東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、サブストーリー編です。
前回に一度紹介した永遠亭のサブストーリーです。

弟子の鈴仙を襲った影の正体を突き止めるため、
資料による調査を続ける永琳とてゐ。
その間にも犠牲者が運ばれる永遠亭。
しかし、其の周辺の警備をしていた妹紅が、
不穏な気配にいちはやく気づいたのであった……

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で、見てくれると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪




守らるる要の屋敷

八意永琳No.2~永遠亭

……てゐ。其処の資料を取って頂戴。

…………鈴仙のあの病状……前に一度

調べた記憶があるわ…………

……其のときの患者は…………

 

…?…どうしたの……またですか……

今度は九〇二号室に運ぶのよ。

……犠牲者がどんどん運ばれてくる……

此じゃあ此処の空きが無くなるのも

時間の問題ね……

 

ん?電話……?

もしもし……あら、妹紅。

周辺の警備は……え!?

…………分かったわ!!

 

てゐ!妹紅が今影達と接触したらしいわ!

きっと此処を狙ってきたのね…………

此処を奴等に渡してはならないわ!

援護にまわって頂戴!

応援部隊も連れていくのよ!

 

!鈴仙……!!

……まさか、貴方も行くの……!?

無茶よ!病み上がりの身体で……

…え?………………鈴仙…………

……良いわ。てゐ達と行ってきなさい。

でも、あまり無理はしないようにね。

 

……私も何としても病魔の正体を突き止める。

皆、其まで持ちこたえて…………

 

 

蓬莱山輝夜No.2~永遠亭

………………

何か気配を感じます………

…………外から……?

もしかして………………

 

鈴仙。私は外に行きます。

……大丈夫です、すぐに戻りますよ。

 

……外の妹紅が心配です。

外に出ることは久しぶりですが……

それどころではありません!急がないと!

 

 

 

 

藤原妹紅No.1~永遠亭入口

…………永琳!聞こえるか!?

例の影達を発見した!

数は、ざっと二十体はいるな……

今からそいつ等を迎撃する!

……応援は要らないからな?

心配するな。私は不死身だからな。

 

……さて、永遠亭は潰させない。

私の復讐も出来なくなるからな!

……まあ、対象も不死身だけど。

 

かかってこい!

纏めて消し炭にしてやる!!

 

 

 

 

 

VS?×25

?×2

~永遠亭周辺

 

妹紅「こいつ等が鈴仙の奴を……」

 

?③「………………」

 

妹紅「お前達は、此処に入れないし、

帰しもしない。

此処で消えてもらう!」

 

 

?⑩「グワァアーー!!!」

 

 

妹紅「貴人『サンジェルマンの忠告』!!!」

 

 

?⑩「ギャァアァアン……!!!」

 

妹紅「……忠告はした。

其でも来るなら……」

 

?①「……謝リ……タ……イ」

 

妹紅「……は?」

 

?⑥「…鈴仙……サ……ンニ…………」

 

?⑱「謝……ル…………ノ……」

 

?⑨「……ダ……カラ……」

 

?⑮「此処……ヲ……通シ……テ?」

 

妹紅「貴様等が今謝るべきは鈴仙だけじゃない。

『幻想郷』すべてだ!

其に、貴様等は嘘つきだと聞いた!

此処は通す訳にはいかないな」

 

?①「………………」

 

?③「………………」

 

?⑳「………………」

 

?⑱「………………」

 

 

妹紅「不意打ちはさせん!

不死『火の鳥 ‐鳳翼天翔‐』!!!」

 

 

?⑱「!!?………」

 

?①「!?!~!……」

 

妹紅「!?」

 

?②「ヴグルル……」

 

妹紅「……人が減った?

三体で犬になったのか……!?」

 

?⑮「………………」

 

妹紅「後ろから……!?リンチにする気か!」

 

?②「ガアァアーーー!!」

 

 

 

?「難題『火鼠の皮衣 ‐焦れぬ心‐』!!!

神宝『サラマンダーシールド』!!!」

 

 

 

?②「!?ギャン!!」

 

妹紅「!?……輝夜!!」

 

輝夜「……間一髪でしたね、妹紅」

 

妹紅「…永琳の指示か?」

 

輝夜「いいえ。自分の意思です。

其より、やはり攻めてきましたね」

 

妹紅「ああ……でも珍しいな」

 

輝夜「何がです?」

 

妹紅「お前が自分で外に出るなんてな」

 

 

輝夜「……鈴仙の仇を討ちたいのです!

難題『燕の子安貝 ‐永命線‐』!!!

神宝『ライフスプリングインフィニティ』!!!」

 

 

?⑳「!!?~…………」

 

?⑥「?!?~~…………」

 

 

輝夜「難題『蓬莱の弾の枝 ‐虹色の弾幕‐』!!!

神宝『蓬莱の玉の枝 ‐夢色の郷‐』!!!」

 

 

?②「ギャイィン!!」

 

?③「!!!~~…………」

 

妹紅「……凄いな」

 

輝夜「犬は硬いですね……」

 

 

輝夜「でしたら!

難題『竜の頸の玉 ‐五色の弾幕‐』!!!

神宝『ブリリアントドラゴンバレッタ』!!!」

 

 

?②「!グワァアァン…………!!!」

 

 

 

輝夜「!?ヴッ……?」

 

妹紅「オ、オイ!……無茶すんなよ」

 

輝夜「ま、まだ……まだ…………」

 

妹紅「…此のままだと………!??」

 

 

?⑰「………………」

 

 

妹紅「グワッ!!」

 

輝夜「!も、妹紅……!!」

 

妹紅「チッ……」

 

?⑤「グヴヴ……」

 

妹紅(!!、また犬が…………)

 

 

?⑤「ブフォォーー!!」

 

 

輝夜「!?」

 

妹紅「霧……!?ゲホ、ゲホ…………!?」

 

?⑨「………………」

 

 

妹紅(!犬がいない……!?)

「!!しまった!永琳!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

VS?

~永遠亭

 

永琳「……急いで調べないと……!」

 

?「ヴヴヴ……」

 

永琳「!?影?!……!まさか、

妹紅がやられたの!?」

 

?「……生キ……テル……」

 

永琳「え?」

 

?「彼女……ヲカ……ワシテ……来……タ」

 

永琳「……狙いは私とこの情報ね?

妹紅達は興味ないということ?」

 

?「………………」

 

 

永琳「情報は渡さないわ!

『天網蜘網捕蝶の法』!!!」

 

 

?「!?ギオォオ……!!」

 

永琳「応えなさい!

貴方達の目的は何なの!?」

 

 

 

?「……鈴…仙…………」

 

永琳「!?鈴仙を狙ってきているの!?」

 

?「違……ウ……………謝……リタ……イ…………

…コン……ナ……ツモリデ……ハ…………」

 

永琳「!……しかし、貴方達のせいで

他にも犠牲者が出ていますが?

その方達にはどうするつもりなの?」

(……変ね……一つ……いえ、

三つ目を見てるのに、私は失神しない……

一つしか目がないと駄目なの?)

 

?「……謝……ル」

 

永琳「悪いですが、貴方達には会わせられないわ!

患者達がフラッシュバックによる発作を

起こしてもいけませんからね」

 

?「……オ願……イ…………」

 

永琳(……!!まさか……此は…………)

 

 

永琳「錬丹『水銀の海』!!!」

 

 

?「!?グォアァアアーーー!!」

 

永琳「……どうか、お引き取りください」

 

?「ギャアァアァァァ…………!!!」

 

 

 

 

永琳「……全てが繋がった。

正体が分かったわ!

……なら早く妹紅達の援護に行かないと!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VS?×11

~永遠亭入口

 

妹紅「チッ……永琳からの応答がない……

やられたのか……!?」

 

?⑨「………………」

 

輝夜「……私はいいから…………

に、逃げて……下さい……」

 

妹紅「そんなことすると思ってるのか?」

 

輝夜「所詮、只の独りよがりです。

巻き込みたくは……ないですよ」

 

妹紅「………………」

 

 

妹紅「蓬莱『凱風快晴 ‐フジヤマヴォルケイノ‐』!!!」

 

 

輝夜「!!……妹紅!」

 

妹紅「……お前はその中で寝てろ。

後は私がやる」

 

輝夜「し……しかし!」

 

妹紅「黙れ。此は私の独りよがりだ。

独りよがりなら、私による独断だ。

……そうだろ?」

 

輝夜「………………」

 

妹紅「行くぞ!」

 

 

 

 

 

?「『幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)』!!!」

 

?「『エイシェントデューパー』!!!」

 

 

?⑨「!!?~??……」

 

妹紅「!?誰だ?!」

 

輝夜「!鈴仙!てゐ!」

 

てゐ「間に合ったウサ!」

 

鈴仙「姫様…妹紅さん……ぶ、無事ですか?」

 

妹紅「鈴仙……お前も無茶をするな」

 

輝夜「どうして貴方達も此処に?」

 

てゐ「師匠からの命令ウサ」

 

妹紅「……あれ程送るなといったのに」

 

鈴仙「間もなく……増援の……玉兎達も到着します……」

 

?⑰「………鈴……仙…………」

 

鈴仙「……はい?」

 

?⑰「……悪……カッ……タ…………」

 

てゐ「……何で謝ってるんだウサ?」

 

妹紅「謝りたいんだとよ、鈴仙に」

 

鈴仙「……構いませんけど?」

 

 

 

?⑲「………………」

 

?⑰「………………」

 

 

 

妹紅「!!何……!?」

 

鈴仙「何か……大きくなってません!?」

 

てゐ「鈴仙!アンタが変なこと言ったから!」

 

輝夜「こ、此は……!」

 

 

 

?「グオォオォオーー!!!」

 

 

 

てゐ「ひ、ひいぃい!!

デ、デカ過ぎウサァ!!」

 

 

鈴仙「!?何だろう……!?」

 

輝夜「!?ど、どうしました、鈴仙!?」

 

鈴仙「あの怪物、以前にも会った記憶が……

誰かの面影を感じます……」

 

妹紅「其は本当か!?誰だ!?」

 

鈴仙「……よく……思い出せません」

 

 

?「ゴアァアァア!!」

 

 

てゐ「く、口んなかに目がぁ!!」

 

妹紅「くっ!!」

 

 

玉兎①「姫様達を御守りせよ!!」

 

玉兎達「『イリュージョナリィブラスト』!!!」

 

 

?「!?!ヴオォオォ……!!」

 

鈴仙「!?」

 

てゐ「増援ウサ!!」

 

玉兎②「影の怪物を近づけるな!!」

 

玉兎①「皆さん、無事ですか!?」

 

輝夜「ええ。助かりました」

 

 

 

 

?「オ、オォオォオオ……!!」

 

玉兎③「!!撤退していくぞ!」

 

てゐ「防衛成功ウサ!」

 

 

 

 

妹紅「……皆、先に永遠亭に引き返してくれ」

 

鈴仙「え?」

 

妹紅「私は、アイツを追撃する」

 

鈴仙「!何いってるのですか!!

貴方も相当ダメージを受けているのですよ!?」

 

妹紅「アイツはこの『迷いの竹林』を

いずれ抜け出す!強引にな!

そんなことをされたら人間の里にも被害が広まる!

そうしたらますますたくさんの

犠牲者を生むことになるんだぞ!?」

 

てゐ「……だったら、私もいくよ!

鈴仙がひどい目に会ったのも、

私が原因だし!」

 

妹紅「駄目だ。お前も戻れ」

 

てゐ「何でウサ!?」

 

妹紅「……師匠が苦労しているなら、

その援助が弟子の役目だろうが」

 

鈴仙「……妹紅さん……」

 

妹紅「お前も休め。病み上がりは危険だぞ?

……私は行く……じゃあな」

 

 

 

 

 

 

 

輝夜「妹紅!!」

 

妹紅「……止めたって無駄だぞ」

 

 

 

輝夜「…………無事に戻ってきて下さいね?」

 

妹紅「!!……それを私に言うか?

私は不死身なんだぞ?

……輝夜達を頼む」

 

玉兎①「了解です!」

 

輝夜「……御武運を」

 

玉兎①「敬礼!!」

 

 

 

 

 

 

妹紅「……アイツが此処にとどまってるうちに

決着を着けてやる。行くぞ!」

 

 

 

 




如何でしたか?
今回は、永夜抄の初登場になるキャラや、
すでにいたキャラが混ざる、
ややこしい話となりました。

次回は今回のサブストーリーの続きで、
妹紅が竹林で大奮闘します。

それでは、次回も、ゆっくりしていってね♪

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