東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、コラボ回第五弾でございます!
協力してくださったゲストは
聖魂のマキシさんの「東方聖霊夜」より、
神崎駆真君です。

玄武、白虎、そして朱雀……
三体を能力を覚醒させる事に成功した青年が居た。
そして、その者は残る青龍を目覚めさせる為に
大妖怪につれられ異世界に三度、足を踏み入れた……

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪


Requests;碧天にや在る、龍の鍵◎

神崎駆真No.4~幻想郷上空

……此処に来るのも三回目だ……と紫さんは言ってた……

冷えた上空でも、クリスマスの時に魔理沙がくれた

此のコートのおかげで暖かい……魔理沙に感謝しないとな……

 

紫さんは、この上空に、

青龍を覚醒させる最後の人物が居るとも言った……

そんな人物、異世界にいるもんなのか……?

俺の世界に居てもおかしくはないんじゃ……?

 

でも青龍になれたら、なれたでラッキーだ!

今は、紫さんに頑張ってついていかないと……!

 

 

無理矢理な因果応報

~幻想郷上空

 

紫「おかしいわね……確か此処ら辺だと思うけど」

 

駆真「……逃げてはいないですよね?」

 

紫「其はあり得ないわ。ついさっき此の辺りで

観測されたって聞いたばかりなのよ?」

 

駆真「!『聞いた』?………誰からです?」

 

紫「貴方も知っているはず……パチュリー・ノーレッジ」

 

駆真「!魔法薬の教室を開いていた……!」

 

紫「そう…ただ、彼女の住む紅魔館は現在少々慌ただしいらしいのよ。

情報をくれる時間もあまり無いらしくて……

私も、慌てる原因はまだ分からないけど…………」

 

 

 

 

?「紫ィイ!!!!!」

 

 

 

 

駆真「!!!」

(雲の中から声が……でも、何処から……!?)

 

紫(……この声……この感じ……)

「…何処にいるの?」

 

?「今度コソ見ツケタワヨ……

マタ異世界カラ呼ビツケテキテ……!!」

 

紫「良いじゃないの、別に」

 

駆真「!?知り合いなんですか?」

 

紫「知り合いって言うか……昔に戦った事がある奴なのよ。

そして貴方も会った事のある人物でもある……」

 

駆真「?ど、どういう……!?」

 

 

 

 

紫「でしょ?アリス……兼、永江衣玖?」

 

駆真「!?アリス……!?」

 

 

 

イク「グォオオオオオォォォオオオーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

駆真(!!!下から……!!?)

「な、なんだありゃ……本物の龍神……!?」

 

紫「いえ違うわ……上半身は人間のまま……生半可な龍よ」

(…コイツが霊夢やパチュリーが言っていた、竜宮の使いのなれの果て……)

 

イク「ヴヴヴヴヴ………!!!」

 

紫(……でも此の感じ、コイツもマリスね……

……言わんこっちゃない………彼処まで身を堕として、

あの天人くずれの野望を叶えようだなんて…

見事に身体を盗られ、擬態されてるじゃないの……)

 

駆真「でも、あの姿の何処がアリスなんです……?」

 

紫「少々複雑なのよ。貴方が戦った、あの巨大な蠍もそうよ」

 

駆真「?蠍?……」

 

 

駆真(!そうだ……あの時……!)

 

 

~無縁塚(過去)

 

マリス「……ユ、紫ィィィ………」

 

紫「…何、アリス?」

 

駆真(……知り合いなのか?……まさかな)

 

マリス「…ア、アンタ達ノ…セイデ……私ハ……」

 

紫「勝手に人のせいにしないでよ」

 

 

~幻想郷上空(現在)

 

駆真(あの蠍のことを紫さんははっきりと

アリス、と呼んでいた……じゃあ、あの龍もそうだと……?)

「!でも……、あの龍は紫さんがいっていた……」

 

紫「青龍への鍵の候補……でもさっき言った通り、複雑なのよ」

 

駆真「!紫さんも……!?」

 

イク(!?此ノ男ノ子ハ……)

 

 

~無縁塚(過去)

 

 

駆真「とどめだ!!玄武『グランド・ウェーブ』!!!」

 

 

マリス「ギギ…ギギギィィィィィ!!!」

 

駆真(!!尻尾を振り下ろす気か!)

「させるかぁ!!」

 

マリス「!!?ハ、速……」

 

駆真「いっけぇ!!」

 

マリス「!!!ギィイ!!」

 

 

駆真「…どうだ!?」

 

マリス「グギギィイイィィィイィ………」

 

駆真「…倒した……やった!」

 

 

 

~柳の運河(過去)

 

紫「……フフフフフ」

 

赤蛮奇「!?何が可笑しいです?」

 

紫「私はあまり戦わないわ?」

 

赤蛮奇「!………『あまり』?」

 

紫「主に戦うのは……」

 

 

紫「此の子達よ!『枕石嗽流』」

 

オリキャラ達「!?ワァアーーーー!!!!」

 

 

赤蛮奇「!?……??、?……?」

 

駆真「痛てて……あれ、此処は……?」

 

紫「久しぶりね……神崎駆真君?」

 

 

~幻想郷上空(現在)

 

イク(二度モ邪魔ヲシタ、アノ男ノ子……!

アノ翼……アレカラ更ニ強クナッテイルワネ……)

 

駆真(…コイツが、最後の……)

 

イク(ダガ、三度目ノ正直……二人トモ倒ス!!)

「紫ィ!!!今度コソアノ異変ノ時ノ怨ミヲ晴ラシ!!!

此処デ身体ヲ貰ウワ!!!!」

 

紫「…だから、勝手に決めつけるな」

 

駆真「!?何かあったんですか、アリスと?」

 

紫「ええ……ちょっとね」

 

イク「アンタ等ガ異変ヲ起コシタセイデ、私ハ……

偶然異変解決ノ為ニ来タ霊夢達ニ、モウ一度辛酸ヲ舐メサセラレタノヨ!!?」

 

紫「私は幽々子から依頼があって来ただけよ?

西行妖とは関係は無い。なら霊夢達に当たれば良いじゃない?」

 

イク「デモ、既ニ一人ニハ復讐出来タ……咲夜ヨ」

 

紫「!まさか、紅魔館の……!」

 

駆真「!?咲夜さんに復讐を……?」

 

イク「ククク……容易カッタワ……至極ネ」

 

紫(成程……紅魔館が慌ただしかった理由が此か……)

「馬鹿が……」

 

イク「アンタガ異変ニ関係無イト言ウノナラ……

白玉楼ノ結界ヲ解イテ貰ウワヨ!?」

 

紫「……嫌と言えば?」

 

イク「腕ズクデ其ノ身体ヲ奪ッテ解イテヤルワ!!!」

 

駆真「!身体を奪う……?じゃあ、アリス……その身体は……!」

 

イク「!私ノ名前ヲ知ッテルトハ嬉シイワネ……」

 

紫「駆真君、アイツはもうアリスではない。

彼奴は少々手強い…今回は、私も戦うわ」

 

イク「!~私ヲ否定スルナアァアアア!!!!」

 

 

 

VS〈禍々しき龍の衣〉イク・スィオソーラス

~幻想郷上空

 

紫「……駆真君?」

 

駆真「!何ですか?」

 

紫「貴方は、今『朱雀』だからこそ此の上空に居られる……」

 

駆真「?はい……そうですが?」

 

紫「しかし、万が一別の姿になりたいのなら、

私に言って頂戴?亜空間を用意してあげるから」

 

駆真「!ありがとうございます…!」

 

イク(……前回ト違ッテ今ノ『私』ハ

竜宮ノ使イノ薬デ強化サレテイナイ……

弱体化ガ心配ダケド、ドウッテ事ハナイワ!!)

 

 

イク「『静電誘導弾』!!ヴォオオォオオオオオ!!!」

 

 

駆真「!!」

(口元に…巨大な黒い雷弾……やばそうだぞ……!)

 

紫「……………心配ないわ」

 

駆真「え……?」

 

イク「吹キ飛ベエエエエエエ!!!!」

 

 

 

紫「…『幻想狂想穴』」

 

 

イク「!!?」

 

駆真(!紫さんが……消えた……!?)

 

イク「小賢シイ……何処……!?」

 

 

紫「此処」

 

 

イク「!?ガァア……!!?」

 

駆真(!背中にワープして攻撃した……!)

 

紫「…デカい癖に張り合いがないわね……

此では白玉楼での二の舞になるよ」

 

イク「グッ……背中ニ乗ルナァ……!!」

 

 

イク「棘符『雷雲棘魚』…!!」

 

 

紫「させない。『禅寺に潜む妖蝶』」

 

 

イク「!!?ギヤァアアアアア!!!!!」

 

駆真(!更に追撃を……!)

 

紫「此で、真っ二つね」

 

イク「~~カ、身体半分ヲォオ……!!!」

 

駆真(…凄い……此が紫さんの実力……!)

 

紫「鈍感なのは困るわねぇ。鈍感なのは」

 

イク「!!~~~ユ、ユカリィイイイイ……!!!!!」

 

 

紫「……駆真君」

 

駆真(!いつの間に隣に……!)

「は、はい……!?」

 

紫「援護するから、思う存分やって良いわよ?

来る弾は気にせずに真っ直ぐ突っ込みなさい」

 

駆真「!でも、其じゃあ俺に……」

 

紫「大丈夫よ。構わず行きなさい?」

 

駆真「…はい……」

 

イク(~~~胴体ノ再生ニハ、モウ少シ時間ガカカリソウネ……)

「来ルナラ来ナサイ……返リ討チシテアゲルワ!!」

 

 

駆真「行くぞ!!」

 

イク(!……突ッ込ンデクルツモリ?……馬鹿ネ……)

「……近ヅカセナイマデ!!」

 

 

イク「乱射!!電符『雷鼓弾』!!!」

 

 

駆真(!来た……口からの大量の弾幕……!

でも、真っ直ぐ行くぜ!!)

 

イク(!ダメージ覚悟ネ……デモ…!)

「此程ノ弾幕ニ……耐エキレル体力ハアルカシラ!?」

 

 

紫「『枕石嗽流』」

 

 

駆真「!」

 

イク「!!弾幕ヲ……全テ異空間ニ……!!」

 

駆真(もしかして、紫さんが……!)

 

紫「さぁ、行きなさい……駆真君!」

 

駆真「よし……!」

 

 

駆真「朱雀『バーニング・ブレイド』!!」

 

 

イク「!!炎ノ剣……!?アツゥ……!!!」

 

紫(!あれが朱雀の……本当に強くなったわね……)

 

駆真(!怯んだ……今なら!)

 

 

駆真「覚醒、『麒麟』!!!」

 

 

紫(!朱雀を解いた……何を考えて…!?)

 

イク「!?ソ、其ノ角ハ……!!」

 

駆真「今更気付いても遅いぜ……追撃だ!!」

 

 

駆真「顎に膝蹴りを喰らえ!!!」

 

 

イク「!!?グボォオオ……!!!」

 

駆真(!マズい……早く『朱雀』を……

此のままだと落ちる……!!)

 

 

紫「『キマイラの翼』」

 

 

駆真(!!足下にスキマが……!!)

 

 

 

紫「っと……」

 

駆真「!!紫さん……!」

 

紫「駄目じゃない…ちゃんと言わなきゃ……

ワープ先で構えていなければ真っ逆さまだったわよ?」

 

駆真「!す、すみません……」

 

紫「でも今の一撃、大正解のようね……ある意味お見事よ」

 

イク「ゲホッ……ダ、ダッタラ……!」

 

 

イク「羽衣『羽衣は空の如く』……!!」

 

 

駆真「!!消えた……!?」

 

紫「あの巨躯を消すとはね……目で姿を確認できないわ。

気を付けるのよ、駆真君」

 

駆真「分かりました……」

 

 

駆真「覚醒、『朱雀』!!!」

 

 

 

 

イク「クククク……ドッチカラ始末シテアゲヨウカシラ?」

 

駆真「!!……」

(声がするけど姿が見えない……何処からだ!?)

 

イク「ジャア……マズハァ……」

 

 

イク「コッチィ!!!!」

 

 

紫「!!?~~~!!」

 

駆真「!紫さん!!」

 

紫「クッ…大丈夫よ…貴方は自分の身を案じなさい…!」

 

 

イク「ソォレ、モウイッパァツ!!!!」

 

 

紫「!!?グゥ……!!」

 

駆真「!!」

 

紫(~~流石、霊夢達が苦戦しただけはあるわ……

私をも苦戦させるとはね……)

 

 

イク「モットヨ……モット!!!」

 

 

駆真「!?グァ……!!!」

 

紫「!駆真君!!」

 

イク「!ゴメン、当タッチャッタワネ……!!?」

 

 

イク「ダカラ、オ詫ビノモウ一発!!!」

 

 

駆真「覚醒、『玄武』!!!」

 

 

イク「!!マタ此ノ姿……!」

 

駆真「~~クゥ……!!」

 

紫「駆真君……!」

 

駆真「!すみません……何度も……受け止めてもらって……」

 

イク(……ヤッパリ固イワネ……

過去ニ『私』ノ鋏ヲ砕イダケハアル………)

「デモ大ダメージネェエ!??ヒヒヒヒ……!!!」

 

 

駆真「……紫さん……」

 

紫「!どうしたの?変身するの?」

 

駆真「はい、変身はしますが…俺に考えがあります…………」

 

 

 

イク(!……サッキカラ何カ話シテル様ダケド………

透明ニナッテルカラ、全部筒抜ケヨ……)

 

紫「…!成程、それはいけるわね……」

 

イク(スグ近クデ聞イテルト言ウノニ……気付イテナイ……

フフフフ……大妖怪モ廃レタモノネ……)

 

駆真「……お願いします!」

 

 

紫「『枕石漱流』」

 

 

イク(マズ……男ノ子ヲ異空間ニイレル……ソシテ、)

 

紫「さてと……二人相手じゃ面倒でしょ?

お前は私一人で十分……姿を見せたらどうなの?」

 

イク(……挑発スル……其ヲ甘ンジテ受ケテ、ト……)

「馬鹿ニシテルノ……?傷ダラケナノニ……?

胴体モ再生シタ様ダシ……良イワ」

 

 

 

イク「マズハアンタヨ!!!」

 

 

 

紫「!来たわね……」

 

イク(……デ、痺レヲ切ラシテ突ッ込ンデキタ『私』ニ……)

 

 

紫「なんてね。『枕石漱流』」

 

駆真「ハァアアアアア!!!!」

 

 

イク(……異空間カラ男ノ子ヲ砲弾ニシテ、返リ討チニスル計画……)

「……滑稽ネ」

 

紫「!」

 

 

イク「棘符『雷雲棘魚』!!」

 

 

駆真「!!」

(で、電気の棘を……身体に……!!)

 

イク「丸聞コエナ計画ニ誰ガ引ッ掛カルカ!!

八ツ裂キニシテヤルワ!!!」

 

駆真(マズい……!此のままぶつかったら……!)

 

 

 

 

 

紫「滑稽なのはお前だ」

 

イク「ハ?」

 

 

紫「雷符『雷鼓弾』……て言うの?」

 

 

イク「!?グ……ガァア…………?!?」

 

駆真「!こ、此は……!?」

 

イク(!?ナ、何……異空間カラ……一緒ニ弾幕ガ……!?)

 

紫「情報分析できる咲夜とは違う、お前が滑稽なのよ」

 

イク(!……マサカ……私ガ最初ノ男ノ子ノ一撃ヲ

喰ラウ前ニ吸収シタ……『私』ノ弾幕ヲ……!!)

 

紫(……盗み聞きしてるのはお見通しだから、

あえて言わなかったのよ……)

「今よ、駆真君!」

 

 

駆真「覚醒、『白虎』!!!」

 

 

イク「!?シマッタ……!!」

 

紫「!此が第三の……」

 

駆真(此の姿だと、後がキツくなる……だが、やるしかない!)

 

 

駆真「白虎『猛虎乱舞』」

 

 

イク「!?ゴフゥ……!!!」

 

駆真「まだまだ行くぞ!!」

 

紫(発射した勢いは継続してる……まだいけるわね……)

 

 

イク「!!?ソ、其ノコート……!」

 

駆真「!?」

(隙が出来た……?)

 

イク「其ノ八卦炉マーク……マ、マサカ……!!」

 

駆真「このコートは、魔理沙からの贈り物だ!!悪いか!?」

 

イク「!魔理沙……」

 

 

 

駆真「白虎『百鬼夜吼』!!!」

 

 

 

イク「!?グワァアア……!!!!」

 

駆真「オラァア!!!」

 

イク「!!!~~~…………!!!」

 

 

イク(ヤ、ヤハリ……弱体化……ガ…………)

 

紫(……凄いわね……瞬間で何百発ものパンチを……)

 

駆真「!!ぐっ……!?」

(だ、駄目だ……飛ばしすぎた……出し切れない……!)

 

 

紫「『キマイラの翼』」

 

 

駆真(!!ま…また……)

 

紫「っと……大丈夫、駆真君?」

 

駆真「……本当に何回も……すみません……」

 

紫「でも、作戦成功ね……大ダメージを与えられたわ」

 

イク「ゼェ…ゼェ……クッヒヒヒ……

デモ……倒シキレナカッタワネ……?」

 

紫「だいぶ辛そうじゃない?実体が無くても疲労はあるのね」

 

イク「疲労気味ノ男ノ子ヲ抱エテ両腕塞イダアンタニ……勝チ目ナド無イ……」

 

紫(…確かにそうかもしれないわね……

藍達には別の区域の援護を頼んであるし……今呼び出しても……)

 

駆真「……紫さん……」

 

イク「……ドウシタ?マサカ…塞ガレテイタラ

御得意ノ式モ……呼ビ出セナイノ……?」

 

紫「藍達を出してまで、お前に勝ちたくない」

 

 

イク「!!調子ニ……乗ルナァアアァアアアア!!!!!」

 

 

駆真(!来る……!!)

「紫さん、俺を放り出してでも……!」

 

紫「大丈夫よ……まだ手はあるわ!」

 

 

 

イク「!?ヴヴ……!?」

 

駆真&紫「!?」

 

イク「ギアァアァァ……!!!!」

 

駆真(何だ……龍の身体が……)

 

イク(!!イケナイ……ダメージガ大キスギル……

身体維持ガ…ママナラナイワ……!!!)

 

紫(…どうやら…出すまでもなかったわね…)

「留意するなら…私ではなく此の子にすべきだったわね、アリス?」

 

 

 

イク「グワァアァァアアアアーーーーー!!!!!!

紫イィイィイイイイィイイーーーーー………!!!!!!」

 

 

 

駆真「…爆散した……!」

 

紫「強いと聞いてたけど……四神の前には形無しね」

 

 

 

駆真「!!ヴ……」

 

紫「!駆真君……本当に大丈夫!?」

 

駆真(くそ……また……白虎の反動か……!)

 

紫「待って……応急処置を……!」

 

 

 

紫「!よし…此で動ける程度にはなったわよ!」

 

駆真(……片手で処置を……『此処の』紫さんは器用だな……)

「…青龍、覚醒した様子がありませんでしたね……」

 

紫「彼奴は、あまりにも邪に飲まれすぎた……

其に、やはり本人でないと無理のようね……」

 

駆真「……修行で良いんでしょうか?」

 

紫「!?其は……私も今度こそ本気で役に立とうと……!

何度も嘘は付けないわ……」

 

駆真「そうでしたか……」

 

 

紫「…駆真君」

 

駆真「?何です?」

 

紫「私は、この先大事な仕事をする予定なのよ。

貴方が四神を集めるように……」

 

駆真「!?」

 

紫「だから、私に教えて欲しいの……」

 

駆真「!………い、いったい何を……?」

 

紫「!出来ないなら無理しないで、黙秘してても良いわ……」

 

駆真「……………すみません」

 

 

駆真「でも……覚悟なら必要だと思います」

 

 

紫「!」

 

駆真「俺にもいるんです…大事な人が。

大事な仕事と言えば、その人の為にしかありえません」

 

紫「……大事な人……」

 

駆真「貴方の大事な人は、誰なんです?」

 

紫「……あえて答えるなら、あまりに雄大で、言葉では表しきれないわ……」

 

駆真「…!何か…失礼な事聞いてしまったようで……!」

 

紫「良いのよ、御陰でスッキリしたわ」

 

 

~亜空間

 

紫「この先が、貴方の世界よ。もう……歩けるわね?」

 

駆真「はい…ありがとうございました」

 

紫「駆真君」

 

駆真「?はい……」

 

紫「魔理沙達と……上手くやっていくのよ?」

 

駆真「!……勿論です!」

 

紫「ありがとう……神を携えし青年よ……

汝に潜みし神々を呼び覚まし、

己の真意を愛すべき者に示せし日を……願わん………」

 

 

八雲紫No.8~亜空間

……………

あと青龍だけが残ってると聞いたから………

部外者ながら何か手伝えるかと探してみたけど……

結局、青龍を覚醒させてあげることはできなかった……

少し申し訳ないわね……やはり、龍の鍵は

駆真君の世界にあるようね……健闘を祈らないと……

 

フフフ……駆真君、強くなっただけでなく、たくましくもなってたわね。

 

まさか、私が教えられるなんてね……

「他の」私達も、なかなか良い子達を連れて来るじゃない。

 

さてと、博麗神社にいかないと……まだひと仕事残っている。

やるべき事の前に……忙しいけど、やるしかないわね………

霊夢達の所にマリスが攻めてくるだろうから……

其に、此の程度の傷など気にするまでも無さそうだし。

 

呼びにいかなきゃ……最後の増援を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~アリス邸2階

 

アリス(マリス)「……………」

 

 

 

 

アリス(マリス)「魔理沙……見ツケタノネ……アノ人形ヲ……

私達ノ……最後ノ繋ガリヲ…………」

 

 

天子(マリス)「此方モ見ツケタワヨ」

 

メディスン(マリス)「マサカ……此ヲ使ウナンテネ」

 

アリス(マリス)「!……自分自身モ驚キヨ。

モウ一度此処ニ訪レテ、忘レ物ヲ取リニ来ルナンテ……」

 

 

 

 

アリス(マリス)「デ?……形ガ保タレテイタノハ?」

 

メディスン(マリス)「此ノ二ツダケダッタワ……」

 

アリス(マリス)「……二ツアレバ充分ネ……」

 

 

天子(マリス)「!モウスグ霊夢達ガ神社ニ着クッテ!」

 

アリス(マリス)「!気化シテ見張ッテタ雪女カラネ……?

退避シテ、捜索ニ戻ルヨウニ伝エテ頂戴?」

 

 

 

アリス(マリス)「サテト……見ツカッタナラモウ此処ニ

トドマル必要ハ無イワ。出ルワヨ!」

 

 

~アリス邸前

 

天子(マリス)「……イヨイヨネ……」

 

メディスン(マリス)「エエ……ソシテ魔理沙ガ

来テイナイ今シカナイ……」

 

アリス(マリス)「今度コソ……復讐ヲ果タソウジャナイノ!」

 




如何でしたか?
此のお話は、本編である「東方聖霊夜」で
駆真君達がクリスマスを過ごしたあとからの話です。

恒例のイラスト。
駆真君(麒麟Ver,玄武Ver,白虎Ver,朱雀Ver)です。


【挿絵表示】


駆真君を提供して下さった聖魂のマキシさん、
どうも有り難うございました。

そしてコラボ企画もいよいよ大詰め、
次回である第六弾でラストです。
そのラストを飾るのは……次回をお楽しみに。

それでは、次回もゆっくりしていってね♪
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