東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、霊夢達の話です。

アリスの夢を見て、自分の今の立場と
するべき決心の存在に気付かされた魔理沙。
そんな彼女を心配し、支えようとする霊夢と幽香。
しかし、魔理沙の望むチャンスは直ぐに訪れた……

原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪


警鐘より厄災を持ちます。

霧雨魔理沙No.16~とある道中~とある上空

……霊夢!幽香!ついてきてるか!?

急がねえと……

この間にも「孤毒」の侵食は続いてるからな……

何が起こるかわかったものじゃない……

はやく……アリスを見つけないと!

此のままだと……幻想郷どころか

アリスの命も危ないかもしれねえ……!

 

!?………………そうか…………

まだアリスは……私達の味方をしてくれている……

私に見つけてもらいたがっている……

もう……何もかもムダにしたくはねぇ!

 

見付けたぞ!!永江衣玖ぅーー!!!

 

 

 

永江衣玖No.8~とある上空

……さて、ここら辺まで来れば良いでしょう。

後はゆっくりと私のマリスを……

 

!?……貴方達は……!!

そうですか……もう此処まで……

やはり何度見ても貴方達の快進撃には

舌を巻かれますね……

 

!折角です……

今回は、私が直々に相手をしてあげましょう!

私の羽衣で貴方達のやる気を

救いようの無い位に絞ってさしあげますよ?

 

さあ、かかって来なさい……

そして無惨に敗れるのです!

 

 

 

 

 

VS〈美しき緋の衣〉永江衣玖

~とある上空

 

霊夢「!……よく見付けたわね、魔理沙!」

 

魔理沙「今度こそ!アリスの居場所を吐いて貰うぞ!!」

 

衣玖「必死になって……やれるものならやってみなさい」

 

霊夢「?あら……マリスは使わないのかしら!?」

 

衣玖「貴方達相手に使うまでもありません。

あの時は、私のマリスを試したかったが故……」

 

幽香「その余裕……後で後悔するわよ!?」

 

衣玖「後悔するのは貴方達です!」

 

 

衣玖「龍宮『タイヤヒラメダンス』!!」

 

 

魔理沙「!?横から来るぞ!」

 

霊夢「皆、避けるのよ!!」

 

衣玖「貴方達には見せていないスペル……

対策は難しいでしょう!?」

 

魔理沙「其れは私達も同じだ!」

 

 

魔理沙「星符『ミリ秒パルサー』!!!」

 

 

衣玖「!?グゥウ……!!」

(…あ、新たな突進技……!?)

 

 

霊夢「追撃よ!『空中昇・天・脚』!!!」

 

 

衣玖「!?グォアァ……!!」

(……空中で、『昇天脚』をぉ……!?)

 

霊夢「……前よりも弱くなったわね、アンタ。

マリスに侵略を頼りすぎなのよ!!」

 

衣玖「ヴヴ……」

 

魔理沙「とっととブッ倒してやる!!

覚悟しやがれ!!」

 

 

衣玖「……フフフフ……私が此の程度で

やられると思って?」

 

幽香「!?何……!?」

 

衣玖「私も……只拠点でくつろいでいた訳じゃないわ!」

 

 

衣玖「充電開始!!」

 

 

魔理沙(!回復するつもりか!?)

「させるかぁ!!

魔符『スターダストレヴァリエ』!!!」

 

 

衣玖「無駄です!棘符『雷雲棘魚』!」

 

 

魔理沙「!?ストップ!!……くそ!」

 

幽香「バリアを張られたら……」

 

衣玖(拠点に貯めていた雷エネルギーの回収……

此で再び戦える……相手はボロボロ……

勝機もありませんね……フフフ…………)

 

 

 

 

 

VS〈古びた琵琶の付喪神〉九十九弁々

〈古びた琴の付喪神〉九十九八橋

〈夢幻のパーカッショニスト〉堀川雷鼓

~嵐の聖域周辺

 

雷鼓「此で終わりにしてやろう!!」

 

ルナサ「!!」

 

雷鼓「!!?ガッ……!?カ……!~~~……」

 

弁々「!?雷鼓さん!?」

 

ルナサ「!?」

 

雷鼓「カァァ……か、雷の……エ、エネルギーがぁあ……!?」

 

ルナサ(何が起こってるの……?突然苦しみだした……

!!もしかして、今がチャンスじゃあ……!?)

 

雷鼓「~~~~……カハ!ハァ……ハァ……

な……何だ……今……の……は…………」

 

八橋「!雷鼓さん!!」

 

 

 

 

 

 

VS〈美しき緋の衣〉永江衣玖

~とある上空

 

衣玖「『雷雲棘魚』解除……

フフフフ……充電完了です!」

 

魔理沙「くそ……回復しやがった……!」

 

 

衣玖「では、此で締めましょうかね……

出来るだけ人前で見せたくはなかったのですが……」

 

霊夢「!人差し指を……あの構えは……」

 

魔理沙「来るぞ!気を付けろ、幽香!!」

 

幽香「!?」

 

 

衣玖「雷符『神鳴り様の住処』!!」

 

 

魔理沙「!ウワワッ……!?」

 

幽香「!クッ……此は……!?」

 

霊夢「ホーミング式の落雷よ!?キャ……!!」

 

衣玖「フフフ……さあ、無様に踊りなさい!」

 

霊夢&魔理沙「キャーイクサァーン!!」

 

幽香「?、?イ……イクサ……?」

 

衣玖「///……此だから嫌です……」

 

 

霊夢(!この感じ……此は……よし!!)

「……て言っている間に!!」

 

衣玖「!?し、しまっ……!」

 

 

霊夢「懐ががら空きよ!!『亜空穴』!!!」

 

衣玖「!?グァ……!!」

 

霊夢「魔理沙!もう一度よ!!」

 

 

魔理沙「今度こそ決めるゼ!!

魔符『スターダストレヴァリエ』!!!」

 

 

衣玖「!!ガアァアア……!!」

 

霊夢「幽香!締めの傘よ!!」

 

 

幽香「かっ飛べ!!」

 

 

衣玖「!!?グホァァア……!!!」

 

霊夢「魔理沙!あれを……!」

 

魔理沙「!よし!……」

 

 

 

 

 

衣玖(何故……あれ程の連携が……!?)

 

魔理沙「どうした?いつもよりトロいゼ!?」

 

衣玖「後ろ……!?」

 

魔理沙「此でどうだ!!」

 

衣玖「!しまった……は、羽衣が……」

 

魔理沙「此がなかったら、てめえは飛べねえだろ!?」

 

衣玖「キャァアア………………」

 

霊夢「落ちたわね…………

先に下に降りて待っていましょ!?」

 

幽香「そうね!」

 

魔理沙「遂に……アリスの居場所が……!」

 

 

 

 

 

 

~とある道中

 

魔理沙「……よっ!、と……」

 

霊夢「そろそろ来る頃だけど……」

 

 

 

衣玖「………ァァァァアアア」

 

幽香「……!落ちてきたわね?」

 

衣玖「アアアアガッ!?……グアッ!……ヴグゥ……!!」

 

霊夢「……派手に跳ねたわね……『梅雨』じゃあるまいし……」

 

魔理沙「今は『梅雨』じゃなくて『蒼天』だからな」

 

衣玖「!?」

(そ……『蒼天』……!?通りで……彼処までの連携を……)

 

幽香「?、?……?」

 

魔理沙「ほらよ……クソ雑魚が」

 

衣玖「!?ムグッ……は、羽衣……!」

 

霊夢「先刻の余裕が仇になったわね!?

いくら体力回復しようが無駄よ!」

 

衣玖「ヴッ……ヴヴヴ……流石ですね……

私の……イクシード・マリスを倒しただけはある……」

 

魔理沙「さっさとアリスの居場所を吐け!!!」

 

衣玖「…ですが……私達の……総領娘様の計画の完成は……近い。

フフフフ……果たして……止められますかね……?」

 

幽香「!……負け惜しみを……」

 

魔理沙「さっさと吐けって言ってるんだろうが!!!

てめえの口癖を忘れてるのか!!?」

 

衣玖「……和をもって貴しをなす……

ただし、和を保つには礼も必要……

履き違えていますが……良いでしょう。

ですが……ヒントだけです……

アリスさんは……『畏れる場所』に居ます」

 

幽香「!?『畏れる場所』……?」

 

魔理沙「他にましな理由はないのか!!」

 

衣玖「言うべきことは言いました!

では……また会いましょう!」

 

魔理沙「!待て……!」

 

 

衣玖「雷符『エレキテルの龍宮』!」

 

 

霊夢「!!キャァア……!」

 

幽香「!?め、目眩まし……!」

 

衣玖「フフフフ……フフフフフ……」

 

魔理沙「ま、待て……!衣玖ーー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「……!?」

 

幽香「居ない……!」

 

魔理沙「逃げられた……!畜生!!」

 

霊夢「でも、有力?……な情報が」

 

魔理沙「……あれを有力と呼べるのか?」

 

幽香「うーん、そう……ね」

 

霊夢「アイツ、うまくはぐらかしたわね……」

 

魔理沙(……またチャンスをムダにしてしまった……

すまねぇ……アリス…………)

 

幽香「こうなったらもう一度あの龍宮の使いから

情報を引き出しましょう!」

 

魔理沙「ああ!それが多分一番手っ取り早い!」

 

霊夢「行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

永江衣玖No.9~とある空中~嵐の聖域

グゥゥ……ろくに蒔けないまま撤退ですか……

霊夢さん達……なかなかですね……ゲホッ……

……ですが、私は諦めるつもりは……ありません……

一度戻って……!グハァ!……ヘェ……ヘェ……

立て直す……までです…………

 

全ては……総領娘様の為に……

フフフ……フフフフフ…………




如何でしたか?
今回は、霊夢達と衣玖さんの直接対決する回でした。

次回からは、嵐の聖域で異変があったようです。
其を紹介していくとします。

それでは、次回もゆっくりしていってね♪
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