勝手に転生させられた挙句、転生した世界はダンまちでした!? ~主人公ハーレム物語~ 作:サクサクフェイはや幻想入り
隣には妙におろおろしているリリィ、目の前には大派閥の主神ロキ様。 その両隣に団長であるフィンさん、幹部であるアイズさん。 ロキファミリアの主神であるロキ様の部屋に呼ばれてと思ったら、こんな状況になった。 説明求む!って感じなのだが。 よくよく考えたら、この後説明されるのかと自己完結。 そうそうロキ様なのだが、昨日宴会部長と思っていたらまさかの主神様だった。 あと女神らしい
「おい坊主、なんか失礼なこと考えてへんやろうな?」
「えっと、いきなりなにを?」
「ロキ、ふざけてないで本題に入ってくれ」
妙に勘の鋭いロキ様からの追及にすっとぼけをかますと、フィンさんはこっちが恐縮しているのを分かっているらしく、本題に誘導してくれた。 ありがたやありがたや。 後リリィ、少しは主神らしくしっかりしてくれ。 横でおろおろされてても困る
「なんか失礼なこと考えてるような感じやったんやけどな...... まぁええわ、こうやって呼んだのは他でもない、昨日のことや」
「昨日はうちのベートがすまなかった」
話がいきなり始まったと思ったら、なぜかフィンさんが頭を下げ始めた。 ロキ様も苦い顔をしているが何も言ってこないところを見ると、これは織り込み済みらしい。 何度も言うように、いきなり謝られても困るし、そもそも先に手を出したのはこちらなのだから謝る必要もないと思うのだが。 これも最大派閥ゆえのけじめ、なのだろうか?
「頭を上げてくださいフィンさん。 僕は気にしていませんしそれに、先に手を出したのは僕なのでどっちかと言えば僕が悪いわけですし」
「そういうわけにもいかないさ。 ミノタウロスの件もそうだが、ベートが君に手を出したのはまた事実さ。 ならば僕は団長として、このファミリアを束ねるものとして謝らなければならない」
「ウチは別にいいって言ったんやけどな、この通りフィンもなかなか頑固者でな? てなわけで後は任せた」
そう言って早々にこっちにさじを投げるロキ様、言いたかないけど...... この無乳ぅぅぅぅ!!面倒だから投げやがったな!!
「誰が無乳や!?」
「ロキ? さっきからおかしいよ?」
やはり自分に悪意ある思いは拾えるのか、これが神か怖いものだ。 関係ない思考は置いておいて、いまだに頭を下げ続けるフィンさんにどうしようか考える。 さっきのアイズさんの時もそうなのだが、なんでこう厄介な問題ばかり俺は起こすのだろうか? もうちょっと行動を自重した方が、それも無理か
『リリィ、どうすればいいと思う?』
『わわわ、私に聞かれても!?』
思っていたよりも焦っているらしく、俺が聞いても大した返事が返ってこなかった。 もう考えるのも面倒になった俺は、アイズさんの時と同じ条件を出すことにした。 出たとこ勝負だが、もうどうにでもなーれ
「ならこうしましょう。 さっきアイズさんにも言ったんですけど、僕やベルと模擬戦をしてもらえませんか? それで手打ちに」
そういうと驚いた顔をするフィンさんとロキ様。 あれ、俺なんか悪いことでもしただろうか? 次の瞬間、ロキ様は爆笑、フィンさんは苦笑していた
「あれ? 僕なんかおかしなこと言いました?」
「ぶははははは!おかしなことどころの話やないで!」
「まぁ、確かに気がすまないとは言ったけどね。 保留にするんじゃなくて、交換条件でそんなこと言うことはまずないね。 それにファミリアの大きさも違うのに、交換条件を持ち出すところが、ね?」
「あー......」
よくよく考えれば、ウチは零細ファミリアでフィンさんのところは大派閥。 そんなところに交換条件を出すのがおかしいし、恩を売るってことで保留にもできたわけで、選択肢ミスった? 今更撤回もできないので黙っていると、フィンさんは顎に手を持っていき考えているようだ。 リリィ? 隣で真っ白に燃え尽きている。 今回のことは本当にすまん、リリィ
「まぁ、ちょうどいいかな。 僕としても、君が最後にベートを殴り飛ばしたのは気になっていたしね。 その条件飲もう」
「って、いいんかい!」
俺もロキ様と同じ気持ちなのだが、いいのだろうかそんなこと勝手に決めて? いやいや団長だし、いやでも大派閥の団長だぞ? これ以上考えると思考の深みにはまりそうなので、俺は考えるのをやめた
「・・・・・・じゃあ、それでお願いします」
「それでどうする? 今からやるかい?」
「この人もアイズと同じ戦闘狂!!」
思わず突っ込みを入れてしまった俺は悪くないと思う。 そんなツッコミを華麗にスルーして、フィンさんがどのくらいの期間やるのか聞いてきたので、話し合うことに
「どのくらいの期間と言われても、特に考えていなかったんですが」
「なら無期限にしよう」
なんて強制的に無期限に決まった一幕があった
「それで模擬戦の話はどうするんだい? 僕としては今からでもいいけど」
「あのすみません、僕まだ病み上がりなんですけど?」
「ならウチのポーションを使えばいい、もともとその傷はベートから受けたものだしね」
「えぇ......」
「私も、そうすればいいと思う」
「ええぇぇ......」
いや確かにそうかもしれないけどさ、俺から仕掛けたのもあるんだからそれはどうなの? 若干二人の様子に引いていると、ロキ様が珍しそうな顔をしてこちらを見ていた
「えっとロキ様、なにか?」
「いや、フィンやアイズたんがここまで気に掛けるなんて珍しいと思ってな? ・・・・・・よし、ならウチの命令や!ポーション使ってフィン達と今すぐに模擬戦や!」
「えええええええええぇぇぇぇ.......」
命令って...... しかもこの無乳、俺の主神じゃないんだけど。 だがその言葉を聞いた瞬間、アイズさんは部屋を出て行ったと思ったら一瞬で戻ってきて、手にはポーション......万能薬じゃないか!? なぜかポーションではなく万能薬が握られていた
「はい」
「いや、あの、アイズさん? それポーションじゃなくて万能薬」
「フィン」
「構わないよ」
「ぶわはははは!!」
構ってくださいフィンさん、後そこで爆笑してんじゃねぇ無乳。 目の前に出された万能薬、もはやそれを飲まないという選択肢は俺にはなく、仕方なく受け取り飲み干す。 流石万能薬と言うこともあり、体の調子を確かめてみるが痛い所は特にない
「よし飲んだね、行こうか」
「あのー、フィンさん?」
「僕も武器をとってくることにしよう」
「味方はいないのか畜生!!あぁんまりだぁぁー!!」
俺はそう声を上げながらズルズルと引きずられていた。 と言うかアイズさん、こんなこと女性に言ったら失礼かもしれないけど、力強いな。 これがステータスの差か、ちょいショック。 余談だが、後に聞いた話なのだが、この時俺はずっとアイズさんに引きずられて訓練場に行ってたわけなのだが、それを見たロキファミリアの皆様はかなり不思議に思ったらしく、しかも俺は余所者なわけでかなり噂になったらしい
何故だ、なぜアイズたんが出ないぃぃぃ!チケットの11連とか別にしても10連ガチャでなんでアイズたんが出ないんだ!!(血涙 アスフィとかいらないからアイズたんよこせ!!アスフィだけ六枚目だぞ舐めてんのか!!