世界をかける樹(凍結)   作:月見草クロス

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カルテットは四人組という意味だそうです!!
カノ「皆知ってるんじゃ無いかなぁ~?あ、カノでぇーす!!」
今回のゲストはカノ(お調子者)です。
カノ「ちょっとひどくない!?」
本当のことだ。
カノ「ただでさえ出番少ないんだからもうちょいねぎってくれても………」
無理
カノ「何でだよ!?」
本編にレディー……ゴー!!


カルテットS

水「お待たせしました!!」

 

アリア「まだ集合の十分前よ!?待たせるも何も無いわよ!!」

 

水「でもアリアは待たせたよね?」

 

アリア「……………水、キンジに爪の垢でも飲ましてやりたいわ」

 

遂に初任務の日が来たのだが集合は10:25。現在は10:15。レキもあと一人もまだだ。

 

水「アリアってキンジのことどう思ってるの?」

 

アリア「あの時みたいになればいいんだけどね………ま、もう関われないし」

 

水「?」

 

アリアとキンジはもう縁を切ってしまったんだろうか?となると僕はどこに住めば?

 

レキ「…………水さん」

 

水「みゃぁ!!って、レキ!?いつ来たの!?」

 

いつの間にかレキが後ろに立っていた。

 

レキ「今来ました」

 

そうとだけいってレキはヘットフォンをつけて静かになってしまった。

 

水「はぁ…………アリア、あと一人はまだなの?」

 

アリア「来たわよ」

 

後ろを向くと髪はロングでスラッとした美人な人だった。でもなぜか遊雨と同じオーラが出ている。

まぁ、兄弟ですし。

 

「私は時雨。よろしく」

 

そういって時雨は僕に拳をつきだしてきた。

 

水「?」

 

時雨「え?いや、拳をぶつけないと」

 

分かった。こいつ、弟に言われるだけはあるな。本当に変わった子だ。

とにかく手を叩き落としてやる。

 

時雨「ふぇ!?ひどいよォ………」

 

アリア「馬鹿やってないで揃ったんだから行くわよ!!」

 

時雨「ふぁぁーい」

 

やる気ねぇ返事が返って行ったぞ。

 

アリア「まず作戦ね!!レキは遠距離の狙撃!!水が中距離!!私と時雨でぶっ飛ばす!!以上!!」

 

適当だわぁ…………さすがはアリア。

 

アリア「行くわよ!!」

 

 

時は経ち敵陣到着

 

ちなみにレキはあそこから狙撃するらしい。1キロくらい距離あるけど心配はいらないだろう。

 

アリア「いい。最初は隠れていくわよ」

 

時雨&水「(うんうん)」

 

ゆっくり物陰に隠れつつ忍者の如く行く。

この時驚いたのは時雨の動きだ。マジな忍者の動きみたいで性格とのギャップがやばい。

 

アリア「(誰か来たわ。敵かしら?)」

 

小声で言う。それでもアニメ声なのですが。

 

「バレてますよぉ?」

 

アリア「…………ちっ!!」

 

バシュッ!!

 

アリアが発砲する。

 

「出てこい!!神崎 H アリア!!」

 

アリア「私のこと知ってるのね」

 

すっとアリアが出ていく。

僕も出ようとしたが時雨に止められた。不意打ちをするつもりだろうか。

 

「俺の名はグリス。行くぜ!!」

 

するとグリスは何か取り出したぞ。青い何か?

 

『スクラッシュドライバー!!』

 

アリア「?」

 

アリアは小首を傾げている。時雨は焦っている。にしてもドライバー?

 

グリス「アリア。イ ウーはこんなのも作ってるんだぞ」

 

アリア「まさか、あんた!!あのグリス!?」

 

グリスは何か茶色いものを取り出し………

 

タァァァーーン!!

 

グリス「ぐっ!?」

 

グリスの持っていたものは落ちていた。レキが撃ち抜いた!!い)すごいね。相変わらず。

 

時雨「GO!!」

 

時雨の掛け声と共に飛び出す。ラグナロクはライトセイバーモードだ。おそらく近距離になると思って変えといた。

 

グリス「バイバーイ」

 

水「ガッ!!」

 

グリスは何もしてないのに吹っ飛ばされてしまう!?

と、普通の人なら思うだろう。僕、普通じゃないんで。

 

水「お前、この世界にいるべきものじゃないな」

 

グリス「こっちのセリフだぜ。白福水」

 

時雨&アリア「「?」」

 

2人とも首を傾げているが今は知るべきじゃないだろうな。

さっき、僕が飛ばされたのはおそらく結界。

霊夢とかいう馬鹿巫女さんのせいで慣れてはいるがここで見ることになるとは。これじゃ接近もできない。

 

グリス「来いよ」

 

水「行くなよ」

 

2人に忠告。アリアは今にも飛びかかる勢いだが時雨が抑えてるな。

 

グリス「アリアはやっぱり俺のこと捕まえるよね?」

 

アリア「離しなさい!!こいつは…………」

 

水「あとは任せるからさ」

 

僕はラグナロク…………ではなく使い慣れた杖を2本出す。ちなみに僕の魔力に杖の魔力を溶かして僕の中に保管している。

 

グリス「?」

 

僕は異形の構えを取る。

 

グリス「お前!!まさかな!!」

 

水「遅せぇよ!!『結界破壊(バリアブレイク)』!!」

 

杖を刀のように振り、衝撃波を出して激しい激突音。

と、共に視界は煙一色に染まるのだった。

 

 

次回予告!!

グリス対カルテットS…………かと思いきや、というか予想通りあと2人いますよ!!しかも片方はくせ者………いやライダーなんすよね。そして、こちらの対抗手段は…………

 

次回

カルテットSvs無法者!!




カノ「カルテットSでもう組名は決まったのね」
呼びやすくて気に入った。
カノ「でぇー、僕達の出番はいつかな?」
ずぅぅぅぅっと先かも。
カノ「へぇー。そりゃ残念だ。団長に出番先って言われたらボコれって言われてるんだよねぇー」
え?
カノ「ふふふ………どう料理しようかな~?」
逃げろぉー!!
カノ「あ、行っちゃった。けどみんなに包囲網はってもらったし捕まってフルボッコだろうね」
ァァァァァァー!!
カノ「叫び声したけどほっとこうか。じゃ、次回もよろしくぅ~」

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