東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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明けましておめでとうございます!
2014年が始まりました。
というわけで、正月スペシャルエピソードです。

時は2014年……
幻想郷でも、正月を迎え、各地が賑わっていた。
博麗神社も、その一つ。
しかし、一人はその正月に寂しさを感じていた……

原作から切り離して
本編から離れて見ていただけると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪


Special;神党の謹賀、愛をも寄せる◎

~博麗神社

 

神子「……新年ですね……」

 

神奈子「そうですね……」

 

諏訪子「~~~~うぅ……」

 

早苗「!諏訪子様…どうされました?」

 

諏訪子「さ、寒い………」

 

 

霊夢「……で、何故人の神社に侵入してるのよ、アンタ達は」

 

白蓮「何故って……めでたい年だからでしょう?」

 

諏訪子「~~わ、私は守谷神社でお留守番が良かったかも……

~~さ、寒すぎるよぉ…………」

 

神奈子「駄目ですよ、諏訪子…今日は我慢してください」

 

諏訪子「おふぅ……寒い……!」

 

早苗「!……魔理沙さんが来てませんが……?」

 

霊夢「嗚呼……もうすぐ来るんじゃない?」

 

 

?「彗星『ブレイジングスター』!!!」

 

 

みんな「!!」

 

霊夢「……やっと来たわね」

 

神子「こんにちは、魔理沙さん」

 

魔理沙「!よう……えっと……ハッピーイースター……だっけか?」

 

神子「………『はっぴ~にゅ~いや~』では?」

 

魔理沙「!そうそう……とにかく其だゼ!!」

 

霊夢「はしょるな」

 

魔理沙「ところで……これまた大層な面がそろってんな……

何かの結界でも張るのか?正月から大変だな」

 

諏訪子「しないよ」

 

魔理沙「あ、霊夢……幽香や、魅魔様は忙しいから無理みたいだゼ?

誘ったんだけど、断られてな………」

 

神子「そうですか……天人達の野望を共に阻止した同志です……

一緒に祝いたかったのですが……残念です」

 

 

 

諏訪子「!そう言えば…アンタってさ……」

 

白蓮「!私が……何か……?」

 

諏訪子「あの人に似てるよね……」

 

神子「誰です?白蓮さんに似ている人とは……」

 

諏訪子「昨日テレビ見てた時に出てた人だよ。

サングラスしててさ……人を本気でしばいて

『ガッデム!!』みたいな……」

 

白蓮「え……あの人ですか?……あまり似ていないような気が……」

 

魔理沙「!あぁ~~……私は似ていると思うけどな」

 

神子「……まるで見たような口調ですけど……

白蓮さん、貴方見たんですか?相当後半に出ていたのですが……」

 

白蓮「いえ、その場面を私はきっちり見させて貰いました……

其に……今年は二度出たそうですよ?」

 

諏訪子「!ほ、本当!?後で帰って録画を確認しなきゃ……!」

 

早苗「諏訪子様……能天気ですね……」

 

諏訪子「でも、実際アンタがすると……人殺しそうだね?」

 

白蓮「!?其はいけません…戒律を破ってしまいます…!」

 

霊夢(あ……するつもりだったのね……)

 

 

霊夢「でも……此処に来ても何もないわよ?ひもじい思いするだけよ?」

 

神子「大丈夫ですよ。だから私達が来たのです」

 

霊夢「!?え…………」

 

 

白蓮「私達と里に買い出しに行きましょう」

 

霊夢「え、え!?……い、良いの!?」

 

神奈子「過去にお世話になった御詫び……といえば良いかしらね?」

 

諏訪子「食材や注連縄……どーんと私達に任せてよ!」

 

霊夢「~~~~~~」

 

白蓮「…感動は後です。早く行かないと、無くなっちゃいますよ?」

 

霊夢「ええ、行きましょう!」

 

魔理沙「良かったな霊夢!今年はひもじい思いから始まらなくて済むぞ!」

 

霊夢(……季節外れのキノコ大量に送らなくてホッとしてるな……絶対)

 

 

~人間の里

 

霊夢「……すっかりお正月ムードね……!」

 

神子「…ですが、此処はかつて『暗夜の里』と呼ばれ、

マリス達に襲撃されていた里だったそうです」

 

神奈子「!でも今は此処まで活気を取り戻して……」

 

諏訪子「誰がやったの?」

 

神子「私の布都が其に尽力しました」

 

霊夢(!……アイツも案外やるものね)

 

神子「しかし彼女は、

とある見知らぬ御二方のお陰でもあった、とも言うです」

 

早苗「!見知らぬ御二方……?」

 

神奈子「名は何というのです?」

 

神子「其が……全く覚えていないと来ました」

 

魔理沙「!相変わらずだな……アイツも」

 

白蓮「……ですが、其の方々……相当の腕を持っていますね……」

 

神奈子「ええ……恐らく大量にはびこっていた

マリスを全て布都さんと共に撃退したとなると……そうと頷けます……」

 

 

魔理沙「!恩人の布都を門人にしてるならさ……

値引きしてくれるんじゃね?」

 

神子「そんな事はしません。無償の益こそ人々が欲し、好むのです」

 

魔理沙「……だってよ、霊夢さん?」

 

霊夢「!!何で私を見てくるの……よ!?」

 

魔理沙「!?アギッ!!?……正月早々から痛ぇゼ……!」

 

霊夢「私はそんなに恩着せがましくないわよ!?」

 

魔理沙「うそつけ」

 

諏訪子「!あっちのお店も回ってみようか!

新鮮な食材、売ってそうだからね」

 

神子「そうですね……行きましょう」

 

魔理沙「……………」

 

神奈子「?どうしました、浮かない顔をして……?」

 

魔理沙「!いや……何でもねえ……行くゼ!」

 

白蓮「……………」

 

 

 

 

 

 

魔理沙(……前の年には、一緒に居たのにな……)

 

 

 

 

 

~人間の里

 

少女達「ウフフフ……」

 

少女①「!そうだ、あのお店にいかない!?」

 

少女②「え?どこどこ?」

 

少女①「ほら、あのお店……お餅を売ってる……!」

 

少女達「!!良いねえ♪」

 

少女③「行きましょう!」

 

 

少女④「すみませーん!!」

 

店主「はいはい……どうしたの?」

 

 

 

少女達「餅四個下さーい!!!」

 

 

 

~とある道中

 

少女達「うわぁあ……!」

 

少女③「買っちゃったね、お餅!」

 

少女④「あったり前よ!新年と言ったら此が無くっちゃ♪」

 

 

少女②「!アチッ……此、焼きたてだよぉ!」

 

少女①「まだ其程時間が経ってないよ……

食い意地張ってるわねぇ、おバカちゃん」

 

少女②「だって……美味しそうだったんだもの……」

 

少女達「ウフフフ……」

 

 

 

少女①「……ねえ、もうそろそろ良いよね?」

 

少女③「もう?あまりにも速いと思うけど……」

 

少女②「でも誰も居ないし……良いんじゃない?」

 

少女④「そうね……そうしましょうか♪」

 

 

 

 

マリス①「フウ……テンション高イト疲レルワネ……」

 

マリス②「仕方ナイワヨ……此ノ位ノ擬態デナイト、住民達ニ

正体ガバレルモノ……其ニ近クニ霊夢ト頂点達モイタシネ」

 

マリス③「!エ……?其ハ私気付カナカッタ……!」

 

マリス④「マサカ、アンナ無能デ馬鹿、ソシテヤッパリ馬鹿ナ尸解仙ト

紫ノ小賢シイ人間風情ニ、アノ里ヲ奪ワレルトハァ……チィ!」

 

 

 

マリス②「アムッ……!~~ッチイ……!!」

 

マリス③「!ッテ……マタ熱イウチニ食ベヨウトスル……!」

 

マリス②「ダッテ、寒イ処デ暖カイオ餅ヨ!?

判ル!?ドレダケ幸セナ事カ……!」

 

マリス④「其ガドウシタッテ言ウノヨ?」

 

マリス①「マア正月ダシ……シバラクハノンビリシテテ

良イト思ウワ…里ノ奪還ハ其ノ後ヨ…クククク……アグッ……!アッツ!?」

 

マリス②「!ホラ……熱イノニ食ベタワ!

アノ『私』ニモ怒ッテヨ!何デ私ダケ怒ラレルノヨ!?」

 

 

 

?「おや、こんな処で何をしてるんだい?」

 

マリス達「!!?」

 

青年「!!き、君達は……ま、まさか!!」

 

マリス②「~~ド、ドウスルノヨ?」

 

マリス①「シ、仕方ナイ……見ツカッテシマッタノナラ……!」

 

 

 

青年「…ちょうど良かったわ、探してたのよ」

 

マリス④「!エ……?」

 

 

 

 

マリス⑤「『私』ヨ、『私』」

 

マリス達「!!」

 

 

マリス⑤「オ餅ダケジャ、ツマラナイデショ?ダカラ……」

 

マリス達「!!!」

 

マリス⑤「沢山持ッテ来タカラ、食ベマショウカ!」

 

マリス③「!此程マデノ食材……ド、何処デ手ニ入レタノ!?」

 

マリス⑤「イケメンニ擬態シタ甲斐ガアッタワ……

歩イテタラ、沢山ノ女ノ子達カラ貰ッタノヨ」

 

マリス②「イイナア……私モ試ソウカ……」

 

マリス⑤「止メタ方ガ良イワヨ?彼処ノ人ハ警戒心ガ強イカラ

同ジ事ガ起コルト、不審ニ思ワレルワ」

 

マリス②「ガックシ……」

 

マリス④「!『人形の森』デ食ベマショウ……アノ近クハ

今ハ封鎖サレテルラシイカラ……誰モ近寄ラナイワ」

 

マリス達「サンセーイ!!」

 

 

 

 

マリス達(デモ去年ノ今頃ハ………楽シカッタワネ………)

 

 

 

 

~博麗神社

 

神子「……よし、此だけ買えば、おせち作りも困りませんね!」

 

神奈子「では、私達で作りましょうか。諏訪子」

 

諏訪子「合点承知!」

 

神子「私も手伝います……霊夢さん、台所お借りしますね」

 

霊夢「ん……!」

 

 

霊夢「さてと……私はまた寝るとするかぁあ~~~~……Zzzz………」

 

 

魔理沙「……………」

 

白蓮「……魔理沙さん、ちょっとよろしいですか?」

 

魔理沙「!何だ……ビンタは止めてくれよ?」

 

白蓮「しませんって」

 

魔理沙「なら良いが…………」

 

白蓮「……アリスさんの事ですか?」

 

魔理沙「……………」

 

 

白蓮「魔理沙さん…『言霊』を御存知ですか?」

 

魔理沙「知らねえな」

 

白蓮「言葉に宿る不思議な力です。その力によって、

発した言葉通りの出来事が起こる……と言われています」

 

魔理沙「……………」

 

白蓮「小声でも良いのです……何度もそらんずれば、

その言った事が本当になるのです」

 

魔理沙「…………本当か?」

 

白蓮「ええ……太古からそう信じられたのですから……」

 

魔理沙「……………」

 

白蓮「望む事をそらんじてみてください……」

 

魔理沙「……」

 

 

 

魔理沙「アリス…………」

 

 

 

?「魔理沙」

 

 

 

魔理沙&白蓮「!!?」

 

?「今年も、やはり来ていたのね……」

 

魔理沙「!!~~~~う、嘘だろ……!?」

 

白蓮「…………来たようですね」

 

 

 

アリス「久しぶりね、魔理沙」

 

上海「シャンハーイ♪」

 

 

魔理沙「アリスーーーーー!!」

 

白蓮「!待ってください!!魔理沙さん!」

 

 

アリス「!!わ、ま、魔理沙……!」

 

魔理沙「何で………ずぅっと心配してたんだぞ!!?

急に家出なんてしやがって……」

 

アリス「~~ご、ごめんなさい……」

 

上海「シャン、シャンハ~イ……」

 

魔理沙「!お前、其の目……『孤毒』は治ったのか!?」

 

アリス「ええ……すっかり治ったわよ」

 

白蓮「……今まで何処に行っていたのです?

今や貴方を探して、幻想郷は大騒ぎしてましたのに……」

 

アリス「そ、其は……その…………」

 

魔理沙「!そうだ……霊夢達に伝えないと……!」

 

アリス「待って!」

 

魔理沙&白蓮「!」

 

アリス「此の事は、貴方達二人の秘密にして欲しいのよ」

 

魔理沙「何でだよ!?」

 

アリス「そんな噂が立っているのなら、

此処で騒ぐわけにもいかないじゃない?」

 

魔理沙「…………………」

 

アリス「?どうしたの……魔理沙?」

 

魔理沙「…………………」

 

白蓮「……魔理沙さん?」

 

 

 

魔理沙「……お前、アリスじゃないな?」

 

白蓮「!?」

 

アリス「!い、いきなりどうしたのよ……!?

私よ……アリスよ……アリス・マーガトロイドよ!?」

 

魔理沙「本当のお前なら、一度決めたことを早々に

ねじ曲げる事はしない筈だ……!

アイツが家出をして、そう簡単に戻ってくる筈がねえんだ!」

 

白蓮「!まさか……マリス!?」

 

魔理沙「いや……例えマリスだとしても、アリスの心の一部……

其の事を心得ていないはずがない………!」

 

白蓮「!」

 

魔理沙「其に、アリスが『マリス』なんて

勝手に付けられた名前を気に入る筈もねぇ……」

 

 

~香霖堂前(過去)

 

霖之助「…此で決着を着けるよ!

僕がこの武器のパワーを溜めている間に…!」

 

魔理沙「…時間稼ぎだな?任せとけ!!

マリス!こっちだゼ!!」

 

 

マリス「……『マリス』?」

 

霖之助&魔理沙「!?」

 

マリス「…『マリス』…私ヲ……ソウ呼ンダノ?」

 

魔理沙「そうだ!それがどうした!?」

 

 

マリス「私ハ『マリス』デハナイィイィィィ!!

『アリス』ダァアアァァアアア!!!!

ギヴァアァアァアアァアァァァ!!!!!」

 

 

~博麗神社(現在)

 

白蓮「!さっき私が口走っても……反応が薄かった……?」

 

アリス「……………」

 

魔理沙「マリスでもねえなら……誰だ……答えろ!!」

 

 

 

 

アリス「……やはり、本人に真似る事は容易ではなかったのう……」

 

上海「どうもその様だね……」

 

魔理沙「!」

 

アリス「白蓮殿……良いかの?」

 

白蓮「ええ……もう隠し通せないようですしね」

 

魔理沙「!白蓮……お前……!?」

 

上海「じゃ……解こうか」

 

アリス「うむ」

 

 

 

 

?「まさか、もう一度見破られるなんてね……」

 

?「……やはり駄目であったか……」

 

魔理沙「!!ぬえ……マミゾウ……!?」

 

ぬえ「正体不明に傷が付いちゃうよ……此じゃあ」

 

マミゾウ「儂もじゃ。妖怪狸の名が廃ってしまうぞい」

 

魔理沙「~てめえらぁ、何でこんなことをした!?

私をからかってんのか!?」

 

ぬえ&マミゾウ「!!」

 

魔理沙「人を騙して喜びやがって……チンチクリン共め!

纏めてブッ飛ばしてやる!!」

 

ぬえ「え……ちょ、ちょっと待っt……!」

 

 

魔理沙「待つか!!魔砲『ファイナr…」

 

 

白蓮「!待って下さい!!」

 

魔理沙「!白蓮……てめえの門下だろうが!?

なんとか言ってやれねえのかよ!?」

 

白蓮「はい…ですが全部……私が悪いのです」

 

魔理沙「!?」

 

 

 

白蓮「……貴方がいつもアリスさんと此処で正月を過ごす事は、

貴方が此処に来る前に霊夢さんから聞きました」

 

魔理沙「!霊夢が……?」

 

白蓮「ですが、いまだ彼女は行方不明のまま……ですから、

ほんの少しでも、心の慰めになればと思い……二人の力を借りたのです」

 

魔理沙「!……」

 

白蓮「……其の事について、他の頂点達に協力を求めたところ、

其に応じてくださいました」

 

魔理沙(……霊夢や頂点達が此の騒ぎを聞いても来ないわけだ)

「……そう言う事か……」

 

白蓮「!ごめんなさい……貴方を騙そうとしたつもりでは……」

 

マミゾウ「儂等も、こんな事をする気は無かったのじゃ」

 

魔理沙「!」

 

マミゾウ「確かに……白蓮殿から

御主とアリス殿とは唯一無二の友と聞いた……」

 

魔理沙「……………」

 

マミゾウ「しかし、儂等にそんな大事な者を演じる事は、

正直無理がある……代わり等居ないからのう」

 

魔理沙「!マミゾウ……」

 

ぬえ「うん……悪戯としても流石に

其処まではする気は起きなかったよ…私も」

 

魔理沙「ぬえ………」

 

マミゾウ「白蓮殿は、あくまでも儂等にアリス殿を演じて、

御主を安心させて、良い正月を過ごして貰おうとしただけなのじゃ……

しかし、逆に落ち込ませてしもうたのなら……済まぬ事をした……」

 

 

魔理沙「……悪いが、二人共」

 

ぬえ&マミゾウ「!?」

 

魔理沙「もう……頼む」

 

マミゾウ「!止めてくれと……?…よ、良かろう…!

儂等も、急いで帰るからのう……ぬえ!」

 

ぬえ「判ったよ……!」

 

魔理沙「違う」

 

ぬえ&マミゾウ「!?」

 

魔理沙「今日は……変身して……其のままで居てくれ……!」

 

ぬえ&マミゾウ「!」

 

魔理沙「此以上は……もう……居たたまれねえ……!!」

 

白蓮「…魔理沙さん……」

 

 

 

霊夢「要は、今年はソイツ等で我慢しなさいよって事」

 

魔理沙「!霊夢……」

 

霊夢「心配ないわ。今年中こそ本物のアイツをとっ捕まえて!

アンタに寄越して!良い正月迎えさせてやるから!」

 

神子「そうですよ、物事は前向きに考えるのが一番です」

 

魔理沙「!神子……」

 

神奈子「其に正月早々、気を落としていたら縁起が悪いですよ?」

 

魔理沙「神奈子……」

 

諏訪子「だからさ!三箇日ぐらいはパァーっとしなよ!?

其の後でとことん落ち込む……!

落ち込んだら、とことんポジティブになれば良いだけの話さ♪」

 

魔理沙「諏訪子……嗚呼!

皆、済まねえな……!判ったゼ!!」

 

白蓮「ぬえ…マミゾウ…頼みますよ?」

 

マミゾウ「!よ、良いのか……!?」

 

白蓮「魔理沙さんが良いと言ってるのです。

いつもの自信はどうしたのですか?」

 

マミゾウ「!ならば……行くぞよ、ぬえ!!」

 

ぬえ「オッケー!!」

 

 

ぬえ&マミゾウ「変化!!」

 

 

みんな「!!」

 

アリス(マミゾウ)「こんなもので良いか?」

 

上海(ぬえ)「!よし、いけた、此なら……!」

 

霊夢「あー……ケホン……二人とも?」

 

アリス(マミゾウ)「!!ま、魔理沙……?ど、どう……?」

 

上海(ぬえ)「シャ、シャンハ~~イ……?」

 

魔理沙「ああ……アリスと上海だ………間違いねえ!」

 

 

 

神奈子「さて……おせちも出来ましたよ!」

 

神子「早速みんなで食べましょうか!

今、諏訪子さんが其方に重箱をお持ちします」

 

諏訪子「ぃよっと……~お、重いぞぉ~~……!」

 

アリス(マミゾウ)「!私も手伝います!行こう、上海……」

 

上海(ぬえ)「シャンハ~イ!」

 

魔理沙「!待ってくれ!私も行く……!」

 

 

霊夢「……楽しそうね……どうやらアンタの作戦は……」

 

白蓮「成功の様ですね……ですが……」

 

霊夢「ええ…マミゾウの奴、思いっきり尻尾出てるわね……

魔理沙は気にしてないようだけど」

 

白蓮「アリスさんと居られるのなら

多少の我慢を選んだのでしょう……抵抗の色も見せていませんしね」

 

霊夢「恐ろしいわ……アイツの何処からあんな

我慢できる根性が湧いたんだろう……欲しい物には我慢なんて全然しないのに」

 

白蓮「其こそ彼女に対する………でしょうね」

 

霊夢「!?ちょっと……生臭いわね、アンタ!?」

 

白蓮「!正月から何という…………つ、慎みます…!」

 

 

神子「…では配り終えましたし、宜しいですね?」

 

諏訪子「お腹すいたから早く食べようよ~!」

 

神奈子「諏訪子……駄目ですよ」

 

諏訪子「ム~~……!」

 

霊夢「良いんじゃないの、挨拶だけして?

私も腹ペコだから長ったらしい言葉はゴメンよ?」

 

神子「そうですね。もうお昼が近いようですし……

手短にして頂きましょうか」

 

魔理沙「嗚呼、早めに頼むゼ!」

 

神子「白蓮さん……御願い出来ますか?」

 

白蓮「承知しました……では、合掌しましょう……」

 

 

 

白蓮「新年を祝しまして……頂きます!」

 

 

神子「~!やはり、もう少し黒豆に味をつけた方がよかったですね……」

 

神奈子「そうですか?私は此が最適だと思いますが?」

 

霊夢「!此の田作り作ったのは誰?」

 

諏訪子「私~!」

 

霊夢「すんごく美味いわよ!」

 

諏訪子「ヘヘ……でも、此だけし作れないんだよね……

後は、神奈子と神子さんが作ったんだよ」

 

白蓮「ですが、ひとつ料理をできることは

出来ないことより遥かにマシですよ?」

 

霊夢「アンタも酒、どうよ?」

 

白蓮「!いえ……私は結構です」

 

神子「白蓮さんはお酒を飲めないのですよ?」

 

霊夢「!そうだったわね……」

 

神奈子「でも……飲めないというのは少し損をしている気が……」

 

白蓮「仏の道を歩む為なら、此の位は苦に致しません」

 

 

 

魔理沙「……ぬえ、マミゾウ」

 

上海(ぬえ)「シャンハ~イ?」

 

アリス(マミゾウ)「どうしたの?

!何か取って欲しい食べ物とか……?」

 

魔理沙「!いや……普通で良い」

 

上海(ぬえ)「?どうしたのさ、魔理沙?」

 

アリス(マミゾウ)「……やはり……堪えられぬのか?

ならば、直ぐに変化を解くが…………」

 

魔理沙「!違うゼ……只…………悪かったな」

 

上海(ぬえ)&アリス(マミゾウ)「!」

 

魔理沙「まさか私の為にアリス達に化けてたとも知らずに、

お前達を責めちまってよ……」

 

アリス(マミゾウ)「いや……今まで悪戯で人を化かしていた

儂等じゃ……あのぐらい言われるのは当然の事ぞい」

 

上海(ぬえ)「モグッ……でも、私さ……こんな事で化かすのも

案外悪くないなって思ったよ……」

 

魔理沙「!……さっきと言ってる事が正反対だが?」

 

アリス(マミゾウ)「儂等は人をからかう為だけでなく、

人を安心させるためにも化ける事がある……

しかし、そちらの方がずっと気分が良い」

 

魔理沙「そうだろうな」

 

アリス(マミゾウ)「御主には、本当のアリス殿を其の手で

救ってもらいたい……唯一無二の友であるならば。

さすれば、仮止めの儂等も不要になるじゃろ?」

 

魔理沙「嗚呼……そうだが……」

 

上海(ぬえ)「此処で挫けてほしくないのよ、魔理沙には……

だって私達にも……」

 

魔理沙「判ってるよ。

病気を治して、アンタ等の星の仇も討ってやるからよ」

 

アリス(マミゾウ)「!有り難い……」

 

魔理沙「だが……今は、藁にすがらせて貰おうかな?」

 

上海(ぬえ)「是非そうさせてもらうと、私達も嬉しいね」

 

 

 

霊夢「ちょっと!其処のお煮しめ頂戴よぉ!?」

 

魔理沙&アリス(マミゾウ)「!」

 

諏訪子「!?此は私の取り皿よ!?

アンタのはあっちでしょう……!」

 

神奈子「そうですよ……諏訪子……もう少し遠くn!痛い……!」

 

白蓮「い、いけません……飲み過ぎですし、取り過ぎです!」

 

霊夢「奢ってくれるっつったのは、アンタ達でしょうがぁ!」

 

上海(ぬえ)「あ~あ~……すんごい酒癖だね……」

 

神子「しかし……も、物事には……!げ、限度がありましてですね……!」

 

霊夢「酒飲んだアンタには言われたくはないわぁ!

白蓮は飲んでないけど!?」

 

魔理沙「……やれやれ、どうする?」

 

アリス(マミゾウ)「……止めるしかないようね?」

 

魔理沙「全く……正月から世話が焼けるな、霊夢は」

 

アリス(マミゾウ)「さて……上海、行くわよ!」

 

上海(ぬえ)「ムグッ……!?え……シャ、シャンハ~イ……!」

 

 

 

魔理沙「……じゃあ、一緒に行くか!」

 

アリス(マミゾウ)「ええ!」

 

 

 

 

 




如何でしたか?

此の回は、正月バージョンでお送りしました。

イラストです……とは言っても、「保存用」の年賀状です。
まずは、アリス(普通、着物Ver)と上海(着物Ver)です。


【挿絵表示】


そして此処からは
聖魂のマキシさんのリクエストです。

まず、魔理沙とアリス(普通Ver)です。


【挿絵表示】


そして、今度は三枚を使って、アリス(孤毒Ver)、こころ、
地霊殿組、旧地獄組で地霊殿最奥部 礼拝の間での集合画です。


【挿絵表示】


結構きつかった……恐らく一番時間がかかったかもしれません……
ですが描いていて楽しかったです!
リクエストをくださってありがとうございます!

今年も「東方孤傀劇~コドクのアリス」を宜しくお願いします!

それでは、次回も、そして今年もゆっくりしていってね♪
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