東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、アリス編で起きた出来事を紹介します。

アリスとこころはある日、さとりから許可をもらい、
旧地獄の探険に出掛けることにした。
しかし、其処で出会ったのは思わぬ人物であった…………

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪


Crossed Twin Dolls◎

アリスNo.34~地霊殿入口~旧地獄~地底の薔薇園

……こころさん……

最近、さとりサン……怒ッテませんでした?

 

何か最近……いつも恐イ顔をしてるから……

…………悩みデモあるのカシラ…………?

 

……?「私の思い出の人」?

…すごいタイミングで聞イテきますね……

……やはり…………

…………スミマセン……今は少し…………

 

 

【挿絵表示】

 

 

!そ、そうだ!アノ薔薇園ニ行きましょう!

私達が初メテ出会った場所ニ……!

此処からすぐ近クデスシ……

其処デ話でもシマショウか!

 

 

秦こころNo.15~地霊殿入口~旧地獄~地底の薔薇園

……よーし!

さとりさんから許可もらったし、

久々に二人で旧地獄を散策しようか!

……え、『怒ってた』?

そうですか?我にとってそうは見えなかったが?

……でも……確かに最近何か

悩んでる様には見えたようなぁ~~……

 

……突然だが、地上に

貴様の思い出の人はいたのか?

……我には、そんな仲間はいなかったからね……

……?……そうですか……

!いえ、聞いたこっちも悪かったかな…………

 

……うん、そうだね!

我等が初めて出会った、あの薔薇園に

もう一度行ってみるか!折角だしな!

 

 

メディスン・メランコリー~地底の薔薇園

……フフフ……見付けたわ……

花咲き乱れる場所を探して数週間……

一面の薔薇……最高のスポットね!

探した甲斐があったわ!

さて、此処にマーキングをして……と……

はやく帰って幽香に知らせなきゃ……

 

……?……!誰、アンタ達は…………?

!?その声、片方は……アリス!?

もう一人も知ってる!

確か……「夢殿大祀廟」……だっけか……

其処で巫女の霊夢達と戦ってたお面ね!?

 

ちょうどいいじゃない…………アリス!

何で此処にいるかは知らないけど、

此処を出る前に、アンタとケリをつけてあげるわ!

 

どっちが最強の人形使いかをね!!

 

 

 

VS〈小さなスイートポイズン〉メディスン・メランコリー

~地底の薔薇園

 

アリス「上海!……こころさんハ下がってて下サイ。

此ハ私の戦イですので……」

 

こころ「分かりました」

 

メディスン「フフ、決着を着けるわよ!」

 

アリス「望むトコロよ!」

 

こころ「……ちょっと遠くで見学しとこ♪

……ではでは……高みの見物をするとしよう!!」

 

メディスン「……?アンタ、声が変よ?」

 

アリス「!」

(……声ガ変?其所まで変ジャナイと思うケド……)

 

メディスン「…!さてはなれない地底観光で

声がいかれたわね!?」

 

アリス「!うるさいワネ!別にドウだろうが!

私ノ勝手じゃないの!」

 

メディスン「プッ……怒ってる怒ってる♪

……にしても顔が隠れてるわね……

そのフード取ったら?何か……恐いわ」

 

アリス「此も個人ノ勝手ヨ!」

 

 

メディスン「ならまずはそのフード、

引き剥がしてやるわ!毒符『ポイズンブレス』!!」

 

 

アリス「!」

(やはり……毒攻撃ヲ……!!)

 

 

アリス「其の毒息、吹キ飛バスまで!

魔符『アーティフルサクリファイス』!!!」

 

 

メディスン「!く……爆風で……!!」

 

こころ「おお~~……」

(……成程アイツ、毒を使うんですね……)

 

アリス「……何が人形使いヨ…………

自分ガ人形ノ癖に……

アンタモ私のコレクションにシテアゲルワ!」

 

メディスン「……それはどうでしょうねぇ?」

 

 

アリス「!?ヴヴ……!?」

 

メディスン「……かかったわね……?」

 

アリス(……!ま……マサカ……!)

「ク……グゥヴゥ…………!!」

 

メディスン「薔薇の刺に毒を仕込んでいたのよ!

此処に戻るためのマーキングとしてね!」

 

こころ「!!きったねぇぞーー!!」

 

メディスン「何とでも?

フフフフ……私が最強の人形使いね……!

逆にアンタがコレクションになるのよ!

さあ……終わりにしてあげるわ!!」

 

 

 

 

 

 

アリス「…ソウネ…ソロソロ終ワロウ……」

 

メディスン「!?」

 

 

アリス「……咒詛『蓬莱人形』!!!」

 

 

メディスン「キャァアアーーー…………!!」

 

こころ「 !アリス!?立ち上がった……!?

……と、とにかく、アリスが勝ったぁ~!

此で最強の人形使いだな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メディスン「くっ……そんな……毒が…

き…効かないなんて……

抗毒薬でも……飲んでたの……??」

 

アリス「……此ノ病ハ、如何ナル

他ノ状態ヲモ受ケ付ケナイ……」

 

メディスン「!?……アリス……?」

 

こころ「……何?……此の感じ…………」

 

アリス「……貴方ハ負ケタノヨ」

 

メディスン「……!ちょ……何よ!

ち、近付かないで!気持ち悪いわ!」

 

アリス「………………」

 

メディスン「せ、せめて………そのフード取ってよ!!」

 

アリス「……良イデショウ……

私ノ目ガ、教エテクレルワ……」

 

メディスン「……!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリス「敗北…ソシテ怨嗟……其ガ、真実ヨ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メディスン「!!!……カ………!?…………」

 

こころ「!?」

 

アリス「………………!?」

 

こころ「アリス!……どうなったんだ?」

 

アリス「え……何ヨ……此……?」

 

メディスン「………………」

 

こころ「目が……淀んでる……

……アリス、こいつに何をした?」

 

アリス「し、知ラナイ……こんなコト………!

気付いたら、イツノ間にか………」

 

こころ「……とにかく、こいつを運びましょう。

此処に置いておくと危険だからな……」

 

アリス「ウン…………」

(……何……何が……起コッテいるの?……私の周リデ……

コンナハズじゃあ……なかったのに……!!)

 

 

 

 

 

 

秦こころNo.16~地底の薔薇園~旧地獄

……さっきアリスから感じた気配……

只者じゃない雰囲気がありました…………

……二重人格?……ではないな……

にしてはあまりにも気配が曖昧だったからね……

 

アリス……貴様には得体の知れない

何かが潜んでいる…………

……我が其を解明してあげるわ!

そして、君を救ってみせる……!

我の……初めての「親友」だから……!

 

……アリス……ところで此の人形……

さとりさんのお土産にするのはどうかなぁ……?




如何でしたか?
今回は、地底で起こった、
アリスとメディスンの決戦を書いてみました。

崩れるメディスンの前で、
自分の脅威さに改めて気づいたアリス。
此からどうなるのか?書き甲斐がありますね……

次回から、遂に衣玖さん達の計画が始動します。

それでは、次回もゆっくりしていってね♪
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