東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、前回からの続きで
迷いの竹林での影狼戦です。

慧音と咲夜を破り、
残った妖夢と鈴仙に近付く影狼。
一方、二人もその存在に気付き
隠れていたのであったが…………

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪


四重の月輪、月夜に映ゆ◎

魂魄妖夢No.6~迷いの竹林

……よし、これでもう大丈夫ですよ。

いえ、どういたしまして……

咲夜さん、良い薬を持っていて助かりました。

感謝するならあの人にお願いします……

 

……しかし、咲夜さん…そして慧音さんも

遅いですね……

あの狼おt……いや狼女……

相当咲夜さんのこと恨んでたからね……

咲夜さん達……もしかして……

 

!うどんさん、誰か来ます……!

一緒に此の竹の影に…………

 

 

 

VS〈竹林のルーガルー〉今泉影狼

~迷いの竹林

 

影狼「……確かに此の辺りから感じる……

臭いで分かるわ……血の臭いよ……」

 

鈴仙(!アイツは……!)

 

妖夢(やはり……

咲夜さん達がやられてしまった……!)

 

影狼「……しかし、竹の臭いで

上手く把握出来ないわ……

どこかに隠れてるんだろうけど……」

 

妖夢「………………」

 

鈴仙「………………」

 

 

影狼「ま、いいか。

貴方達!居るのならよく聞くのよ!」

 

鈴仙「……!」

 

 

影狼「あの二人は私が始末したわ!

次は、貴方達の番よ!!」

 

妖夢「…………」

 

影狼「だが……今の私は機嫌が良いから、

一つ交渉しようと思うの……」

 

妖夢「……?」

(交渉?……今更……)

 

影狼「衣玖様の計画を邪魔をしないのだったら、

貴方達を此処から立ち去らせてあげるわ……!」

 

鈴仙「!衣玖様……?」

 

妖夢「確か……あの竜宮の使いですね……」

 

影狼「……但し…あくまで邪魔をするなら、

この竹林ごと貴方達を薙ぎ払ってあげるわ!

そして…………」

 

鈴仙「……!」

 

 

影狼「貴方達で晩餐をしてあげる……

自分のためのね…………」

 

 

妖夢「!!」

(まさか……私の剣でうどんさんを……!?)

 

鈴仙「~~!!」

 

影狼「さあ、答えを聞いてあげる……

大人しく出てきなさい!」

 

 

 

 

鈴仙「……みょんさん……」

 

妖夢「?何ですか?」

 

鈴仙「考えがあります……少し耳を……

……………………」

 

 

妖夢「………………!?みょん!?

し、しかし……それでは貴方が……!」

 

鈴仙「あの時同じ此処で貴方が私を助けてくれた……」

 

妖夢「!……」

 

 

 

 

~迷いの竹林(過去)

 

 

鈴仙(マリス)「……長視『赤月下(インフレアドムーン)』」

 

 

鈴仙「!?此は……!しまった!」

 

鈴仙(マリス)「モウ遅イ」

 

鈴仙「!後ろから首を……!?」

 

鈴仙(マリス)「オ前ノ死ハ、妖夢ニ絶望ヲ与エル……」

 

 

妖夢「……『折伏無間』!!!」

 

 

鈴仙(マリス)「!?ガッ……!!?」

 

鈴仙「!みょんさん!!」

 

妖夢「この……うどんさんから離れろ!!」

 

鈴仙(マリス)「!グホォォ!!」

 

妖夢「……今です、うどんさん!!」

 

 

~迷いの竹林(現在)

 

鈴仙「ですから……今度は私の番です!」

 

妖夢「……分かりました……」

 

鈴仙「では……私は此処で……」

 

妖夢(……気を付けてください……うどんさん……)

 

 

 

鈴仙「……其処の貴方!!」

 

影狼「!?ほう……貴方が直々に出てくるとは……

だが……その前に、相棒は……?」

 

鈴仙「遠くで、傷を癒しています!

私は……あくまで邪魔をするつもりです!」

 

影狼「……そうですか……なら話ははやい……」

 

鈴仙「……!!」

 

 

 

影狼「まずは食材調達だぁああーーー!!!」

 

 

 

 

鈴仙「!!」

 

 

 

 

 

~迷いの竹林

 

慧音「……グッ……、!?」

 

咲夜「………………」

 

慧音「!あんな所まで…………

おい、メイド……しっかりしろ!」

 

咲夜「……?……慧音……さん?」

 

慧音「!気が付いたか………

相当な所まで飛ばされてたが……大丈夫か?」

 

咲夜「クッ……油断……しました……

アイツは……前より……明らかに強く…なっています……」

 

慧音「……そういえばアイツの姿がないが……

!!まさか……!」

 

咲夜「…妖夢さん……達が……危ないです……

私の……ポケットの薬を……」

 

慧音「!分かった…此だな?」

 

咲夜「其を使って……急いで妖夢さん達の……所へ……」

 

慧音「ああ、だがお前の回復が先だ。

待ってろ……直ぐに良くなるからな…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

~迷いの竹林

 

 

鈴仙「……グゥウ……グハ……」

 

影狼「…致命傷ね……しかし防御しなかったとは……

夜は動きが鈍るのですか?」

 

 

妖夢「!うどんさん!!!」

 

影狼「!あら……タイミングが悪かったわね……

相棒の変わり果てた姿を見られるなんて……」

 

鈴仙「……みょん……さ…ん………

に…………逃げ……て…………!」

 

影狼「逃がさないわ……」

 

妖夢「……私は逃げるつもりはありません!

よくも…………よくもうどんさんを!!!」

 

影狼「……逃げないようね……勇ましいわ……

……でも、それの勇気が命取りになるのよ!!」

 

妖夢「!!」

 

 

影狼「!?グッ……!」

 

妖夢「……!?」

 

影狼(何……剣を振ってないのに攻撃が……!?)

 

 

妖夢「ハァ!!」

 

 

影狼「!?グアァ……!!」

 

妖夢「ハァ……ハァ……」

 

影狼「グゥウッ……!!」

(……どんなスペカを……使ったの……!?

それとも……此が奴の能力……!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢「……クククク……」

 

影狼「!?な、何が可笑しいの!?」

 

妖夢「クク……フフフフ……」

 

鈴仙「ハハハハ……アハハハハ……」

 

影狼「!?馬鹿な……貴方、致命傷を

負ったはずなのに!?」

 

妖夢「アハハハハ……アハハハハ……」

 

鈴仙「ククク……クヒヒヒヒ……」

 

影狼(何が……何が起こってるの…………!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~迷いの竹林

 

影狼「~~~~~~…………」

 

妖夢「……上手くいきましたね!」

 

鈴仙「ええ、しかしみょんさんの演技のお陰で

拍車をかけることができました」

 

妖夢「いえいえ……でも凄い効き目ですね……」

 

鈴仙「後先を考えない者ほど、

急激な変化に対処できないのです……」

 

妖夢「……何時狂わせたんです?」

 

鈴仙「最初からです」

 

妖夢「流石ですね……どうします?」

 

鈴仙「慧音さんと咲夜さんが来るまで

二人で待ちましょう」

 

妖夢「みょん!?……そ、そうで…すね……」

 

 

 

 

 

 

~迷いの竹林(幻影)

 

鈴仙①「ヒヒヒヒヒ……」

 

影狼「……ヒ、ヒィイ………

怖いわーなんか怖いわー…!!」

 

妖夢①「クククク……無駄ですよぉ……?」

 

鈴仙②「そんな攻撃当たりませんよ………」

 

 

影狼「この……!!」

 

 

妖夢②「!……無ぅ駄ぁよ?」

 

影狼(すり抜ける……増えていく………

あ、あり得ない……こんな…こんなことって……!)

 

 

鈴仙達「さあぁ、さあぁあ、どうしますぅ?」

 

妖夢達「私達ぃ、はやくしないと

一斉攻撃するよぉお……?キキキキキ………」

 

 

影狼「う、うw…………」

 

 

影狼(狼)「ウワァアアァアァァアアーーーー!!!!

狼符『スターリングパウンス』!!!!」

 

 

妖夢達「!!!」

 

鈴仙達「!!?」

 

 

 

影狼(狼)「ヴオォオオォオオォォオオオーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

~迷い竹林(現実)

 

 

 

影狼(狼)「ヴオォオオォオオォォオオオーーー!!!!」

 

 

 

妖夢「!?何…!?」

 

鈴仙「幻覚が…破られた!?」

 

妖夢「くっ…速い……!」

 

 

影狼(狼)「ヴワァアアーーーーー!!!

来るなあぁあぁああーーーーーー!!!!」

 

 

妖夢「…様子が変ですよ!?」

 

鈴仙「!もしかしてまだ幻覚の中じゃ……!」

 

妖夢「どうしてですか!?」

 

鈴仙「私の術にはまった者に、

あまりに恐怖する幻覚で現実との見境を

無くす者がいるんです!」

 

 

影狼(狼)「イヤァァアアアァァアアーーーーー!!!!」

 

 

妖夢(…にしてもスペカを発動しながら

狂われたら厄介ですね……

攻撃のタイミングも計りづらい……それなら!!)

「うどんさん…私の後ろへ……」

 

鈴仙「!?はい……!!」

 

妖夢「さあ、来い!準備は出来ていますよ!?」

 

影狼(狼)「!!!?」

 

 

 

 

 

~迷いの竹林(幻影)

 

影狼(狼)「!!!?」

 

妖夢③「さぁあ、来ないとぉお……

やられちゃいますよぉおお?フヒヒヒヒ……」

 

 

影狼(狼)「グオオォアァアアァアアーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

~迷いの竹林(現実)

 

 

影狼(狼)「グオオォアァアアァアアーーーー!!!!」

 

 

妖夢「!来た……!」

 

鈴仙「うどんさん!!」

 

影狼(狼)「化け物共めぇえ!!!死ねえぇええええ!!!」

 

 

 

 

妖夢「…空観剣『六根清浄斬』!」

 

 

 

 

影狼(狼)「!???」

 

鈴仙「此は……!!」

 

妖夢「うどんさん!直ぐに離れて下さい!!」

 

鈴仙「はい!」

 

 

影狼(狼)「!!ぐっ…か、身体が……」

 

妖夢「…あてもない夢を持ち、其に惑わされた

気分は如何でした?」

 

影狼(狼)(!ま、まさか…今のは……幻覚!?)

 

妖夢「貴方は今から!其の卑しき夢とともに浄化されるのです!!」

 

影狼(狼)「!!」

 

 

妖夢「ハアァア!!!」

 

 

影狼(狼)「!?グホァァアアア……!!!」

 

鈴仙「!みょんさん!!」

 

妖夢「!?」

 

 

 

 

 

 

 

~迷いの竹林上空

 

影狼(狼)(クッ……空中で…身動きが……)

 

?「まだだ!!」

 

影狼(狼)「!?な、何故貴方達まで……!?」

 

 

咲夜&慧音「さっきの返しだ!!拳を喰らえ!!!」

 

 

影狼(狼)(!しまった…二人が邪魔で月光が……

変身が……解ける……!?)

 

 

咲夜&慧音「ハァアア!!!」

 

影狼「!!?グホァアアァアァア……!!!」

 

慧音「よし!叩き落としたぞ!!」

 

咲夜「鈴仙さん!妖夢さん!今よ!!」

 

 

 

 

~迷いの竹林

 

鈴仙「!咲夜さん!慧音さん!

無事だったんですね!?」

 

妖夢「うどんさん!」

 

 

鈴仙「はい!

生薬『国士無双の薬』!!!此を!!」

 

 

妖夢「よし……!!~~~~……!!此なら……」

 

鈴仙「みょんさん!!とどめを!!」

 

 

 

 

 

 

妖夢「行くぞぉ!!!」

 

影狼「!!?速……!!?」

 

 

妖夢「此でとどめだぁあ!!!」

 

影狼「しまったぁあ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

妖夢「『頭上花剪斬』!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

影狼「!!!?~~~~~ガフゥ…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢「…はぁ……はぁ…勝った……」

 

鈴仙「やりましたね…みょんさん!」

 

慧音「二人共、よくやったな」

 

咲夜「お見事でしたよ!」

 

鈴仙「…でも、どうして此処まで…?」

 

慧音「実はメイドが薬をまだ持ってたのだよ」

 

咲夜「…応急処置用だけどね」

 

妖夢「とにかく皆さん無事で何よりです」

 

 

 

 

影狼「も…申し訳ありま…せん……」

 

みんな「!!?」

 

慧音「コイツ…まだ…!?」

 

影狼「…衣玖…様……総領……娘…さ…m……」

 

 

 

 

咲夜「……本当に倒れたようね」

 

鈴仙「どうしましょう…このままほっといたら……」

 

慧音「また自力で起きて悪事をされたら

たまらないからな……四人で見張るか?」

 

咲夜「…そうですね。とりあえず永遠亭に運んで

監禁でもしましょうか?私達も休養が必要ですし…」

 

妖夢「賛成です!行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

十六夜咲夜No.4~迷いの竹林~永遠亭入口

……思いにもよらない相手と戦ったわ……

辛うじて勝つことが出来たけど、此の狼おt…女、

強くなっている……もう少し油断してたらやられてたわ…

 

!コイツが居るということは、他の奴もいるってことなの…?

ソイツ等も強くなってまた幻想郷を……!?

 

……やはり…私は休めない……

私は何度でもナイフを振りあげる…!

レミリア御嬢様の夜を守るために……!!

 

 




如何でしたか?
今回で影狼戦は終わりです。

今回活躍した四人のイラストを描いてみました。


【挿絵表示】


……横向きになるのなら
其を利用するまでです!

妖夢と鈴仙の話は此処から外伝へ移っていきます。
其方も良ければ、御覧下さい。

次回も、混戦での話です。
霧の湖で動きがあったようです。
その出来事を書いていくとします。

それでは、次回もゆっくりしていってね♪
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