東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、嵐の聖域周辺での戦いをお送りします。

衣玖達が居る嵐の聖域を見張る
九十九姉妹と雷鼓に捕まった小傘。
しかし、駆け付けた屠自古とプリズムリバー姉妹に
救出される。
戦いが始まる中、屠自古はある嫌な予感を感じていた……

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪


嵐は聴衆、雷は拍手

永江衣玖No.7~嵐の聖域~嵐の聖域周辺~幻想郷上空

……ただいま……

新たなマリスを投入してみましたが……

惜しくも敗れてしまいました……

……「大丈夫なのか?」と?

心配ありません……此も計算済みです。

其に、霊夢さん達に痛手を追わせたことは確かですし……

今から、私のマリスを蒔きに行きます……

「私が代わりに蒔く」?

……大丈夫ですよ。私のマリスです。

責任持って自分でやり遂げなければ……

また留守番をお願いします。では……

 

……む……

何やら騒ぎが起きているようですね。

恐らく……雷鼓さん達が侵入者を捕らえたのでしょう……

……まあ、問題ありません。

侵入者は地上に帰れないでしょう……

何せ彼女らは……強いのですから……

 

私は私のすべきことをするまでですね………

フフフフ…………

 

 

 

 

VS〈古びた琵琶の付喪神〉九十九弁々

〈古びた琴の付喪神〉九十九八橋

〈夢幻のパーカッショニスト〉堀川雷鼓

~嵐の聖域周辺

 

屠自古「……お前達はどうしてコイツをいじめた?

こんなか弱い付喪神の小傘を!?」

 

小傘「そうだぞ……ってか弱いぃ!?」

 

屠自古「見たところお前達も付喪神の様だが……

仲良くはできないのか?」

 

八橋「!そ、其は……」

 

雷鼓「私達は、訳あって此処にたむろしてるのだ」

 

ルナサ「……訳?」

 

小傘「その理由と私の虐待と!

何の関係があるのさ!?」

 

雷鼓「此処で私達は、リハーサルをする予定だったのさ。

本番前にネタバレされるのは誰だって嫌だろ?

だから音も出せない付喪神は退場してもらおうと思っただけだ」

 

八橋(!上手い……!助かりました、雷鼓さん!)

 

小傘「!何と!このわちきが野次馬と申すか!?」

 

雷鼓「そう言うわけだ……だが……」

 

屠自古「……だが?」

 

弁々「ライバル的存在が来たならちょうどいいわ!」

 

八橋「噂の付喪神が来たなら、練習相手にちょうどいいしね!」

 

メルラン「!私達は、ポルターガイストよ!?」

 

弁々「ヘ!?……ぽ、ぽる……?」

 

雷鼓「普段は音しか聞こえないという幽霊……騒霊だな?」

 

リリカ「その通りよ!」

 

屠自古(……何か怪しいな……)

「練習するなら好きにしな?私は帰るぞ」

 

八橋「!そう……邪魔しないなら好きにしなさい」

 

屠自古「小傘。お前も帰るか?」

 

小傘「!私はコイツらにどれだk…」

 

屠自古「……ちょっと耳を貸せ」

 

小傘「?……………………!?…………

分かったわよ。わちきも……音楽分からないしね」

 

雷鼓「じゃあ、後ろの道から帰れ。雷が流れない通り道だから」

 

小傘「助けてくれてありがとう、騒霊さん達」

 

ルナサ「気を付けるのよ?」

 

メルラン「御大事にね」

 

屠自古「……行くぞ」

 

小傘「うん」

 

 

 

雷鼓「……さて、始めようか!最後の調整を!!」

 

九十九姉妹「オッケー!!」

 

ルナサ「音楽の正しいあり方……見せつけるわよ!」

 

メルラン&リリカ「はい!!」

 

 

弁々「まずは私達からよ!」

 

メルラン「ルナサ姉さん!ここは私達に……!」

 

 

九十九姉妹「弦楽『嵐のアンサンブル』!!!」

 

 

メルラン「『トランペットソウル』!!!」

 

リリカ「『ファントムノイズ』!!!」

 

 

ルナサ「!貴方達………ええ、頼むわ!残りは……」

 

雷鼓「……お前がリーダーだな?

どれ程のものか見せてもらうぞ!!」

 

ルナサ「来なさい!!」

 

 

雷鼓「一鼓『暴れ宮太鼓』!!!

二鼓『怨霊アヤノヅツミ』!!!」

 

 

ルナサ「!クッ……速い……!」

(……どうやらあの太鼓でスペルを発動してるようね……

……なら此方にも考えがあるわ!)

 

 

ルナサ「奏でろ!騒符『ノイズメランコリー』!!!」

 

 

雷鼓「!?!グワッ……!」

 

ルナサ「さあどうかしら!?」

 

雷鼓「!!なっ!?七鼓と八鼓が……!!」

 

ルナサ「太鼓さえ壊せば、スペルは発動できないでしょ!?」

 

雷鼓「グッ……付喪神にとって道具は命と呼べる物……

卑怯な真似を……!!」

 

ルナサ「同じ付喪神をいじめた報いよ!」

 

雷鼓「!私はあの姉妹を止めようとした!

実際に暴力をふったのは彼女達だ!

だけどその前にお前達が来た……」

 

ルナサ「他人に責任を押し付けないで!」

 

雷鼓「!!~~……其処まで言うなら!!」

 

 

雷鼓「撃ち抜け!

三鼓『午前零時のスリーストライク』!!!」

 

 

ルナサ「!!?キャ……!」

 

雷鼓「お前のヴァイオリンを破壊して、腑抜けにしてやる!」

 

メルラン「!ルナサ姉さん!」

 

弁々「貴方達の相手は私達よ!」

 

リリカ「メルラン姉さん!此方!」

 

メルラン「!」

 

 

弁々「平曲『祇園精舎の鐘の音』!!!」

 

八橋「琴符『諸行無常の琴の音』!!!」

 

 

メルラン「!!グッ……!?」

 

リリカ「キャァア……!!」

 

八橋「貴方達に分かる由も無い……」

 

弁々「敗れし者の怨みを味わいなさい!!」

 

 

ルナサ「クゥ……!メルラン!リリカ!」

 

雷鼓「他のメンバーも大変そうだな!」

 

ルナサ(……強い……今までで戦った中では

最強の部類に入るわね……)

 

雷鼓「……もう少し歯応えがあると思ったら……

大したこともなかったな」

 

ルナサ「~~き……傷が……!!」

 

雷鼓「此で終わりにしてやろう!!」

 

ルナサ「!!」

 




如何でしたか?
今回は、嵐の聖域周辺での
付喪神達との戦いを紹介しました。

次回は、この戦いと平行して別の戦いが始まります。
絡みがややこしいので注意して御覧ください。

それでは、次回もゆっくりしていってね♪


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