虹「大空…………大地………」
その名前を聞いたとき僕の心に電撃がはしったような感じがした。
『あぁ、そういえば大地と出会ったときも君のような感じだったな』
虹「そんなことより大空って!!」
するとエックスから予想通りの答えが返ってきた。
『恐らく、君は大地の子供だ。あのとき、わたしの声が聞こえ、ユナイトもできたのだからな』
僕は人生のほとんどを僕が生まれた世界ではなくここで過ごしてきたから血縁、それどころか血縁を知る人さえ会わないと思っていたがよりにもよって父さんのパートナーと出会えるとは!!
『またその話は今度、詳しくしよう。今はスパークドールズを回収しなければ………ん?」
見るとあのときの少女がベムラーの人形………いや、スパークドールズを持って立っていた。
今見るととても可愛らしい少女だ。背は僕より少し低く目と髪は青葉のような緑だ。ちなみにあのときは制服だったが今は緑の巫女服のようなものに変わっていた。
少女「わたしは世界樹の精霊、ユグドラシル!!ユグって呼んでね!!」
なんかとんでもないことを言いだした。
虹「せ………世界樹の精霊!?」
ユグ「どう?驚いた?」
虹「う………うん…………驚いた」
『私も驚いた!!」
エックスも驚いたらしい。
『精霊とはなんだ!?』
ズコッ
思わずこけそうになった。
いや、驚くところそこ!?
ユグ「せ……精霊っていうのはほんとは淡い光で始めは微精霊で、自我を持つと精霊、そのうち力を持った一部が体を持つ大精霊となるの。でも私のように例外もあってものや命が生まれると同時に生まれてくる精霊や大精霊もいるの」
『なるほど!!』
詳しく説明してくれたお陰でエックスも理解してくれたらしい。
虹「そもそも精霊ってそんなものだったんだ。僕ですら知らないことも言ってたよ」
ユグ「まぁ、この世界の設定じゃないし」
ん?この世界の設定じゃない?どゆこと?
ユグ「そんなことより私はお願いしに来たんだけど」
『お願い?なんだ?』
ユグ「あなたたちには私と一緒に世界樹の力で世界を渡って貰います!!」
…………………とんでもないこと言い出した…………………
『世界樹を君なら操れるのか!?』
ユグ「完全には無理だよ。操ることは出来るけど勝手に世界を渡ってくるのは止められないんだよね」
虹「まず、あの世界を渡る力ってほんとなのか?」
ユグ「あなた自身、あれの力で来たじゃない。本当のことよ」
虹「マジか!!」
紫さんが言い出したとは言えども理由がわからない以上信用はできなかった。あの霊夢さんですら半信半疑だったのだから。
ユグ「虹くん、まず私の言葉よく信じたね。世界樹の精霊とか信用されないと思ったんだけど」
虹「ん?確かに……………でもなんか信用出来るんだよね」
『そんなので大丈夫か!?』
虹「気にすんな」
『う~~~ん……………君は大地とは性格が少し違うな…………育ちの違いか?」
じゃあ、父さんはどういう性格だったんだろう。
虹「でも、多分霊夢さんのせいだよね………」
ユグ「あのー…………私のこと忘れてない??」
「『あ、ごめん』」
ユグ「やっぱり忘れられてたね、うん」
しかし、なんというかこの状況、どう考えても現実離れしてるよな。デバイザーに入っているエックス、超美少女で世界樹の精霊ことユグドラシル、そして何でもない僕。
なにこれ?
『で、なにが目的なんだ?早くスパークドールズを渡して欲しいのだか………』
ユグ「フフフ…………」
すると、ユグはニヤッと笑ってまたとんでもないことを言った。
ユグ「私の目的は幻想郷に世界中から最強を集めることよ!!」
次回予告
世界樹の精霊、ユグドラシルの力で世界を渡った虹達。最初の世界はあの世界!!
そしてその世界渡りの反動でとんでもない事に!?
「ご主人!!あの人たちなんですかね?」
「俺と同じで機械に話しかけてるな」
「おーーい!!大丈夫か!?」
「ハッ!!ほっときなさ…………連れてきなさい」
「おい、姉様!!なにがあった!?」
わかる人には分かるはず!!新キャラも登場!!
次回 こんにちは異世界
来たぜ!!二話!!
虹「来ましたね!!新キャラオンパレードがしばらくは続く感じ?」
そんな感じですね、4話までは新キャラが出ますよ!!
ユグ「分かる人には分かるってあれは分かるよね?」
二つとも超有名だしね。二つ目は特に。
虹「とんでもない事になりそうな3話!!」
クロス「新キャラな俺!!次回もよろしく!!」
おいクロス!!ネタバレになるから!!