ロマニ・アーキマン・・・このfgoの世界である意味主人公のぐたーず以上の重要な人物と言っても過言ではない存在だ。実際ロマニ・アーキマン、いや、Dr.ロマンと呼ばせてもらおう。ロマンは第1部をクリアした身としては見ているだけで涙腺を崩壊させて来る存在だ。・・・最も結末を知っている身としてはかなりきつい。とりあえずは怪しまれないように、
「初めまして、俺は山田太郎。47人目のマスター候補です。山田と呼んでください。」
軽く自己紹介をする。
「あ、あぁ。今日来た子だね。あれ?でもここは48人目のマスターになる子の部屋のはずだけど・・・。」
やっべそうだわ。
「いや、今日来たばかりで自分の部屋どころか、この建物の名前くらいしか知らないんですけど。貴方こそ誰ですか?」
「それもそうだね。初めまして山田くん。予期せぬ出会いだったけど、僕は医療部門のトップ、ロマニ・アーキマン。なぜかみんなにはDr.ロマンと略されていてね。理由は分からないけど言いやすいし、君も遠慮なくロマンと呼んでくれていいとも。」
「(このやり取り、なつかしぃなぁ。)はい。宜しくロマンさん。」
「さんはつけなくてもいいよ。実際、ロマンって響きはいいよね。格好いいし、どことなく甘くていいかげんな感じがするし。」
「あれ?今は説明会の最中のはずなのにどうして君はここにいるんだい?」
痛いとこついて来るなぁ。まぁ適当に、
「いや、さっき言ったようにどこに何があるか分からないし、そもそもここに来てロマンに会うまでスタッフに合わなかったっすもん。ロマンこそトップなのに何でこんなとこでサボってるんすか?」
「僕は所長に叱られて待機中だったんだ。もうすぐレイシフト実験が始まるからね。スタッフは総出で現場にかり出されている、ここまで誰にも会わなかったのはきっとその為だね。けど正直僕は、みんなの健康管理が仕事だからやることが無かったんだ。」
「威厳もへったくれもないっすね。」
昔から思っていたが、医療部門のトップ中の扱って割とカルデアっておかしい組織だよな。
「でも、そんな時に君が来てくれた。地獄に仏、ぼっちにメル友とはこの事さ。所在ない同士、お互いのんびり世間話でもして交友を深めようじゃないか。」
それなら、
「じゃあカルデアについて色々教えてくれません?正直あまりこっち分野は詳しくないので。」
「うん。いいよ、じゃぁまずは・・・おや?」
ロマンにカルデアについて聞こうとした時、扉が開く。
そこには、この物語の主人公である藤丸立花がいた。
物語の始まりは、もうすぐそこまで来ている。
いやーなかなか、進めないものですね。