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次の日、学校へ行く坂を登りながら僕は、昨日善子ちゃんが僕と花丸ちゃんへお願いをした事を思い出していた。
~昨日~
「ずら丸と祐にヨハネたってのお願いがあるの!」
「お願い?何ずら?」
「学校にいる間、ヨハネの事を監視して欲しいの」
「監視?」
「そうなの!私は気が緩むと、どうしても堕天使が顔を出してしまうの。だからお願い!」
「僕はいいけど、花丸ちゃんは?」
「危なくなったら止めればいいんだね。それならマルも問題無いずら」
「頼むわよ。じゃあヨハネはこれで!」
「あ、ちょっと善子ちゃん!?」
~~~
「結局あの後、善子ちゃんは早退して帰ったみたいだけど今日は学校に来るのかな・・・」
と心配していると後ろから、
「祐、おはよう」
という声が聞こえた。振り向くと善子ちゃんが歩いてきたが、雰囲気が少し違っていた。
「おはよう。え~っと善子ちゃん?それともヨハネ?」
「善子よ。私は津島善子」
「でも口調はヨハネ寄りだけど」
「それは、気のせいじゃないかしら。それじゃ私は教室に皆と入学式以来に顔を合わせるからもう行くわね」
と言って、先に学校へ入っていった。
「もしかして、これからの学校生活をあの口調でいくつもりなのかな。無理そうな気がする・・・」
と思いつつ僕は教室へ向かった。するとその予想はすぐに当たることとなった。
昼休み、花丸ちゃんに呼び出された僕は屋上に来ていた。そこには花丸ちゃんと横で落ち込んでる善子ちゃんの姿があった。
「どうしたの?いきなり呼び出して」
「実は善子ちゃんの堕天使が出てしまったずら」
「でも確か花丸ちゃんが監視してたんだよね。それなら不用意に堕天使が出ずに大丈夫だと思うんだけど」
「その筈だったけど、善子ちゃんがこんな物を持ってきてるとは思わなかったずら」
そう言って花丸ちゃんは、善子ちゃんの鞄をあさった。すると、中から善子ちゃんが生放送で使っている道具がでてきた。
「何でまたこれらを持ってきたの?」
「それは・・・まぁ・・・ヨハネのアイデンティティみたいな物だからアレが無かったら、私は私でいられないの!」
「ヨハネになってるよ」
「はっ!しまった!」
「さて、これからどうしようか・・・」
僕が考えていると、昼休み終わりのチャイムが鳴った。
すると花丸ちゃんがある提案をした。
「祐さん。ひとまず善子ちゃんの事は丸に全部任せて欲しいずら。学校が終わってもまだ生徒はたくさん残ってるから生徒が少なくなるまでの間、善子ちゃんには部室で待っててもらうずら。その間に次どうするかを考えてみるずら」
「本当に全部任せていいの?」
「大丈夫ずら」
「じゃあ善子ちゃんの事よろしくね」
「任されたずら」
そう決めて僕達はそれぞれの教室へ戻った。
その日の夜、善子ちゃんから電話が来た。
「どうしたの?」
「あのさ、私スクールアイドルをやる事になったんだけど」
「それは意外だね。急にどうしたの?」
「それが、橙色の髪の毛をした先輩が堕天使アイドルとしてステージで堕天使の魅力を思い切り振り撒かないかって話になって」
千歌ちゃんだな・・・何を考えているのか。
「それで、明日動画を撮るから祐にも見て欲しいなと思って」
「・・・そっか。頑張れ、でも堕天使の件はどうするの?」
「・・・」
「悩んでるみたいだね。決まったら教えてよ。それじゃおやすみ」
と言って電話を切った。
次の日、生徒会室でAqoursが撮った動画で見る事にし、再生を押そうとすると、
「チャオ~♪」
と鞠莉さんが入ってきた。
「どうしたんですか?」
「ダイヤを探しに来たんだけど、あら?ユウは何を見ているのかしら?」
「Aqoursが今日撮った動画を見ようとしてたんですよ。鞠莉さんも見ます?」
「YES!もちろんよ!じゃあ理事長室で見ましょ」
と決まったので理事長室に行くと、中でダイヤさんが待っていた。
「遅すぎますわ!どれだけ待ったと思っているんですの!?」
「あら?ダイヤ。ここにいたんだ~」
「貴方がここに呼び出したんじゃないですか!」
「そうだっけ~忘れちゃった。それよりもAqoursが動画を撮ったらしいからダイヤも見る?」
「それは見ますが、まだ私の話は終わっていませんわ!」
「まぁまぁ、ダイヤさん落ち着いて。このままだといつま経っても動画見れませんよ」
「祐さんがそう言うなら・・・」
ダイヤさんも落ち着いたところで僕は動画の再生ボタンを押した。
「はぁい、伊豆のビーチから登場した待望のニューカーマン、ヨハネよ!皆で一緒に堕天しない?」
「しない?」
動画で流れたのは、堕天使ヨハネと堕天したAqours?だった。
「・・・これは何ですの?」
ダイヤさんは少し怒り気味で尋ねてきた。
「・・・僕にも何が何だか(これは・・・やってしまったな)」
「見てダイヤ、妹のルビィが映ってるわ!」
鞠莉さんがそう言うと、ダイヤさんは再び動画に目を向けた。
「ヨハネ様のリトルデーモン4号、く、黒澤ルビィです・・・1番小さい悪魔、可愛がってね!」
それを聞いてダイヤさんは無言で立ち上がり、理事長室を出た。それから数分経った後、
「スクールアイドル部!今すぐ生徒会室に集まりなさい!」
と怒ったダイヤさんの放送が学校じゅうに響きわたった。
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