神崎駆真君の隠密行動を追っていきます。
閑散とした地霊殿の廊下……
四神を携えし駆真は調査に乗り出した。
異世界の彼女も知らない紫の行方……
異世界である此の世界の真実とはいったい何だろうか……?
原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。
其では、次回もゆっくりしていってね♪
神崎駆真No.5~地霊殿 廊下
まず、紫が行くと良い部屋があると言ってた……
其処に向かうとするか……
だが……「此方の」紫は俺が来た事を知らない……
気を付けないと……いつ気付かれるか分からない。
……此の世界に来させられては戦わされた謎の黒い存在……
最初は両鋏に目を持つ、ひとつ目の大蠍……
二回目は首が飛ぶ女の子が従えてた、
二体の甲冑の騎士……すぐに紫にやられたけど……
三回目には、四つ目の上半身が女の子の黒い龍……
「此方の」紫はあの龍を「アリス」と呼んだ……
~幻想郷上空(過去)
?「紫ィイ!!!!!」
駆真「!!!」
(雲の中から声が……でも、何処から……!?)
紫「…何処にいるの?」
?「今度コソ見ツケタワヨ……
マタ異世界カラ呼ビツケテキテ……!!」
紫「良いじゃないの、別に」
駆真「!?知り合いなんですか?」
紫「知り合いって言うか……昔に戦った事がある奴なのよ。
そして貴方も会った事のある人物でもある……」
駆真「?ど、どういう……!?」
紫「でしょ?アリス……兼、永江衣玖?」
駆真「!?アリス……!?」
神崎駆真No.6~地霊殿廊下
どうしてあの龍をアリスと呼んだんだろう……?
顔もどうみても違う女の子だったのに……
此方ではいったい何が起こってるんだ……?
何か……アリスに関係があるのか?…まさかな……
!見えた……あれか……
迷彩無しでも誰にも見られなかったな………
……少し大き過ぎるだろ……此の扉……
まあ、此の中に入れば良いんだな?……
~地霊殿 さとりの書斎
駆真「よい…しょ、紫は此処に行けば良いと言ってたが……
確かに……此処はいろんな本があるな」
駆真「とは言っても……こんなに沢山あったら
どれが関係あるのやら……さっぱり分からないな」
駆真「!机の上に……本か?」
駆真「…『ココロの本』……『古明地さとり、古明地こいし著』……
……表紙から随分難しそうな本だが……」
?「おねーちゃーん!!」
駆真「!?」
(部屋の入り口に……誰かいる……!)
?「!こいし……其に、こころさんも。どうしました?」
?「たった今、こいしとアリスと遊んできた所だ」
?「そうでしたか……ですが、アリスさんの姿がありませんが?」
?「私達と遊んで疲れて寝てるよ」
駆真(!アリスがいるのか……此処に……?)
?「!…疲れてますな……私達は何か手伝えるー?」
?「大丈夫ですよ、こころさん。
あえて言うなら……もう少し暇を潰してて貰えるかしら?
もうすぐ夕御飯ですから、お腹を空かせておくと良いですよ?」
?「判りました……行こうか、こいし」
?「うん!」
?「……よい…しょ……!」
駆真「!!」
(マズい、部屋に入ってくる……!!)
さとり「はぁ……しかし…疲れたわね……」
駆真(~~め、迷彩機能が無かったら完全に
見付かってた……危なかったな……)
さとり「……旧地獄と幾度となく開いた『サブタレイニアン会議』……
……地上に関する情報の整理……
こんなに動いたことはないわ……貧血起こしそう……」
駆真(……ソファでくつろいでいる……此の部屋の主か……?)
さとり「にしても……アリスさんのあの目……日に日に黒ずんでいく顔……
もしかして何か病気にかかってるのかしら…ヤマメに相談した方が良いわね」
駆真(!アリスが病気……?
風邪ではないみたいだが……なんの病気だろう……?)
さとり「其に……彼女達を遣わされた
あの紅い雲……いったい誰だったのかしら?
救世主を私達に授けた神の様な……しかし、顔も其の心も判らなかった……」
駆真(神?早苗姉みたいな?……其の神が……アリスを此処に……?)
さとり「さて……お空が管理してる灼熱地獄を
万が一地上の輩に狙われたら大変ね……
彼処の警備も強化するように言っておかないと……忙しい忙しい……」
さとり「!いけない……こころさんに此の本を返さないと……」
駆真(……今度こそ行ったか……?)
駆真「ふう…………しかし、本当に便利だな……此のコート……
帰ったら魔理沙やにとりに感謝しないと……」
駆真「……あの『ココロの本』は持っていかれたか……
あの本……少しは読んどけば良かったかな……?」
駆真「どうやら此処には手がかりはなさそうだな……
早めに出るか…見付かったらいけないしな……」
~地霊殿 廊下
駆真(さっきの女の子……もう行ったか……)
駆真(いや……彼女に話しかけてた……
声からして女の子の声……しかも複数……
其の主達がまだ近くにいるかもしれない……)
「慎重に行くか……」
ハシビロコウ「……………」
駆真「!?おわっ……ビックリした……脅かすなよ……!
……動物もいるんだな、此処は……」
?「ソッチハイタ?」
?「不審人物無シ……動物、怨霊ガ少々」
駆真(!また誰か来る……複数か……別の声だが……
迷彩機能を使うか…………)
ルナチャイルド(マリス)「全ク……私達ダケ
何デ隠レナガラ警備シナキャイケナイノヨ?」
サニーミルク(マリス)「私達モ『私』達ノ一部ナンダカラ
モット大切ニ扱イナサイヨネ……」
スターサファイア(マリス)「マア……此ノ妖精達ノ能力ハ
探索ニ向イテルカラ……其ニ今ノ本体ヲさとりサン達ニ
見ラレタクハナインダシ」
駆真(……動かない方が良いか……)
ルナチャイルド(マリス)「デモ三匹ガイナイト
コイツ等ノ能力ハ意味ヲ成サナクナルワ……
デ、此処ハドウナノ?動ク者ハ感知出来タ?」
スターサファイア(マリス)「不審人物無シ……動物、怨霊ガ少々」
サニーミルク(マリス)「三匹別々ナラ効率上ガルノニ……
イタズラマニアノ、ボンクラ妖精共メ……他ヲアタルワヨ!」
駆真「…何だ、さっきのは………嫌な気を感じた……
只の妖精じゃないのか……?」
駆真「其に、『本体』とか言ってた……あの妖精は
本物ではないのか?むぅ……謎だらけだな……此処は……」
駆真「……あの妖精達……此方から来ていたが……
何かあるのか……?行ってみるか……」
駆真「……『此方の』紫……本当に何処にいるんだ?」
~地霊殿 玉座の間
駆真「此処は……玉座がある……壁も床も石が削れている……」
駆真「!天井にも黒いシミが沢山ある……古い建物だったんだな……此処は……」
駆真「……石の玉座以外何もない……行き止まりか……」
駆真「!ん……?玉座の背もたれの裏に……石のレバーが……
どうしてこんなところに……」
駆真「!床に穴が……此は……隠し階段か……!」
駆真(あの妖精達……此処から上がって来たに違いないな……
隠されてたものが出てきたような此の階段……此の下の何かそうだ……)
駆真「降りてみよう……何か分かるかもしれない……」
目(マリス)「……不審人…物…ギキッ…発見………本…体………報……告…………」
~地霊殿最奥部への道
駆真「此処は……感じが変わったな……
廊下の壁が金色になってる……何処まで続いてるんだろう……?」
駆真「!此は……壁画か……色もついてる……新しいな……
一つずつ見ていくか……だが…用心しないと……
あの妖精達と同じ、嫌な気を感じる……」
駆真「!字が彫られている……壁画の説明してるのか……」
【旧地獄、地獄ヨリ切リ離サレシ金神奈落ノ僻地。
カツテノ地獄ノ威厳失セ、地上ヨリ蔑マレ、
其ノ心荒レ行キ、争イ耐エズ】
駆真「……猫耳の少女や羽の生えた少女……帽子を被った少女が
人々から何か言われている……其の下でピンクの髪の少女が嘆いている……
其の横で……此は鬼か……?
蜘蛛もいる……妖怪達が争う絵がある……」
駆真「!此のピンクの髪の少女……さっきの娘か……!?
其に此処は地獄だったのか……
『此方の』紫はどうして俺を此処まで……?」
駆真「次も見てみようか……」
【某日、地上ノ穢レニ苛マレ、逃ゲ果セシ二柱ノ『救世主』、
地底ニ舞イ降リ、希望ヲ与エン】
駆真「紅い雲に乗った……ひとつ目の金髪の少女と
お面をまとったピンクの髪の少女……さっきとは違う娘だな……
其の二人が鬼や動物達……旧地獄の住民達の上から降りて来ている絵か……
……地底に希望……此の二人、姿は奇妙だが神の様な存在なのか……」
駆真「でもさっきの女の子が言ってた……まだ上がいるんだ……
神が……其がどうして描かれてないんだ……?」
駆真「!此の金髪の少女……ひとつしか目がないが………もしかして……!」
駆真「いや、簡単に決めてはいけない……全部見てからだ……
次の絵は…………」
【『救世主』、地獄ヲ率イ
地上ノ悪シキヲ滅シ、穢レヲ浄メル】
駆真「紅い雲に乗った二人が…鬼達を誘導し……
…人々を……殺してるのか……人が足元に倒れている……」
駆真(!倒れてる此の姿は…まさか……!)
「…霊夢が……!よく見たら……早苗姉達まで……!!
どういうつもりだ……地上の皆を穢れ扱いしてるのか……!!
こんな事をするなんて……!間違ってる!此じゃまるで……!!」
駆真「!……落ち着こう……誰かに見つかったらマズい……」
駆真「此が……最後の壁画か……」
【『救世主』、地上トノ和ヲ成シ……二ツノ地、一ツト為ス】
駆真「紅い雲から降りたひとつ目の少女が
此は……死骸の山か……其の上で
もう一人の少女t!!此の帽子……白黒の服……!!」
駆真「魔理沙か……魔理沙と……握手してるのか……!?
霊夢達を殺して……どうして魔理沙と握手が出来るんだ?」
駆真「!魔理沙と仲が良いのか……此の二人は……」
駆真「!!じゃあ……此のもう一人の金髪の少女……
ひとつ目だけど………まさか……!其なら…さっきのも……!!」
?「フンフフ~~ン♪……フフフフ……」
駆真(!誰か来る……!迷彩を……!)
アリス「紅茶♪マカロン♪其ニ……ケーキ♪
大夢君ノ為ニ、イッパイ用意シナキャ!……」
駆真(アリス……!後ろ姿だがあの金髪……やはり彼女が……)
アリス「ア、シナモンロール忘レタ…………マ、イッカ♪……」
駆真「……行ったか……いつも助けられるな……」
駆真(!待てよ……俺がさっきいた部屋の外で
誰かがアリスが『遊んで疲れて寝ている』と言ってなかったか……?
なら……あのアリスはいったい……?)
駆真(!さっき『大夢君』って……
まさか、此処に大夢が来てるのか……!?
こんな不審な依頼を受けたら……!アリスと一緒にいるなら
マズい……!殺される……!)
「急いで連れ戻さないと……!!」
?「成程……成程……」
駆真「!!!」
?「随分ト便利ニナッタモノネ……其ノコートモ……」
駆真「な………お……お、お前………!?」
アリス「芸術鑑賞ハ愉シイ?……神崎駆真君?」
如何でしたか?
最奥部への道にある
壁画が表現しづらかった……
どのような壁画か……想像にお任せします……
コラボはまだまだ続きます!
其では、次回もゆっくりしていってね♪