Nameless Story 1人孤独に立ち向かわざるをえない者   作:ロイヤルかに玉

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ちょっと長くなってしまいました。申し訳ありません。


迷えば、死ぬぞ

 

 

 随分広い部屋に出たな。

 神機が反応する限り、このあたりにエレナが居る筈だが……。

 

 

「ユウ!」

 

 追い求めていた者の声が聞こえ振り向くとエレナが拘束され、その後ろには小太りの男にペニーウォートの制服を着た男が立っていた。

 

「こんなところまで……しつこい奴だ」

「よくもやってくれたなクソガキ、死刑じゃ済まさねえぞ?」

 

 2人とも、特に小太りの男はご立腹だ。だが、ご立腹なのはこっちも同じだ。

 エレナの顔に横一文字の傷。その痛々しい傷から血が流れているのを見た瞬間、怒りのメーターは振り切れた。

 

「…………っ」

 

 右手に持つ神機が震える。俺の右手が震えているわけじゃない。

 神機が震えている。

 恐怖や痛み、悲しみでもない。俺と同じ怒りだ。

 元々はエレナがオラクルで作り出した剣だ。主人を傷つけられて怒りに震えるのも頷ける。

 

「死刑じゃ済まない? 上等だやってみろ、若造ども」

 

 2人に殺気をぶつけた刹那、背後から気配を感じて咄嗟に神機を構えて攻撃を防ぐ。

 

 ニケやルルと違って重い一撃だが、何とか押し返えそうと力を籠める。

 

「お前は……!」

 

 弾き返そうとするとすぐに相手は飛び退いて距離を取った。

 

「ゴウ、その虫けらを殺せ!」

 

「……………」

 

 ゴウと呼ばれたAGE、訓練場で子供たちが行っていた訓練の指揮をしていた奴だ。そしてつい先程通路ですれ違ったな。

 見ただけでも分かる、こいつは相当の手練れだ。

 何より、顔に出てやがる……強者の風格が。

 

 

 ついさっき一撃を防いで分かっている。奴の攻撃は速く重い。

 今までは人間相手なら得物なんて使わずとも圧倒できたものだが、こいつが相手なら話は違う。

 

 神機を構えた直後、相手に一瞬で距離を詰められて目の前に奴の神機が迫る。

 

 

 

 速く重さがあるゴウの神機を受け止める。

 

「……やるじゃねえか、おっさん」

 

「随分余裕だな。いつまで持つか見ものだ」

 

 偏食因子とオラクル細胞の恩恵に甘えたて来たわけじゃないらしい。闘いの基礎ってのをよくわかっているようだ。

 そうだ、忘れちゃならねえ。神機使いの身体能力は所詮借り物の力である事を。

 

「敵を前にして考え事とは、余裕だな?」

 

「ああ、気にするな。あんたの力に感心していただけだ」

 

 互いに神機を弾き合い、いったん距離を置くと互いに踏み込んで神機を振る。

 神機による斬り合いへ移行した。

 

 こちらが斬れば防ぎ弾かれ、奴からの反撃を防いで弾きまた攻撃、といった具合で剣戟が続く。

 

 踏み込んで横一閃の斬撃が跳躍で躱され、ゴウは空中で神機を構えた。

 

 体重を乗せた重い斬撃を防ぐがあまりの衝撃に後ろへ押されるも態勢を立て直すが、既に奴は突きの構えに入っていた。

 

 繰り出された刺突を受け流し、神機の先端を踏みつけて地面へ叩きつける。

 

 だが奴の対応は速く、すぐさま神機から手を放して回し蹴りで牽制されて後退せざるを得なかった。

 

 すぐに追撃を仕掛けるが容易く防がれてしまい、弾き返される。すでにゴウは攻撃態勢に入り、神機を振っているが落ち着いて動きを見極めて攻撃を回避する。

 

「っ!」

 

 急な下段攻撃を仕掛けられ、体を捻りつつ跳んで咄嗟の搦手に何とか対応。

 

 下段攻撃をやり過ごし、蹴りを空中から浴びせるが、片腕を盾に防いで顔色1つ変えずにゴウは反撃を繰り出してきた。

 

「ふっ!」

 

 咄嗟に神機で防御するが、空中で受けたこともあって吹き飛ばされる。

 

「やるな」

 

 心の底から感心したいところだが、頭の中じゃ既に次の手を模索している。

 

 しかし、生半可な攻撃は通用しないか。まあ、子供たちでさえ表情を歪ませるどころか鬼気迫る迫力で組手をしているんだ。

 奴らに戦いを教えているこの男は当然子供たちよりも強靭な精神と肉体を持っているだろう。

 

 神機を構えなおし、奴を視界から外さないようにしっかり見る。

 

 奴が動くのを確信した直後、こちらも駆けだして神機を振った。

 

 神機同士がぶつかり合い火花が散るのを合図に剣戟を繰り広げ、途中で打撃も混ぜ合わせて接戦する。

 

片手で神機を振り、その勢いのまま回し蹴りを放つが、奴も同じように蹴り技を放つ。

 

 互いの利き足が交差した瞬間、押し切られると共に足に鈍い痛みと衝撃が走って吹き飛ばされた。

 

 地面へ落ちる瞬間に受け身を取ると既に追撃が迫る。

 

 身を一回転翻しながら後退してやりすごし、即座に大きく踏み込んで斬り払う。

 

 咄嗟に防御されるも、そのままゴウを後ろへ押し返す。

 更に踏み込んで突き攻撃を繰り出すが神機の先端めがけて奴の神機が振られ、喧しい金属音が響くと共に襲い掛かる衝撃に耐えられず身が強張る。

 

 

 構え直すが既に横薙ぎが迫り、姿勢を低くして神機を潜り抜けて側面へ回り込み、間髪入れずに掌底を叩き込むも腕で防御される。

 奴が神機の持ち方を逆手に変えたのを見てすぐさまバク転し、逆手に持ちかえた神機での斬り払いを避ける。

 

 軽く後ろへ跳んで間合いを調整して神機を構える。

 

 

「その若さで俺を相手に粘るとは、それなりの修練を積んでいるようだな」

 

「おうさ、正剣・変剣・剛剣・柔剣と一通りは嗜んでいるんでな。楽に殺せるとは思いなさんな」

 

 

 余裕を見せていると、その隙をつくかのように神機の切っ先が迫る。

 神機の刀身を盾に防御して弾き返そうとした構えた直後、ゴウが突き攻撃を中断して跳躍から宙で一回転して神機が振り下ろさる。

 

 咄嗟にサイドステップで躱すもそのまま横薙ぎの追撃が繰り出されるが跳躍してゴウの肩に手を置いて背後へ回り込み、隙だらけの背中を狙う。

 

 躱されることを予測してあえて軽く神機を振った。

 

 当てる気のない斬撃は跳躍で躱されるが、予測通りだ。

 一気に前方へ大きく踏み込む。

 

「むッ……」

 

「ふんぬッ!」

 

 勢いよく神機を横薙ぎに振るが、行動を読まれるも表情を変えることなく、装甲を展開されて斬撃を防がれた。

 

 すぐに蹴りを繰り出すが、バックステップで後ろへ下がってやり過ごされて蹴りは不発に終わり、こちらも距離を取って神機を構え直す。

 

 

「……ここまでだ。受けてみろ」

 

 ゴウが錠剤を呑むと、奴の殺気が異常に強まった。神機のCNSが光を放ち、奴は神機開放状態に移行した。

 

 今の錠剤は強制開放剤か、身体に掛かる負担が大きいのでなかなか使われないが使用するということは――奴には俺を短期決戦で沈める自信があるという事だろう。

 

 相手の大技は距離を取ってやり過ごせってそれ一番言われ――

 

 しかしゴウは大技では無く、ナイフを投擲してきた。

 

「っ!」

 

 咄嗟に神機で弾き落とすが、気づけばゴウは目の前まで接近していた。

 

 体を一回転させて神機を振ると、風圧と共にオラクルを纏った神機が一閃されて周囲を薙ぎ払う。

 

 何とか防いだが一撃があまりに重く、手が痺れる。

 

 だが、痺れを感じた直後に何かが俺の周囲を切り裂き、体の至る所に激痛が走った。

 

 

「ガァッ……⁉」

 

 体中の至る場所が切り裂かれ、激痛と共に血が流れる。

 

「ユウ⁉ いやぁッ!」

 

 エレナの悲鳴が聞こえ、膝を突き、手を床について倒れないように努める。

 しかし眩暈を感じ、血だらけの床が歪んで見える。全身に汗をかき始め、脚がガクガクと震え始める。

体を騙していた事を忘れていた。むしろここまで体は耐えた方だ。瓦礫の下敷きになった挙句、回復錠がなければまともに体を動かす事も出来なかった。肉体はとっくに限界を迎えている。

 

あと残っているのは気力ぐらいか……。

 

 

 

 致命傷を貰ったと認識した瞬間、心臓がひと際大きく、さらに激しく鼓動をする。耳に確かにドクンと音が聞こえ、体中が異常に熱くなる。

 

 頭にある思考が浮かんできた。それは紛れもなく本能の叫び。

 

 痛みを――超えろ。如何なる致命傷を受けようと、狂犬の如く敵に喰らい付くまでだ……。

 

 手足が無くなって首だけになってもまだ牙がある。

 

 よくある都市伝説だ。死んだ筈の兵士が白い軍服を着て攻め込んできた敵を返り討ちにした逸話がある。例え死しても俺たちは戦い続ける。

 

 さあ、戦闘続行だ。

 

 歯を食いしばり、平気であると思わせるように立ち上がる。

 一瞬でも弱さを見せると言うことは、つけ入る隙を見せるのと同じだ。

 

 

 

「バーストアーツ、我らAGEの力だ。だが、耐えるとは……気力だけで尚も立ち上がるか。その精神性は見事」

 

「なるほどな、必殺技ってやつか。ノルンの特撮映像でよく見たやつだ」

 

 

 ゴウが構えると神機がオラクルを纏う。

 すぐに神機を構えてガードするがあまりに重すぎる。一撃受けるごとに後退りして押され始める。

 重い連撃の後に更に重い一撃を受けた直後、唐突に危険を感じて飛び退く。

 

 だが間に合わず、顔に何かの斬撃が掠った。

 

「ッ!」

 

 俺の居た場所をオラクルの刃が切り刻む。

 先程俺を切り刻んでくれたのはあれか。

 

 痛みが走った場所を触ると赤く生暖かい液体が手につき、シャツで拭う。右頬をやられたか、目じゃなくて助かった。まだ運が良い方だな。

 

 

「……2度目で見切るか、手練れと剣を交わすのは久方ぶりだ」

 

「アホ抜かせ。元は名も無き一兵卒さ。さっき言ったろ? 剣術なんて嗜み程度で習っただけだ」

 

「惜しいものだ。その力を持ちながら、なぜ凶行を成す? 貴様の行動は他者への害であることに変わりはない。法に逆らっているのが分からない歳でもあるまい」

 

 まあ、確かにな。

 少なくてもこの世界じゃAGEは所詮ただの物でしかないのだろう。それを取り返そうとするのは傍から見れば強奪と変わりないだろう。

 卿に入れば卿に従えと言葉の通り、それに逆らう俺は犯罪者なのだろう。

 だが許しを請うつもりなど毛頭ない。

 

 犯罪者?大いに結構。既にこの身は他人の血で汚している。

 

「悪だと誹りたければ誹るが良い。目の前で助けを求め泣いている幼子の1人も碌に救わない世の中なんぞこちらから願い下げだ」

 

 

「………………そうか」

 

 ゴウが神機を構え、こちらも神機を構えて互いの切っ先を向け合う。

 

 

「栄光や称号など不要、ただ己の信念をこの一刀に乗せて振るうのみ」

 

 

 そうだ……エレナを救うためなら、相手が神でも鬼でも喰らい付こう。

 

 互いに距離を詰めて神機を振り、激突と共に衝撃が手を伝って全身に回る。

より早く、より強く攻撃を打ち込み続けて剣戟を展開する。

 

 神機同士の激突で火花を散らす応酬を繰り返した後、一度距離を置くと向こうも同じ様に構えを解かずに絶妙な足裁きで距離を取る。

 

 

 

「「師匠!」」

 

 聞き覚えのある声がして振り向くと先ほど去っていったニケとルルの2人がやってきた。

 

 どうやら嘘は見破られたらしい。

 

 2人とも神機を構えて臨戦状態。

 まずいな、1対3……状況は最悪。悠長に戦っている暇はない。少なくてもこの男に人質は通用しない。

 

「手を出すな。お前たちでは敵わん」

 

 ゴウから意外な言葉が飛び出し、2人は動きを止める。

 

「いいのか? 数の暴力ってのは最高のアドバンテージだぜ?」

 

「足手纏いとは如何なる敵よりも厄介だ。俺自身の手で貴様に引導を渡す」

 

「そうか。その心意気、気に入った」

 

 

 得難い好敵手とは正にこの事をいうのだろうが、実に遺憾だ。

 もっと別の形でこの男と会いたかったものだ。なんの柵も無ければ……ただ心行くまで互いの武を競い合った事だろう。だが、それでも……この出会いに感謝しよう。

 

 かつての戦いではそもそも作戦の準備等で消耗し、疲弊しきった体で思うように全力を出せなかったが故に無様を晒した。洗練し続けた技や経験が活かせないままに戦死、これは1人の兵士として……とても無念でもある。

 

 本当に……ここまで熱くなったのは何時以来だろうな……!

 

 

「では、果たし合おうか。行くぞ、凌いで見せろ」

 

「ッ!」

 

 ゴウも俺の本気を察したのか表情を固めて神機を構える。

 

 神機を左腰辺りに添え、納刀の構えから一気に距離を詰めて最速の居合を打つ。

 

 奴も良い反応をして神機同士が激突し、轟音を響かせながら奴を後ろへ押し戻す。

 そのまま踏み込みと共に加速し、神機を持った腕で肘打ちを繰り出して奴の腹を貫く。続いて反対の手でもう1度踏み込みつつ掌底を放ち、吹き飛ばす。

 

「くっ!」

 

 吹き飛ぶも受け身を取って態勢を整え、一気に距離を詰めて反撃へ転じて突きが迫る。

 

 

迫りくる刀身の腹に斬撃を打ち込んで受け流しつつ弾き、反撃に出ると咄嗟の防御で防がれる。

 防がれた直後に腹へ蹴りを入れ、一瞬怯んだ隙をついて神機を横に薙ぐも回避され、もう1歩踏み込んで薙ぎ払うがバックステップで凌がれた。

 

「…………………」

 

 ゴウの表情から何を考えているか分かる。

 

「攻撃の速度、重さ、そして基礎能力すべてで上回っているのに何故押し切れぬ?って顔だな」

 

「ッ……!」

 

 更に表情を強張らせ、即座に距離を詰めて攻勢に出てきた。

 

 迫る斬撃を弾くと更に速度が増した連撃が襲って来るが、こちらも少しペースアップして弾き、今度はこちらから仕掛ける。

 

 奴もこちらの攻撃を弾き返しつつ反撃を絡めてくるが、反撃を更に弾いて反撃を返し、僅かでも後隙を晒した方の首が飛ぶ応酬を繰り返す。

 

 

 ゴウが後ろへ下がった直後、神機を構えたまま地面を滑るように一瞬で接近して斬撃を繰り出し、刀身を盾に防ぐと凄まじい衝撃と共にそのまま後ろへ吹き飛ばされる。

 奴は追撃に入った、このまま決着をつけるつもりだろう。

 

両足でしっかり着地し、神機を上段に構える。

 

「カアーッ!」

 

 威圧しつつ踏み込んで神機を振り下ろすが、奴は威圧されるも咄嗟の防御で防いだ。だが元から叩き斬るつもりで振り下ろした斬撃。

 

「ぬぅ……!」

 

 ゴウの表情からも分かる。今の斬撃は凄まじい衝撃を与えただろう。だが、この男は見事に凌ぎ、今だ易々とは崩れない。それが更に戦闘本能を刺激する。

 

「この程度の筈がない! あんたの限界のその先、見せてもらうぞ!」

 

 この技の真骨頂――再び神機を素早く振り上げ、振り下ろしを仕掛ける。

 この攻撃も防御して体勢を崩したゴウへ即座に肩先で体当たりして吹き飛ばす。

 

 

 

「師匠!」

 

「待ちな、ルル。今手を出しても通用しない」

 

「でも!」

 

「癪だねぇ……あいつ、さっきは全く本気を出していなかったんだから……!」

 

 

「何をしていやがるゴウ! さっさとそのガキを殺せ! お前らも何突っ立って見ていやがる!」

 

 小太りの男が怒鳴りつける。こちらとしても久しぶりに強い奴と戦ってテンションが上がっていたのだが……。煩い奴だ、俺は俺よりおしゃべりな奴が嫌いだ。

 

「うるせえぞデブ。戦う力も持たない負け犬に威張る権利なんてねえよ」

 

「こ、この虫けらがぁ……!」

 

 

 小太りの男が怒りに震えたその時、ゴウは俺へ一直線に向かって神機を振ってきた。

 攻撃を弾き返し、斬撃を入れると防御されるがもう1度神機を振ると、今度は弾き返されて反撃が飛んでくる。

 

 跳躍で反撃を躱すと、奴もジャンプしてそのまま追撃を仕掛けてきた。

 

 空中で何度か剣戟を繰り広げ、互いに着地すると再び切り結んで火花が何度も散った。

 少し距離をとって神機の切っ先を向ける。

 

「いやぁ、見事。首を落とすのにここまで手こずるとはな。だが、そうこなければ面白くない」

 

「狂犬め……」

 

 顔をしかめるゴウを余所に、今まで一度も見せていない構え――霞の構えを取る。

 

 ここまで戦闘本能が掻き立てられるとはな……! そうだ、これが戦うと言う事だ。俺達戦う者たちの本望だ。だが、今回は悠長に戦闘を楽しんでいる時間はない。エレナを救いだすのが先決だ。一か八かやってみるか、あの技を。

 

 

さて、多少の不出来はご容赦願おう。

 

 

「あいつ……まだ上が……!」

 

 ニケは雰囲気から感じ取ったのだろう、驚いた顔をしている。

 若造共、教えてやる。

 

 国家の安寧と発展、愛する者達の幸せを願い、各々が己の信念を貫き激戦へ挑んだ今はもう名も無き者の力を。

 

 さて、信念の一刀を見せてやるとしよう。

 

 

「ああ、そうだ。先ほどの礼だ。忠告してやる」

 

 先程、こいつはバーストアーツとやらを放つ前に『受けてみろ』と予告してくれたのだ。ならばこちらも必殺の一撃を放つ前に忠告しなければいけないだろう。

 

 

 

 呼吸を整え、集中して波1つ無い水面を意識する。

 

 

      

 

        

 

             「迷えば、死ぬぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 かつて上官の口から忠告されたその言葉を合図に、神機を一振る。

 

 一振りで軌道の異なる二つの斬撃を同時に繰り出した。

 




またGERをプレイしていますが、プレデタースタイルが楽しすぎる。
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