.hack//OverLord:Another Side   作:ヨツバ

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※読む前に!!
今回のお話しですが、オーバーロードの異世界について独自に書かれています。
原作の方ではまだ異世界について書かれていないので私のオリジナル設定です。
.hackとオーバーロードのクロスだからこそ、という構成で異世界の設定が書かれていますので生暖かい目で読んでってください。
あと読みづらいのでスイマセン←本当です。すいません。

まだ異世界について全て書いてませんが、今回でけっこう書きました。
ユグドラシルとThe Worldがつながっているというのが大事!!

本編の時系列だとまたまたゲヘナの前日あたりです。


謎の巨大物体

トブの大森林奥地。欅とパイは生物なのか建造物かよくわからないモノを発見した。最初発見したときは蔓など多くの植物が絡まったただの巨大な岩石かと思ったが違う。よく調べて見ると材質が石ではなかったのだ。

 

「何ですかねコレ?」

「分からないわ。何か…巨大な生物にも見えるけど。クジラ?」

「生物なら腐って異臭がすると思いますけど、しませんね」

 

欅は大鎌を取り出して絡まった植物を乱切りにしていくと大まかな形が分かってくる。どうやらパイが予想で呟いた鯨のような生物のようだ。

 

「大きな鯨のようですね…まるでタルタルガと似ていますね」

「タルタルガと同じなら内側に入る扉でもあるのかしら?」

「あ、ありましたよーパイさん!!」

 

扉があった。

 

「…この異世界とかけ離れてる内装だわ」

 

鯨の中は近未来的な研究室のようであり、ある組織の基地のようだ。

中世の文化程くらいであるこの異世界とは異質だ。どちらかと言うと、The Worldの世界観のほうがしっくりくる。

 

「うーん…人が生活できる施設もありますね。宇宙船だと言われたら信じちゃいますよ」

「貴方なら何か分かるんじゃないの?」

「あはは。流石のボクでも分からないことはありますよー」

 

欅は興味津々で鯨の中を探索していく。正直彼は謎が多い。そして何でも知っていそうだ。

 

「これがもし宇宙船ならコンピュータールームとかないかな?」

「あってもおかしくはないでしょうね。でも操作できるの?」

「ものはチャレンジですよ」

 

鯨の中を探索していくと、色々と発見していく。ドレスルームやショップルーム、人が寝泊まりするルームまであったのだ。もうここが宇宙から墜落した宇宙船と言われても信じる。

そして奥まで進んでいくとモニタールームのような場所にに到達する。モニタールームなのか、それともデータベースだろうか。

欅とパイは手始めに操作をしてみる。

 

「あら。操作出来るわね」

「みたいですね。ていうか、これボクたちの世界の作りじゃないですかね?」

「そうかもだけど…似たようなものの可能性もあるわよ」

 

近未来的なコンピューターだが操作方法に関してはだいたい理解できる。それは作りが元の世界と同じだからだ。こればかりは運が良かった。そもそも操作出来るか分からなかったからだ。

 

「これは…」

 

モニターに映し出されていく数字や文字。その全てが読める。異世界言語が読めるのではなくて、言語が元の世界のものだからだ。それは日本語や英語があるからだ。

 

「うーん…これは、ボクたちの世界から来たモノなんですかね?」

 

欅たちの世界とはThe Worldのことだ。この鯨はまさにタルタルガに似ている。規模は小さいが中身の方はもしかしたら上かもしれない。

 

「やっぱり破損しているみたいね。このクジラの機能が所々壊れてるみたい」

 

データベースまでたどり着くと、この鯨が何なのか分かるかと思ったがデータが破損していて分からない。

何かの船のようだが、ただの船ようなものなのか何か特別な機能の持つモノなのか。

 

「過去の記録データがあれば…これからなっと?」

 

欅がポチっとボタンを押すと過去の記録データがモニターに表示された。

 

 

 

 

『・・・・・oモ・ロイ船をみ・けタ』

 

『kの船はdate潜x艦@ラNホeールと言うラシイ』

 

『コノ船n機能hスバラシイ。どうやらyぐDrシルの時間date内を移動できrヨu/』

 

 

 

誰かのレポートのデータのようだ。文字化けしていて、文章が分からない部分もある。

 

 

 

『ユグDラ@Rの過Koを遡っていくとキョウミブカイ事実ga・ケ?されt。なんと言うことだろうか。まさかコンナ世界があるとwa。元々、ユグドrasirUはTHE わl@Dと言う世界トいヨう6』

 

『ザ・・るど。よくヨクカンガエテqzmユグドラeyには加野セ・イについて処ドコロソレヲ示すデータはアッタ。d@evmはヨクワカラナイでーたダッタガTHEわーY℃のことだったとは』

 

『マズワカッタのが女神の存在ダ。コノよ・な存在が居るとはな…ユグ℃羅汁とTHE和〰留℃は過去と未来。ならばユグ℃楽汁にも彼女の存在はいるだろう』

 

『過去にモドルト様THEまなザ・和阿流努についてわかった。この世界は何度も崩壊シカケテハ再誕している』

 

『泣き姫・・・罪竜・・・終焉の女王。クbI@・・・アID亞……八So・・・盛@gaナ』

 

『トキオ・・・ハs@w・・・カイx・・・ツかv』

 

『多くの脅威に、勇者たち。ユ・ドラ・ルではいなかった存在だ』

 

『…そして私の正体も分かった』

 

『私はユ・・ラ・ルで生まれたが自分の存在が分からなかった。だがあの世界で私について理解できた。することも理解できた』

 

『ユGドRシRはいずれ崩壊するだろう。繋ぎ止めることはできない。ならば私が安住できる世界がほしい』

 

『安住できる世界が欲しいならば創ればいい。基盤となる世界は過去で見つけた。前の私がそこを利用していた。ユグDRSRにも存在するはずだ』

 

 

 

文章が少しずつ明確になっていく。内容が内容なだけに興味深いというよりも怪しい。この記録データを打ち込んだのは誰だ。

 

 

 

『やはりYGDRSRにもアノ空間があった。これで新世界を創ることができる。新世界はユGDRSルやTHE W・・・Dのような世界にしたい』

 

 

 

まだ分からないことばかりであるがこの記録を残した人物は世界を創るようだ。それはまさに神の偉業。

 

「なんだかとんでもない情報を見つけましたね」

「簡単に言うけど、これこの異世界にとっては大発見じゃないかしら?」

「ですね」

「だって、この誰かさんは恐らくこの異世界を創った神でしょう。罪竜とか気になるワードがいくつかあったけど、憶測でそれしかない」

 

まだ記録データにはまだまだ続きがある。

 

 

 

『まずは基盤となる世界を創らなければならない。この世界には個体が必要だ。この世界には自然が必要だ。この世界には文化が必要だ』

 

『個体と自然はあの2つの世界を模範しよう。だが文化ばかりは世界に存在する個体たちが生み出していく概念だ。個体たちには知性が必要だ。個人の意志がひつようだ』

 

『ならば過去の世界で発見した技術とあの存在を利用しよう。アid@は知識を得ようとして動き、進化していく。その特性だけを利用しよう。それに模範する能力まであるとは』

 

『さらにA・・aには空間を造る能力もあるようだ。このA@@Aサーバーも利用しよう』

 

『アID@の特性を利用したのは正解だった。おかげで個体は意思を手に入れた。個体は集団を作り始め、文化を生み出そうとしている。世界もより世界らしくなった』

 

『この段階で小さな世界は誕生した。しかしまだ足りない。まだやることはある。この世界に様々な個体を増やそう。様々な事象を加えよう』

 

『この世界をよりよくするにはまだ何かが必要だ。この世界には防衛する力が無い。もしこの世界に協力なナニカが迫ってきたら負けてしまう。ならばこの世界を守る存在が必要だ』

 

『アレをこの世界の最終防衛機能に設置しよう。アレはワタシですら抑えるコトが難しい存在だが世界を脅かす敵対勢力を倒すことに関してみれば一番ダ』

 

『次にあのドラゴンをこの世界の大元となる守護者にしよう。更にこの世界には設定が必要だ。ただ創るのに面白みもないとモッタイナイ。あのドラゴンはこの世界の秘密を知る存在にしよう。あのドラゴンの罪はこの世界の秘密をしっていること』

 

『この世界を守る存在はアレとあのドラゴン。他にも必要だ。世界を守護する実行部隊だ』

 

『the ワ@@@℃からあの6人を模範して守護者を創ろう』

 

『紅の外套。黒き死神。翠の囚人。黒薔薇の剣士。白銀の騎士。紫色の悪戯猫』

 

『紅の外套には世界の脅威となる存在を駆除する役目を』

 

『黒き死神はこの世界をより強固にするため力を追い詰める役目を』

 

『翠の囚人はこの世界の個体を守る役目を』

 

『黒薔薇の剣士は紅の外套を補佐する役目を』

 

『白銀の騎士…コイツはサルベージしたデータより既に設定が強く残っていた。変更したいが、この設定だからこそコイツは存在することがデキル。正直不安だが仕方がない…白銀の騎士にあのドラゴンを断罪する役目を』

 

『紫色の悪戯猫。ならばコイツには白銀の騎士とは逆の設定にすればヨイ。紫色の悪戯猫にはあのドラゴンを守る役目を』

 

『カレらをファントムと名付けよう』

 

『コレデこの世界はより強固になった。安心だ。しかし今度は別の問題が起きた。世界の文化が停滞しはじめた。ナンデダ。何故あの2つの世界のように文化が発達しないのか。まだ発達するには時間が足りないのか?』

 

『この世界の様々な個体たちが争いを始めた…これも知識を得た結果だろうか。争いはあの2つの世界にもあった。ならば問題ナイ。だがもっと速くワタシの世界を発達させたい』

 

『あることを考えついた。この世界を指導者によって文化を発達させよう。その指導者はユGUド@シ@から呼ぼう』

 

『ユGドラRルから指導者を呼んだのはセイカイだった。カレラのおかげでまた1つ文化が発達したのだ。カレラは六大神なんて呼ばれるようになったナ』

 

『また同じようにユグド・・・から指導者を呼んだ。しかし今度は失敗かもしれない。新たに呼んだ指導者たちは六大神と争い始めた。結果的に六大神は消えた』

 

『新たな指導者たちは八欲王と呼ばれ、この世界を好き放題に動き始めた。まさかこんなことになるとは思わなかった』

 

『八欲王は多くの国を滅ぼし、優れた種族も滅ぼして世界を支配した。だが全てが悪い結果というわけではない。魔法という概念をこの世界に残した。それによって人間という個体も結果的には救うことになったのだ。結果的には』

 

『この世界の個体を守る役目を持つ翠の囚人はさっそく仕事をしてくれた。だが八欲王に負けてしまった。ドラゴンどもよりかは善戦したがな。まだファントムには調整が必要だ』

 

『八欲王はこの世界の上位種族であるドラゴンもほとんど駆逐してしまった…そしてヤツラは罪竜の存在に気付いてしまったのだ』

 

『この世界のドラゴンは罪竜を元に生まれた。ドラゴンからしてみれば始祖竜となるだろう。八欲王は駆逐したドラゴンから罪竜の情報を手に入れたのだろう。その情報から罪竜を探し始めた』

 

『八欲王は罪竜の秘密を知らない。ただ珍しさだけで罪竜を探そうとしている。それだけでもファントムは動く』

 

『今度は紅い外套に黒薔薇の剣士に、黒い死神、紫色の悪戯猫が動いた。八欲王はもうこの世界で異分子とファントムに判断されたのだ』

 

『八欲王は強かったがファントムが4人も集まれば全滅させることができた。これで罪竜は守られた。…最も八欲王が罪竜の元にたどり着いたとしても勝てるとは思えない。もしも罪竜がやられても、そうなれば最終防衛機能のアレがうごくだろうが』

 

『八欲王の時代でワタシの世界が荒れたがこれも進化のためだろう。ユグ・・シルとthe ワ・・℃に近づいた。だがそれでもまだまだ。文化の発達とは時間がかかるものだな』

 

『指導者を呼ぶのもよく考えないとイケナイ。次はどの指導者を呼ぶべきか』

 

『ワタシの世界も良いカタチとなった。あの2つの世界に比べれば拙いが…ココは確かに新たな世界だ。ワタシが安住できる世界。もう崩壊なんてナイ』

 

『もっと世界をよりよくしたい。今度は過去のデータより再現したA@@Aそのものを投入してみよう。コイツハワタシの世界でどのように成長するのだろう』

 

『そういえば、消えた六大神や八欲王どもの配下たちが最近どうしたか。ファントムたちに消されたか?』

 

『消された配下もいるが、しぶとく生き残っているヤツもいる。魔神なんてヨバレテイルナ』

 

『今回呼んだ指導者はナカナカ素晴らしい。カレラは十三英雄なんてヨバレテイル。カレラは魔神どもとの戦いに勝利した。この世界に初めて英雄譚がうまれた』

 

『英雄譚…この世界にもthe ワ・・・のような英雄譚がうまれたのだ。だけど十三英雄はあの世界のカレラほどではない。でもワタシの世界に英雄がうまれたのはうれしいものだ』

 

『アア…この世界にカレラを呼びたい。あの世界の英雄たちを呼びたい。そしてこの世界にサラナル英雄譚を残してもらいたい』

 

『カレラを呼ぼう。この世界に呼ぶことはデキルのだろうか。イヤ、デキルだろう。この世界は時間の概念が外と違うのだから』

 

『呼ぶ時期も考えないとイケナイ。呼ぶ時期はユグ・・・ルが消える時が良い。その時こそがワタシの世界が完全にユグド・・・から切り離され、真の意味で1つの世界となる』

 

 

ここでレポートデータが途切れていた。修復すれば続きのレポートデータや文字化けしている文字が直せるかもしれない。

そうすればレポート内容も全て把握できるかもしれない。これは信じられないかもしれないが異世界の創造した者が残したレポートにしか思えない。

神の存在を示すレポートだ。なんでこの異世界に似合わない建造物の中にこんなレポートが残っているか分からない。

 

「ほかにもいくつか気になるデータもありますよ」

「これね…イモータルダスク?についてや、その被験者リストデータ?」

 

その被験者リストの一番下に『モモンガ』とデータで記載されていた。

 

「イモータルダスクって何ですかね?」

「それについてのデータは酷く破損しているわ。修復できるかは正直なところ自信無いわね」

 

今回のAIDAや行方不明の仲間探しに必要な情報か分からないがこれはまさしく興味深い情報だ。

これは仲間たちに情報を共有しておかないといけないだろう。

 

「ハセヲさんとクーンさんに連絡しますね」

 




読んでくれてありがとうございました。
次回もゆっくりとお待ちください。

さてさて、今回のお話で異世界の設定についてオーバーロードと.hackのクロスだからこそ独自に設定を作ることができました。
なので異世界の歴史の事実がオリジナルになってますよ。

カイトたちやアインズたちが異世界に転移した理由もほんの少しだけ書かれています。
いやあ、本当に.hackにはオーバーロードにいい感じにつなぐことのできる設定があるからなあ。

あと『ファントム』さすがにわかっちゃうかな。

そして異世界を創生した『神様』って誰だろなー?
実はその正体をほのめかすくらい程度に書いたんですが気づきましたかね?


欅「神様かー」
パイ「この異世界ってもしかして」
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