転生者のヒーローアカデミア   作:怠け者の中の怠け者

10 / 11
ごめんなさい


登校

実技のあとにあった面接も、さくっと終わらせた。

相手がプロのヒーローってこと以外、ただの面接と変わらなかったが、なぜかネズミをそのまま大きくしたような動物がいた。

自分で「校長さ」と名乗って、周りの教師も止めなかったので、あの動物が校長なのだろう。

そことなく漂うマスコット感のせいで、威厳がなかったが。

 

終わればあとは帰るだけ。

なぜか元気のなかったイナサに挨拶をして、電車に乗り込んだ。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺の手には封筒。

多分だが試験の合否を伝えるものだ。

 

実技は大丈夫だと思うが、筆記と面接は分からない。

 

めちゃくちゃ緊張しながら開いた封筒の中には、投影機が入っていた。

 

机の上に投影機を置いて、起動するスイッチであろうものを押す。

すると空中にネズミを大きくしたような動物、校長先生が映し出された。

 

「ネズミなのか犬なのか熊なのか、かくしてその正体は!校長さ!」

そんな挨拶から始まった校長の話。

長かったり、途中で毛並み自慢がはいったのでまとめると、実技はトップ、筆記も一位。

面接は特に問題もなかったので、合格だと。

 

話が長いので、無駄にドキドキしてしまったが、合格でよかった。

合格しなかったら、数あるヒーロー科の中で唯一雄英と並ぶ最難関、士傑高校に行こうと思ってたが、受かるかどうかもわからないし、どうしても一般入試になってしまうので、お金がかかる。

 

胸をなでおろしつつ、俺を引き取ってくれた親族の方々に合格を伝えにいった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

中学校も終わり、春休み。

雄英高校に近いマンションを借りて、一人暮らしだ。

 

前世も一人暮らししていたけど、ご飯とかは軽くすませてしまっていたような気がする。

あのときはまだ良かったが、育ち盛りの今、ろくな栄養をとっていないと身長も伸びないし、筋肉もつかない。

 

172、それが今の俺の身長。

別に不満はないが、男なら出来るだけ身長高い方がいいと思ってしまう。

 

生活費は両親とおじいちゃんの保険がある。

三人も同時に倒れたので保険金がいっぱいあるが、できるだけ節約していくつもりだ。

外食なんて論外。

なので自分で料理しないといけないわけだが。

 

慣れない手つきで野菜を切りながら、両親の大切さを思い知った。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

目の前には大きな校舎。

これで実際に見るのは二度目だ。

まあこれから何度も見るのだろうけど。

 

雄英、初の登校。

周りにいる人は笑顔を浮かべ、同じ中学校だったのだろう、仲がいい人と一緒にしゃべっている。

 

俺は一人、教室へ向かって歩いていた。

 

引き取られてから通っていた中学校に雄英を通う人などおらず、一人暮らしでスマホを持ってないと面倒だからと春休みに買ってもらったスマホより前に、携帯などを持っていなかったので、緑谷や爆豪とも連絡が取れない。

なので一緒に登校すら人なんていない、つまりボッチ。

 

大丈夫、雄英に入ったら友達なんて自然にできる。

若干虚しくなる気持ちをそうやって誤魔化し、進む。

 

視界に入る扉が5mぐらいなのが気になるが、授業中で習ったバリアフリーってやつだろう。

 

周りを見ながら、うろちょろ。

やっと着いた1年A組。

ここに入れば、原作のキャラ達に会えるわけだ。

 

一つ深呼吸。

瞳を子供のように輝かせながら、俺は扉を開けた。

 

 




遅れました。それに短いです。
冬休みが終わり、久々の学校。
普通に疲れました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。