東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、花見を終えた白玉楼での出来事です。

花見が終わり、いつものような
静けさに戻っていった白玉楼。
幽々子や紫は、其の余韻に浸っていた。
が、余韻はそう長くは続かなかった…………

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪


楽しみの後の、苦もまた楽し

西行寺幽々子No.4~白玉楼~白玉楼の雪庭

……はぁ~~~、いっぱい食べたわね………

……御免、其は分からないわ、紫。

 

其にしても、魔理沙に勝負を挑まれるとは……

私もびっくりしたわ…………

……何がいけなかったんだろうね……

悪いことなんて全然してないのに……

 

……妖夢?嗚呼、あの子は鈴仙さんと

遠征に行ったわ。マリス達を退治するためにね。

……あの二人、本当に仲良いわね……

もしかしたらその内に…………フフフ……

何か、親の気持ちが分かるわね…………

……あ、それとは違う?……そう。

 

…………紫、気付いてるわよね?

 

……さて、妖夢達も頑張ってるし、

私達も張り切っちゃおうかな?

 

 

八雲紫No.4~白玉楼~白玉楼の雪庭

いやぁ~~……はしゃいだわね…………

あの間も良かったけど、今の静寂も悪くないわね……

……あ、分からなかった?ならいいわ。

 

貴方達と魔理沙の戦い、なかなか魅力的だったわよ。

…………理由は………………まあ、いいか……

 

そう言えば、また妖夢の姿が見えないけど…………

……成程、遠征ね…………

!ちょっと、まさか変なこと考えてないわよね?

……「親の気持ち」?

……幽々子?其は少し違うと思うけど…………

 

…………ええ、とっくに。

花見客じゃあなさそうね……

 

……そうね。

久々に本気を出そうかしら!?

 

 

 

 

VS〈人形使いの影〉マリス・マーガトロイド×10

〈閉塞心の番犬〉マリス・オルトロイド×5

〈巨悪の閉塞心〉マリス・アンフォームドロイド

~白玉楼の雪庭

 

マリス①「………………」

 

紫「やはり貴方達だったわね」

 

幽々子「今回は、不意はつかせないわ」

 

マリス②「ヴヴヴ………」

 

紫「……貴方達ね、霊夢に悪夢を植え付けたのは?」

 

幽々子「……え?何の話?」

 

紫「ちょっとね……」

 

マリス①「……イツ気付イタ?」

 

紫「本当は全部知ってたけど……

あの時よね、天子と戦ってたときよ……」

 

 

 

 

~玄武の沢(過去)

 

紫「……………………」

 

天子「!!ヴゥ……!!」

 

霊夢「!?」

 

萃香「アイツ、どうしたんだ!?」

 

魔理沙「分からねぇ…!

私達は何もしてねえゼ!?」

 

天子「グヴゥ………ヴヴ…ヴ…!!」

 

 

 

~白玉楼の雪庭(現在)

 

紫「……あの時、霊夢と天子との接触が

何回かあったわよね」

 

 

 

 

~玄武の沢(過去)

 

霊夢「まずは一発!!」

 

天子「!グゥ………!!」

 

 

 

~玄武の沢(過去)

 

 

霊夢「神技『天覇風神脚』!!!」

 

 

霊夢「まずは4連続!!」

 

 

天子「グゥ、……ガァアッ!!?」

 

 

霊夢「終いに吹っ飛べ!!」

 

 

天子「!!グホァア……!!」

 

 

 

~玄武の沢(過去)

 

天子「ギ……ギ…………」

 

 

霊夢「『亜空穴』!!!」

 

 

天子「!?ガァ……!!!」

 

萃香「出たぁ!!霊夢お得意の奇襲技!」

 

 

 

 

 

 

 

~白玉楼の雪庭(現在)

 

紫「………その時に自分の一部をつけた。

そして、其が霊夢に作用した……違う?」

 

マリス①「……流石、妖怪ノ賢者……御明察ヨ」

 

紫「……其の次に悪夢で霊夢の罪悪感を増やし、

其を糧にしようとした……何とも姑息ね」

 

幽々子「……!そんなことが……」

 

マリス①「……全テハ貴方達ノセイヨ」

 

幽々子「!まぁひどい。自分の事を棚に上げ、

私達のせいにするなんて……!」

 

 

 

マリス①「アンタ等ガ異変ヲ起コサナケレバ!

コンナ事ニハナラナカッタノニィィイ!!」

 

 

マリス③「ヴォオォオオオーーー!!!」

 

 

 

 

紫「……でも、流石に数が不利ね……」

 

幽々子「……とすると?」

 

 

紫「こうするのよ。

式神『橙』、式神『八雲藍』」

 

 

マリス達「!!?」

 

 

 

 

 

橙「紫しゃまーー!!」

 

幽々子「!おぉ~~!」

 

藍「……どうされました?」

 

紫「マリス達を一緒に退治してくれない?

数が多そうで……」

 

藍「判りました。行くよ、橙!」

 

橙「はぁーい!」

 

幽々子「さあ、行くわよ!」

 

 

マリス②「グワァアアーー!!」

 

 

橙「!キャァ、い、犬!?」

 

 

藍「!このっ……!!

式輝『狐狸妖怪レーザー』!!!」

 

 

マリス②「!?ギャィイイィィィン……!!」

 

藍「下等な犬が……!

気安く橙に近付くんじゃあない!!」

 

橙「!藍しゃま!」

 

 

 

紫【説明しよう!式神『八雲藍』とは、

式神『橙』の事になるとくなっちゃう、しがない式神である!】

 

 

幽々子「フフフ……面白いテロップ!」

 

藍「……紫様ぁ……ふざけてる場合ではぁ…………!!」

 

紫「!ゴメンゴメン…………やっぱ駄目?」

 

 

 

 

藍「……其のテロップ、貸してくれませんか?」

 

紫「え?うん……いいけど……はい」

 

 

藍「ウオリャァアアァ!!!」

 

 

マリス①「!?!~~~…………」

 

マリス④「~~~!!、?…………」

 

マリス⑤「!グワァアァァン……!!」

 

マリス⑦「?!?、~~~…………」

 

幽々子「!投げた!」

 

紫「ほとんどのマリスを真っ二つにしたわね……」

 

橙「藍しゃま!すごーい!」

 

藍「……私から離れちゃあ駄目だぞ、橙?」

 

紫「一気に減ったわね……よし!」

 

 

 

紫「此処からは分かれましょう。

今ので人型は全滅したわね…………

藍と橙は残りの犬達を……幽々子は私とデカブツを片付けるわよ」

 

藍「判りました」

 

幽々子「さーて、楽しむわよ!」

 

 

 

 

VS〈巨悪の閉塞心〉マリス・アンフォームドロイド

~白玉楼の雪庭

 

 

マリス「ヴォオァアァアアァ!!!」

 

 

幽々子「!おっとと……パワーだけで

後はトロいわねぇ……」

 

マリス「アンタ等サエ…………

アンタ等サエ居ナケレバァアアア!!」

 

紫「!口の中に目玉が……見えたわね、幽々子?」

 

幽々子「フフ……任せて」

 

マリス「グオァアアアア!!!」

 

 

幽々子「……蝶符『鳳蝶紋の死槍』」

 

 

マリス「!!グォオォォオオ…………!!」

 

幽々子「フフフ、ね・ら・い・う・ち♪」

 

紫「流石ね……、!倒れたわ。

もう一度目玉に決めるわよ」

 

幽々子「オッケー!」

 

 

幽々子「桜符『センスオブチェリーブロッサム』」

 

紫「結界『魅力的な四重結界』」

 

 

マリス「ギィヤァアアアァァ…………!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幽々子「……大したことなかったわね。

でもやっぱり楽しいわ。

二度手間はかかったけど……」

 

紫「本当にねぇ…………

……さてと、藍達はもう終わってるかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VS〈閉塞心の番犬〉マリス・オルトロイド×3

~白玉楼の雪庭

 

マリス①「グルルル…………」

 

マリス②「ヴヴグググ…………」

 

橙「こ、怖い……」

 

藍「……橙、私に捕まってるんだ。良いね?」

 

橙「!はい、藍しゃま!」

 

藍「よーし…良い子だ!」

 

マリス③「ヴヴ……!?」

 

 

藍「…貴様等など、スペルを使わなくとも

素手で相手してやる!橙に手を出した事を後悔させてやろう!

纏めてかかってこい!!」

 

マリス②「!!ナメタコトヲォ……!!」

 

 

マリス①「グワァアアアア!!!」

 

 

藍「!ハァ!!」

 

マリス①「!?ギャァアッ……!!?~~~……」

 

藍「顔面に正拳突きで一撃か……緩いな!!」

 

 

マリス③「ギオオォアアァアァアアアア!!!」

 

 

藍「!!まだまだぁ!トスッ!!」

 

 

マリス③「!!ガァ…!?」

 

 

藍「続けての、跳び膝蹴りぃ!!!」

 

 

マリス②「ガァアアアアアア!!!」

 

 

橙「!藍しゃまぁ!!」

 

藍「!しまった…空中で身動きが……!!」

 

 

橙「鬼神『飛翔毘沙門天』!!!」

 

 

マリス②「!??ギャイイィィン!!」

 

藍「!橙…!!」

 

橙「私があっちをやっつけます!

藍しゃまはそっちを!!」

 

藍「~~~……ありがとう。頼むぞ、橙!」

 

 

藍「オラァアア!!喰らえ、跳び膝蹴り!!!」

 

 

マリス③「ギャァアァアァ……!!!」

 

 

 

 

 

 

橙「童符『護法天童乱舞』!!!」

 

 

マリス②「ギャイイイン!!!」

 

橙「まだ、たおせない……!

もっとだんまくを……!!」

 

 

橙「天符『天仙鳴動』!!!」

 

 

マリス②「~~~………」

 

橙「!よけられた!?」

 

 

マリス②「グワァアア!!」

 

 

橙「キャァアア!!」

 

藍「!!ちぇーーん!!!」

 

マリス②「アンタ達サエ……」

 

橙「ウッ……」

 

 

マリス②「アンタ達サエ消エレバアァア!!

ヴアァアァアァアアア!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藍「…幻神『飯綱権現降臨』」

 

 

マリス②「!!?ガッ……カカアァア……」

 

橙「……藍……しゃま……」

 

藍「…私を…本気にさせたな?」

 

マリス②「……アンタ等ハ…イズレドンナ手ヲ使ッテモ、

必ズ……始末シテヤルワ……心ノ傷ノ…元凶…メ……」

 

藍「!!~~~」

 

マリス②「!!?………」

 

 

 

 

藍「……生意気な口は首と飛んでろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

幽々子「終わった~?」

 

藍「はい、終わりました。でも……」

 

紫「!橙!!」

 

藍「私の油断のせいで……橙が……」

 

橙「…藍しゃま……」

 

藍「!橙…!大丈夫か?」

 

橙「私、がんばったよね……?」

 

藍「ああ、そうだ…充分、十二分頑張った!」

 

橙「よかった………」

 

 

 

 

藍「!橙!?橙!!」

 

紫「心配ないわ。力を使い果たしただけよ」

 

藍「!そ、そうですか……」

 

幽々子「…藍、貴方の方はどうなの?」

 

藍「私は大丈夫です、が…」

 

紫「?何なの?」

 

藍「さっきの犬共の口から言われました……

『元凶』って……」

 

幽々子「恐らく、あの『西行妖』の事件のことね……」

 

紫「同感よ」

 

藍「……そうですか、やはり…」

 

 

 

 

紫「…さ!橙を屋敷の中に…暖めてあげないと」

 

藍「そうですね」

 

幽々子「紫曰く、『静寂』を過ごすわよ~!」

 

紫「……意味分かってる、幽々子?」

 

 

 




如何でしたか?
今回は、新たに藍と橙を加え、
八雲一家と幽々子のサブストーリーでした。

もうひとつの東方二次創作も
今のところ順調に書いていますが……
いつかぐだぐだになりそうです……
できるだけそうならないように善処したいです。

次回は、再び紅魔館で何かあったようです。
其の出来事を紹介していきます。

それでは、次回もゆっくりしていってね♪
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