GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! セカンド   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです。今回は神魔会議と神族と魔族の話し合いになるのですが、まさかの展開を書いていこうと思います。どんな展開があるのか楽しみにしていてください。それでは今回の更新もどうかよろしくお願いします


別件リポート

 

 

別件リポート 神魔会議

 

混成軍の再編成に動いていた神族と魔族だが、その日その2つの陣営に恐るべき刺客が放たれた。圧倒的な能力を持つ、その刺客に神魔混成軍は壊滅寸前に追い込まれていた

 

「ジークッ!!ここは俺達が食い止める!早く救援を!!」

 

「何を言っているのか判っているのか!?4人で食い止めれるわけがない!」

 

「心配するな!行けッ!!早く救援を!そうしなければ「うあああああああああッ!!!」くっ!ジョニーがやられた!!本当に全滅する!その前に救援をッ!!」

 

「くっ!判ったッ!!!」

 

仲間の声を聞いて、僕は1人で無線で救助を求める為。紅い光に満ちた基地をひたすら走った

 

「う、うわああああ!!来るな!来るなあアアアア!!!」

 

「カインッ!!くそおおおッ!!!この野郎ッ!!!」

 

仲間の断末魔の叫びと怒りの咆哮と銃声を聞きながら必死に走る

 

「メーデー!メーデー!!緊急事態発生!緊急事態発生!!!」

 

仲間の声が次々と途絶えていく中。無線室にたどり着き、救援を求めて必死に叫ぶ

 

「こちら魔界正規軍第二師団!現在襲撃を受けている!!誰でも良い応答してくれッ!!」

 

時間がない、このままでは僕を逃してくれた皆に申し訳ない。誰でも良い応答してくれと叫ぶ

 

『こちら第三師団!何があった!現状は!!』

 

聞こえてきた声に思わず安堵の声が出るが、今は安心している場合ではない。情報の共有と救援をッ!

 

「敵は1人!繰り返す!敵は1人!」

 

『たった1人に壊滅させられたのか!まさかアスモデウスが動いたのか!』

 

「違う!そうじゃない!敵は最高指導者から派遣され……「ここにいたのですね?」

 

背後から聞こえてきた声に僕の手から無線が零れ落ちる。震えながら振り返るとそこには小柄だが、強い意志の光を宿した女性と

 

「ケビンッ!!!!」

 

「ぐあ……に、逃げろ……こいつには……勝てない……」

 

僕に先に行けと言ったケビンがその女性にアルゼンチンバックブリーカーを極められ、悶えていたが

 

「ふんっ!!」

 

「ぐぼああ!!!」

 

「ケビーンッ!!!」

 

その女性が飛び上がり着地した衝撃でケビンが泡を吹き意識を失う。ケビンをゆっくりを床に寝かせた女性が僕を見つめる。血のように赤い瞳に全身が震える

 

『どうした!何があった!ジーク中尉!何が起きている!説明してくれ!!!くっ!出撃準備だ!急げ!』

 

落ちた無線から出撃準備と言う声が聞こえ、駄目だと叫びたかったが目の前の女性に見つめられ、僕は何も言えなかった

 

【大丈夫です。何も恐れる事はありません】

 

穏やかに笑いながらその女性は僕の肩に触れる。軽く肩に手を置かれただけなのに、肩の骨が軋んでいる

 

【私はただ貴方達を救いたいのです。貴方達は疲れている、だが休んではくれない。それではいけません、疲労は重篤な病を引き起こします】

 

慈愛と狂気に満ちた視線に過呼吸に陥り、目の前が暗くなっている

 

【過呼吸ですか、それは良くない。大丈夫安心してください、私は貴方を助けたいのです、そう……貴方を殺してでも】

 

それが僕が聞いた最後の言葉であり、直後にまるで抱きしめるように首に回された手に、一切の抵抗が出来ず僕はその女性……英霊「フローレンス・ナイチンゲール」に絞め落とされ意識を失うのだった……

 

その日第一師団に続き、第二、第三師団がたった1人の女性によって壊滅したのだった……

 

 

 

 

神魔会議室で映し出された映像記録を見ていた者達の視線が最高指導者の2人に集中する。2人は頷きあい、声を揃えて

 

「「ちゃうねん」」

 

「「なんで大阪弁だ!コラアアッ!!!」」

 

竜神王とオーディンの怒声が会議室に響き渡るのを見ながら、ワシは紫煙を吐き出すのだった……

 

「いや、横っちの護衛兼治療係って事でそういうのに特化した英霊にコンタクトを取ってみたんよ」

 

駄目で元々、最高指導者権限で英霊の座に干渉し、召喚されたのがナイチンゲールだった。クリミアの天使、これは横島の護衛に最適だと判断し、その前にお互いの正規軍の治療と言う名目で派遣したのだが、治療と言う名目で神界・魔界の正規軍の一部が壊滅した

 

「いや、あんな狂戦士だなんて思わないじゃないですか」

 

「まぁな……と言うか治療する為に攻撃するって色々間違ってないか」

 

確かに予想外すぎる、ワシは報告書を見ながら

 

「じゃが回復しておるんじゃな」

 

そうなのだ。確かに全員が一度は凄まじい打撃を受けたのだが、現在は回復傾向にある。しかも攻撃される前よりも絶好調になっている、自由に治療させるのではなく、スケジュールを組みアスモデウスの攻撃に耐えれるように部隊を分割して治療させるべきだ

 

「……でもあれ、横島が耐えれるのか?」

 

「「「……無理じゃないかな?」」」

 

オーディンの言葉にワシ達の無理っと言う言葉が重なる。確かにナイチンゲールの治療の腕は確かだろう、だが横島がその治療に耐えれるとは思わないので

 

「とりあえずナイチンゲールの人間界への派遣は見送りでいいですか?」

 

「「「「異議なし」」」」

 

治療と言う名目で横島が死にかねないので、ナイチンゲールの派遣は見送る事にし、ナイチンゲールは神魔の中を順番に派遣しよう

 

「さてとナイチンゲールの事もあり、英霊の座に干渉するのはやはり危険性が高いな」

 

「ああ、そうだな。今回はまだいいが、反英霊が来てはアスモデウスに戦力を提供するようなものだ」

 

英霊召喚がガープよりも先に使えたのは大きいが、その反面。安定性が極めて低い、膨大な魔力などを消費し、10回儀式を行い、英霊召喚に成功したのは1回。安定度が低すぎる

 

「やはり聖遺物などを用意し、触媒を用いての召喚でなければ安定度は無いに等しいですね」

 

「それに狙った英霊が引ける訳でもないしなぁ……」

 

今回は触媒なしでの召喚で最高指導者2人の医師を求める心で召喚されたのだが、正直治療者としては優秀かもしれないが、話が通じないのは痛すぎる

 

「それに仮に護衛と言っても、筋肉ムキムキの男とかをイケメンを横島のそばに配置できると思うかの?」

 

これも無理だなと全員の意見が一致する。出来れば妙齢の女性かつ、武術に長けている人物と言うのがやはり良いだろう

 

「こちらからは天界に常駐していたマルタを派遣する事が決まりましたが、オーディンの方はどうですか?」

 

「ブリュンヒルデを派遣しているが、いつまでもおいて置く訳にも行かない。出来れば英霊を派遣出来れば良いが、魔界側の聖遺物はほとんど強奪されているしな」

 

元々聖遺物はコレクターの神魔の間で取引されていたものが多い。英霊召喚に踏み切るなんて想像もしてなかったからだ、いざアスモデウスに対抗しようと思い集めようと思えば殆ど残されていない

 

「となれば、ワシら自身を触媒にするか?ワシが触媒になれば多分西遊記関連は呼べると思うぞ?」

 

「我なら北欧神話関係だな」

 

「私だと……すまないな、皆目見当もつかない」

 

ワシ達の中では一番若い。竜神王が触媒になったとして何が呼ばれるか判らないので、触媒として頼るのは厳しいだろう

 

「私ならキリスト関係の武人とかを呼べるかもしれないですね」

 

「ワイやと……多分反英霊やと思うなあ」

 

キリスト関連で女性となると候補はジャンヌダルクがやはり筆頭だと思うんじゃが、武人と言えるか?となると疑問が残るの、それに北欧神話は女性関連が多いが、英霊として召喚されると神としての側面が強く人間の護衛を良しと言ってくれるか判らぬし……

 

「やはりハヌマン。お前が適任ではないか?」

 

「まぁそうだと思うんじゃが……」

 

多分ワシが触媒になり、西遊記関連の英霊を呼び出すことが出来れば、特に沙悟浄、猪八戒が呼ばればお師匠様と一緒に旅をしていた事もあり、横島の護衛も引き受けてくれそうじゃが……河童と豚……横島が嫌がる可能性もゼロではなく。候補として一番良さそうなのは……

 

「ナタかの?」

 

「ああ、ハヌマンのライバルかいな。確かに優秀やなあ」

 

自称ライバルじゃが、実力はあり確かに強い。性格も素直だし、蓮の精であり女性でもあるから横島が好みそうじゃが

 

「あやつまな板なんじゃよな」

 

「「「「まな板か……」」」」

 

女性が居ないから言える話題じゃが、ナタはチャイナドレスを好むので横島も反応しそうじゃが……まな板じゃからなあ

 

「まぁ今は力も蓄えなくてはいけないので、また召喚する機会があれば召喚するという方向性で」

 

「そやな、無理にやっても良い事無いしな。じゃあ今回の会議はこれで終わりや、皆お疲れや」

 

サタンの言葉にお疲れ様と返事を返し、早足でオーディンと竜神王と共に会議室を出る。ワシらと入れ違いである女性が中に入る

 

【なるほど、司令官ともあろう者が、不健康とは嘆かわしいですね。しかし、大丈夫です。安心してください、私が助けましょう】

 

「「ナイチンゲールゥゥゥゥゥゥッ!?!?」」

 

2人の最高指導者の絶叫を聞きながら振り返り

 

「これで制裁完了じゃな」

 

「うむ、たまには反省してもらわなければな」

 

「その通りだ、我達の苦労を理解して貰わなければな」

 

背後から聞こえてくる絶叫に笑いながら、ワシらはその場を後にし、別室にて再び手に入りそうな聖遺物や、横島と相性の良さそうな英霊についての話し合いを再開したのだった……

 

なお翌日、オーディンがナイチンゲールの強襲を受けたと聞き、そのまた翌日は竜神王……そして今朝

 

「ほほう、おう……くふう……利くなあ」

 

【若い時に相当無理をなされたのですね?大丈夫です。私が治しましょう】

 

「すまんのう……」

 

ナイチンゲールがロンの整体をしているのを見て、ワシは思わず絶句してしまうのだった……なおナイチンゲールが滞在する3日間、整体とゲームは1日1時間に加えて、厳しい監視下で身体は軽くなったのだが、ストレスを溜め込む事になるのだった……

 

そして妙神山が気に入ったのでここを拠点にすると、神魔の部隊を4つ壊滅させてから戻ってきたナイチンゲールに絶望したのは言うまでもない

 

リポート5 貴女はストーカーですか?いいえ、通い妻です♪ その1へ続く

 

 




ナイチンゲールが強襲しました。デンジャラス婦長が横島と出会うかどうなのかを楽しみにしていてください、次回の前半でアリスちゃんとハーピーの別れを書いて、次のリポートの内容を書いていこうと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします

視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

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