GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! セカンド   作:混沌の魔法使い

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第231話

トトカルチョ 絶対に興奮してはいけない横島家24時 昼編

 

 

~ルイ視点~

 

自分で考えたけど、これは思った以上に面白い。こんなにも面白いと思ったのは数億年生きてきた中でも数えるほどしかない。

 

『ののーノブー』

 

『上手上手』

 

前回りしているチビノブの前で手を叩いている横島。その姿はどこからどう見ても父親か保父にしか見えない、しかしグレムリンや神獣をあそこまで躾けているのを見るとブリーダーも天職なのかもしれないね。

 

『エレシュキガル アウトー』

 

「んぐうっ!」

 

そして冥界の女主人の耐性が低い、確かにヒャクメに盗撮させて、可愛いとかそう言うシーンを厳選したつもりだけど本当に脆いね。

 

『みみーむう、みーむぅ』

 

『あいあいっと』

 

小指にじゃれ付いているチビと遊んでやっている横島。アウト判定を貰っているのはエレシュキガルだけだ、これはちょっとしたインターバルのつもりだったんだけど……予想以上に耐性が低い。

 

(じゃあ、そろそろまた動かして行こうかな)

 

蛍達は確かに横島の事を良く知っていると思う。だけど、横島が家にいる時にどんな風に過ごしているかまでは知るまい。私も驚いた横島の恐るべき人外キラーの力を見て驚愕するがいい。

 

 

 

 

~ネロ視点~

 

明星のせいで酷い目に合った。よりによって、余の尻を叩くとは……これは本来ならば許さない案件なのだが……。

 

『よしよし』

 

横島がとても可愛いので許そうと思う。これは確かに見ていて面白い光景だと思う。

 

【横島くーんッ!私が来ましたよー】

 

『沖田ちゃん、いらしゃい。今日の除霊は終わったの?』

 

【勿論です、ちゃんとお給金でお土産も買ってきました】

 

なんか知らない幽霊だな、しかも横島に随分と馴れ馴れしい気がする。

 

「あの幽霊、横島の家に随分と入り浸ってるみたいですわね」

 

「気が付いたら居るのよね」

 

「「除霊しましょうか」」

 

「いや、止めてよね?彼女結構役に立ってるんだから」

 

蛍とくえすがあの女剣師の幽霊を除霊すると口にして、琉璃がそれを止める。そんな光景を横目にしながらスクリーンを見て

 

「「ああ!?」」

 

『ネロ、小竜姫 アウトー』

 

「あいたあッ!」

 

「ひぎいっ!?」

 

バシーンと言う音が響き、また余の尻が叩かれた。絶対怪我をしないと聞いていても、やはり面白い物ではないし、何よりも痛い。

 

【今日もねー、沖田さんは頑張ったんですよ?】

 

『うんうん、偉い偉い』

 

「……あの幽霊、やっぱり除霊しましょう」

 

「そうですわね。あれは横島に害しかないですわ」

 

「……止めて、ちょっと悩んでる自分が居るから止めて、お願いだからそう言う提案しないで」

 

横島が何故か女剣士に膝枕をして、慈愛に満ちた表情であの女幽霊を褒めている。正直、ちょっとあの膝枕が羨ましいと思ったのが叩かれた原因だと思う。

 

【やっぱり疲れたときは横島君ですね。絶対横島君は私を否定しませんから】

 

『否定されると悲しいからなあ、それとやっぱり褒められると嬉しくなるしな』

 

【褒めて肯定してくれる横島君マジお父さん】

 

『俺まだ未成年なんだけどなあ』

 

確かにその通りだろう、横島の方が年下の筈なのに、父性を感じている女幽霊……ちょっと、いやかなり性格に難があると思う。

 

「「「「末期だな」」」」

 

しかも変態のレベルがかなり末期だ、横島の身の安全の為にも除霊したほうがいいのかもしれない。

 

『ぷぎいッ!』

 

【ふぎゃあッ!!】

 

しかし横島の優秀なセコム「うりぼー」がその頭に噛み付き、膝の上から引き摺り下ろして横島の膝の上に丸くなる。

 

『こら、そんなことしたら駄目だろ?』

 

『ぴーぎゅう』

 

横島に怒られているが不満そうなうりぼー、あやつからすれば守ったつもりなので怒られるのは面白くないのは当然だな。

 

【あいたた、大丈夫ですよ、またお仕事ありますし、お土産を届けに来ただけですから。では!行ってきます】

 

『行ってらっしゃーい』

 

横島に手を振られ見送られた女幽霊は明らかに頬を上気させて、上機嫌で駆けて行く。横島は生きていても死んでいても、人を魅了するかなんとも罪深い男だ。

 

『ぴぐぴぐ』

 

『あれ?もういいの?』

 

女幽霊が見えなくなるとうりぼーは膝の上を降りて机の上で遊んでいるチビの元へ向かう。昼寝をしたかったわけではないので、女幽霊がいなくなれば横島の側を離れるのは当然か……。

 

「暫く東京に戻れないくらいの仕事はどうですかね?」

 

「あれ駄目ですよ、そのうち横島喰われます」

 

「……ちょっと考えて見ますね」

 

あの女幽霊の目には隠しきれない情欲の色が合ったな、今はまだ大丈夫そうだが……そのうち横島が危ないかもしれない。

 

『大丈夫ですよ、ルキさんは頑張ってますよ』

 

『でも私が無能だから』

 

『そんなこと無いですよ』

 

横島と誰かの会話の声が聞こえてきて余達が顔を上げると同時に全員アウトっと言う声が響いた。

 

「あれは駄目でしょうッ!?いだあッ!」

 

「セクハラ!1000%セクハラァァァッ!?」

 

「あっち!アウトなのはあっちぃぃッ!?」

 

「あれは許されないと思うぅッ!?」

 

「へ、変態なのだわああッ!?」

 

「ふぎいっ!?」

 

さっきの女幽霊は仰向けで横島の膝に寝転がっていた。だが新しい相手はうつ伏せで横島の尻に手を回すように寝転がっていたルキフグスは確実にアウトだと思う。

 

「……ちょっと自分の部下が初めて心配になったかもしれない……」

 

明星も神妙な顔をしているが、そんな顔をするなら最初から送り出すなと言いたい。

 

『私大丈夫ですかね』

 

『大丈夫ですよ、ルキさんは頑張ってますよ』

 

すーはーすーはーって音が聞こえる。やばいこれはかなり上級者の変態だ……あんなの見たことないと思わずドン引きする。

 

『俺は凄く助かってますよ?』

 

『横島さん……はい、頑張ります。これからも頑張れると思います』

 

言っている事は前向きなのに、まだ横島の膝にうつ伏せとかありえない。

 

「……もしかして弱気だと横島って全肯定して励ましてくれるんですかね」

 

「え?絶対に否定しないで励ましてくれる横島君?良いんじゃない?」

 

『琉璃アウト』

 

「あーーーーッ!!」

 

「……なにやってるんですのよ……でも確かに励ましてくれる横島かも知れませんわね」

 

「え?私ももしかしたら励ましてくれたりするんですか?アレだけ優しい声と手付きでッ!?」

 

『小竜姫 アウトー』

 

「ちょっと考えただけなのにいッ!?」

 

なお後日、横島の家を訪れた小竜姫が少し弱気な態度を見せると、横島は全肯定して励ましていた。絶対に否定しない横島と言うのは本当の事だったようだ……。

 

 

 

~エレシュキガル視点~

 

横島の家を訪れている変態の存在が明らかになった後。私達は地獄に陥っていた……

 

『小竜姫 アウト』

 

「ひぎゅう!」

 

『蛍 アウト』

 

「無理ぃッ!!」

 

『くえす アウト』

 

「ふっぐう!?」

 

『ネロ アウトー』

 

「いやいや!? これは駄目えッ!!!」

 

『エレシュキガル アウトー』

 

「ふっぎい……」

 

『琉璃 アウト』

 

「叩くなら叩けばいいでしょうッ!?」

 

ひっきりなしに叩かれている。その理由はあそこでニマニマしている明星が原因だ。明星の魔法が凶悪すぎたのが原因だ。

 

「いいだろ?チビ達と視界共有するの」

 

「「「「良いけど、良くないッ!!」」」」

 

『全員アウトー』

 

「「「「「「あーーーッ!!!」」」」」」

 

痛い……痛すぎるのだわ……もうお尻の感覚が無くなってきているのだわ……。

 

『のー』

 

「はい、あーん」

 

『のーぶう♪』

 

スクリーンに映る映像ではない、横島の顔が目の前にあって口にスプーンが向けられ、優しい笑みを向けられる。そしてちゃんと野菜を食べられると頭を撫でられる。幼子にする反応だが、それが妙にこう……ドキドキしてしまうのだ。

 

『小竜姫 アウトー』

 

「本当無理ですってえ!」

 

『蛍 アウトー』

 

「もういやあッ!」

 

本当に代わりばんこに叩かれている。なんなら同時にも叩かれているのだ。

 

『みーむうー』

 

『はい、あーん』

 

『蛍、琉璃、ネロ、アウトー』

 

「「「ひぎいッ!!」」」

 

自分に向けられたものではないと判っている。判っているのだが、余りにも横島の顔が近いのと食べ終わった後に頭を撫でられる感覚に興奮を隠し切れない。だけど、子供じゃないという自尊心がギリギリの所で私を踏み止まらせてくれていた。

 

『ノー』

 

『いやいやじゃない、はい、あーん』

 

『ノブウ』

 

『あーん」

 

『のー……』

 

『偉い偉い、ちゃんと食べれたな』

 

『全員アウトー』

 

「「「「「「叩くなら叩けぇッ!!」」」」」」

 

もう半分逆切れで私達はそう叫ぶのだった。なお食事が終わるまでの15分間で全員が少なくとも4回は叩かれたことをここに追記したいのだわ……。

 

 

 

 

 

 

~琉璃視点~

 

悪辣な横島君の日常ばかりを見せられていた。正直言って、尻の感覚はもう無い。絶対これ後遺症があると確信しているのだが……

 

『全員アウト』

 

「「「「「「ふぎゅう……」」」」」」

 

もう殆ど奇声になってる。それくらい痛みが重なってきている……これは正直やばいのかもしれないと自分でも思ってきた。

 

『ぷぎゅうー……』

 

『よし、こんな感じだな』

 

巨大化したうりぼーに埋もれるようにして庭で昼寝している横島君。邪気とかそう言うのが一切無い、子供のような顔だ。

 

『小竜姫、琉璃 アウトー』

 

「いだあッ!」

 

「うぎゅ……」

 

上手く言葉に出来ない充実感と見ているだけで幸福な気持ちになる光景で尻を叩かれる。もう、悪夢じゃないかなと思い始めてきた。

 

「大丈夫だよ、昼寝をしている横島だけでこれは終わり、お昼休憩までもう少しだよ」

 

その間は叩かれないと聞いているけど、それでも蓄積した疲労と痛みは絶対に抜けないと思う。

 

『ノブ』

 

『おいでおいで』

 

そして横島君がチビノブを抱っこして昼寝をするんだけど、悪辣な事にやっぱり抱きしめられた感覚とぬくもりを感じた。

 

『全員アウトー』

 

「「「「「「止めろぉッ!」」」」」」

 

どうしたらこんな悪辣なゲームを思いつけるのが謎でしかない。本当に心の底から早く終わって欲しいと思っている、もうこれ以上可愛い横島君は……見たく、見たく……やっぱり見たい。

 

『琉璃 アウトー』

 

「判ってましたよぉッ!」

 

駄目だ、自分の欲望に勝てない。と言うか、私ここまで横島君を好きだったのかと自分で自分にドン引きするわ……。

 

『……寝たか』

 

横島君ファミリーが全員寝静まった頃にシズクさんが庭に出てきて、横島君が抱きかかえているチビノブをゆっくりと腕から引き離す。

 

『……良し』

 

『全員アウトー』

 

「「「「「「「何が良しかァッ!?」」」」」」

 

チビノブを退けて、自分が横島君の腕の中。しかも抱き合う形で満足げに良しと言っているので、思わず怒りで叫んでしまったが、怒りで叫んでも興奮と認定されるとか納得できないにも程がある。

 

「え、シズクやばくない?」

 

「普通にやばいですわね」

 

「……横島君、神魔に魅入られすぎじゃない」

 

「……清姫様が居なくて良かった」

 

「子供と大人形態を使い分けるとかレベル高いなあ」

 

「……はわわわ……凄いことになっているのだわ」

 

シズクさんは横島君からの信頼も厚いけど、これは普通に肉食。これ横島君油断してると喰われるんじゃないかと心から心配になった。

 

「面白かったね、じゃあ私達も休憩だよ。お昼ごはんにしようか」

 

休憩だよとニコニコと笑うルイさん、でもこのゲームはまだまだ続く。しかも朝よりもひるのは過激になっていて、この調子で夜の横島君の映像は大丈夫なのかと私は不安になりながら、短い休憩時間に入るのだった

 

 

と言う訳で今回は

 

蛍 9

くえす7

エレシュキガル 8

琉璃11

ネロ 9

小竜姫 11

 

と言う事で今回は琉璃さんと小竜姫様と言う事で

 

琉璃さんを予想した

 

応龍様

イメクト様

自堕落狐様

 

そして小竜姫様を予想した

 

博神和人様

 

の4名様の当選となります! 今回もご参加ありがとうございます!

 

次回は散歩・お風呂・就寝の3つでお送りしたいと思います

 

蛍達が平常心を保てるかどうかと言う事ですね。キャラ崩壊などがありますが、次回も続けてトトカルチョになります。次回はもう少し小説形式でも話を長くしていこうと思いますので、次回の『トトカルチョ 絶対に興奮してはいけない横島家24時 夜編』までの一瞬の投票もよろしくお願いします。

 

視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

  • サイドまたは視点は必要
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