転生者は生き残りたい   作:みさいるZ

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北斎引けなくてモチベ下がってたマン


第四話

部屋にいた。ロマン&藤丸に合流する。

 

「藤丸ちゃん、山田君すぐに避難してくれ。僕は管制室にいく。もうじき隔壁が閉鎖するからね。その前に君たち二人だけでも外に出るんだ。」

 

おっ?ロマン漢らしいな。ワンチャン参加しなくても良い流れかな?

ん?めっちゃフォウみとるやん、これヤベーイ。藤丸ならともかく俺一緒にいたら北米版のフォウ君になっちゃうよ。

 

「わかってるよ。マシュを助けに行こう!山田君もいこう!」

「・・・わかった。」

 

ですよねー。まぁここまでは計算のうちだから(震え声

「フォウ!」

 

嬉しそーフォウ君まじかわ。あぁ、行きたくねぇマシュのグローシーン見て吐かないから心配だなぁ。

 

藤丸と共にロマンを追う。意外とすぐ追いつくことができた、いや藤丸に合わせてるからロマン藤丸より遅いやん。

 

「いや、何してるんだ君たち!?方向が逆だ、第2ゲートは向こうだよ!?まさか僕についてくるつもりなのか!?そりゃ人手があった方が助かるけど・・・ああもう言い争ってる時間も惜しい!隔壁が閉鎖する前に戻るんだぞ!」

 

「はい!」

「あいよ。」

 

管制室に着くとそこには地獄の様な光景が広がっていた。見たところ人影らしきものも見えないし瓦礫が散乱しているだけ、実際見るのは初めてだがカルデアスらしきものだけが残ってる状態だ。

 

・・・悪いけどこればっかりは元々こうなる運命だったんだ。悪いのは全部レフって奴なんだ。俺にどうこうできる問題じゃないんだ。

 

そう自分に言い聞かせる。

 

「・・・生存者はいない。無事なのはカルデアスだけだ。ここが爆発の基準点だろう。これは事故じゃない。人為的な破壊工作だ。」

 

これだけで判断できるあたり有能だよなぁ。ごめんね、ロマン最初の頃ワイバーンレーダーとか呼んじゃってて。

 

『動力部の停止を確認。発電量が不足しています。予備電源への切り替えに異常があります。職員は、手動で切り替えてください。』

 

アナウンスが鳴る。もう本当に時間がないみたいだ。

 

「・・・僕は地下の発電所に行く。カルデアの火を止めるわけにはいかない君たちは急いできた道を戻るんだ。まだギリギリで間に合う。

いいな、寄り道はするんじゃないぞ!外に出て、外部からの救助を待つんだ!」

 

『システム レイシフト最終段階に移行します。

座標 西暦2004年 1月 30日 日本 冬木 ラプラスによる転移保護 成立。

特異点への因子追加枠 確保。アンサモンプログラム セット。

マスターは、最終調整に入ってください。』

 

いよいよか。・・・型月ファンならめちゃめちゃ喜びそうなシチュだなぁ。俺は普通の生活エンジョイしたかっただけなのに。

遠い目している俺に、

 

「山田君、ギリギリまで生きてる人を探そう。まだ誰か行きてる人がいるかも!」

 

せやなぁ。お前の後輩とかな。てかこのハイスペックボディのせいで若干うめき声聞こえてるんよ。

 

「藤丸あっちから呻き声の様なものが聞こえた。」

 

「本当!?早くいこう。」

 

藤丸と共にその声が聞こえた所に行くと、そこにはこの物語の主人公と言ってもいい存在であるマシュがいた。こんな状況でも無ければ色々話したいこともあるが、その姿は、見るも無残な事になっている。下半身が瓦礫に押しつぶされている、こんなん助かるわけがない。

 

「・・・・・、あ。」

 

こっちに気づいた様だ。・・・俺面識ないから誰おま状態だけどな。

 

「マシュ!?しっかりして!!」

 

藤丸がかけ寄り瓦礫を退かそうとするが女の子一人で持ち上げられるわけもなく、周りの炎で熱された瓦礫を掴んだせいで手を火傷した様だ。

 

「山田君も手伝って!!」

 

「・・・藤丸無理だ。この傷じゃ助からん。避難した方が良い。」

 

頼むから否定してくれよ〜お前逃げたら原作崩壊するから。

 

「そんなのやって見なくちゃ分からないよ!!」

 

俺の言葉を無視して瓦礫を持ち上げようとする藤丸に、マシュが語りかける。

 

「いい、です。その方の言う通りです。・・・もう助かりません、から。それより早く、逃げないと。」

 

「マシュ。」

 

・・・ヤベェ。この後の展開知ってるせいで、温度差がひどい。なんか大作映画のワンシーン直接見てる気分だ。

 

その時カルデアスが真っ赤に染まる。

アナウンスを聞くと100年まで人類の痕跡がないそうだ。読むならともかくこんなんリアルに体験するとか思いもよらなかったわ。

 

「カルデアスが・・・真っ赤に、なっちゃいました・・・いえ、そんな、コト、より隔壁、閉まっちゃい、ました。・・・もう、外、には。」

 

「・・・うん、そうだね一緒だね。」

 

「先輩、手を握ってもらって、いいですか?」

 

アナウンスが鳴り響く。青白い光に飲み込まれ、意識を失った。

 

絶対に、生き残る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いや本当、すいませんでした。
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