転生者のヒーローアカデミア   作:怠け者の中の怠け者

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誤字、直しました。
ご指摘、ありがとうございます。


キャンプ開始

あれから約1年。

特にこれといったこともなく、平和を謳歌してる。

 

よく考えたら、ただの中学生に事件とかが易々と起きるはずもなく、元の世界とあんまり変わらないような気がしなくもない。

 

 

しかし、なぜかそれでもいいと思ってしまう自分がいる。

 

 

中学二年生。

みんなは何を思い浮かべるだろうか。

 

これといって特にイベントのないが一つだけ大きなイベントがあったはずだ。

 

キャンプ。

 

そう今日はキャンプ当日。

今は、バスでキャンプ場に向かっている。

 

前世はバス酔いが激しく、こんな事を考えている余裕もなかったが、今回は全然問題ない。

確か、三半規管が強ければ車酔いとかしないらしいのでこの身体がハイスペックなのだろう。

 

 

キャンプは2泊3日。

一日目は、キャンプ場の人に挨拶したあと、荷物を置いて、レクリエーション。

二日目は、昼ごはんのカレーを作って食べ、山を散策したあと、キャンプファイヤー。

三日目は、木で何かを作るらしい。

 

精神年齢はいい年になるが、テンション上がるものは、上がる。

どうせやるなら全力で楽しもうと思った。

 

 

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キャンプ場での挨拶も終わり、レクリエーション。

個性ありの鬼ごっこをやるらしい。

それも森の中で。

 

一応、このキャンプ場の所有者には、許可を取ってあるそうだが、よく許可したな。

山なので遭難とかしてしまいそうだが、いい大人が対策していないわけもないので放っておく。

今は純粋に楽しもう。

 

 

じゃんけんで決めた最初の鬼は、めでたく今回同じクラスになった爆豪。

じゃんけんで負けたあと、まさしく鬼のような顔をしてた。

 

「カウントは30秒!じゃあみんな逃げてー」

大野 音音の声が森に響き渡る。

 

音音の個性は”発声”。

どうやら声が大きくなる類の個性なので今回の鬼ごっこの司会に選ばれたようだ。

 

若干緊張しつつ、氷の個性で滑りながら逃げていく。

流石に氷残しておいたらバレるので火の個性で解凍しながら。

 

緑谷は別のクラスなので今回はサポートできない。

個性を使ったレクリエーションだと緑谷はカス同然なんだが大丈夫だろうか。

 

そんなことを考えているうちに爆豪が動きだした。

 

響き渡る爆音に苦笑いをこぼしながら、隠れる場所の目星をつける。

 

周りを見渡すと木に穴が空いているのを発見。

結構たくさんあるのがどれも人が入れるサイズじゃなさそうだ。

諦めて別のものを探す。

 

あっ木の上とかどうだろうか。

爆豪とか大雑把で見つけられなさそうだし。

 

そうと決めたら木の上に移動。

音を極力出さないように気をつけながら木に登っていった。

 

 

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「いねぇな」

森の中、誰かが鋭い目で周りを見渡しながら、ぼそりと呟いた。

 

凶悪、という雰囲気を垂れ流したままのその少年は、一人の同級生を探していた。

 

白い絹のような美しい髪の毛に、どこにそんな力があるのか疑いたくなるような華奢な身体。

若干つり目できつい雰囲気もあるが、それも顔と普段の態度でで”きれい”に変換されている。

 

そんな凍焼という少年を。

 

おにごっこをやっている最中に一人だけを狙うなど、どうかと思うが、その少年にとってそれ以外の同級生など”道端の石ころ”。

取るに足らない相手としか見ていない。

 

”爆破”個性を使って、移動しながら探す。

すると奥へ奥へと続いている、湿った土を見つけた。

 

このクラスのやつに土を湿らせれるような個性を持つやつは、一人しかいない。

 

その少年、爆豪 勝乙は、凶悪な顔に笑顔を浮かべた。

 

 

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BOMB!という音がだんだん近づいて来ているのを感じながら冷や汗を流す。

 

あんな音出す個性、爆豪しかいない。

何でこうも一直線に向かって来れるんだ?

 

あっ解凍させれば水が出るの完全に忘れてた!

しっかりと蒸発させとけば、なんて言ったって後の祭り。

バレないことを祈って木の上にいるしかないだろう。

 

こういう待ち時間が一番、緊張する。

遊びなんぞで緊張しまくって馬鹿みたいだが、緊張してしまうものは仕方ない。

 

爆豪の個性の音以外、何も聞こえないせいか、嫌なその音が大きく聞こえる。

 

自分の心臓の音が大きくなっているのを感じながら目をぎゅっと閉じる。

 

いや、閉じてしまった。

 

少しして、途端に聞こえなくなるBOOMという音。

不思議に思い、目を開けて下を向いた瞳に映ったのは。

 

 

 

 

 

 

目をギラギラさせながら、凶悪な笑みを浮かべている爆豪だった。

 




なんかホラー。
初めての三人称視点っていうんでしょうか?
ついでなんで容姿書いとけ!っと勢いでやりました。
次回、初戦闘?


大野 音音 おおの おとね です。


爆弾 BOOMだと思ってました。
これは恥ずかしい、
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