どうもみんなに存在を忘れられていた山田です。正直、印象に残るようなことやってないのでしょうがないんですけども、にしてもマシュがボロボロ藤丸の令呪が二画減っているのを見るに道中に一回、マシュの宝具発動、あるいはそのサポートに使ったといったところかな?
「あんた一体誰よ!?そもそもなんでサーヴァントを使役しているのよ!?」
「まぁまぁ。所長今はそれどころじゃありませんから」
「あんたは黙っていなさい!」
オルガマリー所長の相手は一旦藤丸の方に任せてランスロットと、セイバーオルタの方を確認する。
「・・・お前は、そうか。またも私の前に立ちはだかるか。
ならば斬りふせるのみ!」
「Arrrthurrrrrr!!」
ランスロットは確かに強い、スキルのおかげもあって狂化が入っているにも関わらず騎士王であるセイバーと互角に渡り合うことが出来ている。
ただ召喚が不完全なせいでステータスが下がっていて決め手に欠けている状態だ。しかもあっちはラグ無しで宝具を連発出来てこっちは宝具が使えないハンデを背負っているこのままじゃジリ貧だ。
辺りを見回して見るとオルガマリーの足元に人影がある事に気づく。
おそらくは、キャスタークーフーリンだろう。もっともかなり酷い傷を負っているようだが、
「オルガマリー所長。」
「な、何よ。藤丸から話は聞きましたが私はあなたを信用するつもりはありません!」
「いえ、回復系魔術を使うことは出来ますよね?なら足元のサーヴァントのけがを直して貰っても良いですか?」
「さっきからやっているけど傷が深過ぎるのよそんなにすぐ治るようなものじゃないのよ。」
・・・かなりやばいな。
セイバーオルタを倒せる唯一のサーヴァントとであるクーフーリンが瀕死、スキルが無かったらそのまま座に帰っているレベル、マシュは宝具の使用ここまでの戦闘での疲労が目立つ正直今出られてもランスロットの足を引っ張るだけだろう。
なら、勝つ為の最善の選択するしかない。この状況で勝つ為の方法は一つだけだ。
「藤丸。今から俺の言う通りにしてくれ。オルガ所長も。」
「はぁ!?あなたの言うことなん「わかった。何をすれば良いの?」
勝手なこと言わないで!?」
「所長。お願いします、このまま戦えば自分のサーヴァントとあのセイバー勝てる見込みはゼロです。それにバーサーカーが戦える間に決めて置かなければ本当に詰みますよ。」
「・・・あぁ。もう!何をすれば良いのよ!?」
「はい。まず藤丸と、所長には・・・
大空洞の中で剣戟がぶつかり合う音が鳴り響く。
かつて自分の国を守る為に戦い続けた騎士王、そしてその国の滅びる一旦となった円卓最強の騎士。
なんの因果再び相見えて剣をぶつけ合う。
ただ違いがあるとすれば、かたや高潔な騎士としての誇りを捨て暴君となった騎士王、かたや狂気に身を堕とし自身の宝具も使えぬ不完全な最強の騎士、誰がどう見ても勝敗は明白だろう。
ただ騎士王は、戦いの最中にある違和感を覚えていた。
(なんだこの違和感は・・・このランスロット狂化に身をやつしているはず、だが宝具を発動しようと距離を開けようとした瞬間だけ全く今までとは別物のような動きをする。まるでこの瞬間だけ別の意思が働いているかのように。)
「やぁぁぁぁ!」
「!?」
次の瞬間、直感が発動しマシュの攻撃を読み、盾での攻撃を弾く。
(馬鹿な!?こんな暴れ馬と同じところにあの小娘を突撃させるだと?そんなことをすればランスロットの攻撃に巻き込まれる危険さえあるはずっ!?っな体が)
やっとだ。やっと隙を見せてくれたな。
騎士王の体の硬直の正体、それはとても簡単な事だ。
ただガンドを打ち込んだだけ、未来予知レベルの直感も英霊二人の同時攻撃の瞬間だけはそちらに注意が向いていたのだろう。かなり危ない賭けだったがうまくいった。
騎士王のはすぐさま魔力放出をしようとするがたった一瞬あればよかったのだ。
「令呪をもって命ず、バーサーカー騎士王背後へと転移しろ。そして騎士王を拘束しろ・・・死んでも離すな!」
「な!?きっ、貴様、何を!?」
「Arrrthurrrrrr!!!!」
ランスロットは、その令呪に従い騎士王は抱きつく形で拘束する。ステータスが下がってるとはいえ、バーサーカーその力で抑えられればいくらセイバーと言えでもそう簡単に拘束は抜けられない。
「いまだ!藤丸!」
「お願いクーフーリン!」
令呪を使いクーフーリンの宝具を解放させる。
「おうよ!灼き尽くせ木々の巨人。
――『灼き尽くす炎の檻』!」
藁人形のような巨人が現れセイバーオルタを拘束しているランスロットごと檻の中へと閉じ込め自分ごと全てを燃やし尽くす。火の柱が空へと上がる。
そしてそこには、満身創痍となったセイバーオルタのみが立っていた。
今年こそ北斎ちゃん引きたいンゴねぇ