第二弾です。
協力してくださった方は、
島夢さんの「東方雰囲気録」の
灰咲大夢君と、神崎雪那ちゃんです。
此処は、とある人間の里。
其処はとある理由により、
住民が皆、閉鎖的になっていた。
其処に、突如現れた二つの影が…………
原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。
其では、ゆっくりしていってね♪
灰咲大夢No.1~暗夜の里
…………!ここが人間の里……!?
皆、戸を締め切っているじゃないか……
慧音のいた里とは大違いだな……そう思うだろ、雪那?
……!あぁ……何故俺達がこんな処にいるのか……
簡単に説明するとこうだ。
~博麗神社
紫「ハァ~イ♪」
大夢「……何だ?嫌にテンション高いな」
紫「!あっ……ゴメン…………灰咲大夢君……だったっけ?」
大夢「付き合い長いのに、何で名前忘れてるんだよ?
三年もたってないけど」
紫「…………もしかして、亜空k……いや、
博麗神社のスキマでの事、まだ……怒ってる?」
大夢(!あぁ……あったな、そんなことも…………)
「いや、それほど?次やったらまたキレるけど」
紫「そう、良かった……実はね……貴方に頼みたいことがあるの」
大夢(……おかしいな……今日の紫はやけに大人しいが……)
「唐突だな……何だ、頼みたいことって?」
紫「……ある人間の里で、妖怪達の襲撃があって、
大変なことになってるのよ」
大夢「!……まさか、ソイツ等を退治しろって言うんじゃないよな?」
紫「!ち、違うわ……私が頼みたいことは、
其の里にいる、生存者の調査よ」
大夢(生存者……!?そんな言葉が出るって……
余程の惨状なんだろうな…………)
「でも、何でお前が行かないんだ?即解決できるだろ?」
紫「!その事なんだけど…………」
?「こんにちは、大夢さん、紫さん」
大夢「!よう、雪那」
紫「!あら……貴方は……神崎……雪那ちゃん…………だっけ?」
大夢(……悪いものでも食ったのか?雪那の名前も
覚えられてないなんて…………)
雪那「何を話してたのですか?」
紫「えっと……コレコレシカジカよ」
雪那「!……」
紫「…………駄目かしら?」
大夢「おいおい……雪那まで巻き込むことは……」
雪那「行きます!」
大夢「!」
紫「!ほ、本当……!?」
雪那「本当ですよ!」
大夢「雪那、本気か?
生存者ってことは犠牲者もいるってことだぞ!?
そんな処にお前を連れていくわけには……」
雪那「それでも私行きます、大夢さん……
一緒なら……怖くないです!」
大夢「!!!…………わ、分かった」
紫「二人とも……ありがたいわ…………!」
灰咲大夢No.2~暗夜の里
……で、紫のスキマを通じてここに来たって訳だ…………
…何で紫がこんな事を頼んだかは分からないけど、
とりあえず、調査って感じで理由が付くか?
……にしても、本当に静かを通り越して
薄気味悪いな………空まで曇ってるし………
……こういうところは、大抵何か出てくるんだよな……何かが。
調査 and 修行 and ……
~暗夜の里
大夢「……気を付けろよ……何が出てくるか……」
雪那「……!!」
大夢「?どうした……雪那?」
雪那「い、今……あの角で誰かがこっちを見ていた様な……!?」
大夢「……気のせいd!?おいおいおいおい……!
ちょ……こ、腰に抱きついたら……!!!!」
(こ、こんな所でも……SAN値が……け、削れていくぅ!!!!)
雪那「~~で、でも……大夢さんと一緒なら……怖くは……!」
?「フフフフフフ…………」
大夢&雪那「!!?」
雪那「……ぃやっぱり……だ、誰かいますって……!!」
大夢「あ、ああ……だ、誰かいるな…………」
(だ、抱きつかないで……押しつけられてるよ……ガッツリ柔いのが!!!)
?「其処ニイル……迷エルカップルサン?」
雪那「!!ほ、ほほ、ほら……私達の事ですよ!?」
大夢(!?へ……!?ちょっと待て『カップル』……!?)
「おい、間違えてるぞ!俺達はまだそんな……」
?「此ノ町ニイル目標ハ、モハヤ貴方達ダケ…………
他ノ住民ハ、皆『私』ヲ恐レテ出テコナイ…………」
大夢(!『出てこない』?…………!じゃあ……!)
?「デモ貴方達ハ、勇敢ニ外ニ出テクレタ…………
嬉シイワ…………」
大夢(!!勘違いにも程があるだろ!!!!!?????)
?「ダカラネ、貴方達ハ、スグニハ始末セズニ
チャンスヲアゲル…………ゲームヲサセテアゲル…………」
雪那「!ゲ、ゲーム……!?」
?「此ノ里ハ、迷路ノヨウニ通路ガ入リ乱レテイル…………
ソンナ里ノ出口ヲ見ツケテ、脱出デキタラ……見逃シテアゲルワ」
大夢「成程……いわゆる『脱出ゲーム』って感じか……?」
?「但シ……途中ニイル『私』達ニ見ツカッテ捕マレバ…………
ゲームオーバー……貴方達ノ身体ヲ貰ウワ」
雪那「!か、身体を……!?どうやって…………!?」
?「其ヲ知ルノハ、貴方達ノ最期ノ時ヨ……イズレ判ル。
デモ、万ガ一見ツカッテモ、振リ切レレバセーフヨ?」
大夢「!……舐められたもんだな……此方には弾幕があるんだ」
?「!アラ……貴方達、弾幕使エルノ?」
雪那「ええ……それは自信を………持って……」
大夢(……自身がない言い方だな………
!!そうか……雪那……まだほとんど弾幕を使った事が……)
?「ソウ……クヒヒ……ジャア、全力デ潰スワァ……!!!」
大夢&雪那「!!!」
?「制限時間ハ、無限大!デハ、スタート♪」
大夢&雪那「………………」
大夢(ホンット……唐突すぎるだろ!!!???)
雪那「ど、どうしましょう……あの言葉が本当なら……………
もう……帰った方が……!?」
大夢(……あの声の主が、此の里をこんなに変えた原因か……)
「雪那、一応調査はする…嘘を付いている可能性もあるしな……
もし……あの声が言ってた奴等が来たら、
近くにある小道に隠れてろ。……俺が相手をする」
雪那「……大夢さん………そ、そんな事は……」
大夢(!!!?ヴウッ!!!?その視線で見られると……………)
「……そ、そんな目で見ないでくれ……
心配するな……俺はいろんな奴と戦った。こんな所でも負けはしないさ」
雪那「でも……身体を貰おうとした奴なんて、
今まで会ったこともありませんよ?」
大夢「!確かに…………よし。一回目遭遇したら隠れよう。
情報収集だ……二回目会ったときは……勝負に出る!」
?「ヴヴヴヴ…………!!」
大夢(!来る……!)
「雪那……此方に…………!」
雪那「!?ウン……!」
椛(マリス)「………………イナイワネ…………」
星(マリス)「ヨク見ルノヨ………滅多ニイナイ獲物ナンダカラ……」
椛(マリス)「分カッテルワヨ……ソッチモ探シテヨネ」
星(マリス)「ハイハイ…………トコロデ……
浸食ハ、貴方ガスルノヨネ?」
椛(マリス)「イイエ、擬態シテイナイ『私』達ニ任セルワ」
星(マリス)「……来ルマデニ足止メシテイレバ良イノネ?」
椛(マリス)「ソウイウ事ヨ。……ニシテモイナイワ……
サッキハ此処ニ居タノニ…………」
大夢(……アイツらがそうか……獣耳の女の子……前の雪那に似てるな。
そしてもう一人が…虎柄の怖そうな女の子だな………)
雪那「………!!!ヒッ………」
大夢「!?どうした……雪那?」
雪那「あ、あの人達の足……み、見てくださいよ………」
大夢「……悪いけど、今はスタイルを気にしてる暇は……」
雪那「!?ち、違います……あれですよ……
ふくらはぎの黒い部分………!!」
大夢「んん~~?…………!!!」
目(マリス)「………………ギロッ」
大夢「!!?~~な、何だあれは……沢山の目が付いてるのか……!?」
雪那「あ、あれで…話している間も…私達を捜しているんですよ………」
大夢(成程……隙も見せてくれないギョロ目の化け物集団か………
!じゃあ、あの身体も……もしかして偽物!?)
星(マリス)「!鈴仙ノ『私』ガ誰カ見ツケタラシイワ……!」
椛(マリス)「!其ノヨウネ……援護ニイキマショ……蜂ノ巣ニシテヤルワ…
フフフフフ………」
大夢「……行ったようだな」
雪那「あ……あの声……人の声にノイズが入ってましたよ?」
大夢(……厄介だな………此は無事に帰れる保証が怪しくなったぞ…………
調査どころでもなくなってきたし………………だが…………)
大夢(!アイツら…『援護』って言う事は……誰かがやられてる……
!他に被害者がいるのか!?)
「雪那、通りに出るぞ……被害者を捜すんだ……
気付かれないように走っていくぞ!」
雪那「!?は、はい……!!」
~暗夜の里 出口付近
鈴仙(マリス)「ギィ…………グカァ……カ………………」
?「フゥ………此で16体目……後少しであるな……
…………確か……20体始末すれば全部だった様な………」
?「……擬態が……えーっと……其のままのマリスがぁ……うーーん………
ええい、ややこしい!………何体でも纏めて始末してくれるわ!」
?「……其にしても、さっきの…………『カップル』…………?
もしかして他に誰かが…………?」
?「敵の増援が来る前に、其奴等を見つけるとするか……!」
~暗夜の里 中央部
大夢(……さっきの二人は此方に飛んでいった……
……もしかしたら其の先に…………)
雪那「ハァア……、ハァア………!」
大夢「!大丈夫か、雪那!?」
雪那「も、もう……走れませぇえん……!!」
大夢(!!……こうなったら、仕方ない……!!)
「雪那、ちょっと良いか!?」
雪那「あ、ありがとうございますぅう……大夢さぁん……」
大夢(~~~、まさか、此処でも雪那を背負う事になるとは……
一応走る事は出来る………が……………)
雪那「ウゥウ~~、ウゥウ~~~、ウゥウ~~~……」
大夢(揺れるたびにそんな可愛い声を上げないでくれぇ!!!!!
後、背中に柔いのがぁあ!!!!!あ、当たる当たるぅう!!!!!
SAN値がぁ……ま、また……尋常じゃないほど削れるぅう!!!!!!!!)
?「幸セソウネェ……カップルサン???」
大夢「!!」
VS〈影の忘れ物〉レティ・ホワイトロック
~暗夜の里
レティ(マリス)「ククク……見ツケタワァ……!!」
大夢(しまった……被害者を見つける前に
此方が先に見つかった……!マズい…雪那を降ろさないと……!)
「雪那…!早く下に……!」
雪那「………………」
大夢「……雪那?」
雪那「……もう……降りなきゃダメですか?」
大夢「!!お、おま……まさか……!!」
レティ(マリス)「!?…………」
雪那「まだ、敵は来てませんし、もう少しだけ……」
大夢(嘘だろぉお!?!?!?!此処で思考停止モード!!???
何てタイミングだ!!!やってくれるなぁ、畜生ぉおおお!!!!!!)
レティ(マリス)「………モシカシテ、ソノ娘……邪魔ナノ?」
大夢「!!ふざけるな!そんな訳ないだろう!!」
レティ(マリス)「……ヘェエ、邪魔ジャナインダ……」
大夢(!!!アァア……カッとなって怒鳴ってしまった……
此でアイツらにとって俺と雪那の関係はぁ……)
大夢(!!!イヤイヤイヤイヤ……違う!!!
今はそんな事を気にしている場合じゃあ……!
くそっ……ニヤニヤしてるぞ、アイツ……!!!)
レティ(マリス)「隙有リィイ!!!!!」
大夢(!!は、はやい……!雪那を喰うつもりか……!!)
レティ(マリス)「1対1ノ方ガ楽シイワ!!デモ、寝ル方ハ用ハ無イ!!」
大夢「!!!狙いは、まさか俺……!!??」
(く……雪那が背中にいて急な身動きが………!!!)
レティ(マリス)(……マズハ…一人……!!)
?「悪いが、その策略は完遂できぬぞ!!」
大夢「!!!」
レティ(マリス)「!!?」
雪那「?誰ですかぁ……??」
?「炎符『廃仏の炎風』!!!」
大夢「!!グゥ……な、何だ…!?」
レティ(マリス)「!!?ギィャァアア!!!!
炎ハダメダァァアアァアァァ………!!!!!」
布都「よっと……やはり人間の『カップル』であったか……
怪我はしておらぬか?」
大夢「!!んな……だから、誰が……ってアンタ誰だ?」
布都「!よくぞ聞いてくれた!!我が名は物部布都!!
導術を操りし風水師なるぞ!!!」
大夢(……和風のようでスカート履いてる風水師……?
心強そうだが………これまた胡散臭い奴が出てきたぞ………)
「お前も……あの化け物達の仲間か?」
布都「!!し、失礼な!!あんな卑劣な魑魅魍魎と一緒にするな!!」
大夢(!怒りだしたぞ……なんか、可愛かったりもするな……)
「そうか…助けて貰ったのに、済まないな」
布都「…お主は?」
大夢「俺の名前は、灰咲大夢だ。此方は、神崎雪那。」
布都「……こんな『ぴんち』の中眠れるとは……
雪那殿……なかなか肝が座っておられる……」
大夢(……名前覚えるの早いな……さっきの紫とは大違いだな)
「しかし……参ったな……調査どころじゃないな……此は」
布都「調査?……!大夢殿……其の調査……
まさか大妖怪、八雲紫に任されたのではあるまいな?」
大夢「!……そうだが?」
布都「彼奴は信用できぬ……亜空間を使い、良からぬ事を企む……
あのひしゃげた性分も、我は好かん」
大夢「そうか……お前、アイツが嫌いなのか……」
布都「妖怪全般は好かぬ……其だけだ」
布都「……だが、其の調査とは何ぞ?
もし、貴殿等の助けになるなら、協力しないことはないが……」
大夢(!嫌いな奴の依頼に協力するか……?
ますます訳がわからんな……)
「此の里にいる、生存者の調査だ」
布都「!お主等は騙されておる……
此の里は支配こそはされど、犠牲者は一人も出ておらぬぞ!?」
大夢「!やっぱり……!」
布都「……!!気を付けろ、大夢殿!雪那殿!新手だ!!」
VS〈毘沙門天の影〉寅丸星
〈影のテレグノシス〉犬走椛
~暗夜の里
星(マリス)「……数ガ減ッテイルカラオカシイト思エバ……」
大夢(!コイツ等はさっきの……戻ってきたのか……!)
椛(マリス)「貴方ダッタノネ……冴エナイ尸解仙」
布都「!冴えないは余計じゃ!」
椛(マリス)「デモ、同時ニ目標二人モ捕捉……」
星(マリス)「一度死ンダ奴ニハ用ハナイ……退イテ貰エル?」
布都「お主等は下がっておれ!我が相手をする!」
雪那「Zzzz……Zzzz……」
大夢(……雪那が此の状態じゃあ……俺がやるしかない!)
「いや、俺も戦うさ……布都!俺に力を貸してくれ!」
布都「!お主……もしや弾幕を扱えるのか!?」
大夢「勿論だ!俺もやらなきゃいけねえんだよ!雪那を守る為にもな!!」
布都(……何と言う益荒男であろう……!
……まるで、今はいない屠自古殿のようだ……)
「……良かろう!」
星(マリス)「逆ラウカ……ドレ程カ……見テミマショウカ」
布都「我が先陣を切る!大夢殿は援護に回るのだ!」
大夢(!へ……お皿……!?)
星(マリス)「!ハッ……皿ナンテ……馬鹿ニシテルノ?」
布都「!……貴様等……我の皿を舐めるでないぞ!?」
星(マリス)「!!」
布都「『抱水皿』!!!ハイヤァ!!!」
星&椛(マリス)「!!!」
大夢「!!皿が高速で飛んでいく……!!」
星(マリス)(!思ッタ以上ニ速イ……!!)
「カ……カクマッテ!!」
椛(マリス)「判ッタワ、コンナ弾幕等……!!」
大夢「!味方の盾に隠れて弾幕を防ぐつもりだぞ!?」
布都「フフフ……そんな事、お見通しだ!!」
布都「弓符『星龍矢』!!!」
星(マリス)「!!?グォァア……!!!」
大夢(!!盾に隠れる前に射倒した……凄い命中力だな……!!)
星(マリス)「!!~~~ヴァァア……ム、胸ガァアア……!」
布都「防御に回るときも、油断は禁物だ!覚えとれ!!」
椛(マリス)「グッ……クッ……!!」
(~~サ、皿ニ対スル防御デ……助ケ……ラレナイ……!!)
布都「今だ、大夢殿!!追撃するのだ!!」
大夢「よし…!!」
大夢「絶技『百花繚乱 周』!!!」
椛(マリス)「!!?ナ、何……此ノ弾幕ハ……!?」
布都(花が…マリス達の周りを……こ、此程の者とは……!!)
大夢「360度、全方位からの弾幕は盾一つでは防げないぞ!?」
椛(マリス)「!!オ、己ェェエ……!!」
大夢「行けえぇええ!!!!」
椛(マリス)「!!!~~~~ヴグォアアアア……!!!」
星(マリス)「グァ……ヴオオオオァアア!!!!」
布都「大夢殿!お見事だ!!」
大夢「ハァ……黒ずんで消えたけど、アレで倒したのか?」
布都「ウム、しかし……あれほどの弾幕を持っておるとは…
お主、なかなかの手練れであるか?」
大夢「いや……俺、其程のものじゃないけどな……」
布都「!そう言えば……今我等は
マリスを何体討伐したか覚えておるか、大夢殿?」
大夢「!まりす……?アイツ等の名前か……
確か……俺が見たのでは、3体消えたけど……」
布都「……と言うことは……此処には20体いて……」
大夢「!そんなにいたの!?」
布都「ああ……そして、我が今まで16体倒したから……」
雪那「イヤァアアアーーーー!!!!!」
大夢「!!雪那!!」
布都「!しまった……まだ1匹残っておったか……!
急いで雪那殿のもとに戻るぞ!」
VS〈影の人形遣い〉アリス・マーガトロイド
~暗夜の里
アリス(マリス)「フフフ……オ目覚メノヨウネ……」
雪那「!!ア、ア……アワワ………目、を覚ましてくれたと思えば……
あ、貴方………め、め目が……!」
アリス(マリス)「大丈夫ヨ…此ハチョットシタ病気ナノ……デモ、
貴方ニウツル心配ハナイワ………
ニシテモ、スタイル良イワネ………彼氏出来ルワケダ……」
雪那「!!////そ、其を言われると……よ、余計に……!!」
アリス(マリス)「デモ心配ナイワ……貴方達ガ死ンデモ、
私ガ、貴方達ノ代ワリヲシテアゲルカラ……幸セナカップルノママデネ…」
大夢「雪那ぁ!!」
布都「雪那殿ぉ!!」
雪那「!大夢さん……布都さん……!」
アリス(マリス)「!チッ………間ニ合ッタ様ネ」
大夢「代償『諸刃之剣』!!!」
アリス(マリス)「!!イキナリ……!?」
布都(!!今度は近距離技か……相手の虚も突けた……いける!!)
アリス(マリス)「『身代わり人形』!!!」
大夢「!!クソォ……!!」
アリス(マリス)「残念……ヤハリ何カヲ守ロウトスル男子ハ健気ネ……」
大夢(人形でガードをしやがった……人形?………!もしかして……!!)
布都(あのスペル…………まさか!)
「大夢殿!彼奴の目を直接見るな!!」
大夢「!…………!?」
アリス(マリス)「……此ノ娘ガ大丈夫ナノニ?」
布都「!?……どういう事だ……?
何故…人間の雪那殿が見ても無事でいられる!?」
アリス(マリス)「魔符『アーティフルサクリファイス』!!!」
布都「!!?グワァアアアア~~~……!!!!」
(~~油断した…い、威力が高い爆発技をぉ……!!)
大夢「!布都!!」
アリス(マリス)「一度死ンダ奴ハ用ハ無イッテ、サッキモ言ッタデショ?」
布都「グゥウウ……!!」
大夢「大丈夫か、しっかりしろ……!」
布都「あ、あぁ……済まないな……!痛……」
アリス(マリス)「其ニソンナ事、貴方ガ知ル必要ナイノニネェ……
クヒヒヒヒヒヒ………」
大夢「!……其の声は……ノイズがあるが……お前アリスだよな?」
アリス(マリス)「!…名前ヲ知ッテルナンテ……驚キネ」
大夢(!!俺の事を覚えていないのか…!?どうなってる!?
姿形は変わってる部分があるが……アリスの面影がある……なのに……!?)
雪那「アワ、アワ……ワ……!!」
アリス(マリス)「クヒヒヒヒヒヒ………」
大夢(!だが……雪那のスリーサイズを教えようとした時の
あのニヤニヤとは違う……!アイツに……何があった!?)
布都「今の奴に何を話しても、無駄だ……彼奴は今や…異形の権化だ」
大夢「!?何……!?」
アリス(マリス)「…邪魔サレタラ困ルカラ縛ッテオキマショ」
大夢&布都「!!!」
大夢「此は……糸!?」
布都「グッ……大量の糸で……拘束したのか……!」
アリス(マリス)「心配シナクトモ、坊ヤハシッカリ身体ヲ貰ウカラ」
大夢「!!ぼ、坊やだと……!?」
アリス(マリス)「ソノ身体デ、其処ノ尸解仙ヲ使ッテ、
弾幕ノ力ヲ試シテアゲルカラ………大人シクシテナサイ、此ノ子ガ先ダカラ」
雪那「!!」
大夢「!!逃げろ、雪那ぁ!!!」
アリス(マリス)「逃ゲラレナイ癖ニ……」
雪那「~~~~!!!」
アリス(マリス)「!!!ウグゥ……!!?」
大夢「!雪那……!?」
布都「!!マリスを壁に……!」
雪那「……貴方、私の次は……まさか、大夢さん達にも…………?」
アリス(マリス)(~~ワ、私ノ…首ヲ……!?ス、凄イ力……!!?)
布都「!雪那殿?……大夢殿……あれは……ど、どうなっとる?」
大夢(…まさか……此はヤバいな……)
布都「!?大夢殿……何か知っておろう?何が起こっておるか説明できぬか?」
大夢「ああ、出来るさ……簡単に言うぞ……………」
大夢「雪那がキレた」
布都「!!ナヌッ…!?」
雪那「……私達を食べて、どうするつもりです?」
アリス(マリス)「!!アグァァア……!!!」
雪那「どうするのです?と聞いてるのですが……」
アリス(マリス)(……デ、デモ…ス、素手デ掴ンデクルナンテ……馬鹿ネ……
フフフ……此ノママ一気ニ此ノ娘ヲ…………!)
雪那「……やってみます?」
アリス(マリス)「!?」
雪那「私を食べてみます?此のまま……?」
アリス(マリス)「!ヒッ……!!」
雪那「もし食べちゃうのであれば、大夢さん達は途端に
攻撃をしますよ?良いんですね?」
アリス(マリス)(!!?……目ガ……冷タスギル……
イ、射竦メラレタ…………!)
布都「!……お、お主の彼女はいったい全体何者だ?
キレただけでマリスを……!」
大夢「…アイツは、怒らすとムチャクチャ怖いんだよ……其だけの話だ」
雪那「……どうなんです?」
アリス(マリス)(ダ、ダメダ……目ヲ背ケタラ……ケ、消サレル……!!
サ、殺気ガ……ト、トテツモナク出テイル……!!)
雪那「黙ってたら分かりませんよ?」
アリス(マリス)(デモ……此ノママデモ……浸食シヨウトモ……
逆ニ睨ミ殺サレソウ……!!)
雪那「………するんですね?」
アリス(マリス)「!!!~~~ゴクッ……!!」
布都(…マリスが彼処まで怯える姿は初めてだ……浸食しようともしない……
此の二人は……本当に何者だ?本当に……人間なのか?)
アリス(マリス)「~~~~~~~~~」
(~~マ、マサカ……コンナ恐ロシイ人間ガ……居タ…ナンテ……!!)
雪那「もう、こんな事しませんか?しませんね?」
アリス(マリス)「~~~~ヴゥ……ウッ……」
アリス(マリス)「ウワァアァアアァァアアァアアァァアン…!!!!!!!」
雪那「!?」
大夢「!!壁に溶けていく……倒したのか!?」
布都「……いや、逃げていったと言うべきだったな、今のは」
雪那「………………」
大夢「…雪那、大丈夫か?」
雪那「!!ひ、大夢さん……其に、布都さんも……!」
布都「お主等……人間ながら、マリスを撃退するとは……
本当に……本当に人間なのか?」
大夢&雪那「はい」
布都「そうか……だが此で…里にいるマリスは全て居なくなったな……
此の里も、やがて、元のように活気を取り戻すであろう」
大夢「……終わったんだな?」
布都「そうだ、終わったんだ。
お主等の調査も一件落着だな。紫に報告しておけ。
『お主の目は節穴であった』と」
大夢(…何処まで嫌いなんだよ、妖怪達を……)
布都「!おっと……太子様が呼んでおる……其では、
我は行く。お主等も気を付けてな」
大夢「……助けて貰ったのに、済まないな」
布都「!その台詞は、一回で良いぞ?」
雪那「で、でも…其の位、私達は感謝しているんです」
布都「構わん。我は人間を助ける事を生き甲斐にしておるからな。
今回も、大いに満足させて貰った」
雪那「………布都さん…」
布都「では……さらばだ!!」
大夢(!布都が……煙に包まれていく………)
布都「大夢殿!雪那殿!」
大夢&雪那「!?」
布都「お主等なら、将来末永く共に歩めそうだ……互いの仲を大切にな!」
大夢&雪那「!!!!」
大夢(最後に、いきなり何て事を言ってくれてるんだ!!!!!!????)
「お、おい!!…待てよ……だから俺達は……!!」
布都「アッハッハッハッハッハ………!!!」
大夢「……消えちまったな……」
雪那「ええ……ですが助けて貰って…本当に有り難かったです」
大夢「!雪那……見てみろよ、空が晴れていくのに……」
雪那「!?此は………雪……ですか?」
大夢「おかしいよな……晴れたら雪は溶けるのに……」
雪那「本当ですね…」
大夢(……まるで、布都みたいだな……アイツが此を?………まさかな…)
大夢「!……雪那」
雪那「?何でしょう?」
大夢「…あのな…………」
雪那「!!//////~~~…え、……?」
大夢「!い、いや……布都のことなんだが……」
雪那「!あ、ふ、布都さんですか……か、彼女がどうしました?」
大夢「………………」
大夢「あいつ、キューピッドの方が向いてるかもな…」
雪那「……え?」
大夢「服白いし……弓矢上手いし……其に……俺達の事を………」
雪那「……ええ、そうですね……」
大夢「!」
紫「………………」
大夢(紫がスキマから手招きしてる……一部始終見てやがったな?)
「さて、雪那。帰るか!!」
雪那「ハイ!!」
~亜空間
紫「……どうだった?」
大夢「!結果?…あ~……『お主の目は節穴であった』。案内頼む」
紫(!…どうやら、布都とも会ったようね……)
「判ったわ……さっそく……」
大夢「……で、ついでに事情を説明して貰おうか、『別の』紫?」
紫「!?」
雪那「え……?どういう事ですか?」
大夢「俺がよく知る紫はそんな風におどおどはしてないぞ?
其は初対面のときにする対応だ」
紫「~~~~」
大夢(…どうやらビンゴのようだな…)
「さあ、観念して白状した方が良いぜ?」
紫「!!~~う、うん……全ての事情を話すわ……だから……
御願い……そ、其だけh」
大夢「分かってる。話してくれるなら威力は弱めるから」
(こんなに弱気な紫に、本気だしづらいからな……)
紫(!!!アァア~~~~……誰か、助けてぇえ……)
神崎雪那~大夢達の世界
……大夢さん……
あの紫さんを拷問して分かった事を整理しますよ?
結局はあの紫さん、「別の世界の」紫さんで、
「此方の」紫さんと交渉した末に、
「別の世界の」紫さんが、「此方の」紫さんを装い、
此処とは別の地域の調査と称して、異世界に連れて行ったってことですか?
!大夢さん…「此方の紫をもう一度断罪する必要が有る」って……
もう…い、良いじゃないんですか……?
紫さんも十分反省してるってさっき「別の世界の」紫さんも言ってましたし……
「敵の数を減らす協力をしてくれた」って感謝もしてましたし……
え?……あ!「別の世界の」紫さんが…ですよ?
~~ややこしいですね……
……大夢さん……
彼方の世界……とても怖かったですけど……良い思い出にもなりましたね……
……助けてくれてありがとう……此からも宜しく御願いします。
如何でしたか?
このお話は、「東方雰囲気禄」の紫達による肝試しが
失敗した後からの話です。
イラストです。
大夢君と雪那ちゃんと(何処からか湧いてきたのか)布都です。
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気付けば、クリスマス……
専用ストーリーが間に合わなかった……
其処で、アリスでクリスマス用のもう一枚です。
しかし彼女が配るプレゼントの中身は…………
「貴方モ、此ノ子達トプレゼントニナッテミナイ?」
【挿絵表示】
因みに此のイラストのアリスは、第1話辺りの状態です。
今は、「弧毒」の影響で少しヤバい状態ですので……
正月には、ちゃんとしたストーリーをあげたいです。
此のお話も一応、クリスマス仕様にもなっていますが、
ガッツリというわけではありません。
大夢君達を提供して下さった島夢さん、
どうも有り難うございました。
島夢さんとは初めてのコラボながら、
楽しく書かせてもらいました。
本編も続いていますが、
次回はコラボ第三弾です!
其では、次回もゆっくりしていってね♪