Nameless Story 1人孤独に立ち向かわざるをえない者 作:ロイヤルかに玉
襲い掛かってきたアラガミの攻撃をアインと共に跳び退いて回避し、エレナがオラクルを集めて剣を作ってくれた。
着地してエレナを下ろし、剣を構える。
アインもケースから神機を取り出して構えた。
「……………………」
アインの神機を見て偶然とは恐ろしいものだと驚く。奴の神機はソーマの得物とよく似ている。同じ旧型神機、違うのは色合いだけか。だが、今は奴に集中しよう。
アラガミの両手に紫色の炎が集まって球体となる。
「ユウ、灰域種の攻撃は一撃一撃が致命傷になる。防戦を心掛けろ」
「了解。そっちも無理するなよ!」
アインの忠告を受け取り、剣を構えるとアラガミは突っ込んできた。
距離を詰めると共に腕を振ると、手に掴んだ球体が炎を噴きだして辺りを薙ぎ払われる。
何とか凌ぐが、奴は攻撃の手を緩めることなく仕掛けてくる。
「ッ!」
奴の頭上からアインが神機を振り下ろして、肩へ斬撃を叩き込む。奴はアインへ攻撃を仕掛けるが咄嗟に装甲を展開して防ぎつつ地面へ着地する。
アインへ連続攻撃を仕掛けようとする奴に接近して背後を斬りつけるがすぐに奴は跳び退いて両手の炎球から幾つもの火の玉を飛ばし、俺はその場で火の玉を切り払いつつ後退する。
アインが俺の目の前に飛び出すと共にチャージクラッシュを繰り出し、凄まじい衝撃波を飛ばす。
今までベテランのバスターブレード使いは何人か見たが、アインのそれは群を抜いている。流石は歴戦の猛者と言ったところか、心強い事この上ない。
衝撃波が火の玉を飲み込みつつ、アラガミへ迫るが奴もも炎の出力を上げて熱線を繰り出して衝撃波とぶつかり合う。
一気に奴との距離を詰めて跳び、奴の首を斬りつけると態勢を崩し、俺はアラガミを足場にしてすぐに跳んで離脱してチャージクラッシュの衝撃波から退避する。
土煙が舞い、まだ煙の中で紫の炎は揺らめている。
アラガミが雄たけびを上げると、土煙は吹き飛ばされる。
「流石は灰域種か……しかし妙だな。捕食攻撃を行わないとは……」
アインが冷静に分析する傍ら、奴を睨みつけて構えたまま備える。
「ユウ、あのアラガミ。なんか変」
「変?」
「普通のアラガミとは違うけど、なんでかは分からない……」
「警戒は怠るな。一度の被弾が命取りになる」
アインの忠告を素直に受け、構え直す。
『COOOOOOOOッ!‼!』
アラガミが炎球を投げつけてきたが、アインは背に神機を構えて装甲を展開しつつ受け止めてそのまま流れるように神機を振り上げて炎球を弾き返す。
弾き返された炎球を掴んで奴は再び接近してくる。エレナを下がらせ、アインと共に散開して奴を囲む。
奴がどちらかに攻撃を仕掛ければ仕掛けられた方は凌ぎ、その隙にもう片方が背後から叩いて奴と渡り合う。
奴がアインへ攻撃を仕掛けると、背後から斬撃を入れようと剣を振ったが奴の体は炎と共に消え、気配も感じ取れなくなった。
「…………!」
困惑していると頭上から気配を感じ、跳び退くと奴の腕が俺が先ほどまで立っていた地面に叩きつけられた。
瞬間移動……⁉ 冗談だろう……!
信じられないが、奴は確かに……。そう思った矢先に奴は再び姿を消した。
「っ!」
次はアインの背後に現れるが、即座にアインは振り向きつつ神機で防いだ。
「そのまま!」
地面を蹴って突きを攻撃を繰り出すが、もう片方の手で受け止められた。そのまま弾き返されてアイン共々吹き飛ばされるが受け身を取って着地し、すぐに構える。
しかし、奴は再び姿を消した。
次はまさか……!
エレナの元へ駆けると、奴は予測通り姿を現してエレナへ襲い掛かるがギリギリでエレナを抱きつつ、剣を振って攻撃を弾きながら跳び退く。
更に追撃を仕掛けようとする奴の動きが止まった。
「やらせん……!」
アインが神機を捕喰形態へ変形させ、捕喰口を伸ばしてアラガミに喰らい付かせて引っ張って動きを止めていた。
「ハァ!」
アインがアラガミを引っ張ってそのまま地面へ叩きつけ、高く跳んで上空から神機を振り下ろすがアラガミも咄嗟に腕に炎を纏って盾に防ぎ、アインの神機と奴の腕の間から火花が散る。
エレナを下ろして剣を左腰に備えて居合の構えを取り、一呼吸おいて一気に接近すると共に剣を振り抜いた。
アラガミの腕を切り落とし、それまで抑えていたアインの攻撃が直撃する。
『COOOOOOOO!』
悲鳴と共に姿を消し、俺達から距離を取った場所に瞬間移動で逃げた。
腕から血ではなく、紫色の炎が噴き出して奴は先のない腕を押さえながらこちらを睨みつけてきた。
そしてその場に斬り落された腕が炎となって消え、次の瞬間には奴の腕は再生していた。
「再生……」
「厄介な能力を……」
再生能力があるなら耐久力も半端ではないだろう。この戦い、長期戦になるぞ……。
「再生能力を持つ以上、これ以上の戦闘は避けるべきだ。他のアラガミが集まってきたら一気に不利になる」
「同意見だ。だが、隙を突くのも一苦労だぜ……あのアラガミは」
「奴に一撃を放つ。その間に全力で撤退する」
アインはそう言って神機を構え、刀身にオラクルを凝縮させる。凝縮されたオラクルに更にオラクルが集まり、限界まで凝縮されたオラクルは青い光を放つ。
この一撃を打てば確かに目くらましにだってなる。もし直撃すれば奴もただでは済まないどころか一撃で粉々に吹き飛ぶのかもしれない。
「エレナ、おいで。しっかり掴まってろよ」
「うん!」
「行くぞ、喰らえ!」
アインが神機を振り下ろすと先ほどとは段違いの衝撃波が飛び、辺りを破壊しながらアラガミへ迫る。衝撃波にアラガミは飲み込まれ、それを確認してすぐにアインと共に走り出して市街地の出口へ向かう。
「ユウ、まだ追ってくる!」
エレナの警告と同時に目の前に先程のアラガミが姿を現した。
「しつこい奴め……」
『GAAAAAAAAAッ!』
雄たけびを上げ、炎を纏って突撃を仕掛けてきた。
跳び退いて着地してエレナを地面へ下ろして剣の切っ先を向け、アインも神機を構え直して奴の出方を窺う。
「エレナ、隠れてろ」
「う、うん」
アラガミは巨大な炎玉を作り出し、空へ掲げると炎玉から幾つもの火の玉が放たれ、散開して攻撃を躱しつつ接近する。
『GUUUUUUUッ!』
アラガミが業を煮やしたのか更に攻撃は激しくなり、アインが目の前で装甲を展開して炎弾を受け止める。しかし、激しさを増す攻撃に徐々にアインが押され始め、背を押して堪える。
「ユウ、炎は斬れるか?」
アインが冷静に問いかけてきた。
「朝飯前だ」
「ふ、そうか。なら時間を稼いでくれ」
アインは不敵に笑い装甲を閉じ、すぐさまアインの前に躍り出て迫る炎弾を剣を振って掻き消し、背後でオラクルの凝縮を感じながらひたすら剣を振り続ける。
炎弾を掻き消し続けていると、オラクル弾がアラガミへ飛び、巨大な炎玉に着弾すると共に爆発を巻き起こしてアラガミは突然の爆発に怯んだ。
弾が飛んだ方向を見るとエレナが両手を翳していた。
「ナイスだぜ、エレナ」
褒めると嬉しそうに頷き、すぐに向き直って突きの構えを取って地を蹴る。
アラガミの胴体に剣を突き刺した直後にそのままアラガミを足場にして宙へ跳び、脳天目掛けて剣を突き刺す。
『GYAAAAAAッ⁉』
アラガミが悲鳴を上げて地面へ倒れて暴れる。
「下がれ!」
アインの声と共にその場から離脱した直後、オラクルの衝撃波にアラガミは飲み込まれて跡形もなく消えた。
「急ぐぞ」
アインが警戒を解くことなく促し、エレナの元へ駆けよってすぐに抱き上げ、アインの後を追う。
市街地の出口が見え始め、やっと着いた矢先に紫の光で周囲が照らされ、上を見れば先程のアラガミが手にしていた紫炎の玉が幾つもこちらへ降り注いでいた。俺達を囲むように落下して周りは建物は燃えながら崩れ落ち、周囲は炎の壁に包まれた。
「っ!」
先程のアラガミが空よりゆっくりと降下してきた。
「こいつ……!」
冷静なアインも表情を険しくしてアラガミを睨み、奴はそんなこと知らぬと言わんばかりに炎を集め始め、こちらは身構える。
両手に持つ炎を合わせ始め、紫炎は形を変えて目の前のアラガミと同じ姿に変化した。
「なっ……!」
「分身だと……」
姿形に差異は無い。これで両方に姿を消されれば次に現れた時、どちらが本物か分からなくなる。
『『GYAAAAAAAAAAAAッ!‼!!』』
分身と共に咆哮を上げ、ただでさえ煩い雄たけびが二重に聞こえて顔をしかめた。
分身の方が本物よりも前へ躍り出て力を溜め始めるように周囲の炎を壁を吸収し、分身は巨大な炎の塊になり、炎の揺らめきが激しくなった瞬間、更に膨張した直後に弾け、幾つもの熱線を放出して辺りを焼き尽くし始めた。
「退避しろ!」
アインの叫びと共にエレナを担いだまま逃げるように跳び、こちらへ向かってくる熱線を躱しつつ距離を取るが、熱線が着弾すると共に大きな爆発が起こり、その爆風に吹き飛ばされた。
無数の熱線の内一つが無防備なこちらへ飛び、エレナを庇いつつ身を逸らすが左肩に熱と激痛が襲い、あまりの激痛に声をすら出せず体から力が抜けた。
「ッ…………!」
空中でアインに担がれ、エレナはオラクル弾を地面へ撃って大きな砂埃を巻き起こしてアラガミがこちらを見失った隙を突いて瓦礫の影へ隠れた。
「ユウ! しっかりして!」
「ガ……ァ……グ……!」
エレナが必死に呼びかけてくる。返事をしたいがあまりの激痛にまともに声すら出せない。肩は焼けただれ、出血も酷く赤黒く染まり、骨が見えていた。
とてもじゃないが立っていられない。今まで生きてきて何度か致命傷は負っているが、これ程の負傷は生まれて初めてだ……!
「この傷は………………」
アインは肩の傷を見て何かを思い出したかのような表情を一瞬だけ見せた。
「ユウ、じっとしてて」
「っ……?」
エレナが肩に両手を翳すとオラクルが集まり始め、傷が徐々に塞がり始め痛みも徐々に引いて行った。しかし、だんだんオラクルの収束が乱れ始めた。
「ハァ……ハァ……ゥ……痛みだけでも……」
エレナが酷く疲れたような表情をして呼吸も荒くしていた。
「エレナ、もういい!」
「ハア…………」
しかし、あと少しで傷が塞がる所でエレナが息を荒くして倒れる。
「エレナ!」
慌てて抱き上げるが、エレナはとても疲れた顔をしながらも俺のシャツを掴んで口を開く。
「だい、じょうぶ……。ごめん……ね。ちゃんと治せなくて」
「良いんだ。ありがとな。大分楽になった」
エレナの頭を優しく撫でる。ほっとして緊張が解けたのか、エレナは気を失った。
「あまり悠長にできんな」
まだあのアラガミは俺達を探している。それに、瞬間移動に分身を作り出す能力……撒くには、どうしても囮が必要だ。だが、俺もこの傷ではアインの足を引っ張るだけだ。せめてエレナだけでも……。
どうやら、覚悟を決める時が来たようだ。
「アイン、この子を――」
「待て、それ以上は聞くに堪えん。囮ならば俺が買って出る」
アインにエレナの事を頼もうとするが、それよりも早くアインは反対の意を示す。だが、この状況はどうあがいても絶望的だ。
「ユウ、早まるな。お前が死ねば、その子はどうする? その子にはお前しかいないのはお前が一番分かっているはずだ」
「だが、他に手は――」
「生きる事から、逃げるな」
「ッ!」
突然、アインの口から放たれた言葉に息をのむ。何故、ただの言葉でここまで……。だが、この言葉からは大切なモノを感じる気がしてならない。
「かつて、俺が所属していた部隊で唯一の至上命令だ」
不思議な言葉――いや、命令だ。その命令があれば、どんなに絶望的な状況でも突破できるという確信が芽生えてくる。言霊と言ったか、案外馬鹿にできないものだな。
「そうか、良いな。実に、実に良い命令だ。だが、その命令は受けられん。俺には……重過ぎる」
軽く笑いながら言うと、アインの表情が曇った。
「お前…………」
「後生だ。エレナを頼む。最後に時間をくれ」
赤の他人である俺とエレナを助けようと囮を買って出てくれたこの男になら、エレナを任せられる。
俺は腕の中で眠るエレナに向き直る。
「エレナ、悪いがここでお別れだ。短い間だったが、一緒に過ごせて楽しかった」
頬を撫でながら、別れの挨拶を一方的に交わす。
良い思い出が作れた。もっとこの子と一緒に居てやりたかったが、それは叶わないらしい。
全く、運命の女神様ってのはとことん空気の読めないクソアマらしい。
縋る神の居ない時代なのに神様を信じて助けてってお願いしたのに、テメェらときたらテメェらの存在を信じてくれたか弱い女の子の1人も碌に救わないのな。
俺がくたばったら覚えとけよ。地獄から這い上がって『これは試練なのです』とかほざいて踏ん反りかえってるテメエら全員地獄に引きずりおろしてやるからな。
「エレナ、達者でな……。一杯食べて一杯寝て、大きくなれ。そして俺よりも良い男捕まえて幸せになれよ」
エレナを抱きしめ、頬に軽く口づけをする。アインに視線を戻してアイコンタクトで『頼む』とただそれだけ告げる。
アインにエレナを渡し、スタングレネードを取り出し、アインにポーチを手渡す。
「俺にはもう必要のないもんだ。役立ててくれ」
「ユウ、1つ聞かせてくれ。もし、仲間に言葉が届くとしたら……何を伝えたい?」
アインがポーチを受け取り、問いかけてくる。
仲間か……思い浮かぶのはアナグラの連中だな。そうだな、もし届くのなら……伝えたいのは感謝と、想いか。
「世話になった、愛していると伝えたい。彼らは俺にとっては何よりの宝だからな」
「そうか。お前の仲間に会えたなら、確かに伝えておこう」
「ふ、よろしく頼む。此処は請け負った」
安全ピンを抜き、俺達を探して周囲を見回しているアラガミの目の前に姿を曝け出す。
奴が俺を睨み、咆哮を上げて向かってくと共に、スタングレネードを地面へ叩きつける。
視界を奪われるが、強力なアラガミ程スタン状態からの回復は早い傾向になると思って間違いない。数秒しか稼げないが、アインの足にすべてを預けよう。
既にエレナを抱えたアインは出口へ走り出している。
『GYAAAAAAっ!』
アラガミが吠え、炎の玉は牙を生やしてこちらへ向かってくる。
剣で弾こうと構える。
『ユウ、絶対に触れるな!死んでも避けろ!』
「っ!」
ギリギリで跳び退いて距離を取る。
死んでも避けろとは、どうやら普通の攻撃ではないと言う事か。確実に回避するしかないようだな。
「おい、腐れアラガミ。遊んでやるよ、かかってこい」
アラガミに中指を立てて挑発すると、奴は雄たけびを上げ、風圧が襲い掛かる。
風圧に耐えつつこちらも腰を落として構えると、奴は炎を纏って飛び掛かってきた。
「悪いな、戦友達よ。奴に一撃かましたい。手を貸してくれ」
『仕方ねえな。高くつくぜ?』
『どれ、一撃添えようか。其方に合わせよう』
二人の声が聞こえ、背後にただならぬ気配を感じる。深く腰を落とし、突きの構えを取る。
迫るアラガミへ踏み込んで、顔に渾身の刺突を繰り出す。
俺の放つ刺突がアラガミの目元に直撃した瞬間――
手ごたえを3回感じ、鮮血が3度勢いよく噴き出し、奴は悲鳴を上げて地面へ転げ落ちた。
2人の戦友が手を貸してくれたおかげで成功したようだ。以前、ゴウにかました3回同時に斬る技の突きバージョンだ。
片眼を吹き飛ばされたアラガミの残った瞳孔がこちらを睨みつける。人間なら片眼潰されても強い奴は強いが、獣畜生はどうだろうか……。
『GYAAAAAAA!』
アラガミが雄たけびを上げると、凄まじい衝撃波が発生して堪らず吹き飛ばされて瓦礫の山に激突し、痛みが走って何とか瓦礫を退けてアラガミを見る。
アラガミの背から紫炎が噴き出し、その炎はまるで翼のように見える。
奴は炎の玉を作り出し、徐々に炎は凝縮を続けている。
何処からどう見ても強力な攻撃を放つために力を溜めているのが一目で分かる。瓦礫の山から脱出し、剣を投擲するがあまりの熱のせいか、剣はオラクルの粒子となって呆気なく消えた。
「何⁉クソっ!」
危険を感じ、急いで背を向けて駆けるが背後で爆音がして振り返ると紫炎はドーム状に広がり、瓦礫や地面は飲み込まれ、炎が迫る。
紫炎に包まれる奴と目が合った瞬間、視界に違和感が走った。
すぐそこまで迫っている炎は消え去り、紫炎の翼と炎を纏った奴が俺の背後を見据えており、後ろに何かあるのかと思い振り向いた。
そこには一回り成長したエレナが神機を握り、アラガミと対峙しており、一息を置くとエレナがアラガミへ突撃してエレナの神機とアラガミの攻撃が交差した瞬間再び 視界に違和感が走り、紫色の炎はすぐそこまで迫っていた。
ああ、今のは……。あんなに嬉しそうに甘えてきた可愛いあの子が、本当に立派になった。
正直、見惚れてしまった。あの子に迫られたのが自慢できるくらいだ。
「別嬪さんだな、俺の目に狂いは無かったか。約束、守ってやりたかったなぁ……。ごめんな、エレナ」
走馬灯――とは違うが、最後に良いものを見れた。だが、後悔もある。
脳裏に走るのは『お嫁さんになる』って微笑みながら言うあの子の顔だ。
遂に熱気を感じ、目を閉じる。
『ユウ、まだ終わっていないぞ』
何処からともなく戦友の声が響き、目の前が光に包まれた。
コロナ怖すぎィ……。
皆さんも気を付けてくださいね……。いやまあ、自分がどんなに気を付けても周りも気を付けなかったらどうしようもないですがね……。