東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、博麗神社での準備中に起こった
出来事を紹介します。

突然の記者会見により
恐れていたことが現実になった事が判明し、
張り切って準備しながらも
心の中で深く落胆していた霊夢。
しかし、紫から其の心の内を隠し通す事は
できなかったのであった…………

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくれると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪



私の実力、心の強さ

博麗霊夢No.23~博麗神社

よーし、皆各々の場所に戻ったことだし、

張り切って準備するわよ!

まずは、薬、スペカ…………

よく選ばないと駄目ね………

後は…………………………

 

……あの夢の通りになっているなら、

やっぱり、私が悪いのかな…………

もし其が本当なら…………

でも、本当に何も覚えていないし……

……分からないよ……分からないよ…………

 

ってうわ!紫!!また!?

出てくるなら一言かけてよ!!

まったく……準備が出来ないじゃない……

……え、「さっきのこと気にしてるんでしょ」?

!んな訳ないでしょ!?

しょうがないことはしょうがないんだし!

……え?……え?……ちょっと待って!

何でいきなり……ちょ……

 

準備の邪魔をしないでよ!

追い返してやる!!

 

 

八雲紫No.2~博麗神社

は~い♪準備は進んでる?

……そんなに怒らなくても……

……………………霊夢?

貴方さっきのこと気にしてるんでしょ。

フフフ、顔に書いてあったわよ?

……吹っ切れるなんて珍しいじゃない?

 

そんなに引き摺っちゃあいい結果出ないわよ?

私が戦ってあげるから

貴方は私で憂さ晴らしをしなさい。

 

行くわよ!

 

 

 

 

VS〈幻想の境界〉八雲紫

~博麗神社

 

霊夢「準備をさせてよ!」

 

紫「貴方は自分が悪いと自責をしている。

其のままで良いの?アリス達に唆されたままじゃ

性に合わないってさっき自分で言ったばかりじゃない!」

 

 

霊夢「五月蝿い!!

『エクスターミネーション』!!!」

 

 

紫「『枕石漱流』」

 

 

霊夢「くっ!!」

 

紫「……今の貴方じゃあ、

アリスは連れ戻せないわ」

 

霊夢「!?」

 

紫「貴方に今必要なのは、

『本当に吹っ切れる』事よ。

さっきの見せかけの吹っ切れでは駄目。

心の底から吹っ切れるのよ!」

 

霊夢「心の……底から?」

 

 

紫「幻巣『飛光虫ネスト』」

 

 

霊夢「!!」

 

紫「さあ、来なさい!」

 

 

霊夢「『境界の内側に潜む霊と不思議な巫女』!!!」

 

紫「!」

 

霊夢「どうよ?此で攻撃出来ないでしょ?」

 

紫「貴方、本当に其で良いの?

閉じ籠ってばかりで……恥ずかしくないの?」

 

霊夢「私は、この異変の本当の!

真の黒幕が私だと言うことが怖いのよ!!」

 

紫「……見損なったわ……貴方、

いつからそんなに落ちぶれてしまったのよ……

頭でもおかしくなったのかしら!?」

 

霊夢「なっ!?」

 

紫「優柔不断な巫女だなんて……

異変解決しても誰も悦ばないわ!」

 

霊夢「!!~~~~~…………」

 

 

 

~博麗神社(夢)(過去)

 

アリス「アンタが……悪い……」

 

 

 

 

~玄武の沢(過去)

 

天子 「…… 人間は不都合があれば其から逃れるため、

其を己より蔑ろにする……

アンタ達もその同類なのよ!」

 

 

 

 

~博麗神社(夢)

 

アリス「……アンタが……悪い……」

 

 

 

 

 

 

 

~博麗神社(現在)

 

霊夢「!ンアァァアアァアアーーー!!!!!!

どいつもこいつも、私を馬鹿にして!!

こてんぱんにしてやるわ!!!」

 

紫「!フフフ……いつもの霊夢じゃない」

 

 

霊夢「『亜空穴』!!!」

 

 

紫「フフフ……」

 

霊夢「死ねぇ!!!」

 

 

紫「…甘いわ。『左扇』」

 

 

霊夢「!ガァ!!カ、カウンター……!?」

 

 

紫「……『幻想狂想穴』」

 

 

霊夢「!?グゥッ!!」

 

 

紫「さらに、魔眼『ラプラスの魔』」

 

 

霊夢「!!此は……!!」

 

紫「貴方が此の傘にしばかれた瞬間、

弾幕が襲うわよ?」

 

霊夢「クッ………」

 

紫「…でも、うまく立ち直れたようね?」

 

霊夢「…お陰様でね…さんざん言ったから、

後で酒、おごってよ?」

 

紫「ハイハイ…」

 

霊夢「…分かったわ。この勝負は私の負けよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「…ありがとね。何か…気持ちが楽になったわ」

 

紫「私もおどおどしてる霊夢なんて視たくもないもの。

…今から白玉楼に行くけど、何か持ってこようか?」

 

霊夢「いいえ、結構よ」

 

紫「そう……

……最後に一つ言っておくわ。

如何なる事が起こっても、気持ちを切り替え、

上手くその状況に対応していく……

それこそ、『心の強さ』……どんな武器、能力も

遙かに凌駕するものよ。其を忘れないで頂戴?」

 

霊夢「難しい話しないで準備手伝ってよ!」

 

紫「私はもう行くわ。じゃあね。頑張るのよ」

 

霊夢「!ちょ……まったく……

………本当、お人好しなんだから……」

 

 

 

 

 

 

 




如何でしたか?
今回は霊夢と紫の戦いでした。

落ち込む霊夢を自分なりに
立ち直らせようとした紫。
紫の霊夢に対する思いやりを
醸し出せた一話だったと思います。

次回は、魔法の森での準備の場面を書きます。

それでは、次回もゆっくりしていってね♪
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