転生者は生き残りたい   作:みさいるZ

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fgo、シティーウォーズ、モンハン、リンクス、パズドラやることだいぶやったんで久しぶりの投稿です。大奥、ローディングは強敵でしたね(血涙


第九話

「嘘・・・まだ立ってられるの!?」

 

オルガマリー所長がヒス気味の声を上げているが、そんなことは、無視し次の一手を考える。

 

(現状使える戦力は、キャスニキだけだ。マシュは慣れない戦闘でこれ以上は足手まといになるだけ、戦えそうな所長はヒスってるし、かといって俺の付け焼き刃の武術では、英霊相手には時間稼ぎにもならない・・・くそっ。なんでこうなる本来なら藤丸達はここでセイバーオルタを倒すはずなのに。)

 

どんどん死のイメージが強くなる。原作とはかけ離れた現状に吐き気を催す。死にたくない、ただそれだけが頭の中を支配するすると、

 

「いや、大丈夫だ。確かに立ってはいるがセイバーの霊基は完全に破壊できている。俺たちの勝ちだ。」

 

キャスニキがそう答えると、セイバーオルタはどこが自嘲気味に笑いながら話す、

 

「なるほどな。ーフ。知らず、私も力が緩んでいたらしい。最後の最後でしてやられた。聖杯を守り通す気でいたが己が執着に傾いたあげく敗北するとはな。・・・結局はどう運命が変わろうと私一人では同じ末路を迎えるということか。」

 

セイバーオルタの言った言葉の中に違和感を感じる。かなり原作の記憶は薄れてはいるが確かにこのセイバーオルタのセリフの中には確かに1.5部までに回収されてない伏線が存在していた。聖杯を何から守っていたのか?そもそも誰に命じられていた?

いや、そもそもなんでここまで本来の冬木で起こった聖杯戦争からかけ離れた事が起こったのか。考えれば考えるほど、わからなくなる事だった。

 

俺と同じ疑問を抱いたのかキャスニキも、すぐさまセイバーオルタへと聞き返す。

 

「あ?どういう意味だそりゃあ。テメェ一体、何を知ってやがる?」

 

「いずれ貴方も知る、アイルランドの光の御子よ。グランドオーダー

聖杯を巡る戦いはまだ始まったばかりだという事をな。」

 

その一言を、話すと霊基に限界が来ていたらしくそのまま光の粒子となりセイバーオルタは消えていった。それに合わせるかのように、キャスニキからも光の粒子に包まれる。

 

「オイ待て、それはどういう・・・おぉお!?やべぇ、ここで強制帰還かよ!?チッ、納得いかねぇがしょうがねぇ!

嬢ちゃん達、そこの坊主後は任せたぜ!

次があるときは、そん時はランサーとして喚んでくれ!」

 

ニヒルな笑いを浮かべながらキャスニキも、粒子に包まれ消滅した。

 

悪いなキャスニキ。この後ボックスに、キャスター状態で送られてくんだわ。ランサーで呼んだら二人に増えるぜ!

・・・正直かなりホッとした。セイバーやばすぎだろ明らかにチュートリアルの強さじゃなかった、てゆうかあと少しくるの遅れてたらマジで詰んでた。

 

全身に嫌な汗を掻きながらも生きていることに安堵する。

深呼吸をして気を落ち着かせていると、マシュや藤丸が話し掛けてくる。

 

「ありがとう山田くん。もうダメかと思ったよ〜」

 

「えっと、山田・・・先輩でよろしでしょうか?助けていただきありがとうございました。」

 

二人が、キラキラした目でこちらを見ながら感謝してくる。

 

(やめて!戦いが終わるまで傍観する予定だったクズやろうにそんな尊敬に満ちた目を向けるのはやめて!)

 

罪悪感に押しつぶされそうになっていると、

 

『山田くんかい?ちょっと聞きたい事があるんだけど大丈夫かな?』

 

藤丸のとこらから声が聞こえる。どうやらドクターの様だ、なんだか空き部屋であった時と違って随分雰囲気が違って見える。通信中だからか?

 

「えっと。大丈夫ですけど、どうがしたんですかドクター?」

 

『君がセイバー戦で使役していたサーヴァント・・・あれは一体どうやって召喚したんだい?』

 

どうって、どう言えば良いんだ?間桐家から資料引っ張り出して召喚したって言えばいいのか?

 

「その話は一度カルデアに戻ってからにしないか?ここだと落ち着かない『いや、今ここで話してほしい。』・・・急にどうしたの?」

 

やけにロマンのあたりが強い気がする。やっと戦いが終わったんだからこっちとしてはこんなとこに1秒だっていたくないのに。

 

ドクターから感じる、プレッシャーに若干たじろぐ。何故なのか、理由もわからずにいると、藤丸が会話に割って入る。

 

「待って、ロマン急にどうしたの?」

 

『いや、どうしてもレイシフトする前にここではっきりしておきたいんだ。何故ほぼ魔術師としての経験がない君がマシュのサポートなしでサーヴァントを召喚出来ていたのか、それもさっきのサーヴァントは、冬木にいたシャドウサーヴァントと同じ反応だった。答えてほしい、山田君。」

 

そういう事か・・・ドクターの背景を知っていればこうなるよな。

迂闊だった。よくよく考えれば確かにおかしいだろう、藤丸と同じほぼ一般人の俺がサーヴァント召喚していれば。

元々、生き残る為にかなり不審な動きをしてたしな。

 

「・・・ドクター、あんたの言っていることは理解できる。けど実際こっちも色々あったんだ。少なくともすぐ話せる内容じゃない。」

 

『山田君、頼む。僕に君を信じさせてくれ。」

 

平行線だな。馬鹿正直に言ったところで信じてもらえるわけがないバーサーカーをリソースに、バーサーカーを召喚したなんて。

 

思考を巡らせなんとかこの場をはぐらかそうと考える。

 

すると大空洞に声が響く。

 

「いやいや、まさか君達がここまでやるとはね。計画の想定外にして、私の寛容さの許容外だ。

47、48番目のマスター適正者。見込みのない子供だと善意で見逃した私の失態だよ。」

 

声のする方を向く。そこにいたのは、今回の事件の元凶であるレフ・ライノールだ。

 

「レフ教授!?」

 

マシュが驚きのあまり声を上げる。

そして、ロマンの注意も山田から逸れレフへと向けられる。

 

『レフ!?レフ教授だって!?彼がそこにいるのか!?」

 

「うん?その声はロマニ君かな?君も生き残ってしまったのか。直ぐに管制室に来てほしいと言ったのに、私の指示を聞かなかったんだね。まったく、どいつもこいつも統率のとれていないクズばかりで吐き気が止まらないな。人間というのはどうしてこう定められた運命からズレたがるんだい?」

 

唐突に、本性を現すレフの姿を見て皆が絶句している。

 

「マスター、山田先輩、所長下がってください!あの人は危険です・・・あれは、私たちの知っているレフ教授ではありません。」

 

マシュがすぐさま臨戦態勢へと移る。

 

だが、マシュの警告を無視して所長がレフへと向かう。

 

(クソッ。こんなところだけは、原作通りかよ!)

 

先程の、戦闘が原作とかなり違ったことからもしかしたら原作とは、また違う展開が起こるのではと期待していたがここまで全てが悪い方向に向いている。

・・・この瞬間しか無い。今この場でドクターに、身の潔白を証明する場面は。例え運命は変えられないとしても、俺は・・・俺自身が生き残る最善の手を打つ。

 

レフに駆け寄る所長の首根っこ掴みマシュの方へと投げ捨てる。

 

「いった!何するのよ。」

 

「こっちのセリフですよ。今回の事件の元凶に無警戒に近づくなんて。」

 

「何・・・言ってるの?」

 

「山田君?どういうこと!?」

 

「ほう。」

 

全員の目がこちらを向く。

 

「今回の爆発事故,どう考えても人為的に起こされたものだ。しかもその事故に巻き込まれたはずの人間が生きている。しかも所長と違って一切連絡などもせずに。どう考えても黒以外の何者でも無いでしょう。」

 

「う、嘘よ。そんなこと、だってレフは、私を昔から支えてくれた・・・」

 

「ずっと騙されていたってことでしょ。」

 

「山田君!そんな言い方、「それが真実なんだから目を背けるべきじゃ無いよ。」

 

「ふはは、どうやらオルガ達よりはマシな頭を持っているようじゃないか。ついでに言ってしまえばオルガ君はもう死んでいる。」

 

「「『「えっ?」」』」

 

俺以外の全員が同じような反応をする。やっぱり原作通りって訳かよ。泣けてくる。

 

「君の足元に爆弾を仕掛けたんだ。無傷で済むはずがないだろう?それに君は生前はレイシフト適性は無かったろう?肉体があったままでは転移できない。

つまり君は死んではじめてあれほど切望した適性を手にしたんだ。

良かったじゃぁないか。もっとももうカルデアには、戻れないがね。

だってカルデアに戻った瞬間に君のその意識は消滅するんだから。」

 

「消滅?わたしが?待ってよ・・・カルデアに戻れない?」

 

「所長・・・そんなことって。」

 

 

オルガマリーは放心状態となる。長年信じてきた存在に裏切られ、自分が死んだ事実を突きつけられれば無理もない。

 

そんなオルガ見てレフは嘲笑う。

 

が、すぐさま意識は別のことへと向く。それも当然だろう何故ならそこには、レフに指差して腹を抱えて大爆笑する山田の姿があったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




やっちゃった感。実際、ロマニ視点だとかなりどころか山田は黒にしか見えないだろうし。

次回

レフvs山田

嘘です。死んでしまいます。

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