以前にリクエストを頂いた、
美鈴を主人公としたサブストーリーをお送りします。
幻想郷を空を覆い尽くそうとする玄雲の渦。
其の下、紅魔館でもまた一人の門番による
紅魔館の存亡をかけた戦いが再び始まろうとしていた……
原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると、幸いです。
それでは、ゆっくりしていってね♪
紅美鈴No.3~紅魔館門前
………あ、差し入れと傘……ありがとうございます。
其処に置いていて良いですよ。
…いえいえ、私の居ない間代わりに門番をやって下さいまして……
此方が感謝したいくらいです…はい……
!戻るのですか?…!はい、お疲れ様です~~……
……まさか、本物の咲夜さん達を襲ってしまうとは……
世界の危機とばかりに…少々張り切りすぎましたね………
まあ、後でお見舞いの時に咲夜さんが作ってくれた
お菓子やプリン・アラモード、美味しかったですけどねぇ…♪
でも……そんな咲夜さんも今は行方不明に……
噂によれば、昨日の真夜中に何も言わずに此処を飛び出したとか……
咲夜さん…どうしたんでしょうか……
!私と同じようにおかしくなって……!?
……とにかく!咲夜さんの居ない此の紅魔館、
今度こそ!必ず守り通して見せます!!
!?あら、小悪魔さん!?パチュリー様!?お帰りなさい!
こんなに天気の悪い中、いったい何処に……?
……「新しい魔法の練習相手になってくれ」?
此は……紅魔館を救うための力を付ける、トレーニングには最適ですね!
良いでしょう!!相手になってあげますよ!!
VS小悪魔
〈知識と深淵の少女〉パチュリー・ノーレッジ
~紅魔館門前
美鈴「どっちからでも構いませんよ!?かかってきて下さい!!」
パチュリー「…小悪魔、行きなさい」
小悪魔「了解」
美鈴「!!小悪魔さんですね!?」
小悪魔「………」
美鈴「始めましょう!!」
小悪魔「!!!~~~~」
美鈴(!大玉を何発も……!相変わらず強いですね……ですが!)
「遠距離ばかりでビビっては駄目ですよ!?」
小悪魔「!」
美鈴「スライディング!!」
小悪魔「!!?~~~………!」
美鈴(浮かせたところを……!!)
「ハイキックからの蹴り落とし!!!」
小悪魔「!!!~~~~………」
美鈴「!?消えた……!小悪魔さん……!?」
パチュリー「……日&水符『ハイドロジェナスプロミネンス』」
美鈴「キャ…!パチュリー様……!?」
パチュリー「次は私よ」
美鈴「!!しかし、小悪魔さんは……!?」
パチュリー「分身よ、私が作った」
美鈴「!成程…!」
パチュリー「行くわよ…」
美鈴「!!左手が……巨大な爪に……!?」
パチュリー「私の新たな魔法よ」
パチュリー「さらに『ワイプモイスチャー』」
美鈴「!!爪に炎の衣が……!!」
パチュリー「近距離専門の貴方への対抗策よ」
美鈴「!…では、かかってきて下さい!」
パチュリー「!!~~~!!」
美鈴「!!くっ……ですが近距離慣れしてませんね!?
振りが遅いですよ!?…よっ…!!」
パチュリー「…………チッ」
美鈴「!!空中に逃げるつもりですね…!?
そうはさせませんよ!!」
パチュリー「!『ドヨースピア』」
美鈴(!足下から…!?ですが…!!)
「其の石、逆に利用させて貰います!!ハァ!!!」
パチュリー「!?足場に……!?」
美鈴「『紅砲』!!!」
パチュリー「!!!~~~~………」
美鈴「!!あぁ…またやり過ぎちゃいました……!
パチュリー様、大丈夫ですか!?」
パチュリー「くっ……『ダイアモンドハードネス』」
美鈴(!まだやる気なのですね…?
流石です、そう来ませんと!)
?「何してるの、美鈴?」
美鈴「!?」
パチュリー「随分騒がしくしてるけど……、!?」
美鈴「小悪魔さんと…パチュリー様!?え……?えぇ!?」
小悪魔「パチュリー様が…二人!?」
パチュリー「美鈴!ソイツはマリスよ!下がって!」
美鈴「!?」
パチュリー「………まあいいわ。
本物も纏めて始末スレバ良イダケノ事……!」
小悪魔「!!声が…!?」
パチュリー(マリス)「グギャァアアアアーーーーーー!!!!!」
美鈴「!!?ヒィィ……!!」
パチュリー「本性を現したわね…!」
(でも…あの時のマリスとは様子が違う……!?)
小悪魔「パチュリー様のマリス…手が出しづらいです…!」
パチュリー「相手は、貴方も襲った化け物よ!?」
小悪魔「!?そ、そうでした…!」
美鈴「…私が相手をします!!パチュリー様と小悪魔さんは
後ろから遠距離援護を…!!」
小悪魔「分かりました!」
パチュリー「気を付けて…!ソイツは今
私の『ダイアモンドハードネス』を発動した!
此方の攻撃に一度だけ怯まない…!私達の弾幕で打ち消してあげるわ!」
美鈴「了解です!!」
パチュリー(マリス)「グヒヒヒ……ソウ簡単ニ
事ガ運ブカシラァア!??」
小悪魔「!!二本のリボン髪が……二匹の蛇に……!?」
美鈴(爪の次は髪まで……新しい魔法ってまさかマリスの………!?
じゃあ、さっきの小悪魔さんも……!!)
パチュリー「~~私の身体を好き勝手に改造して……!」
パチュリー(マリス)「カカレェェエエーーー!!!!」
美鈴「させませんよ!!『螺光歩』!!!」
パチュリー(マリス)「!!?…!私ノ…髪ガァア……!!!」
パチュリー「よし、上手いわ美鈴!
髪がちぎれても…怯み無効は発動しない…!」
小悪魔「此で、髪の毛蛇の攻撃を制限しましたね!」
パチュリー(マリス)「ダガ…マダ一本残ッテルワ……
今度コソ行ケェエェェエエーーーーー!!!!」
美鈴(!!空中で身動きが……飛翔が…間に合わない……!!)
パチュリー「小悪魔!」
小悪魔「はい!!大玉発射です!!!」
パチュリー(マリス)「!!?ヌグゥ……髪ガ…押サレルゥ……!!!」
美鈴「!小悪魔さん…ありがとうございます!!」
パチュリー(マリス)「~~コウナレバ…一旦地上ニ……!!」
美鈴「其を待っていました!」
パチュリー(マリス)「!何ダト……!?」
美鈴「ハイヤァアーーー!!!」
パチュリー(マリス)「!!!」
小悪魔「!美鈴様の掌底が決まりました!」
パチュリー(マリス)「?……ヒヒヒヒ……」
美鈴「!!しまった…怯み無効が……!!」
パチュリー(マリス)「タカガ只ノ掌底デ私ヲ倒セルト?
射程圏ダ……近ヅイタコトヲ後悔シナガラ死ネェエェ!!!」
パチュリー(マリス)「月符『サイレントセレナ』!!!!」
パチュリー(!まずい…あのスペルは…!!)
小悪魔「美鈴さん!!!」
美鈴「…其は甘いですよ?」
パチュリー(マリス)「!?グガァ!?」
(体内ニ…エ、エネルギーガァァ……!?)
小悪魔「!?マ、マリスの身体が…!!」
パチュリー(!此は……まさか!!)
「小悪魔!!急いで地面に伏せるのよ!!」
小悪魔「!?は、はい!」
美鈴「破裂しろ!!華符『採光蓮華掌』!!!」
パチュリー(マリス)「グギャァアアアアアーーーーー!!!!」
小悪魔「!?キャァアアーーーー………!!!」
パチュリー「……決まったわね」
美鈴「……終わった…のですか…?」
パチュリー(マリス)「ヴヴヴヴヴヴヴ……」
美鈴「!?」
小悪魔「ヒッ…再生した……!!」
美鈴「まだ…やる気ですか?」
パチュリー(マリス)「ヴゥ~~……」
美鈴「!倒れた……!此って……?」
パチュリー「よくやったわ、美鈴。後は私に任せて……」
パチュリー(マリス)「グググゥ……」
パチュリー「私を改造した報いね……
でも、消える前に一つ聞きたいことがあるわ」
パチュリー(マリス)「…!?」
パチュリー「……私がやられたら?」
小悪魔「え……?」
パチュリー(マリス)「!!……ム、ムギュゥヴヴヴヴ………?」
パチュリー「残念。『ムキュ~~……』でした。
よく研究してから擬態する事ね、アリス?」
パチュリー(マリス)「!!ム、紫…モヤシガァァァァ……!!!」
パチュリー「!!……」
美鈴「…今度こそ消えましたね……」
パチュリー「……次来たら容赦しないわ……アリス!」
紅美鈴No.4~紅魔館門前
……何だか、本物とマリスの区別が出来なくなっているような…
正直やばい状態だと思いますね……
今回はたまたま二人が来てくれて何とかなったものの……
しかし…マリスの侵攻から紅魔館を救う事が出来た…
咲夜さんが居ない間、私達がレミリア御嬢様達が守らないと……
此の調子だと……なんとか持ち堪えることが出来そうですね。
……空模様が怪しい。何か不吉な予感がします……
咲夜さん……無事でいて下さい……
如何でしたか?
今回は美鈴主演で、主にパチュリーに擬態した
イクシード・マリスとの戦闘を書きました。
リクエストを下さった聖魂のマキシさん、どうもありがとうございました。
此で、一応希望されたリクエストを全て消化することが出来ました。
ホッとしています。
衣玖編が終わって一段落すれば、またリクエストの募集を
かけようと思いますので、その時にはまた宜しくお願いします。
本編の衣玖編もいよいよ大詰めに向かいつつあります。
それでは、ゆっくりしていってね♪