GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! セカンド   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです。今回は前回の話で復活した勘九朗をメインにした話を書いて行こうと思います。横島と蛍はのほほんとした感じの一幕を書いてみようと思います。それでは今回の更新もどうかよろしくお願いします


その4

 

 

リポート11 新たな一歩 その4

 

冥子さんの所で2日目の研修……なんだけど……目の前の光景を見て、本当に研修でいいのかなあっと思い思わず冥子さんに尋ねてしまった

 

「冥子さん、これ本当に研修ですか?」

 

「研修よ~?」

 

にこにこと笑いブラシでショウトラの毛を梳かしている冥子さん。蛍ちゃんも~と差し出されたブラシを手に私は思わず溜息を吐くのだった

 

「よーし、うりぼー。大人しくしてろよー?」

 

「ぴぎゅう……」

 

横島はこの研修を自然に受け入れていて、大きくなったうりぼーの毛を丁寧にブラシで梳かしている。その後ろではタマモやクビラが順番待ちしており、ほのぼのとした光景なのだが、これで良いのか?と思わず頭痛を覚えた

 

「まー見た目は研修には思えんけど、意思のある使い魔や式神と仲良くなるのも探知系のGSでは重要な事なんやで?」

 

鬼道先生もブラシを手にしてハイラの毛並みを整えている。鬼道先生の言う事は判る、意思のある使い魔や式神と友好な関係を築くのも術者としては必要な事だ。だけど私使い魔いないし……どうすれば良いのよ

 

「えーと、じゃあブラシ掛けても良いかしら?」

 

「グルゥ」

 

私の足元で吼えて蹲るメキラに私はゆっくりとブラシを掛けるのだった……

 

「じゃあブラシも終わったから~皆で昼寝ね~」

 

……昨日は凄い人だと評価を改めたんだけど、やっぱりこの人大丈夫かしら?と言う不安を抱きながらも、横島に呼ばれたので不満を言うのは止めた

 

「ほら、蛍もこっち来いよ。うりぼーもふもふで気持ちいいぞ?」

 

「ぷぎゅる」

 

巨大化したうりぼーに背中を預け、タマモとチビを抱きかかえ、心眼をアイマスク代わりにして眠る気満々の横島に溜息を吐きながらも、冥子さんが眠って良いって言うんだから良いかと思い横島の隣でうりぼーに背中を預け2時間ほど昼寝をするのだった……

 

なおうりぼーは高級羽毛ベッドよりもはるかにもふもふで尚且つ暖かく、自分でも予想以上に寝入ってしまうのだった……

 

 

 

目の前に座っている少女を見て思わず苦笑する。ドクターカオスの娘と同じ素体を使うと聞いていたので私と同じくらいの身長で、金髪の外人の様な容姿だと思っていたんだけど、黒い目に黒髪に150ちょいと言う小柄な身長と日本人のような姿をしていて

 

「その姿でよかったのかい?」

 

「はい!私の理想通りです!!」

 

前の野太い声と違い、澄んだ少女の声にこれは暫く慣れないと駄目かもしれないねえと思わず苦笑する

 

「ふむ、どこかおかしい所は?違和感を感じるところは無いかの?」

 

「全然大丈夫です!ただ、ちょっと……前と距離感や視点が違うのが気になります」

 

まぁ元が2M近い大男だったからね、急に150ちょいの小柄な少女の姿になれば違和感を感じるだろうね。とは言え、メタソウルとやらに魂を移し変えた後遺症かもしれないと思い、カルテを書き込んでいるドクターカオスに

 

「ドクターカオス。これは大丈夫なのか?」

 

「調査で魂の拒絶反応も無い、完全に一体化しておるし問題ないわい。少しリハビリすればもう歩けるようになる」

 

専門家の言葉に良かったと安堵の溜息を吐いていると、勘九朗が挙手をして

 

「あのメドーサ様。1つ質問よろしいでしょうか?」

 

「構わないよ。なんだい?」

 

私がそう尋ね返すと勘九朗はアシュ様の方を見て

 

「どなたでしょうか?ドクターカオスとメドーサ様と一緒と考えると、神魔とかの関係者の方なのでしょうか?」

 

……しまった。アシュ様のことをなんて説明すれば良いか考えてなかった、私とドクターカオスとマリアがどうしようか?と考えているとアシュ様は

 

「まぁそんなものだね。余り私のことは気にしないでくれたまえ、私は少々訳ありでね。名前を名乗るわけには行かないが、そうだね……

神魔であることは否定しない、それに今の人間界でもそこそこの発言力もある。君の戸籍とかも用意する準備が出来ている、その代わり」

 

「余計な詮索はするなと言うことですね?」

 

アシュ様の言葉を遮って言う勘九朗にアシュ様はその通りと笑い戸籍標本を取り出して

 

「一応こっちの方で名前としては蛇神(へびがみ)と言うのを用意した。後は名前だが……どうするね?」

 

アシュ様にそう尋ねられた勘九朗は少し考える素振りを見せてから

 

「クシナ、片仮名でクシナで、蛇神クシナでお願いします」

 

クシナと名乗る事にしたらしい勘九朗。迷う素振りも見せず名乗った事から、考えていたのかい?と尋ねると語呂合わせですけどと笑い

 

「勘九朗は死んで無いで、九・死・無でクシナです。おかしいでしょうか?」

 

「いや、おかしくは無いよ。良いんじゃないかな?」

 

日系ハーフと言うことすれば全然問題ないし、私の義娘とするには丁度良いかも知れない

 

「では蛇神クシナで戸籍を作っておこう。私は他にやる事もあるので失礼する、あとはメドーサとドクターカオスに聞いて行動するといい」

 

そう笑って出て行くアシュ様を見送り、勘九朗……じゃなくてクシナに

 

「じゃあリハビリに行こうか、早く白竜寺にも帰りたいだろう?」

 

「はい!メドーサ様、ドクターカオスさんにマリアさん。よろしく……っととお願いします」

 

勢いよく立ち上がろうとして、尻餅をついたクシナに苦笑しながらドクターカオスとマリアはよろしくと笑いかけ、私は手を伸ばして

 

「ほら、立ちな。私に着いて来るんだろ?」

 

「はい!少し時間を頂きますが、直ぐに追いつきます!」

 

なんの揺らぎも無い、私の対する100%信頼の視線を向けてくるクシナをドクターカオスに預け、2日後にまた来ると言って私はアシュ様のビルを後にし、ブリュンヒルデと情報を交換する為に連絡を取るのだった……

 

 

 

 

神界と魔界から送られて来る書類に目を通し、思わず小さく溜息を吐いた。

 

「やはり護衛の配備は時間が掛かりそうですか……」

 

横島の護衛として私が人間界に常駐しているが、横島の護衛を代われるだけの人材がいないと言うのがお父様の返答だった。ジークは神界との交渉および、同じ部隊に配属しスパイや怪しい者を探し、ワルキューレは美智恵と言う時間移動能力者と監視と護衛を勤めている。神界から派遣された三蔵法師は白竜寺の再建。聖女マルタは六道女学院で戦力になりそうな人間の見極めと、尋ねてくる横島を鍛えると言う業務についている。直接護衛としておいておけるのが私だけとは……やはり判っていた事だが、神魔はアスモデウス陣営に対して完全に出遅れている

 

(それだけ信頼出来る部下がいないと言う事ですか)

 

ガープの使う狂神石。それによって正気を失う者、過激派のスパイとして活動する神魔も居る。状況は一向に良くなる兆しが無い、私を残しておくのは一重にルーン魔術でこうして離れていても横島の現状を知る事が出来るからだろう

 

(このまま人間界で書類整理をしながら護衛と言う名目の監視ではいる意味が無いですね)

 

独断になるかもしれないですが、直接横島を鍛えておいた方が良いかも知れない。短期の護衛と思っていたので必要以上の接触は避けていましたが、ここまで長くなるのなら直接横島を鍛えておいた方が良いかも知れないと考えていると、突如部屋の中に魔法陣が浮かび上がる。とっさに身構え

 

「ベルゼブル閣下?大丈夫ですか?」

 

明らかに疲労困憊と言う様子のベルゼブル閣下が姿を見せる、珍しい事に鎧姿ではないので素顔と女性と言うのが判る服装をしている

 

「……すまないが、胃薬と水をくれ」

 

「判りました」

 

ルシファー様にまた何か押し付けられたのだと理解し、私は直ぐに医薬品の箱の中から胃薬を取り出すのだった

 

「すまない、いきなり押しかけてきて」

 

「いえ、別に構いませんが……どうしたのですか?」

 

魔界の重鎮たるベルゼブル閣下がどうして人間界へ?と尋ねるとベルゼブル閣下は知らないのかと呟き

 

「ルイ様が横島を気に入ったという理由で私個人を横島の護衛にな」

 

「心労お察します。なにか甘い物でも召し上がりますか?」

 

本来なら魔界の重鎮であるベルゼブル閣下を人間界に置くなんて事は許されない事ですが、ルシファー様の指示ならば断る事など出来るわけが無い。心労も凄いと思い私は今度はチョコレートを取りにキッチンへと向かうのだった……

 

「なるほど、天界から英霊が2人来たが、直接護衛ではないのだな」

 

「ええ。やはり直接護衛につけると言うのも難しい問題でして」

 

横島にバレず、間接的に護衛するという形にどうしてもなってしまう。横島の学校に教師として潜り込もうにも横島の学校には霊能科がない、生徒としてもぐりこむにも……

 

「その年齢と言いますか」

 

「皆まで言うな」

 

はいっと頷く、年齢的にも学生として潜り込むのも無理。ルーン魔術による遠隔護衛と言う形になっている

 

「私は必要以上に干渉はしない、ただ部下からの情報を届けに来る。それで良いな?」

 

「はい、十分です」

 

ベルゼブル閣下に直接護衛をして貰う訳にはいかないですし、動き回られてもガープの注目や神魔のいらぬやっかみを受ける事になるだろう。それならば護衛と言うよりもベルゼブル閣下の広い人脈を生かしての情報収集をして貰うのがベストだろう

 

「多分ルイ様が動けば、生徒として潜り込めと嬉々として言うだろうからな……それまでは休暇と思って、あちこちの土着の神の所でも行ってくる」

 

「……あの、それも少々厳しいのでは?」

 

判ってると深い溜息を吐くベルゼブル閣下。鎧姿の時は2M強だが、鎧の無い時は120ちょい……高校生としてもぐりこむのも難しいだろう。だがルシファー様の事だ、無理やりでもねじ込む方法を考えるでしょうね

 

「ではな……また何かあれば立ち寄らせて貰う」

 

「お気をつけて」

 

暗い影を背負っているベルゼブル様にかける言葉が無い私は、お気をつけてと呟く事がやっとなのだった……そしてそれから数分後メドーサが尋ねて来て

 

「勘九朗の魂をメタソウルに移し変えるのが終わったんだ。これから2人で向かう調査の後で良い。悪いけど、1度見に来て貰えるかい?」

 

魂の定着と新しい身体に適合する為にルーン魔術を使って欲しいというメドーサの頼みに構いませんと返事を返し、出掛ける準備を整えながら

 

「しかしそれなら先に見てもいいのですよ?」

 

「いや、ドクターカオスが様子を見てる。それでも駄目ならって話だから」

 

ドクターカオスでも駄目な場合な保険と言うことですが……しかしドクターカオスなら心配ないですよと笑う。あの人はとても優秀な科学者だ。なんせあのお父様が智の探求者と認めた相手だ、その知識と技術は神魔に匹敵するのだから

 

「それでメドーサ、今回の調査の場所は?」

 

「日本の各地で古い神の神通力が探知されてる、それが何者なのかの特定だ」

 

古い神ですか……それは正直2人で当たるのは厳しいですが、仕方ありませんね

 

「願わくば話の通じる神だと良いですね」

 

「全くだ」

 

同じ神魔といっても現代の神魔と古き神魔ではその本質は全く異なる。根本的から強さの基準が違うのだ

 

「とりあえず調査は調査だ、交渉でも討伐でもない。痕跡発見したら回収して分析さ、そこまで緊張する事も無いと思う」

 

それしかないですねと笑い、私はメドーサと共に古き神魔の捜索へと向かうのだった……

 

 

 

求めていた女性の体をやっと手に出来た。それに対しては喜びしかなく、辛いリハビリも全く苦ではなかった

 

「ふむ、どうじゃ?だいぶ感覚に慣れてきたか?」

 

カルテを手にしているドクターカオスに首を振る。早くメドーサ様の役に立ちたいという気持ちはあるのだが、気持ちに反して身体が着いて来ないのだ

 

「まぁ身体が変わってまだ1日じゃ。馴染むまで時間も掛かるだろう」

 

別人と言うほど骨格が変わっているから魂が馴染んでいないのじゃろうと笑うドクターカオスに思わず溜息を吐く

 

「焦る事は無い、魂は完全に定着している。後は魂が身体の動かし方を覚えれば良い」

 

「何かヒントとかは無いんでしょうか?」

 

今の私では握力は0か100。と言う風に全く調整が聞かない、歩いているつもりでも走ってしまうという風にちょうど良い力加減が出来ないのだ

 

「クシナさん。それはドクターカオスよりも私の方がアドバイスできると思います」

 

「マリアさん……お願いするわ」

 

私とは違うけれど、メタソウルを持つマリアがアドバイスをしてくれるというのでその言葉に耳を傾ける

 

「大事な事は1つだけ、1つだけです。何をしたいのか?何を望んでいるのか?それが一番大事なのです」

 

「何をしたいか?何を望んでいるのか?

 

それは迷う事も考えるまでも無い、メドーサ様の役に立ちたい。それだけですと言うとマリアさんはそうじゃない筈ですと断言した

 

「それでしたらもう貴女は自分の思うように身体を動かせている筈です。確かにメドーサさんの役に立ちたいと思っているのかもしれません、しかしそれは貴女の意思による物です。魂から望んでいる物、それが必要なのです」

 

私が魂から望んでいること?……メドーサ様に役に立ちたいそれだけじゃなくて、もっと魂から望んでいること?それが何なのか必死に考えているとマリアさんは穏やかに笑いながら

 

「私はとても好きな人が居ます。人間ではない私ですが、その人と共にありたいと願っています。だからこの人間と同じ身体を得ました」

 

「それは……もしかして横島の事?」

 

マリアさんと話す機会はそれほど無かった。マリアさんから横島の名前を聞いた訳でもない、ただその顔を見ていたら横島の顔が思い浮かんだのだ。そう指摘するとマリアさんは顔を紅くし俯きながら小さな声ではいっと呟いた

 

(……なんて綺麗なの……)

 

赤面し、恥ずかしそうにしているその顔が何よりも美しく、そして綺麗に見えた。

 

「私はあの人がとても好きなのです。共にありたいと心から願っています、それだけを考えて私は今の新しい身体に慣れました」

 

時間はそれほど掛かりませんでした、ただ横島さんの事を考えているだけで私は上手く行きましたと恥ずかしそうに笑うマリアさん

 

(恋心ね……)

 

確かに恋心は乙女の最大の武器だ。恋をしているだけで、その少女は光り輝くと何かの本で見た気がする

 

(私が本当にしたいこと……)

 

メドーサ様の役に立ちたいと願うのは私の意思。じゃあ私が何をしたいか……

 

「きっとある筈です。クシナさんがここまで生きたのもその願いがあったからではないのですか?」

 

生きる為に私が考えていた事……それを言われて脳裏を過ぎったのは白竜寺の皆の姿だった。それを思い出した瞬間、すとんっと胸の中に何かが嵌った様な気がした……

 

「ああ。そうか……そうだったのね……」

 

親から捨てられた子供、親も知らぬ子供、それが白竜寺の面々だった。私のように両親を知っているが、両親……特に父親と仲が悪く、霊能者となる為に白竜寺に預けられた子供は少なかった。殆どが孤児院の生まれや、霊能者と言うことで親から捨てられた子供だった

 

「そうだ……そうだったんだ」

 

元々私は性同一性障害と言われ、一族の恥として父親に罵倒されて育った。唯一私の理解者であり、そして父にとって利用価値のあった母が死に。その後は直ぐに白竜寺に預けられた……母の遺影と位牌と少しの着替えだけを手に白竜寺に来たのは14歳の時。優しく迎え入れてくれた先代の住職様……母の遺影と位牌に手を合わせている時に幼い弟子に聞かれたのだ

 

【お母さんってなに?】

 

とその言葉を聞いて、呆然としそして住職様にその理由を尋ね愕然とした

 

【一般家庭で生まれた霊能者は親に捨てられる率が高い、親が一般人だからこそ霊能者を理解出来ない、そう言った子供は生まれて直ぐ孤児院に預けられ、全国の霊能者を育てる施設に預けられる。ここまで言えば判るだろう、ここ白竜寺も例外ではない。親を知らぬ子供がここの大半を占める、残りは親に暴力を振るわれ逃げた者。お前のように霊能者として修行するために預けられると言う者は少ない】

 

その言葉を聞いた私は思ったのだ、この子達の母親になりたいと思ったのだ。家ではおかしいと罵倒され、病気だと罵られ、庇ってくれた母を失えば修行と言う名目で捨てられた。父に言われるまま自分はおかしいと思っていた、だが白竜寺に来てずっと自分の中に押さえ込んでいた物を開放する機会を得たのだ……

 

「ああ……そうか……私は母親になりたかったの」

 

カルテを手にしているドクターカオスとマリアさんが母親!?って叫ぶのが聞こえるが、そんな事はどうでもいいのだ。私が望んでいたのは

 

「そうよ!私は母親になりたかった。だから女の身体が欲しかった!!」

 

女の身体になるために魔装術を極限まで極めるという道を示してくれたメドーサ様に心酔した、最初はそれだけだったが後にその強いあり方に、誇り高い姿に心酔して行ったのだ。

 

「あのクシナさん?母親って?」

 

「ありがとう!ありがとう!マリアさん!!!」

 

一番大事なことを思い出した。私の本当の願いを思い出したのだ、確かにメドーサ様は尊敬している、これは変わらない。だけど私の本当の願いを思い出せた

 

「ありがとうドクターカオス、マリアさん。答えを得た……私はこれからも頑張っていけます」

 

答え!?答えが母親ってどういう事と叫ぶマリアさんとドクターカオスを無視して、私は自分自身の本当の願いを思い出せた事に安堵し、心の底からの笑みを浮かべるのだった……

 

なお後日。神々の捜索を終えたメドーサが戻った時、クシナが白竜寺に向かいたいと頼み込んだのは言うまでも無い……

 

 

一方その頃冥子の所で研修をしている横島と蛍はと言うと……

 

「美味い!冥子ちゃん料理上手なんだなー」

 

「うん~料理とか、裁縫とか~お花とか~そういうのは得意なのよ~♪」

 

夜も勉強をすると言う事で六道の屋敷に泊まる事になり、冥子の手料理に舌鼓を打っていた

 

「ぴぎー♪ぷぎゅー!!」

 

「みみーむ♪」

 

チビとうりぼーもグレードの高い、新鮮な果物に大興奮しており。12神将と共に仲良く、そして楽しそうに食事をしていたのだが

 

(うっ……これも負けてる、あっちも……れ、レベルが違う……)

 

蛍は冥子の普段のぽわぽわしていて、見ていて大丈夫か?心配になる冥子が作ったとは思えない、グレードの高い料理に半分涙目になっていた……

 

「食べ終わったらまたお勉強ね~♪今度はビデオで~霊視のお勉強よ~♪」

 

冥子の言葉に頑張りますと返事を返す横島を見つめながら、蛍は深く、深く溜息を吐くのだった……それは敵として考えていなかった相手が恐ろしいほどの戦闘能力(母性)を持ち合わせていた事を知ったからの物だろう……

 

 

 

 

 

リポート11 新たな一歩 その5へ続く

 

 




勘九朗改めクシナが答えを得ました。きっと某紅い弓兵のような笑顔を浮かべている事でしょうね、本人が幸せだからきっと何も問題は無いでしょう。次回は横島と蛍視点をメインで書こうと思います、出来れば初代六道までは書いてみたいですね。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします

視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

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