.hack//OverLord:Another Side 作:ヨツバ
お待たせしました。このオマケの物語も残り二話で終わりにするつもりです。
短いですが生暖かい目で読んでってください
「はああああああああああああああああ」
アインズがもの凄い溜息を吐いた。それは完全なる狂騒の一連の事件がやっと解決したからである。
解決したと言ってもとても大変であったのだ。なんせキャラ崩壊待った無しの出来事であったし。
それは最後の最後で完全なる狂騒の特殊効果である条件をアインズが偶然にも、本当にご都合主義みたいに揃えてしまって大参事であったのだ。
その場にカイトたちがいたが、彼も「ちょっとここまでキャラ崩壊するなんて思わなかった」と言う始末だ。もっともアインズもそう思ったけど。
だって最後の要であるユリですら自分の首でボーリングするし。これには流石にアインズも空いた口が塞がらない。アルベドに関してはいつも通りだった気がするが・・・。
「はああああああああああああああ」
「お疲れさまだねアインズさん」
もしこの異世界に自動販売機があれば缶コーヒーでも買って差し入れしたい気分であるカイト。
何故か分からないけど今のアインズは本当に疲れているように見える。心なしか覇気が無い覇気が。
そしていつもの負のオーラではなくて疲れたオーラを出していた。
「オレも凄いキャラ崩壊してた気がする…」
「そうでもないと思うよ」
「え」
「そんな予想外な顔されても…だってただ素のアインズさんが出てただけだし」
「そういやそうだ!?」
今回のことは本当に素のアインズ・・・鈴木悟として翻弄されてただけなのだ。
全く不思議なものだ。彼はアインズとしてアンデット寄りになっているがそれでもまだ人間としての心は残っている。それはカイトのおかげでもあるが。
心という理性のある存在としては、あんなアイテムだけでここまで左右されるものは不思議である。
そもそも今まで気にしていなかったが異世界転移して、ゲームのキャラクターに成り代わっただけでここまで自分が変わるものなのだろうか。
アインズはまさにリアルの自分の時と比べれば変わっている。カイトたちだってそうだ。
性格云々は変わっていないけど異世界でこうも戦えているのに不思議だ。なんせ命のやり取りをしているのだから。
それを普通に戦えている。普通だったらちょっとおかしいものだ。もっともカイトたちはゲームであっても命がけの戦いをしたものだが。
でもこの異世界では現実味がある。ゲームとは違う。
(…今まで考えなかったことだけど何で異世界転移した時にゲームのキャラクターに心に反映されるんだろう。特にアインズさん)
アンデットキャラクターだからと言って心が人間から化け物寄りになるものなのだろうか。
カイトたちは全員がヒト種だからそこまでの変化が分からない。でも命のやり取り…戦いに関して気にせずに戦えたというのが少し引っかかる。
(というか何でそのことを考えなかったんだろう?)
心が浸食される。それって結構重大なことだと思う。でもアインズは『そういうものだ』と決めつけて考えから外していた。
カイトだってその話を聞いても特に気にもしなかった。まるでその事を考えないように。
「あーあ。もう疲れた」
「ゆっくりするか気分転換に冒険者組合の依頼でもこなす?」
「…依頼に行きましょう!!」
ガシリとカイトの手を掴むアインズであった。
これでやっと完全なる狂騒に関わる事件が終わったかと思えたが…終わりではなかった!!
まだこの後トンデモナイ事件が起きようとはアインズは予想できなかった。そしてカイトがあんなことになるなんて思いもよらなかった。
あの事件はアインズ史上最大の戦いにもなったものだ。まさかカイトと戦うことになるとは思わなかったのだから。
ユグドラシル時代では1000を超えるプレイヤーにナザリックを堕とされるかと思ったが防衛した。しかしアノ事件はカイト1人だけでナザリックを乗っ取られるかと思ったのだから。
完全なる狂騒の事件はまだ終わらない。
side変更
「ここをこうすれば良いんじゃないでしょうか!!」
「ならば私はこうするぞ。HAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」
トンテンカンカン。トンテンカンカン。トンテンカンカン。
ギュイーン。カンカンカンカンカンカンカン。ギュインギュイン。
ナザリックのある場所である開発をする2人。ぴろし3とパンドラズ・アクター。
彼らの開発があの事件を引き起こす原因となるなんて思わなかっただろう。でも彼らは面白おかしくアイテムを作成しているので結果がどうなろうとも気にはしない。
パンドラズ・アクターはアインズに喜んでもらえれば良いのでそこは真剣に作っている。完成品は真面目に作る。だが試作品に関しては何でもトンデモ挑戦するが。
「こっれでどうですか!!」
「こうだこうだこうだ!!」
「んアインズ様のためえええええ!!」
「うむ。頑張りたまえ!!」
そして完成されたのがアインズにとって素晴らしいアイテムだと思える物になったわけだが・・・それがアインズの手に渡ることは無かった。
だってアインズは試作品の方を手にしてしまったのだから。
「…ところで心にアプローチするアイテムか」
「んーどうしましたぴろし3様?」
「いや何…不思議に思ったことがあったんでな」
「何ですか?」
「…いや、何でもないぞ。HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」
今回のことに関してあまり関係ないかもしれないが・・・ふと気になったのが何で創造されたPCUがこの異世界に来たからと言って意思を持ったのだろうかというものだ。
目の前にいるパンドラズ・アクターや階層守護者たちがもともとはただのゲームのキャラ。それが異世界転移したからと言って意思を持つ。とても不思議だ。
彼らは女神アウラのような存在ではない。もともとAIというわけでもない。なのに何で意思を持っているか分からない。
(どうやって彼らは意思を手にしたのだろうか?)
まさか異世界に転移した影響だなんて言葉で片づけてよいものなのだろうか。だは今の状況では分からない。
それよりも今はアイテム作成に集中しているのであった。そしてあのはっちゃけたというか、暴走したというか・・・そんな事件が起こる。
???カイト
「そうかぁ、フハハハ!とうとう俺も必殺技を会得したってわけか!!」
「あ、ひでぇ!削除されてやがる!!」
「くらえ奥義・暗黒吸魂輪掌破!!」
「超次元霊界航法を実行する!!」
歴?王・ヒロイン兼お母さん?・ヤンデレ?ブラックローズ
「いけませんいけません!」
「今、下に来てるんだけど……部屋番号、いくつだっけ?」
「私…あなたのお母さんなの」
?学王バルムンク
「最終兵器オメガ13改の完成はもうすぐだ!!」
「Uノザワ・シンがこの異世界に!?」
「甘い!!対数関数と指数関数の関係は?」
田中わ?助オルカ
「お嬢さあああああん!?」
二重人格?改造人間?ミストラル
「私たちって改造人間なのよね」
「わけありかい…しょうがないねぇ。人それぞれだもんねぇ」
毒電波エンデュランス
「ららんろりりる、こんにちは。いじけイチゴは冷蔵庫。野菜室の奥の奥で、しなびてる」
「また通信が来てるよ。今度はベガからの電波だっぱぴぃ」
病弱野郎の八咫
「細菌学的に言えば口の中は校門以上に菌だらけだ。キスするならケツにしろ」
「動け僕の心臓」
「働け、僕の腸内細菌」
いつものぴろし3
「オヌシ、いい眼をしているな」
性格改変。暴走・暴走・大暴走。圧倒的なまでの厨二。これが若さゆえの過ちか。
「暴走しまくるぞ!!色んな意味で!!」
「それはダメだ!!」
「人生一度は過ちを犯すものだ!!」
「よくぞ言った!!ならばそれは永遠に黒歴史になるだろう!!」」
「誰も俺を止められねえ!!」
ナザリックにて最大最悪暴走な事件が起こる。
アインズ
「なんじゃこりゃあああああああああああああ!?」
そ・れ・は『パロディ』
読んでくれてありがとうございました。
次回もゆっくりとお待ちください。
さてさて、今回も流石にはっちゃけましたかね…特に最後。
でもでも最後のは原作でも公式なんですよね。
アインズ「どういうことなんだ…」
カイト?「気にするな。そっちだってオマケ劇場ではっちゃけてるじゃん」