷室神社も遠くに見える。場所的には霊脈のほぼど真ん中、オロチ岳・祠・氷室神社の3つが繋がった場所にある。
「くえす、早苗ちゃんとここに残ってくれるかしら?」
「はいはい、言われなくても残りますわよ」
え?っと驚いている早苗ちゃん。あそこまで高密度に圧縮された神通力となるとくえすとの相性は悪いを通り越して最低だろう、下手をすれば魔法を使うのに致命的なダメージを与えそうなので、くえすをここに残すことにする
「あのー琉璃さん、一体何が起こってるんですか?御神体様の様子見とかじゃ?」
「早苗ちゃん、気になるのは判るけど、詳しく聞こうと思わない方がいいわ。下手に聞くと早苗ちゃんの身が危ないからね」
琉璃の険しい顔と突き放すような言葉に驚いた様子だが、早苗ちゃんは近くの岩に腰掛けて
「判りましただ、ならわたすはなんも聞きません。でも父っちゃにだけは説明して欲しいだ」
田舎言葉だけど決して頭が悪いわけじゃないのね、むしろ頭の回転は早い方と見た。琉璃は後で氷室神社に寄るから、そのときに説明するわと返事を返し、祠に続く縄梯子に手を掛けようとして
「横島君、悪いけど先に行ってくれるかしら?上で引き上げて貰えると皆助かるから」
確かにそれは必要かもしれないわね、縄梯子は幸い新しいみたいだけど、縄梯子を上るのはコツがいるし。上で引き上げてもらえるとなるとやっぱり安心感も違う
「了解です。じゃ、チビノブはお留守番な。うりぼーとチビもよろしく」
【のぶ♪】
横島君に対して敬礼して、横島君が背負っていたリュック型のキャリーを受け取るチビノブ。本当にノブノブしか言わないけど、かなり賢いのよね……チビノブ
「よっ、ほっ、とっと」
縄梯子をするする上がって行く横島君を見ながら、木の間から緋立病院で現れた昆虫のような、植物のような異形が現れないかを警戒する。縄梯子の真ん中で襲われたらどうしようもないからだ、だが警戒していたが化け物の出現は無く横島君は祠の前まで登ってOKサインを出す。縄の劣化や敵の気配は無い見たいね
「私が最後に登ります、シズクさんは……もう行ってますね」
いつのまにか横島君の隣にいたシズクに苦笑する小竜姫様につられて私も苦笑する。だが緊張感を保つよりは、こういう風にすこし笑ったり出来る方が精神的にも余裕になると思う。小竜姫様とシズクが上と下から見てくれるなら何の心配も無い、縄梯子に手を掛けて登っていく。固定された梯子ではないので少し揺れるが大木に囲まれているのでさほど風が来ないのも助かる
「美神さん、手を」
「ありがと」
横島君に手を掴んで貰い洞窟の前に立つ。その瞬間髪がざわめいた、下から見ても圧倒的な神通力だった。だけど、こうして目の前に立つとそれよりも遥かに強力だ
「シズク、正直どう?」
「……調べ終わったら早く撤退した方がいいな、密度が高すぎる」
シズクでさえも密度が高いと言うのなら、人間には更に危険だろう。出来れば時間を掛けて調べたいが、手分けをして一気に調べた方がいいだろう
「よいっしょっと」
「大丈夫か?」
蛍ちゃんと琉璃も登って来て、小竜姫様が最後に洞窟の前に立つ。険しい顔で洞穴を覗き込み
「かなり高密度の結界で覆われてますね。外からの進入は恐らくないと思いますが、隠れ場所にするにも些か危険です。早く調べて氷室神社に向かいましょう」
こんな山の中に神域があるなんて想像もしないわよね。悪霊などの気配もないと言うので武器も手にせず洞窟の中に足を踏み入れる
「……がけ崩れって感じじゃないな」
「そうね。なんと言うか意図的に崩されたって感じよね」
洞穴の中の祠はあちこち岩が崩れている。だけど、これだけ岩が崩れていてもこの祠が崩れる気配が無いのは、何らかの手段でこの場所が守られていると見て間違いないだろう。そんな事を考えていると大きなくしゃみが響く
「うー、すんません。なんかここ寒くないですか?」
横島君が鼻を擦りながら頭を下げる。確かに山の中と言っても、この中は結構寒いわね……
【神通力だけなく、地下の水脈に繋がっているな】
「うーん、そう聞くと意図的にこの洞窟は作られているようですね」
心眼の霊視を聞いて小竜姫様がそう補足する。自然でも霊脈と水脈がつながる事は十分にあるが、この頑丈な洞窟を見る限りでは意図的に作られている。この先に何が待っているのか……進んでみるしかないわね。薄暗い洞窟を進むと、途中で祠が崩れ、更に奥が見える。やっぱりこの洞窟は作られた感じね……この奥にこの洞窟を作った何者かは何かを隠している……鬼が出るか、蛇が出るか警戒しながら奥に進んだ私達が目の当たりにしたのは、想像にもしない物だった
「お……キヌ……ちゃん?え?え?なんで、なんで……なんでこんな所におキヌちゃんの死体があるんだ!?」
巨大な氷の結晶の中で眠ったように死んでいる巫女服のおキヌちゃんの姿に動揺した横島君の声が、洞窟の中に響き渡った……
~小竜姫視点~
横島さんが半分パニックになっているので、蛍さんとシズクさんに様子を見てあげてくださいと言って、私が氷の中で眠るおキヌさんの遺体を調べることにした
(……肉体の欠損は無し……、それに状態も非常に良い)
とても300年前の遺体とは思えない、雪山の低い気温に加え、霊脈に繋がっているとは言えこれだけの状態の良さは自然な状況ではありえない
「……判りました。おキヌさんは死んでなかったんですね」
おキヌさんは幽霊にしては温厚で、そして悪霊にも、地縛霊にもなる気配が無い理由もこれを見て納得した
「死んでないって、小竜姫様。おキヌちゃんは確かに幽霊で」
横島さんは理解していない様子ですが、美神さん達は私が言おうとしていた事を理解したようだ
「仮死状態……つまり生霊って事ね?」
「ええ。しかも澄んだ水脈と霊脈を繋げることで、おキヌさんの邪気を常に祓い続けているようです」
おキヌさんの霊力に邪気が混じれば、それはこの澄んだ水脈が浄化し、そして霊脈の霊力を供給する。
「……つまりこの洞窟を作ったのはただの霊能者ではないと言うことか」
「これだけ計算してるんだもんね。並みの霊能者じゃないわね」
東京から姿を消したおキヌさんと、山の中に保存されているおキヌさんの遺体……そしてこの大地震。その全ては間違いなく繋がっている
「えっと、待ってください。俺馬鹿だから理解できないんですけど……おキヌちゃんはどうなっているんですか?」
馬鹿だから判らないと横島さんは言いますが、これは余りに専門的過ぎる。それに、憶測も混じってくるので理解出来ないのは仕方ない
「つまり簡単に言うと、300年前に何かがあって、おキヌちゃんを生贄にしたんじゃなくて、おキヌちゃんって言う巫女さんを霊力のコントロールに使って、霊脈の霊力を使って何かをしたのよ」
その何かは判りませんが、恐らく霊脈を使って何かを封じたと考えるのが妥当ですね。そして……恐らくは生き返れるようにしているはず……ただ確信も無いので、その事は口にしない
「……とりあえず、1度氷室神社に向かいましょう。全ては其処にあるはず」
「ですね。氷室神社は元々氷の霊能に特化した家系ですから、詳しく聞いて見ましょう」
名は体を表すと言うことですね。本当はもう少し調べておきたいところですが、これだけ緻密な計算をされた結界の中を下手に触るのは危険だ。それこそ、おキヌさんの保存されている遺体にも悪影響を与えかねない。美神さん達を促して結界の外へ足を向ける
「琉璃さんとシズクさんでお願いします」
「はい、大丈夫です」
「……任せておけ」
この場所に誰も侵入できないように神代家の結界と、シズクさんの氷でこの場所を封鎖する。それが終わり次第、すぐに氷室神社に向かうことにしましょう
「おキヌちゃんが死んでないってもしかして、しめ鯖バーガーみたいな感じなんですか?」
しめ鯖バーガー!?触れてはいけない話題だとは思うんですが、何を考えたらしめ鯖をパンに挟もうとしたのか……製作者さんが何を考えていたのか聞きたい所ですが……恐らくは仮死状態にして幽体離脱するって言う料理なのだと思う
「判らないけど、そこらへんも氷室神社で調べてみないと判らないわね」
「でも死んでないなら生き返れるんじゃ?」
横島さんは生き返れると言う言葉を聞きたいと言うのは判っている。だけど、確証も無いのに横島さんに期待を抱かせる訳にも行かず、かと言って答えないわけにも行かず、どうすればいいのか悩んだ瞬間
「受けよ!我が乾坤一擲の一撃をオオオオッ!!!
「みぎゃあーーーーッ!!!」
やけに渋い男の声とチビの怒りに満ちた鳴き声が聞え、ただ事ではないと思い祠の外に走った私達が見たのは想像だにしない光景だった
「ぬおおおおおおーーーーッ!!!!」
「みううううーーーーッ!!!」
ハムスターサイズの全身鎧を纏い、そのサイズからは信じられない両刃剣を手にした妖精剣士と木の枝に電気を走らせたチビが鍔迫り合いをしている光景で、木々がなぎ倒され、風が嵐の様に荒れ狂っている。巻き上げられた木の葉が顔に当たり正気に戻ったが、それでも目の前の光景は理解を超えていた。
「「「「大変なことになってる!?」」」」
一体何があったのか、くえすさんとかが何故この争いを止めていないのか、そんな疑問が脳裏に浮かんでは消えるを繰り返し、止めに入らないとと思った時には第三者の乱入が起きていた。
「やめんかあ!このばかもんがあーーーーーッ!!!」
木の枝から飛び降りてきた新しい妖精が鎧の妖精の背後から飛び蹴りを叩き込み、この戦いは終わった。祠の奥に結界を張り直して良かったと思いながら私達は慌てて縄梯子を降りるのだった……
~横島視点~
洞穴の奥におキヌちゃんの氷漬けの遺体を見て、混乱していた俺だが……正直更なる混乱でおキヌちゃんには悪いが、一瞬おキヌちゃんのことを忘れていた
「む?おお、横島ではないか。チビがいるからどうしたものかと思ったが、お主もいたか」
ナナシが鎧の妖精の頭をぶん殴りながら声を掛けてくる。そのフレンドリーな感じに驚きながらも、舞ちゃんの妖精だから氷室神社の近くにいるのは当たり前かと納得する
「あいたた、酷い目に合いましたわ」
「ユミルうー、行き成り暴れるのは止めて欲しいだ」
どうもユミルと呼ばれた鎧の妖精の不意打ちで神宮寺さんと早苗ちゃんが吹き飛ばされてしまったようだ。慌てて茂みから顔を出した2人に手を貸す
「ユミル、この戯けが!」
「む、魔力を感じたので危険と判断しただけだ。決して俺は間抜けではない!」
ナナシとユミルと言う妖精の喧嘩を聞きながら、神宮寺さんが不意打ちとは言え吹き飛ばされたことに内心驚いていた
「油断してたの?」
「いえ、十分警戒してましたわ。でもあのユミルと言う妖精……軽く見積もってもA級。チビと同じく、規格外の妖精ですわね」
チビと同じくらいと言われても俺にはあんまりピンと来ないんだよなあ、俺からするとどこまで言っても可愛いとしか思えないし
「みむう♪」
「ぷぎゅー」
【ノーブノブ】
いまも折れた木の枝を手にしてふんすっと胸を張ってる姿は勇ましいというよりも可愛いとしか思えないし
「ナナシ、そのユミルって言うのは舞ちゃんの新しい妖精なのかしら?」
「うむ、つい先日舞の護衛となったユミルだ。不意打ちしたのは申し訳ないが、こちらにも都合がある。許してくれ」
都合……か、やっぱり緋立病院で現れたと言う昆虫のような異形が原因だろうか?思い当たる節は俺にはそれしかない
「……あの化け物昆虫か?」
「まぁ、サイズ的には十分警戒するわよね。気配を感じ取って攻撃したんじゃない?」
「……私の気配はそんなに攻撃的ではありませんわよ?」
仕方ないと言う感じに持って行こうとする美神さんに神宮寺さんが眉を顰めて反論する。少し不機嫌そうだけど、やっぱり妖精に遅れを取ったって言うのは魔法使いとしてのプライドが許さないのかな?
「はい、横島」
「ありがとう、蛍」
うりぼーのリュック型のケージを受け取り、うりぼー達をその中にいれようとした時。ナナシの口から信じられない言葉が飛び出した
「レブナントを名乗る仮面の女がこの周辺に出没していてな。氷室神社は結界で護られているからいいが、それに任せきりも不安だ。こうしてワシとユミルでパトロールをしていたのだ」
レブナントって事はレイがこの森の中にいる。一気に俺達の中での警戒度が跳ね上がった、こうなるとノッブちゃんと牛若丸を偵察に出したのが失敗に思えてくる、早く呼び戻す必要がある。そう思い眼魂を取り出そうとすると美神さんが険しい顔で俺を見る
「横島君!2人を呼び戻して!」
「判ってます」
Gジャンの内ポケットから眼魂を取り出して、握り締めて霊力を込める。これで俺が呼んでいると2人にも判るはず
「色々話を聞きたいけど、まず氷室神社に行きたいんだけど良いかしら?」
「うむ、そのほうが良かろう。舞も神社にいる、この場所で話をするよりもその方が安全だ」
異形の昆虫だけが敵だと思っていたのだが、まさかのレブナントもこの場所にいる。いままでは普通の森に見えていたのに、一気にこの場所が不吉な場所に思えてくる
「私が前衛、シズクさんを後衛にして、タマモさん達と合流、その後すぐに氷室神社でいいですね?」
視界が悪い森の中で圧倒的なまでの強さを持つレブナントと戦うのは余りに危険すぎる。それは全員がわかっているから、小竜姫様の指示に誰も反論せず、全員で周囲を警戒しながら来た道を引き返していく
「えーっと、そのれぶなんとっていうのはそんなにあぶないだか?」
「うむ、ワシとユミルで不意打ちで撤退させることが出来たが、真っ向から戦うには戦力が足りぬ。急いで戻ろう、この道は結界で守られているが、それでも不安だ」
ナナシは喋りながらも周囲を警戒しながら前に進み、ユミルは油断無く巨大な大剣を構えている。早苗ちゃんの顔が青ざめるが、本当にいまこの森の中は危険なのだ。うりぼーとチビをキャリーの中に入れ、背中に背負いなおす。チビノブはキャリーの上に座らせ、頭の上にしがみつかせる。全員で周囲を警戒するが、少しでも目は多い方が良い。チビノブにも上空をしっかり監視してもらおう
「心眼、周囲の警戒よろしくな」
【判っている。だが急げ、妙な感じだ】
その妙な感じが何かと心眼は告げなかったが、多分俺を含めて全員がそれが何かを理解している。どこから俺達を見つめている視線、まるで底なし沼に足を踏み入れたかのような重圧……レブナント、いや、レイはもうこの近くにいるのだと……
リポート28 切り開け、己の未来 その3へ続く
舞ちゃんのNEW妖精「ユミル」仮面をつけた馬鹿でかい剣を振るう妖精です、一体何処のコンピューターの剣なのか、私には皆目検討もつきませんね。次回は氷室神社での話までを目標に書いていこうと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします
視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか
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サイドまたは視点は必要
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今のままで良い