東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、アリス編に戻ります。

アリスとこころは、
さとりに地霊殿をされる。
そして、彼女達は
その同志達の姿を目撃する……

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくれると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪


Subordinates

古明地さとりNo.5~地霊殿

……では改めて。

此から「地霊殿」の案内をするわ。

凄く広いから、はぐれないようにね?

 

まず、この地霊殿とは本来

灼熱地獄の跡地を管理するために、

建てられたのよ。

つまり主の私は、その跡地にいる

怨霊の管理を任されてるわけ。

……とはいっても、本当は

支配してるって言った方が正しいかしら……

それに、管理は私じゃなくて

ペットが担当しているのよね…………

 

……噂すれば、なんとやら……

どうしたの、お燐?

 

 

火焔猫 燐No.1~地霊殿

さとり様!

灼熱地獄の第Ⅱ地区で、

怨霊の急激な増加を確認しましたが……

 

……そちらの方々は?

…………御客様!?

珍しいですね、来客とは!

こんにちは!

どのような所以で?

……!!……そ、それは…………

すみません、聞かせたくない事を……

……是非とも、歓迎しますよ!

 

…………分かりました。さとり様。

失礼しました!

アリス様、こころ様!

御二方も快適な生活をお楽しみください!

 

 

古明地さとりNo.6~地霊殿

……第Ⅱ地区、ね……

よく増えるわねぇ……彼処も。

 

ん?この人たちは、

此処に住むお客様よ。

名前は、アリスさんとこころさんよ。

……二人とも地上で生活してたけど、

コレコレシカジカで此処に暮らす事を

決めたのよ。

……いいのよ、お燐。

二人も此処に住めて満足してるのだから。

貴方も彼女達を受け入れてくれるわね?

……そう、良かった。

 

さっきの件、

第Ⅲ地区が今少ないはずだから

そこに怨霊を移して、

数を調整して頂戴。

……報告、有り難う。

 

……「彼女は誰」って?

彼女は火焔猫 燐。

私は「お燐」って呼んでるけど。

私のペットの一匹で「火車」という妖怪よ。

彼女こそ、私の代わりに

怨霊を管理するペットなの。

 

……彼女は、もともと死体を持ち去る妖怪で、

地上で人間から忌み嫌われていたの……

そして、この地霊殿にやって来たの。

貴方達と同じ辛い過去を持ってるのよ……

……でも、彼女は持ち前の能力、

「怨霊と会話できる能力」を生かし、

この仕事を受け持ってくれたわ。

 

今では、地霊殿では欠かせない存在……

私も、彼女に感謝してるの……

 

……さて、次の場所に行きましょう。

 

 

アリスNo.27~地霊殿

…あ、住人サン…………

……居たのね、他ニモ……

 

!あ、コ、コンニチハ……!

……え、ソノ…………

……!!さ、さとりサン……!!

……………………………………

……!はい、ありがとうゴザイます……!!

 

……行っチャッタ……

さとりさん、彼女はだれデスか?

……オ燐さん……ですか……

 

……!ソ、そうダッタのですカ……!?

彼女も、私ト同じ苦しみヲ…………

………………

 

……え、ハイ、分かりました!

 

 

古明地さとりNo.7~地霊殿~灼熱地獄跡

此から地霊殿の下に在る、

「灼熱地獄跡」に案内するわ。

暑いから気を付けてね。

……さっき話した通り、其処には

たくさんの怨霊が居残っているの。

その管理はお燐、

そして其処の温度調節を担う、

もう一匹のペットがこの先に居るわ。

 

只、言うのもなんだけど………

鳥頭、つまり馬鹿だから、

一目では私達とは気付かないかもね……

……攻撃してくることもあるから、

十分注意して頂戴。

 

さて、着いたわ………

!居るわね……!

来るわ、気を付けて!!

 

 

 

 

霊烏路 空No.1~灼熱地獄跡

異物発見!!

核融合炉の異物混入は、

一旦反応を停止し、

即座に異物を排除せよ!!

 

行くぞ!!

 

 

 

 

VS〈熱かい悩む神の火〉霊烏路 空

~灼熱地獄跡

 

さとり「お空、話を聞きなさい!!」

 

空「あ、あれ?さとり様じゃないですか!」

 

さとり「私は只、このお客さん達を

案内してただけよ!!」

 

空「うにゅ?」

 

さとり「…………この人たちは、

異物じゃないのよ!!」

 

アリス「……!?あアァあーーー!!」

 

空「!?」

 

こころ「どうした、アリス!?」

 

アリス「あ、貴方ハ……私と戦った事ガ……!!」

 

さとり「!!何ですって!?」

 

空「………………」

 

さとり「お空、どうなの!?

アリスさんと戦った記憶は!?」

 

空「覚えてない!」

 

アリス「!!グ…………」

 

 

 

こころ「!?アリス!!」

 

さとり「……仕方がないわ。

こころさん、私が援護するから、

お空を少し大人しくさせましょう」

 

 

空「さとり様、御退きください!

爆符『メガフレア』!!!」

 

 

さとり「!!」

 

こころ「キャ!」

(っ…なんという破壊力…流石……強い!)

 

 

こころ「……さとりさん、ここが我が!

『怒声の大蜘蛛面』!!!」

 

 

空「!!にゅ!?」

 

さとり「上手いわ、こころさん!

行くわよ、お空!」

 

 

さとり「想起『恐怖催眠術』!!!」

 

 

空「!!え、え!?」

 

こころ(!レーザーの後に大玉の弾幕!!

成程、此はかわせません!)

 

 

空「こ、こんなの!!

『フレアアップ』!!!」

 

 

さとり「!?防御した……!?」

 

こころ「そんな……我の蜘蛛糸が……」

 

空「何故です……さとり様!?

異物の味方をするなんて!」

 

こころ「だから我等は異物ではない!!

さとりさんもそう言ってるよ!!」

 

さとり「……………………」

 

 

 

空(どうしよう……異物を攻撃しないと反応炉が……

でも、そうしたらさとり様が怒りそう…………

どうしよう…………)

 

 

 

 

さとり「……お空」

 

空「??」

 

さとり「この人達を攻撃するなら、

今日の晩御飯、無くなるわよ?」

 

空「うにゅ!?」

 

さとり「今日はカレーにするんだけどなぁ……」

 

空「!!~~~~」

 

さとり「……どうなの、お空?」

 

 

 

 

 

空「…………分かりました。

排除を中止します……」

 

さとり「…………いい子ね。

でも大丈夫よ。こうして私達がいても、

反応炉は稼働を続けられるわ。

それに、私達はすぐにここから出るわ」

 

こころ「……!そうだ、アリス!!」

 

 

 

 

 

 

 

秦 こころNo.10~灼熱地獄跡

……アリス、アリス!

 

あ、気が付いた!

……どうしたのですか、

突然倒れて……「急に目眩がした」?

……此処が暑かったんだね!?

さとりさん、此処を出ましょう!

アリスを涼しい場所へ移すんです!

 

…アリス、我がまたおぶってやるからな……

……大丈夫だ。私は奏こころですよ?

このくらい、何ともない…よ!!、と……

 

さあ、上に戻ろう。すぐに着きますからね……

 

 

古明地さとりNo.9~灼熱地獄跡~地霊殿

…何だかムチャをさせてしまったようね……

申し訳ないわ……

 

……今のが霊烏路 空。

私は「お空」と呼んでいるわ。

彼女が灼熱地獄跡の温度調節を担当する

ペットで「地獄鴉」という此処の先住民なの。

 

彼女は此処を出たことがあまりないの。

……地霊殿に報告に来ることはたまにあるけど。

過去に何回かは

地上に出たことがあるらしいけど、

本人は覚えてないみたい…………

!……もしかしたらその時に

アリスさんと会ったのかも…………

 

そして、彼女には身体に

神霊「八咫烏」が宿ってるらしいの……

誰が宿らせたのかは不明だけど……

過去にその力が暴走して、

灼熱地獄跡の怨霊の一部を

地上に出してしまったわ。

その結果、地上からの訪問者に

私達は退治された…………

 

…………話が長くなったわね。

地霊殿に着いたわ。

此処でアリスさんの回復を待って、

次の場所を案内することにするわね。

 




如何でしたか?
今回で、地霊殿のメンバーを
新たに増やしました!
これからだんだん騒がしくなりそうです!
……やっぱりバトルがないと書けないな、僕……

次回もアリス編で
引き続き地霊殿の案内を書きます。
それでは、次回もゆっくりしていってね♪
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