翌日
ピピピピ
翔鶴「んっ....ん!?もう6時!瑞鶴!瑞鶴!」
瑞鶴「ん?やばいい!!初日から遅刻!」
コンコン
瑞鶴「きた....」
翔鶴「どうぞ....」
ガチャ
加賀「もう6時をすぎているけれど、どういうことかしら?」ゴゴゴッ
瑞鶴「もう〜起こしって言ったのに〜!」
加賀「はぁ...これくらいのことも自分でこなせないのかしら?」
翔鶴「すみません!」
加賀「貴女甘え過ぎよ。翔鶴も甘やかしすぎではないかしら?」
翔鶴「ごめんなさい...」
瑞鶴「ちょっと!翔鶴姉を怒ることないでしょ!」
加賀「事実を言ったまでよ」
翔鶴「いいのよ瑞鶴」
瑞鶴「でも....」
加賀「はぁ....早く来なさい」
〜弓道場〜
瑞鶴「はぁ...はぁ....」
加賀「まだまだよ。まだ動作が硬いわ」
瑞鶴「わかってる...わよ」
加賀「ここはこうして....」ペラペラ
もうどれだけ加賀にしごかれたかは覚えていない。
弱かった朝が気付けば5時には目がさめるようになっていた。
そしていつからか、あの人を越えようとしていた自分はいなくなって
気づけばあの人の背中を追うようになっていた。
あの人に認められたい
初陣でいいとこ見せるんだから!!
そして当日....
瑞鶴「大丈夫!一航戦の方々は見ていればいいわ!」
でも
あんな大口叩いたのに....
迎えた初陣....結果は散々だった....実戦があんなにも厳しいものだなんて思ってもいなかった....
瑞鶴「あの....」
加賀「なにかしら?」
瑞鶴「今日の出撃....大口叩いたのに、ごめんなさい....」
加賀「....あら、貴女にも素直なところはあるのね」
瑞鶴「私、怖かった...強気な割には、怖かったです....」
加賀「.....」
瑞鶴「私怖かった....でも、私加賀さんに認められたい」
ナデナデ
瑞鶴「.....え?」
加賀「認められたいならこれからも励むことね。」
スタスタ
瑞鶴(何この気持ち....加賀さんって実は.....)
ブンブン
瑞鶴「ないない!あんなに誰も寄せ付けないような目をした人が、そんなはずないわ!」
瑞鶴「絶対に認めてもらうんだから!」
初陣は散々だったけど、あの人の意外な一面も見れた。
疲れてた幻覚かもだけど....
でも何がなんでも認めてもらいたい!
この失敗を生かさなきゃ!!
※瑞鶴達の初出撃は本編「加賀の記録 若鶴」に出ていますので、是非そちらも読んでいただけると幸いです。この後も本編と絡みつつ話は進める予定ではありますのでどうぞよろしくお願い致します。