東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、以前に行ったリクエストに答える回です。
ゲストは和菓子屋蜜柑さんの「東方緑妖想」より、
夢魂爽歩君です。

アリスの捜索、マリスの討伐におわれる
幻想郷の住民達。
だから彼女等は忙しかった。
異世界からの訪問者に
気付かない程に…………

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪


Requests;魂揺るぐ遠吠え

夢魂爽歩No.1~魔法の森

…ん……!?

僕は何処に要るんだ…!?

…確か、さっきまで妖夢、それに幽々様と

一緒に白玉楼に……

!!まさか、追い出されてしまった!?

 

そんな!僕が一体何を……?……!!

はっ、そう言えば……思い出した!

 

 

爽歩の世界

~白玉楼

 

幽々子「……爽歩?」

 

爽歩「!幽々k…ゲフン、幽々様…どうされました?

   僕に何か?」

 

幽々子「貴方、強くなりたいのよね?」

 

爽歩「?はい、そうですが?」

 

幽々子「私の友人がね、強くなれる

    とっておきの場所を見つけたって!」

 

爽歩「!其処は、いったい…?」

 

幽々子「フフフ、興味が湧いてきたわね?

    今から私が案内してあげるから。

    ついてきてくれない?」

 

爽歩「!?でも、それじゃ妖夢は……!?」

 

幽々子「大丈夫よ♪あの子には貴方の

    代わりをして貰うだけよ………

    しーっかり、みーっちりね?」

 

爽歩「!…や、やっぱり、遠慮しm」

 

幽々子「そー固いこと言わないの。こっちよ!」

 

爽歩「あぁ~~、引きずられてく……妖夢……ごめん」

 

 

 

 

 

 

~亜空間

 

幽々子「…さあさ!この先よ!」

 

爽歩「…何ですか、この空間は?」

 

幽々子「友人が残してくれた、秘密の入口よ。

    凄いでしょ!」

 

爽歩(うーん、不安だな……)

 

 

 

幽々子「さ!行ってらっしゃーい!」

 

爽歩「!!?ゆ、幽々様、何を……うわぁ!」

 

幽々子「頑張ってねーーー!」

 

爽歩(…突き落とすなんて…何処まで厳しいんだろう……)

 

 

 

 

 

幽々子「…あれ?紫って、確か冬眠してるんじゃあ……?」

 

 

 

 

 

夢魂爽歩No.2~魔法の森

……そうだった。僕は強くなるために此処へ……

でも……此処何処だろう……

知らないところだと言うことは確かだけど………

 

!?何か来る……!?

…そうか……此が強くなれる理由か……

僕は、もっと強くなりたい…

妖夢や幽々様が居ないけど…やってやる!

 

行くか!!

 

 

 

 

VS〈閉塞心の番犬〉マリス・オルトロイド×2

〈閉塞心の怪狼〉フェンリス・オルトロイド

~魔法の森

 

フェンリス「ヴググルルルル………」

 

爽歩「…一つ目の巨大な狼……でかい……」

 

 

マリス①「ヴヴヴ……」

 

マリス②「グワン!!」

 

爽歩「部下を連れてるのか…!」

 

フェンリス「……貴方ハ?」

 

爽歩「!喋れるの!?」

 

フェンリス「貴方ハ此処ノ住民デハナイ……

      何処カラ来タノ?」

 

爽歩(!まさか…其処に行って…!)

  「悪いけど、其れは言えないよ!」

 

フェンリス「……無理矢理吐カセテヤル」

 

 

フェンリス「ヤレ!」

 

マリス①「グワァアアアアァアァアア!!!」

 

マリス②「グォオオォォオォオオオオ!!」

 

 

爽歩「『雷脚斬』!!!」

 

 

マリス②「!!?ギャァアアァアン……!!!」

 

マリス①「ギギャァアアァアアアア……!!!」

 

フェンリス「!?一撃…!?」

 

爽歩「よし!まずは二匹……!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~???

 

狼「グルルルル……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~魔法の森

 

フェンリス「……?」

 

爽歩(!あの狼と…姿が重なる……!?

   さっきのも……)

 

 

マリス①「グ……ガァアァァァァ………」

 

 

 

 

 

~???

 

 

爽歩「雷刀『紫電一閃』!!!」

 

 

狼「!!キャァァァン………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~魔法の森

 

マリス②「クゥゥゥゥゥン………」

 

爽歩「!あぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~???

 

爽歩「…なぁ、僕と一緒に来る?」

 

狼「…………」

 

爽歩「!……一緒に来てくれるの?」

 

狼「…グゥ」

 

爽歩「そっか。…立てる?」

 

狼「…………」

 

 

 

 

 

爽歩「……それじゃ、行こう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~魔法の森

 

爽歩(ああああ……駄目だ……

   切れない…切れなくなってしまった………)

 

フェンリス「!…迷イガアルノネ?」

 

爽歩「!?」

 

フェンリス「過去ノ出来事ガモトデ…、

      捨テラレタモノガ捨テキレナクナル……

      分カルワ…分カルワヨ…ソノ気持チ……」

 

爽歩「!?お前もなのか!?」

 

フェンリス「ソウ……カツテノ私モソウダッタ……

過去ニ傷ヲ負イ、其レニヨッテ捨テキレナクナッタ思イガ生マレタ……

……『憎悪』ト『失望』ノ念ヨ」

 

爽歩「!」

 

フェンリス「…同ジ傷ヲ負ウ者同士…手ヲ組ミマショウ?」

 

爽歩「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

~???

 

狼「グワン!!」

 

爽歩「!?君は……」

 

狼「ヴヴヴ……!」

 

爽歩「!そうか……君は『僕』なんだ……

   ……だから……違うんだね?」

 

狼「ヴ……!」

 

爽歩「…今君は僕と一心同体なんだ……

   あの偽物とは違う……そうだろ?」

 

狼「グワン!」

 

爽歩「…ありがとう、気づかせてくれて……」

 

狼「………」

 

 

 

 

 

爽歩「……よし、行こうか!」

 

 

 

 

 

 

 

~魔法の森

 

爽歩「…悪いな」

 

フェンリス「!?」

 

爽歩「その誘いには乗らないぞ!!」

 

 

爽歩「ヴォオオォオオオオオオォ……」

 

 

フェンリス「!!何…!?」

 

 

 

 

爽歩「……オオオオォオオオォオオオ!!!」

 

 

 

 

 

フェンリス「!!ソノ姿……貴方…マサカ!!」

 

爽歩(狼)「僕にはその傷を塞いでくれる

      唯一無二の大切な奴がいるんだ!

      お前の甘言には騙されないぞ!!」

 

 

フェンリス「!!ナラバ、力デネジ伏セルマデ!!

      ヴオオァァアアアアァァアア!!!」

 

 

爽歩(狼)「雷の爪を喰らえ!!!」

 

 

フェンリス「!!?グギャァアアア!!

      目ガァアァアアアァアァ!!!」

 

 

爽歩(狼)「タックルをお見舞いだ!!」

 

 

フェンリス「!??グォオォオアアァア!!!」

 

 

爽歩(狼)「その腹にとどめぇ!!!」

 

 

フェンリス「ギィイィヤァァアァア………!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爽歩(狼)「…はぁ……はぁ……やった!」

 

爽歩「僕は…強くなれたんだ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

紫「ブラボー、ブラボー♪」

 

爽歩「!わわっ!貴方は一体……!?」

 

紫「…幽々様の親友様よ?」

 

爽歩「!貴方が!」

 

紫「名前は……まあ、いずれ分かるわ。

  実は…貴方に謝りたいことがあるの……」

 

爽歩「?何でしょう?」

 

 

 

紫「私はね…『此処の』私なの」

 

爽歩「?……ん?」

 

紫「つまり……『貴方の世界の』私じゃないのよ」

 

爽歩「……!!え!?」

 

紫「貴方を別の世界に連れてきたのよ……

  …助けて貰いたくてね」

 

爽歩「助け?」

 

紫「でも…貴方も貴方で忙しそうだったから……

  …もう返してあげるわ……」

 

 

 

 

 

~亜空間

 

紫「…この先よ」

 

爽歩「………」

 

紫「…ゴメンね、大事なことを言っておかなくて……」

 

爽歩「!いえ、良い修行になりましたので……」

 

紫「そう…貴方がそう言うなら何よりだわ。

  向こうの幽々子によろしくね」

 

爽歩「…はい、失礼しました」

 

 

 

 

紫「さよなら……銀狼を宿せし戦士……

  守る故の強さを、己が手中に収めん事を……………」

 

 

 

 

 

 

夢魂爽歩No.3~亜空間~白玉楼

……どういう事だろう……

とすると…幽々様はあの方の本性をご存じないまま、

僕を此処へ……ややこしいな…やめよう……

 

でも、僕は此で求める強さに一歩近づけた気がする…

此は此で良かったかもしれない……!

 

!僕の鈴が……いつの間に落としてたんだろう……?

危ない危ない…………!そう言えば……

此の妖夢が前にくれた鈴…………

……僕は……あの二人のためにも……もっと……!!

 

!あぁ!!妖夢がピンチなのすっかり忘れてた!!

はやく戻って、妖夢に会いに行かないと!!

 




如何でしたか?
今回は、他の作品のオリジナルキャラを
参加させてのサブストーリーでした。
爽歩君を提供して下さった和菓子屋蜜柑さん、
どうも有り難うございました。
そして御誕生日、おめでとうございます!
いずれまた、昂君でまたサブストーリーを書こうと
考えておりますので、
その時はまたよろしくお願いします。

さて、本編もまだまだ続きます。

それでは、ゆっくりしていってね♪
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