転生者は生き残りたい   作:みさいるZ

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やっとの休みダァ


第五話

「あっいったー!?」

 

尻への衝撃で思わず叫ぶ。すぐさま周りを確認するこんな醜態を同世代の女の子に見られるとか黒歴史でしかないからね。

周りには、藤丸どころか何もない。というより

 

「なんでこんなクレーターみたいになってんだ?」

 

・・・や、やべーい。マジヤベーイ!!ここ知ってる!めっちゃ知ってる!!。こここ、ここあれやんstay night見た。

遠坂凛の家だ。思い出した!ここ爆心地だ。ということは藤丸達から完全に孤立したのか。

どうにかして合流しないとな。マシュのところに行かなきゃサーヴァントの召喚も出来ないし。

ん?なんか聞こえるな。布がすれるような音みたいだ。

 

近くの瓦礫の山に姿を隠し様子を伺う。するとそこにいたのは、ゲームの中では。何度も狩り尽くした、今現在において最も非日常に足を踏み入れてしまったことを再確認させる異形の存在がそこにはいた。

 

あれスケルトンか?ゲームと実際見るのとでは全然違うな。今一匹だけみたいだけど・・・。

 

カタカタ音を鳴らしながら近くをウロウロしている。これでは藤丸達に合流するどころかここから動くことすら出来ない。

 

一か八か、走って逃げるか?スケルトンと言っても所詮は骨全力で走れば・・・いやかの有名な武将は言っていた。

攻撃は最大の防御だと。どうせこの特異点だけのレイシフトなんだ誰にも人見られていないだろうし派手にやらせてもらいますか!

 

近くにあった石を投げて音を立てる。その音に反応してスケルトンは、音のする方を向く。その一瞬、後ろへと回り込みスケルトンの首部分を締め上げる。そして渾身の力でスケルトンの首を捩じ切った。

スケルトンは首が落ちると同時に倒れ込みそのまま動かなくなった。

 

は、ははは。なんだよ結構やれんじゃねぇか(団長並感

感触もなんか木を負ったって感じだったし人型じゃないだけあって罪悪感みたいなのもない。最高の結果じゃないか!

 

「それに、これを手に入れることができたのは大きいな。」

 

スケルトンの持っていた。剣を拾う、木刀と形は違うし重さも段違いだが、これで素手で敵と戦わなくてもよくなったってわけだ。それに切り札も温存出来てるしこのまま藤丸達の行く、柳洞寺の大聖杯のとこまで行かないと。

 

 

俺は慢心していたのかも知れない。あるいは英霊という存在をどこか軽く見ていたのかも知れない。

 

大きな足音がすぐそこまで迫っていた。ここで俺は思い出したんだ、爆心地の近くには。あいつがいた事を現在の戦力では決して倒すことの出来ない存在を。

 

「◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!!」

 

けたたましい叫び声と共に現れたのはfate を知っている人間なら大体は、知っている単純な力なら最強に近い英霊。

 

大英雄ヘラクレスだ。

 

息が止まりそうだ。スケルトンなんかとは比べ物にならない、比べる事がおこがましいほど威圧感を感じる。更に黒化している事もあってかより一層恐ろしい存在に見える。

 

ほんの一瞬、あまりの緊張感に思わずよろけてしまった。

次の瞬間自分のいた地面が抉り取られる。汗が吹き出る、今よろけていなければ確実に自分は、ミンチになっていただろう。

 

次の瞬間、俺はこの化け物に背を向け逃げ出していた。

 

こんなの勝てるわけない。なんだこれなんだこれなんだこれ、おかしいだろなんでこんなこんなこんな。

 

ヘラクレスは、大剣振り回しながら襲ってくる。剣を振り下ろした瞬間、回避するがその衝撃だけで俺は糸の切れた人形のように吹き飛ぶ。

 

吹き飛ばされ地面に叩きつけられる。走馬灯のように2度目の人生が頭の中を駆け巡る。二回も回避できた時点で、人間としては上出来だろう。友達に自慢したいなぁ、大英雄ヘラクレスの攻撃を二回も避けたぜって。精神科紹介されそうだなぁ。

また、あの化け物が襲ってくる。次は避けられないかも知れない、こんなことならもっと色々やっとけばよかった。

山田太郎くんの次の人生にご期待ください!ってか?

 

「ふ、ふざけんなよ。なんで俺がこんな目に合わないといけないんだよ。クソが!ゼッテー生き残る!何が何でも生き残る!。

彼女の作んのにいったいどんだけ苦労したと思ってんだよ!!まだおっぱい揉むどころかキスもしてないのに・・・童貞のまま死んでたまるかァァァ!!」

 

切り札の一つを切る。カルデアに着く前に作っておいた自家製スタングレネードとスモークグレネードを投げる。一瞬でも隙ができればいい。もう一つの切り札。カルデアの礼装の瞬間強化を自分の体へとかける、そしてその下に着たカルデアの戦闘服の全体強化をかけ全力で走り抜けるそのまま近くの建物へと転がり込み息を潜め身を隠す。

 

心臓が信じられないほど脈打っている。ただ、ただヘラクレスが追ってこないことを祈るばかりだ。

しばらくして。外の様子を見ると爆心地の近くをウロウロしてそのまま元来た方へと戻って行ったようだ。

 

「はぁはぁ。うっ、くっああぁ。なんで、なんで俺だけ。」

 

思わず涙が溢れて来る。助かった事への安堵、何故自分だけがこんな目にあったのかと言う怒りが入り混じり顔面がくしゃくしゃになるほど泣いた。けど生きている。まだ帰るチャンスはある。

 

「どうずる。どうずれば他のザーヴァンド達を出し抜いて抜いてガルデアにがえれるんだ?がんかえろがんがえろがんがえろ。」

 

ん?この建物なんで他の建物に比べて、()()()()()()

 

 

 




正直書いてて、やっちまった感があります。不快に思われた方すみません。
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