突然、再び未来へ訪れてしまった咲夜。
しかし、其処はアリスの手によって
変わり果ててしまった幻想郷だった。
そして、咲夜に待ち受けていたのは、
現代では絶対に起きてはならない凶事だった……
原作とは少し異なる点があるとは思いますが、
暖かい目で見てくださると幸いです。
それでは、ゆっくりしていってね♪
VS〈悍しい波動〉フランドール・スカーレット
~紅魔館地下(未来)
フランドール「久々ニ遊ベテ……フラン、嬉シイワ!」
咲夜「!!お…落ち着いて下さい……妹様……!!」
フランドール「禁忌『レーヴァテイン』!!!」
咲夜「!!キャァア……!!!」
(な、なんて破壊力……マリスの影響で更に威力も……!
でも……妹様には……傷は付けられない……!)
フランドール「ヨクカワセタワネ!?フフフフ……流石ヨ、咲夜!」
咲夜(!!……さっきの戦いでナイフを一本しか
抜けないまま置いてきてしまった……!
じゃあ…今の私は……ほとんど丸腰……!?)
「此処は……逃げるしか……!!」
フランドール「逃ゲル気……?ソウハサセナイワ!!」
フランドール「禁忌『フォーオブアカインド』!!!」
咲夜「!!い……妹様が……四人に……!?」
フランドール達「サァアアア、マダマダ遊ブワヨ!!?」
フランドール達「禁弾『過去を刻む時計』!!!」
咲夜「!!?クゥウ……!!」
(~~…か、かいくぐるのに精一杯……!!
スペルを発動する暇も……!!)
フランドール達「アハハハハハハハハァアアア!!!!!」
咲夜(!妹様が居るなら、此処は地下室……!
確か、上に通じる階段が一カ所あった筈……!
其処から逃げれば………!!)
フランドール①「逃ガサナイワァアア!!!」
フランドール①「皆!!禁忌『カゴメカゴメ』ヨォオオ!!!!!」
フランドール②③④「ハァアアアアアアアアーーーーーーーイ!!!」
咲夜「!!!グァア………!!!」
(し、しまったぁ……!!被弾を………!?)
フランドール①「………フフフフ、吹ッ飛ンダワネェエエ!??
咲夜ヲ追イカケルワ……追イカケッコヨォオ、皆ァアアアアアアア!!?」
フランドール②③④「ハーーーーーーーイ!!!!!♪」
咲夜(クッ……痛みで身体が……動け…ない……)
フランドール達「フフフフフ………」
咲夜(!妹様の……分身達が……消えていく………)
咲夜「~~バ……『バニシングエブリシング』……」
フランドール「逃ガサナイト言ッタデショ!!?」
咲夜「!!?痛っ……!!!」
(あ、足で…………押さえられt……………!!?)
フランドール「……ドウ?分カッタ?
サッキ貴方ガ私ニシタ仕打チノ重サガ………」
咲夜「!?其の……しゃべり方は……アリス!?」
アリス(フランドール)「ダカラ言ッタノニ………
コンナ処ニ来ルト、モウ過去ニ戻レナクナル……
過去ヲ過去ダト思エナクナル、ッテ」
咲夜「~~こ、此処には…御嬢様方は居ないわ……!
貴方……嘘付いた…わね!?」
アリス(フランドール)「!其ハ本当ヨ?
此処ニ親愛ナル御嬢様達ヲ置イテイタケド…
……モウ手遅レノヨウネ……?」
咲夜「!!……ア、アリスゥゥ……!!!」
アリス(フランドール)「……貴方モ此ノ一撃デ終ワル……
モウ未来デ朽チ果テ…過去カラモ忘レラレル……
今マデサンザン苦労サセラレタケド……其モ此処マデヨ」
咲夜「!!~~ク、グゥ………!!」
フランドール「……バイバイ、咲夜。QED『495年の波紋』!!!!!」
咲夜「イヤァアアアアアアアアーーーーーーーーーー!!!!!…………」
?「……クヤ……!咲夜……!!」
咲夜「~~~~~~」
?「咲夜!!」
咲夜「!?………え……?」
レミリア「咲夜!!!」
咲夜「…!!お、御嬢様……?」
レミリア「!気が付いた……!
……心配したわよ……どれ程心配したか……」
パチュリー「咲夜…私も心配しましたよ?」
小悪魔「パチュリー様に同感です!」
咲夜「!!パチュリー様……其に小悪魔さんも………」
レミリア「貴方……ずっとうなされてたわよ?」
咲夜「!」
(ということは……さっきのは夢……!?)
パチュリー「!!さ、咲夜……
…相当怖い夢を見ていたのね……」
咲夜「!ですが……も、申し訳ありません……
話は道中で知りました……私の…私の身勝手のせいで……
パチュリー様や…小悪魔さんを……危険に…さらしてしまいました……!
~~其ばかりでなく…レミリア御嬢様方も……此の……紅魔館さえも……!!」
レミリア「……でも、世界を救えた様ね……話題になっているわ……
見事よ、咲夜……貴方は其程の大事を成し遂げられたのよ……
此処を守る事よりよっぽど凄い事を……だから、自分を責める必要はないわ…」
小悪魔「咲夜さん!さっき紅魔館の前で貴方が
倒れているのを美鈴さんが運んで来てくれたんです!」
咲夜「!美鈴が……!?でも…………」
レミリア「今も門番をしているわ。
……貴方のためにね」
パチュリー「彼女は、貴方が再び去った後
貴方の居ない紅魔館と私達を守ろうと……
必死でマリス達と戦っていたのですよ?」
美鈴「咲夜さん!!大丈夫ですか…!?」
パチュリー「!おや、美鈴……!」
レミリア「……噂すれば何とやら……ね」
美鈴「!!咲夜さん…!!無事だったんですね……!?
~~~ハァア……良かったぁあ……」
フランドール「話は聞いたよ!!大丈夫、咲夜!?」
咲夜「!!?い、妹様…!??
ど、どうして此処に……!???」
レミリア「!あぁ……咲夜には言ってなかったわね……
フランを紅魔館内だけ自由に行動させる事にしたのよ。
以前マリス達に襲われたからね」
フランドール「そう言う事よ!
久々に遊べるから、フラン、嬉しいわ♪」
咲夜「!!!!」
~紅魔館地下(夢)
フランドール「久々ニ遊ベテ……フラン、嬉シイワ!」
~紅魔館レミリアの部屋(現代)
咲夜「~~~~ヒィッ……!!!」
みんな「!!?」
レミリア「さ、咲夜……!?
どうしてフランにナイフを向けるのよ!?」
咲夜「!え……?
!!!、はわっ…!!?、!?!、わた……!!!
!も、申し訳ありません、妹様……!!」
パチュリー「……咲夜、今日はもう休んだ方が良いわ。
夕ご飯は私と小悪魔、其にメイド妖精達で何とかするから」
咲夜「!!?いえ、もう寝なくても充分です…!!
後は私にお任せ下さい……!!」
フランドール「ワーイ!久々に咲夜のご飯だぁ!!」
美鈴「私も手伝ってあげますよ!?」
咲夜「貴方は門番よ……さあ、戻った戻った」
美鈴「!?えぇ~~、帰ってきて早々酷すぎませんか!?」
咲夜「でも……できたらちゃんと呼ぶから…………
…………ありがとうね、美鈴」
美鈴「!…………はい!」
レミリア「もう日が暮れそうね………充分に気を付けるのよ?」
美鈴「任せて下さい!御嬢様!」
パチュリー「私達も、館内を捜索するわ。こあ!行くわよ!」
小悪魔「了解です!」
フランドール「私は、御姉様の御警護をするわ!」
レミリア「頼もしいわね……でもはしゃぎすぎないようにね?」
咲夜(…………いつもの紅魔館……やっぱり……
……私は、此処が一番ね……)
メイド妖精「……メイド長様、大丈夫ですか?
フラフラしていらっしゃいますが……」
咲夜「!心配ないわ……さて、準備するわよ、おゆはんの!」
メイド妖精達「かしこまりました!」
十六夜咲夜No.8~紅魔館
……あれが夢で助かった…………
もしあの夢が現実で
私が目を覚ましていなかったら………………
……夢なら納得したわ……
現れる同じ扉………呼び掛ける謎の声…………
アリスの「孤毒」の治癒…………
……其に人間を超越した吸血鬼である妹様が、
マリスに浸食される筈がありませんし……
!!ごめんなさい……独り言よ。
次は此の具を切って頂戴。
……でも……妙に現実的だったわね…………
もう未来に行けない私がもう一度
未来に行ける内容……起きそうで怖いわ。
さて、夜ももう遅い……
そろそろ出来上がるし、美鈴を呼んでくるとしましょうか。
今は……「未来」のことを気にしても何も始まらないわ!
今は「現在」を生きる…………其だけよ!
如何でしたか?
今回は咲夜さんの未来での奮闘を書いてみました。
咲夜さん、お疲れ様でした。
次回は少し離れて永遠亭でのお話です。
それでは、次回もゆっくりしていってね♪