.hack//OverLord:Another Side   作:ヨツバ

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お久しぶりです。
本当に久しぶりの更新ですよ。

久しぶりなのでもしかしたら内容にブレがあるかもしれません。


狂乱の宴

アインズの目の前には階層守護者たちとプレアデスのメンバーが全員集合していた。

今日全員招集している理由はアインズが持っているアイテム完全なる狂騒・改だ。このアイテムを使って全員の関係を一歩先の段階に進めようということだ。

どんな効果かは使えば分かる。そんなわけで発動したの・・・なんかちょっとおかしい。

 

「ああん…なんか全身がうずくでありんす」

「あらあら。まさか本当にビッチになったのかしら。ああ、ビッチ臭いわ」

「ビッチトハ、ドレクライビッチナノカ!!」

「「ワーイワーイワーイ!!」」

「なるほど。このアイテムは精神攻撃を想定して訓練するものなですねモジャノシ!!」

 

なんか・・・なんかもう階層守護者たちが変である。

もともとは訓練とかではなくて、階層守護者たちの本音を聞きたいだけなのであるが。

さっきの訓練やらどうだかに関してはただのデミウルゴスの深読みである。

 

「まあ…ではこれからお互いに本音を曝け出して語ろうではないか。カイトさんたちと一緒に!!」

 

実はここにカイトたちも一緒にいた。これは階層守護者たちがカイトたちをどう思っているかも聞きたいからだ。

上手く同盟関係は成り立っているが、実際のところどう思っているか分からない。もし何かあって同盟関係が崩れたら大問題だ。

なので今回は階層守護者とある程度…ある程度は関わりのある.hackersのメンバーを呼んでいる。

まずはカイト。次にブラックローズにバルムンクにオルカにエンデュランス、八咫である。

 

「ではカイトさん。メンバーごとに話し合いをしましょう!!」

「…………」

「…カイトさん?」

「大丈夫大丈夫。んじゃあさっそく話そうぜ…これからお互いを知るためにさ」

(あれ…なんかカイトさんの雰囲気がいつもより違うような?)

「ところで昔飼っていたハムスターとか知らない?」

「ハムスター!?」

 

いきなりハムスターとか言われてアインズはちょっと動揺。

なんだろうか・・・本当にカイトさんがいつもと違ってナニカかがズレている。

 

「ブラックローズさん。なんかカイトさんいつもと違いませんか?」

「ナザリック地下大墳墓。それま大きな古墳のようなもの…でもそれは一体誰の墓なのか。そもそもこの墓を作り上げたのは誰? それにこの造りはまさに文明があった。どのような種族が作り上げたのか。何故滅んでしまったのか。いやいや滅んでしまったとは限らない。まだ生き残ってるかも…ならばこのナザリック地下大墳墓の歴史を聞かなくては」

 

ブラックローズがナザリック地下大墳墓についてブツブツを呟いていた。しかもまるで歴史オタクの如くのめり込んだように。

 

「ブラックローズさぁん!?」

 

なんかいつものブラックローズではない。

なんだこれは…どうなんているのだろうか。もしかしたら他のメンバーもと思ってオルカたちの方を見ようとしたがカイトに服を掴まれてセバスが用意した部屋にレッツラゴーされた。

 

「さあ行こうかアインズさん!!」

「ちょ、服引っ張りすぎですカイトさん!!」

「どうせ伸びないから大丈夫だよ」

「いやいや伸びますって!?」

 

カイトに無理矢理引っ張られていくアインズであった。

 

 

side変更

 

 

しゃるてぃあと話そう

 

アインズはシャルティアとアルベドは仲が良いかと聞かれれば良くないらしい。

本音なのだからそうなのだろう。これにはちょっと…予想はしていたけど。

でも仲が悪いのはよくない。これではいざという時に力を発揮できないだろう。

何故仲が良くないのか聞いてみたら、しょうもない理由であった。

 

「そいつの胸が気に入らないでありんす!!」

(胸かい!?)

「あ~らただのひがみね。やはり持つ者と持たざる者で世界は分かれているのね」

「おのれぇ!!」

 

しょうもない理由にアインズは出鼻挫かれる。でも原因が何であれ、解決はしておこう。

 

「だってペペロンチーノ様はオッパイが正義と言っていました!!」

(ペペロンチーノさん…)

 

ペペロンチーノの言葉は分からないでもないが今は置いておいてほしい。

 

「まあ、待て世の中は豊満よりかは逆の方が好きというのもあるのだぞ」

「逆…でありんすか?」

「ああ…それは、ひんぬーだ!!」

 

ここぞと言うところで噛んでしまった。やっぱちょっと恥があったかもしれない。

 

「「ひんぬー」」

(あ、ヤバイ。ダメだったか?)

「なんか、可愛らしい言葉ですねアインズ様!!」

「ええ、なんというか、ほんわりした言葉です」

(そうじゃないけど、まあいっか)

「ほんわりとはしてないけどな」

「オルカさん!?」

 

本音を代わりにオルカが言ってくれた。

 

「じゃあアインズ様は豊満なオッパイとひんぬーなオッパイどちらが好きなんですか!?」

「え!?」

 

藪から棒に困った質問が来てしまった。まったく何でこんな質問をするのだか。

返答によってはまた場がややこしくなる。

 

「どっちが良いんでありんすか!?」

「もちろん豊満の方ですよねアインズ様」

「いや、ええっと…えー!?」

 

ヤバイ。答えることができない。

 

「男は小さくても大きくてもオッパイが好きなんだよ」

「オルカさん!?」

 

まさかのオルカの言葉にビックリ。

 

「オルカさんってこんなこと言う人でしたっけ!?」

 

 

side変更

 

 

こきゅーとす、あうら、まーれと話そう

 

次はコキュートスとアウラにマーレだ。

アウラとマーレはアイテムの効果で見た目と同じように元気な子供だ。

コキュートスは開放的になったというか繊細というか、少しのことで傷つく。

 

(うん、これもアイテムも効果なんだな。でも…こっちは)

「ミュミュミュミュミュ…銀河より宇宙的交信を受信したびよ」

(エンデュランスさんが凄い毒電波になっているぅぅぅ!?)

 

コキュートスたちよりもエンデュランスの変化が凄い気になる。

オルカの時より気になったがまさか彼らにもアイテムの効果が出ているのだろうか。

 

「あれは何、これはアレ、ソレはそれ」

「何それー?」

「何なのー?」

「ソ、ソレトハ、エッチ、ナコトナノカ?」

 

急に彼らしか分からない会話が始まった。もうアインズは蚊帳の外。

 

「ソレはソレ。秘密の扉ぴよ」

「「秘密の扉ー?」」

「ヤッパリ、エッチカ!!」

 

どんどんと話がよく分からなくなる。

 

「まったく会話してないけど終了!!」

 

だって毒電波とはしゃいでいる子供たちと色んな意味で開放的になっている人となんて会話できないからだ。

会話できないと言うよりアインズの話を聞いてくれないという意味で。

実際にアインズは空気になっていた。

 

(あれ、何か寂しい?)

 

 

side変更

 

 

でみうるごす、せばすと話そう

 

今度は仲良くない2人を並べてしまった。デミウルゴスは語尾が変なだけでいつもとは変わらない気がする。

セバスはアイテムの効果を受けていなそうに見える。たまに乗除不安定のようでプルプル震えているような気がしなくもない。

 

「く、動け僕の心臓…」

「連立方程式と関数、確率を組み込ませて…オメガ13改を」

 

バルムンクと八咫の方もまたおかしい。

八咫は何故か病弱キャラっぽいし、バルムンクはどこが博士っぽい。

 

(どうしたんだろう2人は…)

「セバスどうしました。何か震えていませんか?」

「いえいえ、気のせいでしょう。私はいつも通りですよ」

「アイテムの効果を受けていないと?」

「はい」

 

完璧執事であろうとするセバスだが墓穴を掘った。我慢しているより実はアイテムの影響を受けていると正直に言った方が気が楽になるものを。

今のセバスはぶっとんだキャラに近い。今すぐにでも仰々しくド派手なポーズを決めたいものだ。

 

「ふむ…Uノザワシンの復活も近い。早くオメガ13改の開発を急がねば」

(バルムンクさんは一体何を言っているんだろう?)

 

バルムンクは会話に入らずブツブツとずっと呟いている。そして八咫はというと…。

 

「ふう、落ち着いたか僕の心臓」

 

何故か自分の病弱と戦っていた。

シャルティアから始まって今までまともに会話をしていない気がする。

せっかくアイテムを使って階層守護者たちの本音を聞こうと思ったのに意味がない。

 

「アインズ様!!」

(あ、また話がこじれる要因が…)

 

まさかのアルベド参戦。

 

「やっぱり胸は大きい方が良いですわよね!?)

「その話まだ引っ張るの!?」

 

もはやカオス。

 

「アルベド、今は私たちの番なのですよモナモシ」

「今はこっちが火急なのよ!!」

 

火急でもなんでもない。

 

「もしアインズ様は胸が大きい方が好きなら私のを揉んでもらえるかもしれないじゃない!!」

「お前は何を言っているんだ」

「そしたら次はキ、キスだって…」

「だから何を言っているんだ」

「待て」

 

まさかのここで八咫が待ったをかける。何を言ってくれるのかと期待したが…まさかの言葉が出た。

 

「細菌学的に言えば口の中は校門以上に菌だらけだ。キスするならケツにしろ」

「何を言うんですか八咫さん!?」

「そうよアナタ一体何を…でもアインズ様が私のを…ああ、それはそれで興奮するわ!!」

「アルベドは本当に何を言っているんだ!?」

 

もう収拾がつかない。

 

 

side変更

 

 

いろいろとあったが、よく分からないまま結果的にみんなが暴走した。

 

「何故に!?」

 

原因はどうやらパンドラズ・アクターとぴろし3が共同開発したアイテムによる。完成品ならばこう暴走はしなかっただろう。

暴走したのは試作品を使ってしまったからだ。

試作品と完成品の違いが発動するまで分からないなんてアインズだって間違える。そもそも開発者だって区別がついていない。

これはアインズを責めても仕方ないだろう。だけどこの暴走は酷かったものだ。なんせ階層守護者たちだけでなく、ブラックローズたち.hackesもおかしくなっていたのだから。

 

寧ろ階層守護者たちよりイロイロと酷かったものだ。主に発言が酷すぎた。

そもそも本人なのかって言いたくなるほど性格も変化していた。エンデュランスなんてまさに別人だと言いたくなるくらいである。

そんなカオスな空間であったがアイテムの効果を打ち消すアイテムを使用したおかげで何とか鎮静化。

一応、効果が無かった?と思われるデミウルゴスとアルベドにアイテムを使用した。

 

「はあ…大変だった」

「申し訳ありませんアインズ様」

「いや、これはお前たちのせいではない。これは何も確認しなかった私のせいだ」

「いえ、アインズ様に落ち度はありません。全てはあのパンドラズ・アクターと黄金戦士が…!!」

「いや、よい……ところでカイトさんは何処だ?」

 

そういえばカイトの姿がどこにも見えない。

改変したブラックローズたちはアイテムを使用した影響なのか気を失ったまま。でもカイトはいない。

そもそもカイトには沈静化させるアイテムは使っていないし、そういえば最初の段階でしか居なかった記憶しかない。

 

「そういえばいませんねカイト様は」

「セバスか。もう大丈夫か」

「はい。何があったか分かりませんが申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「気にするな」

 

どうやらアイテムの影響を強く受けていた者たちは沈静化すると効果を受けていた時の記憶は無いらしい。

 

「そういえばどこからカイトさんは居なくなったんだ?」

 

カイトが何処に行ったか考え始めた時にユリから緊急のメッセージが届いた。

 

『アインズ様大変です!?』

「どうしたユリ?」

『ナザリックが侵略されています!!』

「なんだとう!?」

 

まさかのナザリックが侵略されていると報告が来た。どこのどいつが大切なナザリックを責めているのか。

 

「誰が攻めてきている。外はまさか囲まれているのか?」

『いえ、内部から攻撃されてます!!』

「内部から!?」

『はい。そ、その…相手が』

「相手は誰だ!?」

『カ、カイトです』

「へえ!?」

 

まさかの相手にアインズはアホな声が出た。

 

「フハハハハハハハ。ここが何処か分からないがココを攻略してやるぜ!!」

 

唯我独尊カイト爆走中。




読んでくれてありがとうございました。
次回もまたゆっくりとお待ちください。

本当に久しぶりです。
さて、今回もパロディ色が濃くて本編とあり得ないくらいおかしいです。
そして最後にまさかのカイトがナザリックを攻略するという・・・(汗)

まずカイトですが、パロディとある漫画版カイトを融合させたような人格になってますのであしからず。
知っている人は知ってますがある漫画版のカイトはハセヲすら恐れる唯我独尊の存在です。


ある漫画版カイト「フハハハハ!!」
アインズ「え、ちょ、カイトさんですか!?」
ハセヲ「…あのカイトはちょっとなあ」
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