第三弾です。
協力してくださった方は、
「東方幼妖談~Immature Massacre」より、
九賀神矢君と、柳葉深幽ちゃんです。
春が訪れてなお、冬が残る「残雪の道」。
其の道で食料調達の為訪れた、とある二人の影。
しかし、彼らを待っていたのは……
原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。
其では、ゆっくりしていってね♪
九賀神矢No.1~残雪の道
……!此処が………
此処が紫さんが言っていた「残雪の道」………
!確かに、暖かいのに雪がまだ残っている……
不思議な場所だ……
此処に食べ物がたくさんあるんだな……よーし…
霊夢さんの為にも沢山もって帰るぞ……!
……!どうした、柳葉…?
何か言いたげな顔をしてるが……
!そう言えば……紫さんはまだ何か言ってた様な……
思い出してみようか……
~博麗神社(神矢達の世界)
神矢「~~ヘェ……お腹すきましたね……」
霊夢「そ、そうねぇ……」
神矢「魔理沙さんは…またキノコ送ってくれないのですか……?」
霊夢「でも……もう冬でしょ?
キノコ、もう収穫できないんじゃないの……」
神矢「!そ、そうですね……寒いときに…キ、キノコが生えるなんて……」
紫「こんにちは、霊夢、神矢君」
神矢&霊夢「!!!」
霊夢「地面から紫が生えてるわ!!早速採集して……!!」
紫「!、ちょっ……!いきなりど、どうしたのよ……!?」
霊夢「冗談よ」
神矢(…半ば冗談にも見えなかったけどな…)
霊夢「……で、何よアンタ、バカにしに来たの?」
紫「!そ、そうじゃないわよ……
貴方達がそんな状態だからね……」
霊夢「何の用なのよ、其なら一体……!?」
紫「実はね……見つけたのよ」
神矢「?何をです?」
紫「…食料調達に最適な場所を」
神矢&霊夢「!!?」
霊夢「何処!?其処って何処よ!?」
神矢(…食べ物の事になると凄いな……)
紫「!~~お、落ち着いて……ちゃんと教えてあげるから……!」
神矢「……で、何処なんです、其処は?」
紫「そうそう…神矢君の様に落ち着いて聞いてくれれば良いのよ……
其処はね…霊夢、貴方は一回は行った事がある場所よ」
霊夢「!え……?」
紫「……『残雪の道』よ」
神矢「……『残雪の道』?」
紫「貴方が命蓮寺の異変の時、最初に訪れた場所よ」
霊夢「!!あ、思い出した…!あのネズミと戦った場所ね!?」
神矢(……ネズミもいるんだな、此処は……)
紫「!神矢君は初めてだったわね……
其処は、春でも冬に積もった雪が残る、不思議な道なのよ。
まぁ……残りやすい…と言った方が良いかもね」
神矢「はあ………」
紫「其処にね……今、大量に食べ物が出現してるのよ」
霊夢「!!神矢!!早速其処に行きましょう!!食べ物を……!!」
紫「但し!………行くのは神矢君だけよ」
神矢「!?」
霊夢「!な、なんでよ!?私はもう限界なの!!
行かないといい加減、私のお腹が……!!」
紫「貴方が行くといろいろ面倒になるからよ。其に……」
神矢「?…他に何かあるのですか……?」
紫「!い、いえ……とにかく、霊夢は休んでて……
神矢君に任せてみるのはどう?」
神矢(……其だけで霊夢さんが食い下がらないとは思えないけど……)
霊夢「……判ったわよ」
神矢「!!」
紫「……待っててくれるのね?」
霊夢「寒くて動けないから……神矢!
失敗したらどうなるか、判ってるんでしょうね!?」
神矢(……マジですか……だが、やってみようか……男としても……)
「…でも紫さん……俺一人で大丈夫でしょうか……?」
紫「心配ないわ、此の娘も連れてきてるから!」
深幽「………………」
神矢「!柳葉……お前も来るのか?」
深幽「……(コク)」
霊夢「でも、此の娘って……」
紫「守矢神社からは許可は取ってあるわ。心配しなくても」
霊夢「……相変わらず手が早いわね」
紫「フフ、決まりね……じゃあ……出発よ♪」
~亜空間(過去)
紫「…此の先が『残雪の道』よ」
神矢「判りました、紫さん………行こう、柳葉」
深幽「……(コク)」
紫「……二人とも、一つ注意する事があるわ」
神矢「?何です?」
紫「其処には強敵が潜んでいる事があるわ……
もしかしたら今まで戦った敵よりも恐ろしい強敵が……警戒も忘れずにね」
神矢「…忠告、ありがとうございます……行って来ます!」
深幽「………………」
紫(……貴方達が強くなった噂は聞いたわ……
……あの時からどれ程強くなったのか…見させて貰いましょうか……)
九賀神矢No.2~残雪の道
……そう言えば、強敵が出るって、紫さん言ってたな……
だとすると……注意も必要か………
……どうも罠に見えてきたな……
そんな都合の良い事があるなんて…不自然だな……
……まあ、一度引き受けてしまったんだ。
騙されたと思って……食べ物が手に入るなら……
何としてでも持って帰ってやるか!
柳葉、沢山採ってやって霊夢さん達を驚かせてやろうぜ!
華麗に邪魔をする者
~残雪の道
神矢「さて……と……探すか!柳葉!あっちを頼む!」
深幽「……(コク)」
?「天にして大地を制し、地にして要を除き……」
神矢&柳葉「!?」
神矢(何だ…声が…?何処からだ……!?)
?「人の緋の心を映し出せ!!!」
深幽「?……!」
神矢「!上か……!?」
?「ハァアア!!!!」
神矢&深幽「!!?」
神矢「グゥッ……空から……人が……!?」
柳葉「~~~~!!」
?「フフフフフ…………」
神矢「~~…誰だ!?」
?「私は、比那名居天子……幻想郷の天人よ」
神矢(!…大きな石の上に乗っている女の子……此の娘が……天人……!)
神矢(……ん?天人……?そういえば、この前地震が起きたときに……)
~博麗神社(神矢達の世界)
霊夢「…フー、食べるだけ食べたって感じ?」
神矢「…そうですね、かなり満腹ですよ」
神矢(……さて、腹が満たされた時は寝るに限r……)
神矢&霊夢「!!?」
神矢(ウワッ!!じ、地震か!!?)
霊夢「キャ……ち、ちょっとちょっと!!またあの天人!?」
神矢(!天人って……誰だ…!?)
~残雪の道(現在)
神矢(あの時霊夢が言っていた…成程、
天人さんってこんなんだったんだな……今風だな……)
深幽「……………」
天子「!あら…この『要石』に貴方達も乗りたいの……?
良かったら、乗せてあげても良いけど?」
神矢「!いえ……結構……」
(……何か、我が儘な感じだな……どうしようか……)
天子(マリス)(……マサカ、コンナ処ニ人ガイタナンテ…………
探シテテ骨折リ損ト思ッテハイタケド…………ラッキーダッタワネ)
天子(マリス)(…ン?此ノ子達ハ……確カ……)
~柳の運河(過去)
紫「……フフフフフ」
赤蛮奇「!?何が可笑しいです?」
紫「私はあまり戦わないわ?」
赤蛮奇「!………『あまり』?」
紫「主に戦うのは……」
紫「此の子達よ!『枕石嗽流』」
オリキャラ達「!?ワァアーーーー!!!!」
赤蛮奇「!?……??、?……?」
深幽「~~~~…………」
神矢「クッ……大丈夫か、えっと……柳葉?」
深幽「……(コク)」
神矢「そうか……しかし、此処は……?」
~残雪の道(現在)
天子(マリス)(…竜宮ノ使イノ部下ダッタ
ロクロ首ヲ倒シタ、紫ノ使イノ二人………)
天子(マリス)(ダガ、『私』達ハ其ノ実力ヲ見ル前ニ……)
~柳の運河(過去)
紫「!あ、因みに貴方達は邪魔。
『至る処に青山有り』」
マリス①「!?ヴオォーー…………!!!」
マリス②「ヴヴヴヴ……ヴ…………ヴ…………!」
赤蛮奇「!?な……弱点の後ろから……!?
私の……ぞ、増援が……!!」
~残雪の道(現在)
天子(マリス)(紫ニ奇襲サレタンダッケ……
ダカラ、アノ子等ノ実力ハ私ハ未ダ知ラナイ……用心シテカカラナイトネ……)
神矢「!そうだ……此処等あたりで食べ物がある場所、知りません……?」
天子(マリス)「!食べ物……?」
……もしかして、此の桃が欲しいの?」
神矢(!帽子の上に桃が……何だアレ……非常食か?)
「い、良いのですか…!?其を俺達に……!?」
天子(マリス)「ええ……」
(…フフッ……此モ『私』ノ擬態ノ一部……
喰ワセレバ一瞬デ体内カラ浸食出来ル……運ガ良カッタ……
コンナニ早クケリヲ着ケラレルナンテ……)
深幽「……(クイックイッ)…!」
神矢「!どうした、柳葉?袖を引っ張って……?」
深幽「………………」
神矢「……!もしかしてお前……あの天人に勝負を申し込みたいのか!?」
深幽「……(コク)」
天子(!勝負デスッテ……!?折角手間ガ省ケタト思ッタノニ……
ナンテ提案ヲシテクレルノヨ……!!)
天子(………マア、実力ヲ確カメタ方ガ
身体ヲ盗ッタ時ノ為ニモ役ニ立ツカモシレナイ…
…其ニ…弱ラセタ方ガ浸食ハ容易イ……)
「いいでしょう……勝負に勝ったら、此の桃と、食べ物の在処を教えるわ!」
神矢「!?勝負に……?」
(…だが、此に勝てたら……沢山の食べ物に………!)
天子(マリス)「……どうなの?」
深幽「………………」
神矢「……良いぜ!絶対に手に入れてやる…!!」
VS〈非想非非想天の影〉比那名居天子
~残雪の道
天子(マリス)「さて、一勝負してお腹をすかせようか!?
二人纏めてかかって来なさい!」
深幽「………………」
神矢(!…もしかして、柳葉は情報を聞き出せると思って勝負を…?
其が思惑だというのならば……!)
天子(マリス)「『非想の剣』……さあ、行くわよ!」
神矢「!?グッ……!!」
深幽「!」
天子(マリス)「?……まさか、既に空腹で限界じゃないわよね?」
神矢(~~~残念ながらその様だな……もう、何日も食べてなかった……
その上……無理をしようとして……身体が……もたない……!!)
天子(マリス)(……一人ハ、手ヲ付ケナクテモ良サソウネ……)
「じゃあ、貴方は休んでいなさい。もう一人と戦うわ!!」
深幽「!……」
神矢「!ま、待て……!!」
(深幽は、使えるスペルは少ない……今のままじゃあ……!!)
天子(マリス)「はぁ!!!!」
神矢「!!ヴ……!?」
(か、身体が……クソ……!!)
深幽「……霊刀『アシストブレード』」
神矢&天子(マリス)「!?」
天子(マリス)「~~こ、此は………霊力の刀ね!?」
神矢(!天人の剣と……互角………アイツ…接近戦も出来たのか……)
深幽「~~~~」
神矢「!柳葉……俺が動けるようになるまで…時間を稼いでくれ……!!」
深幽「~~~(コク)」
天子(マリス)「~~でも、扱いはまだ…慣れてないようね!?」
深幽「!?」
神矢(!刀を弾かれた……マズい、隙まみれだ……!!)
「柳葉!一旦後ろに下がれ……!!」
天子(マリス)「遅いわ!天符『天道是非の剣』!!」
神矢(!!まっすぐつっこんでくる……避けられない……!)
「動けぇ……俺の身体ぁ……!」
天子(マリス)(マズハ……突キ刺シテ弱ラセテヤルワ……!!)
深幽「……霊体『ゴーストボディ』」
神矢「!!」
天子(マリス)「!!?」
(身体ガ……スリ抜ケタ……!??テ、手応エガ……!!!)
深幽「~~~!!!」
天子(マリス)「!!?グボァアア……!!?」
神矢「!!…すり抜けた直後に顔面パンチでカウンターを……!!」
深幽「………」
神矢「や、柳葉……お前……強かったんだな……!」
深幽「……(コク)」
天子(マリス)「~~グッ……やって…クレタわねぇ……!?」
神矢(…腹を空かせている場合ではないのは判ってるのに……クソ……!)
神矢(!…力が…………此は……ルーミアの時の……!)
深幽&天子(マリス)「!?」
天子(マリス)(!何…頭カラ…………角カ!?)
神矢「…柳葉、時間稼ぎ、ありがとう。
俺は、もういける……此処からは俺に任せてくれ!」
深幽「……(ニコッ)」
神矢「今度は俺が相手です!!来てください!」
天子(マリス)(クッ…復活シテシマッタカ……ナラバ!!)
「良いわ!!相手ニシテあげる!!」
神矢「遅いですよ!!」
天子(マリス)「!!ハ、速…!?」
神矢「衝符『掴頭投地』!!!」
天子(マリス)「!!ギッ!?わ、私の頭ヲ……!?」
神矢(……ちょっと申し訳ないが……!!)
「ウオラァアアアーーーーー!!!!」
天子(マリス)「!!?~~~~…………」
天子(マリス)「………………」
神矢「……頭を地面にめり込ませた……!
どうです、俺達の勝ちですよ!」
深幽「……(グッ!)」
神矢「…御見事って言いたいのか?お前も良かったぞ?」
深幽「……(コク)」
天子(マリス)「~~!!ブハァッ!!……クッ………!」
神矢「……手荒な真似をしたのもなんだが、其の桃を貰いましょうか……
ついでに此処にある食べ物の在処を、改めて教えては…?」
天子(マリス)「マダヨ……」
神矢&深幽「!」
天子(マリス)「……クク……クククク……」
神矢(……まだやる気か……だが、今の俺達なら……!)
天子(マリス)「残念ダケド……此ノ桃ハマダアゲラレナイワ……」
神矢「!な、何だ……!?沢山の黒い雲が…天人さんの
体内に入っていく……!?」
天子(マリス)(…此ノ力ヲモウ一度使ウ事ニナルナンテネ……
マア、私ヲ本気ニサセタ事ヲ……後悔サセテヤルワ……!)
「!!?ヴグゥウ……グゥウウウ………!!!」
神矢&深幽「!?」
天子(マリス)「!!ヴヴヴヴ……ヴヴヴヴヴヴ……!!!」
神矢「!!……お、おい…身体が……服を破いて……!!」
深幽「!……(クイックイッ)…!」
神矢「!ど、どうした……!?」
深幽「………!!」
神矢「!もしかして……後ろに下がった方が良いのか!?」
深幽「……(コクコクコク)」
神矢「よ、よし……下がるぞ……!!」
深幽「~~……!!」
神矢「!!な、何だあれは……!?」
?「グォオォオオオオオオオオーーーーー!!!!!」
神矢「!?何だ……て、天人って…一つ目の化け物が……正体かよ……!?」
深幽「~~~~!!」
?「此ノ桃ガ…食ベ物ノ在処ガ欲シイナラ……私ヲ倒シテミルノヨ!!」
神矢(!もしかして…紫さんの言っていた強敵って……!!)
「そう言う事か……コイツを倒さないと、食べ物にはありつけないってか!」
神矢「行くぞ、柳葉!!食べ物の為にも!!霊夢達の為にも!!」
深幽「……(コクコク)!」
VS〈非想非非想天の神体〉エンペラー・プリンセス
~残雪の道
エンペラー「ギォオォオオオオァアアアーーーー!!!!!!」
深幽「~~~~!!」
神矢(……また図体がでかくなったな……
…とりあえずは顔の巨大な目玉を狙えば良いか?……だったら!)
神矢「先手は貰うぞ!!烈火『フレイミングフォース』!!!」
エンペラー「無駄ヨ!!『非想の剣』!!」
深幽「!?」
神矢「何だ……あの左手のプロペラは……攻撃を防ぎやがった…!!」
エンペラー「此ノ防御ヲカイクグッテ攻撃デキルカシラ!?」
エンペラー「ツイデヨ!!天地『世界を見下ろす遙かなる大地よ』!!」
神矢&深幽「!?」
神矢「じ、地面が隆起して……狙いづらい……!!」
エンペラー(…以前ハ、遙カ天空ノ上ダッタケド……
今回ハ、地面ガアル……地震野郎ノ力ヲ最大限ニ発揮デキルワ!!)
神矢(!尻尾にあの乗っていた石が……
あれを打ち付けて地形を変えてるのか……!?)
深幽「!?~~~!!~~~」
神矢(クッ……何とか出来ないものか…!?)
「や、柳b!?オワッ……アイツの技を……と、止めれるか…!?」
深幽「!!~~(コク)」
神矢「!で、出来るのか…!?頼む…此のままだと…狙えない…!!」
エンペラー「…此ノスペルヲ突破シタトコロデ剣ノ盾ガ……」
深幽「~~……呪木『ファントムツリー』」
エンペラー「!!?グォオワァアァアアア!??」
神矢「!!アイツの足下から……木が……!!」
エンペラー(!!……シ、死角ノ足下カラ……
此ノ重量ノ身体ヲ…打チ上ゲルナンテ……!?)
神矢(!スペルを中断させた……空中で無防備……今か!)
「ナイスだ、柳葉……!此処で一気に叩いてやる!!」
エンペラー「!グッ……『天地プレス』!!!」
神矢「!!」
(なっ……此処から更に……!?かわせるか……!)
深幽「…霊符『トリプルバレルバレット』」
エンペラー「!!援護……!?グァ……!!!」
神矢(!攻撃用の石を破壊しつつ、同時に攻撃を……!)
「すまない、柳葉!」
エンペラー(~~アノ小娘……強イ……!)
神矢「さあ、その目玉にぶち込んでやる!!」
エンペラー(!ダガ……コイツハ……直線的ネ……!!)
エンペラー「無駄ト言ッタハズヨ!!『非想の剣』!!!」
神矢(!!また、プロペラの盾を………)
エンペラー(浸食ハ無理ニナルケド……
其ノ炎ト一緒ニ細切レニシテヤルワ……!)
神矢(!避けきれない…!!)
深幽「…幽体『ゴーストボディ』」
エンペラー「!!」
(……イ、イツノ間ニ……私ノ懐ニ……!?)
神矢「!柳葉……!」
(懐で何をするつもりだ……?)
深幽「……霊刃『アシストブレード』」
エンペラー「!!!ギィイヤァアアアアア!!!!」
神矢(!!アイツの両腕を切り落とした……良いぞ!此で丸腰になった…!)
「柳葉、下がってろ!当たるぞ!!」
深幽「……(コク)」
エンペラー(~~マ、マタ……同ジ状況デ……私ハ……!!)
エンペラー「舐メルナアァ!!『全人類の緋想天』!!!」
神矢(!チャージし始めた…ヤバそうな攻撃だな……だが!)
「させる前に倒す!!」
エンペラー「遅イ!!」
神矢「!」
エンペラー「至近距離カラ塵芥ニシテヤル!!!」
深幽「…霊爆『ランダムクラスター』」
エンペラー「!!アグォオオオオオ……!!!」
神矢(何だ…!?上空から大量の弾幕が……アイツに……!!)
「柳葉か…!?」
深幽「……(グッ!)」
神矢(……何処まで俺は、柳葉に感謝しなきゃいけないんだろうな……全く……)
「攻撃を中断したな!?終わりだ!!」
エンペラー(~ソ、ソンナ……マタ……コンナ形デ……!!)
神矢「喰らえ!!狂焔『ルナティックブレイズ』!!!」
エンペラー「!!ガ、ガァアァァァァァ………!!!!!」
神矢「……やったな!」
深幽「……(コク)」
エンペラー「ガ……キキギィイ………!!オ、己ェエエ……!!!」
神矢(…聞きづらいけど……今度こそ……!)
「改めて、其の桃と、食べ物の在処を……」
エンペラー「……此処カラ南ニ……約30間…約…50メートル地点ヨ………
……桃ハ……好キニ…スルガ良イワ………」
神矢「判った」
深幽「!……(クイックイッ)…!」
神矢「!…大丈夫だ、致命傷は避けてるが
もう動けない筈だ……戦いを挑む元気もないさ」
エンペラー「………………」
神矢「…では、失礼して………」
?「其の桃を取ってはダメよ!」
神矢&深幽「!!」
エンペラー「!?」
?「捌器『全てを二つに別ける物』」
エンペラー「!!!ギァア……!!?」
神矢&深幽「!!」
神矢「!ゆ、紫さん……!!」
紫「危なかった……間に合ったようね……」
エンペラー「カ……ユ、……ユカ……紫ィ……ィ……!」
神矢「……消えちゃいましたけど……良かったんですか?」
紫「大丈夫よ、アイツは……まあ……ね」
神矢(……大丈夫じゃ無さそうだけど……)
「でも……なんであの天人さんの桃を取ったらダメだったんですか?」
紫「あの桃はね……毒入りだったのよ」
神矢「!えっ……?」
紫「アイツは、最初から貴方達を始末しようと
してたのよ。わざと負けて、罠にはめようとしたのよ」
神矢「!!じゃ、じゃあ……食べ物の方角と距離も…?」
紫「全て嘘っぱちよ」
神矢(……そうだったのか……)
「!でも、何処かには本当の食べ物の在処が……!」
紫「!其は本当ね。私が案内してあげる……ついてきて」
~残雪の道 北奥部
紫「…着いたわ!」
神矢「!!おぉ~~~……!!!」
紫「此処の処、『靄』が続く異常気象でね……
いろんな野菜や果物があるわよ?」
神矢「~~こ、此を持っていって良いと……?」
紫「勿論♪此処は誰の土地でもないからね」
神矢「柳葉!!行くぞ!!」
深幽「!~~~………」
紫(……まさか……魔里沙達が苦戦した
『天災』を倒すなんてね……やはり、成長したわね……二人とも……)
~亜空間
神矢「ありがとうございました。此でしばらくは助かります!」
紫「ウフフ、どういたしまして。深幽ちゃんもいっぱい採れた?」
深幽「~~~~~」
紫「!アラアラ……重そうね……それなら、此の籠を使って頂戴?」
深幽「!……(ペコ)」
紫「神矢君も、ホラ……」
神矢「!あ、ありがとうございます」
紫「では、この先が『貴方達の』世界よ。気を付けて帰るようにね」
神矢「!俺達の……?
!!もしや貴方は………!!」
紫「そう言う事ね……もう一度騙してしまって……ごめんなさいね」
神矢「いえ……其程でもないですよ、『別の』紫さん」
紫「貴方達の戦う姿、格好良かったわよ……フフ、それでは……」
神矢「!ど、何処に行くのです……?」
紫「私も、いろいろ忙しいのよ。別の世界に用があってね……
あ、貴方達は其処をまっすぐ歩いて大丈夫よ?」
神矢「判りました………失礼します」
深幽「……(ペコ)」
紫「さようなら、秘める物持ちし少年少女……
己の秘を明かし、己を知る事を願わん……」
九賀神矢No.3~亜空間
……やっぱり、紫さんの判断は正しかった……
柳葉が居なかったら、あの天人さんに殺されていたかもしれない……
後でお礼をしなきゃな……何が良いだろうか……
!要らないのか…?じゃあ……良いのか……
しかし、此ほど食べ物が集まれば……もう、
一週間は持つんじゃないかな……其程の量だ……
霊夢さん、もしかしたら腰抜かしてしまうんじゃないか?
後、霊夢さんに知らせようかな……「天人っていろんな意味で凄いな」って……
!え、どうした柳葉……止めた方が良いって顔してるな……
判った、其は止めるとしようか……
さあ、霊夢さん達が待っている……
帰って!さっそくご飯にするか!!
如何でしたか?
このお話は、本編である「東方幼妖談~Immature Massacre」
の神矢君をミスティア達から奪還した後からの話です。
イラストです。
神矢君と深幽ちゃん、そして
久々に登場したエンペラー・プリンセスです。
【挿絵表示】
ストーリー上、あり得ない構図ですが
御了承下さい。
神矢君達を提供してくださった芳花紫陽花さん、
どうも有り難うございました。
コラボはまだまだ続きますが、
此で今年は最後の投稿になりそうです。
と言う事で、来年正月から三日以内には、
お正月用のスペシャルエピソードを御用意します。
其では、良いお年を!!
そして次回も、そして来年もゆっくりしていってね♪