東方孤傀劇~コドクのアリス   作:因田司

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今回は、聖魂のマキシさんより
以前にリクエストを頂いた、
天子を主人公としたサブストーリーをお送りします。

投稿するの遅くなりました……申し訳ないです。

霊夢達に敗れ重傷を負った天子は
衣玖に計画の遂行を任せ、一人有頂天で休眠につく。
しかし、穏やかに眠れても、
その夢は全然穏やかではなかった……

原作とは少し異なる点はあるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。

それでは、ゆっくりしていってね♪


Requests;新東方緋想天~孤毒是か非か~

比那名居天子No.8~有頂天(夢)

……ん………

!此処は………夢ね……

この有頂天、いつもと感じが違う……

何か…ボヤ~~…っとした感じね。

 

…………大丈夫かしら……?

任せてとは言ってくれたけど…………

………何か不安ね……助けに行きたいわ……

でも……凄く頼もしかったよ………

ありがとう……衣玖…………

 

!?お前は……!!

地上のチャランポランの元凶…!!

……私に何の用?

言っとくけど、今の私は何もしてないわよ?

 

!?行きなり何を言うの……!?

……もう少しゆっくりしたいのに……!

……………………

 

仕方ない、此処で叩きのめしてあげるわ!!

 

 

八雲紫No.6~有頂天(夢)

…つーかまーえた。

やっぱり此処にいたのね……

…また良からぬ事を企んでるようね……

前回は許したけど、今回は流石に頭に来た。

夢の中に逃げ込んでもそうはいかないわ。

 

今度こそ、言わせて貰うわ……

美しく残酷にこの世から往ねぇ!!!

 

 

 

 

VS〈幻想の境界〉八雲紫

~有頂天(夢)~神秘の熱圏(夢)

 

天子「夢の中までしつこいわね!

少しは休ませてくれたらいいじゃないの!?」

 

紫「其が出来ないのよ。お前をたっぷり

いたぶってから覚まさせてあげるわ。

私達の創った幻想郷をこれ以上好き勝手されたら堪らないからね」

 

天子「!ギタギタにするならあの人形野郎にしなさいよ!

アイツこそ!この異変の全ての元凶なんだから!!」

 

紫「否、アリスを異形に変えたのは全てお前の策謀……!

だから、禍因のお前をこの手で亡き者にしてやる!!」

 

 

天子「!ひ、『非想の威光』!!!」

 

 

紫「『枕石漱流』」

 

 

天子「ならば!天気『緋想天促』!!!」

 

 

紫「!…『左扇』」

 

天子「!!ぐっ……だが、天候発現!『川霧』!!」

 

 

 

 

 

 

紫(!…成程、そして距離感を狂わしてくるのね…)

 

天子「神社の件の時は油断したけど…

今回はそうはいかないわ!!

こうなれば今度こそ!貴方の地上を支配してやるわ!!」

 

紫「!やっと本性を現したわね……

天人くずれが……地上なめないでよ?

其に、今は竜宮の使いが代行しているようだけど」

 

天子「!!ど、何処で其を……!?」

 

紫「お前の新たな刺客と地上で戦ってねぇ……

その名前を口走ったよ。其も『様』付けでね」

 

天子「!!な……」

 

紫「今更言い逃れは出来ないわよ。さあ、覚悟しなさい」

 

天子「ぐっ……ぬぬぬぬぬ………」

 

 

天子「天地『世界を見下ろす遙かなる大地よ』!!!」

 

 

紫「!来るわね……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~神秘の熱圏(夢)

 

紫「……そう、此が貴方の覚悟ね?」

 

天子「此処で決着を着けてくれるわ。

アンタ達が創った世界を見下ろし、別れを告げよ!」

 

紫「冗談を」

 

天子「!……勝った気で居るのも大概にする事ね…

地上の土くれ風情が!」

 

 

紫「……『幻想狂想穴』!!」

 

 

天子「!読めてるわ!『昇天突』!!」

 

 

紫「…ほう、やる様になったじゃないの」

 

天子「此の計画のために、どれだけの苦労、努力、

そして屈辱を味わってきたか……分からないでしょうね!?」

 

紫「ご苦労な事で」

 

 

紫「……『八雲の巣』」

 

 

天子「!そんなバリア……!!

『天地プレス』!!!」

 

 

紫「……!」

(霊夢達と戦ったときにも……)

 

 

 

 

 

 

 

~玄武の沢(過去)

 

紫「………………」

 

霊夢「速攻にかける!」

 

 

天子「無駄ヨ!!

要石『カナメファンネル』!!!」

 

 

霊夢「くっ!『警醒陣』!!!」

 

 

霊夢(……ッ、そう簡単には

近づけさせてくれないわね……)

 

 

天子「そのガードごと叩キ潰シテあげるわ!

『天地プレス』!!!」

 

 

霊夢「!!左右から!?」

 

天子「天地ノ汚物として滅ビナサイ!!」

 

 

 

 

 

 

~神秘の熱圏(夢)

 

紫「……フゥ」

 

天子「!?」

 

 

紫「天地の汚物にはならないわよ?

『禅寺に潜む妖蝶』」

 

 

天子「!!まさか、要石が……!!」

 

紫「やっぱり弱体化してるわね……

もう少し……歯応えがあっても良かったけど」

 

天子「……言ってくれるじゃないの!」

 

 

紫「捌器『全てを二つに別ける物』」

 

 

天子「!!『非想の剣』でガード……!!」

 

 

 

 

紫「……いい加減……諦めたら……どう……なの?

此処は……お前の夢裡……いずれ……終わるのよ?」

 

天子「其で……も……アンタに……負けて目が覚めても……

目覚めが……悪い……のよ!!」

 

紫「く……でも、覚めてもお前の夢は終わってる」

 

天子「…私は夢半ばで倒れたけど……

後は衣玖達がやり遂げてくれれば……奴は『気付き』、

全ては私の物となるのよ?

天と地が!そして、全ての星々が!!!銀河が!!!全てよ!!!?」

 

紫(!……『気付く』……アリスが何に……?)

「……地上のみならず宇宙までも………でもどうかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

天子「!?あ…足下から……か、影が……身体ニ…!!」

 

紫「此処は…悪夢だからね……マリスが出てきたって事は……」

 

天子「!?『マリス』……コイツ等に名前が……!

ダガ……名前なんて要ラナイわ!所詮只ノ道具ヨ!!」

 

紫「…本当は影に身を任せたのが怖かったんじゃないの?」

 

天子「!?違ウ!ソンな訳ガ…!!」

 

紫「ほら…また化け物に変わっていくよ?

自分が自分じゃなくなるわよ?其でも良いの?」

 

天子「!!~~~~」

(!マタ……身体ガ……自由ガ………)

 

紫「………………」

 

 

 

 

 

天子「嫌ダァアァァアーーーーーーー!!!!

『全人類の緋想天』!!!」

 

 

 

 

 

 

紫「!来たね、切り札……!!」

 

天子「ヴヴヴヴ…………!!!」

 

紫「……只闇雲に打っても当たらない。

お前は、己が狙う目標さえ見失っている……」

 

天子「此処ハ私ノ夢ノ中……!

イズレ覚メルノナラ……侵食サレテモ構ワナイ……!

此ノ力デ、オ前ヲ始末シテヤル!!」

 

紫「……お前は何も……全く何も判っていない」

 

 

紫「『幻想狂想穴』」

 

 

天子「!?ヌグゥウ……!!」

 

 

紫「ダメ押しよ。魔眼『ラプラスの魔』」

 

 

天子「!?コ、此ハ……!!」

 

紫「私が傘でお前をしばけば勝負は終わる。

いくら逃げようが逃しはしない」

 

天子「グッ……動ケナイ……!!」

 

紫「……マリスを私につけようとしても無駄よ。

夢が覚めたら、お前達も消滅する」

 

天子「!!グヴヴヴ……!!!」

 

紫「……侵食が進んでるわね。

もう……観念したらどう?

負けたくなければ、大人しく夢から覚めなさい。

さもなくば……弾幕で止めをさす」

 

天子(……意識ガ……遠退……ク………

マタ…………負ケ……ルノ…………?

……イ…衣玖………タ……助ケ……テ…………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~有頂天(現実)

 

天子「………………」

 

紫「……勝負ありのようね。

教えなさい。お前の竜宮の使いは何処に行った?」

 

天子「……くっ…………」

 

紫「……………………そう」

 

 

紫「『ラプラスの魔』」

 

 

天子「!!」

 

紫「今、お前は夢と同じ動けない状況下……

同じ屈辱を味わいたくなければ……」

 

天子「もう、屈辱は腐るほど浴びてきた」

 

紫「!」

 

天子「もう慣れっこよ。好きにしなさい……」

 

紫「……相変わらず鼻につくね。其の上から目線……

……良いわ。止めてあげる……どうなりと好きにしなさい」

 

天子「……………………」

 

 

 

 

 

 

紫「一つ忠告してあげる」

 

天子「………………」

 

紫「……お前があの竜宮の使いを送ったというなら……

いずれ、同じ目に遭うわ……より残酷に…よりおぞましく……」

 

天子「……!、!!?」

 

紫「じゃ、哀れな天人くずれ…」

 

天子「………………」

 

 

 

 

 

天子「……大丈夫よ……きっと…衣玖なら……」

 

 

 

 

 

 

 

八雲紫No.7~有頂天(現実)~亜空間

……衣玖といえばアイツだと思ったけど……

思ったより口が固かったわね……

其ほど此の計画を切り札にしているのね…………

 

……にしてもアイツ……

アリスに何を『気付かす』つもりかしら…………?

でも、いずれ分かるし、放っておいても良いか。

……やっぱり時間の無駄だった……

霊夢達に任せるのが一番良さそうね。

まあ、残ってたプライドを

完膚亡きまで崩すことはできただろうけど……

何せドMだからね……アイツは。

 

幽々子と御茶でも飲みに行くとしようかしら?

まあ……今殺傷はしない方も良いしね。

評判悪くなったら困るし……元々悪いけど。

 




如何でしたか?
今回は、夢の中での天子と紫の決戦を書いてみました。

因みにこの紫さんのブチキレようは
キャラ崩壊ではありません。御了承ください。

ようやく、リクエストを一つあげることが出来ました。
リクエストを下さった聖魂のマキシさん、どうもありがとうございました。
残りの美鈴編も、直に投稿する予定です。
今後を御期待下さい。

本編もまだまだ続きます。

其では、ゆっくりしていってね♪
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