マグルの面前で魔法を使うと面倒なことになる
これは魔法使いなら誰もが知っていることである事実ハリーはこれで裁判沙汰になったのだから。
第2話勧誘
「マグルの世界にも魔法を信じている人は大勢いる、その人達に魔法界の存在を教えるだよ。
もっとマグルの世界と交流をとり魔法界も便利にしなくては」
この若者達の言うことも一理あるのだろうしかしそれは大変に危険なものだった。
「でもそれですぐに信じて付いてきてくれるだろうか?だいぶ時間がかかる気もするのだけど」
今まで見たことも無いものを見せ急に信じろと言われてもどだい無理な話である
「だから言ったろ?あくまで協力を持ちかけると本命はやはり魔法使いさ俺達と同じくらいの年齢の奴らなら賛同する人たちも多いさ、それにこういう時は影響力のある人を誘う。
そうすれば、効果も抜群だ」
「だけど影響力のある人って?1体誰を誘うつもりなんだよ、そう近くにホイホイいる訳でもないだろ?」
世界に影響力のある人物を引き入れれば人が集まるのはどの界隈でも同じことであり効果的な方法であることには間違いないが問題は引き入れるまでにあるまずそう易々と会えるわけでもなければ、見ず知らずの人について行く訳でもない
「ところがだ、聞けばこのウェールズにはハリーポッターが住んでいるらしいんだよ偶然手に入れた情報なんだが確かな情報らしい。
ハリーポッターがハリーポッターがきたとなればこっちに傾いたも同然だ魔法省も考えを改めるさ」
自分の知らないところで面倒ごとに巻き込まれようとしているハリーであった。
「詳しい住所まで分かっているのか?」
「そこまではまだだな、でも大まかには把握しているから少し張り込みをしよう家に直接行かなくても道でばったり会う程度でも勧誘はできる」
「なるほど、よし!やるぞ!」
などと言いながら騒ぎは夜中まで続いた
明くる日昨日の雨のせいかかなり蒸し暑かった、そんな中ハリーはというと暑さに項垂れていた。
「暑いなぁしかし、食欲も全くわかないだるいなぁ全く」
所謂夏バテである。
日課の朝ポストの確認をしに行くことだけは行った。
「手紙か、珍しいな…差出人は不明と…よく家に届いたなぁ怪しいにも程があるのだがまぁ読むだけならタダか」
ハリーはその差出人不明の手紙を持って家に戻ったいかにも怪しいが特別魔法がかかっているわけでも無かった。
「よく考えればポストに直接投函すれば差出人不明でも家に届くか…しかしご丁寧にシーリングスタンプまでしてあるな」
封を開け開いて見るともう100年程は関わりたく無い名前が出てきた。
[魔法省魔法法執行部]
「………冗談と言ってくれ、特に何かをした記憶は一切ない新手の嫌がらせか?だとしたら質が悪すぎるぞこれは」
ハリーは魔法省が嫌いなためこれはほんと質の悪い嫌がらせに見えた。
おまけに魔法法執行部と書かれているためなおのこと質が悪い。
5年生の時の面倒くささが蘇って来ていた。
「見なかったことにしよう、質の悪いイタズラだったという事で捨ててしまえば問題無い内容なぞ見たくもない捨ててしまえ」
そう言うとハリーは手紙を見もせずに丸めてゴミ箱へ投げ捨てた。
一方大人というのは抜け目の無いもので、子供の考える事はお見通しであった。
「全くもって世話の焼かせる子供たちだ、さっさとこの件は片付け無いとな」
「しかし情報によるとマグルと接触を計ろうとしているみたいですぞ?あまり悠長にできませんな…」
黒を基調としたお世辞にも素敵な部屋とは言えない1室に座る者達は頭を抱えていた。
いくら若者の駄々のような事案とはいえマグルと接触されては一大事になる早急に手を打たなければならなかったが、相手は未成年者がほとんどなためあまり手荒な真似はできないのである
魔法界にひとつのニュースがと飛び込んできた。
[闇の帝王の血縁者現れる]
関係のないものからすればどうという事のない話だが、まださきの戦争の傷が癒えきらない魔法界には衝撃が走るニュースである。
あるものは暗躍しあるものは怯える、再び魔法界に闇が戻りかねないこの一報は魔法省に重くのしかかるものとなった。
それから1週間程ハリーには平和な日が続いた、先週の景気の良くない誕生日が嘘かのようだった。
「やはり平和な世の中が一番だよ、今日が誕生日だったらなぁ…いい誕生日になったのにさ」
あれから新聞が来ることはなくまた騒ぎも起きていなかった。
まさに良い日である
ピンポーン
まるで幻想を打ち砕くかのように玄関のベルがなった。
「なんだよ全くもう…せっかく平和を謳歌しようとしていたのに、変な用事だったら怒るからな」
ハリーはボヤキながらも玄関のドアを開けた。
するとそこにはあと50年程は見たくもない顔が現れた。
「ポッターだな?少し話があるのだが中に入っても構わんか?」
そこに居たのは見なれたプラチナブロンドのオールバックそうドラコ・マルフォイであった。
「いきなり入ろうとするような失礼な奴を中に招き入れるつもりは無い帰れ」
普段なら居留守を使うのだが、たまにはと思い開けたのが間違いだった。
ここで中に入れると明らかに面倒ごとに巻き込まれると分かっているのですぐにでも帰って貰いたかった。
「まぁそう言うな、長居するつもりは一切無いこちらも仕事の途中だからな。
ただお前に幾つか聞きたい事があるだけだ。」
ハリーは心底面倒くさそうな顔をしたが話を聞くまで帰りそうも無いと感じ渋々中に入れた。
「……………で?話とは一体なんだよ」
「あぁ、お前ここ最近魔法界で何が起きてるか知ってるか?」
「いや、全くだな…先週間違って俺の家に日刊預言者新聞が来たからそれを読んだくらいだな」
いくらウェールズには魔法使いがちらほらいるとは言えど自分から関わろうとはいなかった為最近の魔法界の事情についての知識は皆無であった。
だからといって知ろうとは思いもしなかった。
「今魔法界では色々問題が起きててな…」
「問題ねぇ、お前が父親を捕まえたことか?」
「それは俺自身の問題だ。そうでは無くてだな、近頃未成年の魔法使いの中で色々厄介事を起こしている奴らがいるのだよ」
ドラコからすれば実の父親をアズカバン送りにしたのは大きな問題に違いないのだろうがそれを差し置いて話すのだからかなりの問題になっているのだろうと話半分に聞いていた。
「厄介事とは?かなりの問題なのか?」
「そうだな、ただやんちゃをするくらいならわざわざお前のところには来ない。
その若者達はマグル達と交流を堂々と取るべきだと言う者達でな」
それが大問題なのはハリーにもよく分かっているどちらの世界にも混乱を招くことになると。
「それは分かったが、何のための魔法省なんだよ、さっさと取り締まればいいだけの話じゃないかわざわざ俺の所に来てご丁寧に説明する必要が何処にあるのだよ…」
今初めて最近の魔法界の事を知ったハリーからすればごもっともだ自分とは関係ない話をいちいち聞く必要はどこにも無かった。
「最初はお前とは何ら関係無かったが、近頃お前と接触しようとする動きがあるらしいのでな連絡をしようとは思っていたのだが、どこにいるのか誰も分からないため取りようが無かったのだよ」
それもその筈かつての友人らを避けるかのように姿を消したのだから今回のドラコ・マルフォイの訪問はハリーに取ってかなりの衝撃だった。
「だからといってわざわざ家に来て言うほどの事か?別に誰が来ようとそんな奴らに協力するつもりは一切無い。
住所が分かっているなら手紙か何かでも良かっただろ?」
ハリーの頭に一番の疑問として浮かんでいるのは懇切丁寧に家にまで来たことである。
誰かが家にまできて話さなくてはならない程の内容では無かった。
「まぁそれはそうなのだが、もうひとつ話すことがあってな…こっちはお前にものちのち関わる事になるかもしれない事案でな」
先程よりも真剣な面持ちで話そうとするドラコにハリーも眉間にシワを寄せた。
何とか第2話出来ました。
いや〜ネタが全く浮かばなくて大変ですよほんとに、ほかの作者様は凄いですよくあれほどネタが浮かんできますよほんと、才能を分けて頂きたいです。
さて、2話ですがマルフォイ登場です一応これからちょこちょこ出てくる予定です。
ちゃんとあとからお馴染みのキャラクターも出ます。
オリジナルキャラも出ますしメインはそのオリジナルキャラで行くつもりです。
第1話そしてこの第2話を読んで下さった方々誠にありがとうございます。
これからも頑張って投稿していきますので読んで頂けると幸いです今後とも宜しくお願いします。