ゲストは聖魂のマキシさんの「東方聖霊夜」より、
神崎駆真君です。
アリスの捜索、マリスの討伐におわれる
幻想郷の住民達。
だから彼女等は忙しかった。
異世界からの訪問者に
気付かない程に…………
原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくれると、幸いです。
それでは、ゆっくりしていってね♪
神崎駆真No.1~無縁塚
……!?
何処だ、此処は……?
俺は確か……そうだ!
「聖霊夜」の準備をしていた……
……嗚呼、思い出したぞ。
紫さんが突然、俺に話を持ちかけたんだ……
駆真の世界
~守矢神社
紫「ちょっといいかしら?」
駆真「!紫さん!ビックリした……
何ですか?」
紫「パートナー探しもいいけど、
強くならないと、受け入れられないわ」
駆真「?……何故ですか?」
紫「此処には、強者がたくさんいるのよ。
強者は強者を求める。
駆真君はまだ玄武の力しかまだ解放できてない。
しかも此の世界の新人である貴方は、
知名度が低過ぎるわ」
駆真「……もっともですね」
紫「だからね。強くなって皆に
受け入られるようにするのよ。
今から取って置きの世界を教えてあげるわ」
駆真「!でも、それじゃ早苗姉達は……?」
紫「心配しないで。暫くしたら様子を見に戻るから」
~亜空間
紫「……さて、この先よ」
駆真「………………」
紫「大丈夫?顔、強張ってるわよ?
リラックスリラックス!
此は己との戦いでもあるんだから」
駆真「…紫さん、俺行ってきます!」
紫「フフ、そう来なくちゃ♪
では、行ってらっしゃい。
健闘を祈っているわ…………」
神崎駆真No.2~無縁塚
……今思えば、ちょっと無茶した様な気が……
!?………誰か来る!隠れないと……
!!あれは……魔理沙!?
誰かと戦っている……相手は……?
……何だろう……黒い……モヤモヤ?
…………行ってしまった…………
!待てよ……てことは……此処って……幻想郷!?
俺はもう一つの幻想郷に来てしまったわけか!
……何か、複雑だなあ…………
でも……誰だ?……あの黒いモヤモヤは……
神奈子様はあんな住民、教えてくれなかったけど……
……!!何だ!?地面が……!
!!何か……来る!……!?
…成程…此が、試練か……
……よし、「聖霊夜」の為だ!
やってやる!行くぞ!!
VS〈閉塞心の甲殻〉マリス・クラストロイド
~無縁塚
マリス「ギィイィィイ!!!」
駆真「コイツは……蠍か!?」
(…でかい……守矢神社の半分はあるな……)
マリス「……誰?」
駆真「!?喋れるのか!?」
マリス「……貴方ハ此処ノ者デハナイ……
何処カラ来タノ?」
駆真「言えばどうするんだ?」
マリス「……力ズクで吐カセルマデ!ギギィ!!」
駆真(!!挟んでくる!)
駆真(意識しろ、かわすイメージを……!)
マリス「!?……」
駆真「よし!」
マリス「……ソノ角……貴方ハ……?」
駆真「此が、俺の能力d……?!
くっ……砂が目に……!」
マリス「!…………!!」
駆真「!しまった!」
マリス「……捕マエタ」
駆真「は、離せぇ!」
マリス「答エナサイ……何処カラ来タ?」
駆真「!……こうなったら……」
駆真「解放!『玄武』!!」
マリス「!?!グギィイャャァア!!!」
駆真「!?解放しただけなのに鋏が……?」
マリス「ギギギィイイ……!!」
駆真(……アイツの鋏、
そう簡単には壊れそうにないはずなのに……?)
「……さっきより砂煙が濃い……?」
マリス「!!マサカ……『黄砂』……!?」
駆真(『黄砂』……?……分からない……が)
「もう一方の鋏も壊してやる!」
駆真「玄武『グランド・ドライブ』!!!」
マリス「!地中ニ……!?」
駆真「其処だ!!」
マリス「!?…………」
駆真「!?痛……堅い……さっきはいけたのに……」
マリス「ギイィ!!」
駆真(また挟んで……!?)
マリス「!?……ギギギィィ……!!」
駆真「ハッ!……もう捕まらないぞ!」
(……鋏の中に目玉が……もしかして!)
駆真「解放!『麒麟』!!」
マリス「!?」
駆真「直進して……!」
マリス「!?ギ、ギイィ!!」
駆真「今さら気付いても……」
駆真「遅い!蹴りを喰らえ!!!」
マリス「!!ギギャァァアア!!!」
駆真「やっぱり!目玉が弱点か!
じゃあさっきのも、鋏の中の目玉に当たって…!」
マリス「……グギギギィィ……!」
駆真「さて、両腕無しでどうするつもりだ!?」
マリス「…………キキキキキ……」
駆真「!何だ……?」
マリス「キキ……『グリモワール』」
駆真「!何!?尻尾に魔導書を……!?」
マリス「ギギ……喰ライナサイ」
駆真「!!本から炎が……くそっ!」
マリス「……キキキキキ…………」
駆真(残るは…顔の目玉だけだ……が、
此じゃあ近づけない……!)
マリス「………」
駆真「!?アイツも地面に潜った!」
駆真「逃がすか!玄武『グランド・ドライブ』!!!」
~無縁塚地中
駆真(…何処に行った?アイツは其程遠くには…)
マリス「!!?」
駆真「!?ウワァ!!」
マリス「グギャァアア!!!」
駆真「…アイツと衝突した…心臓止まるかと…
!地上に出た!今がチャンスか!?」
~無縁塚
駆真「ハァ!!…!?」
マリス「ギィ……ギィ……」
駆真「!やはり、怯んでる!」
マリス「ギ、ギギ………」
駆真「とどめだ!!玄武『グランド・ウェーブ』!!!」
マリス「ギギ…ギギギィィィィィ!!!」
駆真(!!尻尾を振り下ろす気か!)
「させるかぁ!!」
マリス「!!?ハ、速……」
駆真「いっけぇ!!」
マリス「!!!ギィイ!!」
駆真「…どうだ!?」
マリス「グギギィイイィィィイィ………」
駆真「…倒した……やった!」
紫「…やればできるじゃない!」
駆真「!紫さん!びっくりした……
心臓に悪いですね……」
紫「この位のクラスのを倒せれば
上出来ね!」
駆真「?コイツのこと知ってるんですか?」
マリス「…ギ…ギギ…ギギ……」
駆真「!?コイツ…!!」
紫「慌てない慌てない、もう瀕死よ」
マリス「……ユ、紫ィィィ………」
紫「…何、アリス?」
駆真(……知り合いなのか?……まさかな)
マリス「…ア、アンタ達ノ…セイデ……私ハ……」
紫「勝手に人のせいにしないでよ」
マリス「ギ……ガ…カ…………」
駆真「……消えた…」
紫「………」
紫「…さて、トレーニングも終わったし、
元の世界に戻るのよ!」
駆真「…『のよ』?
え…貴方は………??」
紫「え?嗚呼、言ってなかったわね……
私は『此処の』紫よ?」
駆真「え!?」
紫「…今『此の』幻想郷では、少し問題があってね……
だから助っ人を頼めるか交渉したのよ………
『異世界の』私達…『他の』八雲紫とね」
駆真「!?…その助っ人って…」
紫「そう!神崎駆真君、貴方だったのよ。
…でも貴方も忙しそうだったからね……
でも、少しの間でもさっきみたいな化け物退治を
させたかったの…この幻想郷の為にね」
駆真「…もう何がなんだか…」
紫「でも、もう『彼方の』私に返さないと……
あっちでも大騒ぎになってたら困るしね。
…ごめんね。大事なことを黙ってて」
駆真「!いえいえ、おかげで俺にとっても
良い修行になりました」
紫「そう、良かったわ。
…さあ、この先が貴方の世界よ。
『其処の』私によろしくね」
駆真「はい、分かりました!」
紫「さよなら、清き四神を宿す青年……
己の身の神々の目醒めんことを………」
神崎駆真No.3~亜空間~守矢神社
…やっぱり…複雑だな……
とするとだ……紫さんが沢山居ることになるのか…
彼女等しか超えられない壁に隔てられて……
……やめよう。ややこしくなる。
でも、此は此でいい修行になった……
玄武や麒麟の力にははやく
慣れなきゃいけないからな……
特に玄武…まだ隠された使い道が
あるかもしれないし……
…『聖霊夜』…俺は其処でどんな戦いを
繰り広げるだろうか……
其れで残りの四神も目覚めるのだろうか……
……やらなきゃ分からないか。
さて、改めてパートナー探し、するとしようかな!?
如何でしたか?
今回は、他の作品のオリジナルキャラを
参加させてのサブストーリーでした。
駆真君を提供して下さった聖魂のマキシさん、
どうも有り難うございました。
……因みに今回登場したマリスは、
此の回しか出さない特別仕様にする予定です。
さて、本編もまだまだ続きます。
それでは、ゆっくりしていってね♪