東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

61 / 126
今回は、混戦第一弾です。
迷いの竹林での戦いです。

それぞれの思いが交差し、
衣玖によって遣わされた
影狼を相手に共闘する住民たち……
しかし、影狼にはある強い思いはあった……

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪



一重の月輪、竹林を覆ふ

VS〈竹林のルーガルー〉今泉影狼

〈閉塞心の番犬〉マリス・オルトロイド×3

~迷いの竹林

 

影狼「貴方達に私が倒せるかしら?」

 

妖夢「……誰です、貴方は?」

 

影狼「!やはり下等な妖怪は

見下されてるようね…………!!」

 

咲夜「……まだそんな事言ってるの?

もう一度ナイフの錆にしましょうか?」

 

影狼「!ヒッ……其だけは勘弁……」

 

鈴仙「……メイド長さん、知ってるんですか?」

 

咲夜「最近暴れてた妖怪よ」

 

慧音(……コイツ……まさか……)

 

 

 

影狼「……フフフ、今宵は満月……

さあ、私の力を見せてやる!!」

 

咲夜(!いきなりですか……)

「皆、気を付けてください!」

 

妖夢「!」

 

 

影狼(狼)「ヴオオォオオーーー!!!」

 

 

 

鈴仙「!?お、狼……!?」

 

慧音「成程……やはり貴様、狼男か」

 

影狼(狼)「!ちっがーーーう!!

狼女だ!!くそ~~、また間違われる!!」

 

咲夜「まだ覚えてたのね……その事……

……もう毛深くなること気にしないの?」

 

影狼(狼)「うるっさーい!今日こそあの時の

恨みを晴らしてやる!!だが……」

 

 

影狼(狼)「その前に先ずはコイツらだ!

かかれぇーーー!!!」

 

マリス①「ヴガァアアアァァーーー!!!」

 

マリス②「ギオオォオーーー!!!」

 

マリス③「グアァアガアァアーーーー!!」

 

 

妖夢「!コイツらはマリス!!」

 

慧音「……貴様まさか!」

 

影狼(狼)「衣玖様が遣いなさった精鋭部隊さ!

邪魔する奴等は噛み砕かれろ!!」

 

 

鈴仙「ここは私が行きます!」

 

妖夢「!うどんさん……!?」

 

 

鈴仙「幻波『赤眼催眠(マインドブローイング)』!!!」

 

 

マリス③「!?キャァアアァァン……!!!」

 

マリス②「ギャイイィーィン……!!!」

 

マリス①「グワワアァアアァァ…………!!」

 

影狼(狼)「!?そんな……」

 

慧音「!見事だ!」

 

鈴仙「どうです!?」

 

 

影狼(狼)「……遅いぞ!牙符『月下の犬歯』!!!」

 

 

鈴仙「!?キャァア……!!」

 

影狼(狼)「お前は先に晩飯として始末してやる!!」

 

 

妖夢「させるかぁ!!

断迷剣『迷津慈航斬』!!!」

 

慧音「国符『三種の神器 剣』!!」

 

 

影狼(狼)「!くっ……邪魔だ…………!!」

 

慧音「私が盾になる!

半霊の剣士!直ぐに鈴仙を!!」

 

妖夢「はい!」

 

 

影狼(狼)「どけぇえーー!!

変身『スターファング』!!!」

 

 

妖夢「!」

 

 

慧音「……ハクタクの力をなめるなぁーー!!!」

 

 

影狼(狼)「!?グホァア……!!!」

 

慧音「月夜に変身できるのは

貴様だけだと思うな!!」

 

 

 

 

 

 

妖夢「大丈夫ですか、うどんさん!?」

 

鈴仙「……ええ……ありがとう」

 

咲夜「妖夢さん、薬を……

私は慧音さんの援護に行くわ」

 

妖夢「!ありがとうございます……」

 

 

 

 

 

 

 

慧音「グゥウ……ヴヴヴ……」

 

影狼(狼)「グルルヴヴ……しつこい……」

 

慧音「……貴様……

マリスの肩入れをするつもりか」

 

影狼(狼)「私は、弱者が支配する世界がほしいのさ……

強くなれば、誰からだって認めてもらえる……

そのためなら……何だって利用してやる!」

 

咲夜「……見下げ果てた奴」

 

影狼(狼)「!?」

 

 

咲夜「時計『ルナダイアル』!」

 

 

影狼(狼)「!?ガァ…!」

 

咲夜「決まったわね」

 

 

 

影狼(狼)「……………………」

 

慧音「…………………」

 

咲夜「只喧嘩売りに来たのなら

見逃してあげてもいいけど……」

 

影狼(狼)「……………………」

 

咲夜「其を聞いたら黙ってはいられないわね」

 

妖夢「…………………」

 

鈴仙「…………………」

 

咲夜「でも、私達だって負けられないわ。

何故なら……」

 

 

咲夜「此処は、私達の『幻想郷』よ!!

貴方達の『世界』じゃ無いわ!!

幻術『マイナイフリカージョン』!!!」

 

 

影狼(狼)「……………!?」

 

慧音「!?此は……」

 

咲夜「…終わりよ!」

 

 

 

影狼(狼)「…終わりはそっちさ!」

 

慧音「…何!?」

 

 

影狼(狼)「天狼『ハイスピードパウンス』!!!」

 

 

咲夜「!そんな……私のナイフを……!!」

 

慧音「かわしきったというのか…!?」

 

 

影狼(狼)「お前のスペルは既に研究済みだ!!喰らえ!!」

 

 

慧音「!?グアァ……!!!」

 

咲夜「!慧音さん!!」

 

 

影狼(狼)「余所見は禁物よ!!」

 

 

咲夜「!?グッ……!!…は、速い……」

 

影狼(狼)「フフフ……

今の私を捕まえられるかしら!?」

 

咲夜(ク…この竹林で素早く動かれたら

目が追いつけない…

…それに今は夜……人間の目には不利ね……)

 

 

影狼(狼)「ボサッとするな!!」

 

咲夜(!?後ろ!?)

「しまっ……!!」

 

 

影狼(狼)「今までのお返しだ!!

咆哮『満月の遠吠え』!!!」

 

 

咲夜「!!グゥウ………」

 

 

影狼(狼)(!まだ飛ばないか…なら最大出力だ!!)

「アヴオォオォオォーーーー!!!」

 

 

咲夜「~~~~、キャァァアーー!!!」

 

影狼(狼)「!飛んだ!!」

 

 

 

 

 

咲夜「!!アグァ…!!…グゥ…………ウ……」

 

影狼(狼)「…勝った…遂にやったのね……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

影狼(狼)「アオォオオォオォォォーーー……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

影狼「…貴方達に衣玖様の邪魔はさせない。

あの御方は、私達の望む世界を作って下さるのだから…」

 

慧音「グゥ………させる……か……」

 

 

 

 

 

 

 

影狼「……さて、まだ向こうに二人いたわね……

一人はあの兎……でも傍にいるのが邪魔ね……」

 

 

影狼「まあ、両方始末して晩飯にありつくわ……

勝利の晩餐として、ね………」

 

 




如何でしたか?
今回は、迷いの竹林での戦いでした。

新キャラである影狼が有利な状況ですが…
因みに揃えたメンバーが全員月が関わってたのは偶然です。

次回も、この戦いの続きを書いていきます。

それでは、次回もゆっくりしていってね♪
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。