正月休み明けたらペースがかなり落ちると思うので、それと第2話読んで下さった方々ありがとうございます拙い文章で申し訳ありませんが頑張りますので宜しくお願いします
お互いに真剣な面持ちになる中ドラコ・マルフォイは話し始めた。
「実は、ヴォルデモートの血縁者が見つかってな…まだヴォルデモートのように闇の魔法使いと決まったわけでは無いが、既に奴の僕だった奴らが動き出してる。」
ヴォルデモート。ハリーにとって死ぬまで忘れそうに無い魔法使いの名前である。
そのヴォルデモートに血縁者がいたというのだから流石のハリーも驚きを隠せなかった。
「なるほどねぇ、確かに魔法省が頭を抱える位の面倒事だな…俺にも無関係とは言えないし」
「まだ大きな動きでは無いが、放置しておくと何が起きるか分からない第二のヴォルデモートになり兼ねないというのが魔法省大臣の意見だ」
その血縁者が第二のヴォルデモートになってしまえば魔法界は再び闇の到来を許してしまうことになる。
まだ傷が癒えきらない魔法界にとっては大きすぎる板痛手になり、戦争にもなる恐れがあった。
「それで?俺にどうしろと?また戦ってくれとでもいうのか?悪いがそれは却下させて貰うぞまだ大きな動きでは無いのならそいつを先に保護してしまえばいいだろに」
ハリーの言うことは正しかった、いくら闇の魔法使いとはいえこの時勢では目立って動く事は自殺行為に等しかった。
「闇祓いに来いとか何かあった時にはまた戦えとかは流石に言わんよ、それを言ってしまえばこちらの面子は丸つぶれだからな。
だが向こうに動きがあればお前がまた狙われる可能性は大だ相手側からすれば主君の仇だからな、勝てなくても挑む奴は少なく無いだろうさ」
確かにハリーはヴォルデモートを討ったそれによりハリーを恐れるものもいれば仇を取ろうとするものもいるだろうまたも狙われるかもしれないと言うのは百も承知であるが余計なことに巻き込んでくれるなと言うのがハリーの心の底からの願いだった。
「ドラコの言うことはよく分かったがその話も別に直接言わなければならなほどの事でも無いだろ?」
これくらいの事ならば別に手紙でも十分に理解できる話だった。
「俺も正直わざわざ出向いてまで言うことでは無いと思っているが大臣がお前を探してくれと五月蝿くてな…大臣に言われたら動かない訳にもいかないしな、こっちの事情も察してくれ」
くたびれた顔のドラコにハリーも少しばかり同情の目を向けた。
こういう縦社会をハリーはあまり好きにはなれなかった。
「恐らく大臣はお前に闇祓い局に来て欲しいのだらうな…前に魔法法執行部から手紙が来なかったか?」
完全に頭から抜けていたがギリギリ思い出したハリーは不味そうな顔をした。
「あの手紙ほんとに魔法法執行部からの手紙だったのか…イタズラかと思って中身を読まずに捨ててしまったが何か大事な事でも書いてあったのか?」
今更ながらに中身が気になり始めた。
「そこまで重要な事では無いが今の話の事を連絡する為に魔法省に出向いてくれという内容だったのだが何も音沙汰がなかったので、読んで無いのだろうと判断し俺がわざわざ来たのだよ」
これにはハリーも申し訳無さそうな表情をしたがだからといって魔法省に行く気も無かった。
雨の降っていない所があればとうぜん雨の降っている所がある。
アメリカのニューヨークにあるとある孤児院で1人自室にて窓から雨を眺める少女が居た。
ぼんやりとただひたすらに眺めているとドアをノックする音が聞こえた。
「リリー今ちょっといいかしら?あなたにお客様が来たわ。」
リリーと呼ばれたその少女は首を傾げた。
今まで自分に客など来たことはなくましてや今日は雨の日である。
リリーの返事を待たずに職員は部屋の扉を開けてその客人を部屋に通した。
「あなたがリリーですか?話に聞くよりずっと可愛らしい子ですね…」
かなりの高齢ではあるが上品そうな女性はリリーを難しい目で眺めていた。
「あなたは誰?お医者さん?私に訪ねてくるなんて珍しい人」
リリーの目はまるで海のように深い青色をしていた。
そのリリーの目は自分の眼前にいる人を無機質に見ていた。
「私はこう見えても、学校の教師をしています。」
「学校の先生?でも私学校にいくお金なんて無いからあなたの学校に行けないのだけれど…」
リリーは不思議がっていた孤児院に自分がいるという事はお金が無いことも身寄りが無いことも分かっていた、だから自分の所にやってきたこの教師が不思議で仕方が無かった。
「学校に来るかどうかはあなたの自由です。
ですが今日私があなたの所に来たのは別の理由ですリリー」
そう言われるとリリーはますます不思議そうな顔をした。
教師というのに学校に来る来ないの話で無ければ、自分に一体何の用事があるのだろうか。
「リリーあなたは今まで変わった出来事はありませんでしたか?普通では考えられないような出来事が」
リリーには思い当たる節があった今まで誰かにそれを言ったことは無かったが、幾つもあった。
「どうして知ってるの?誰にも言ったこと無いのに、あなたは一体なんなの?」
誰にも言ったことのない秘密を知っている。
リリーにとって驚くべき事だった。
「私はミネルバ・マクゴナガルホグワーツ魔法魔術学校の校長をしています。
あなたと同じ不思議な力を持っているものです。」
リリーの目は驚きの目に変わった、自分と同じ力を持った人が目の前に現れたのだ。
「あなたの持つ力は魔法といいごく一般の人ならば絵本やお伽話の中だけのものと思っているものですが実在するものなのです。」
だがリリーにはひとつ分からないことがあった。
「どうして私は魔法を使う事が出来るの?誰でも使えるようなものなの?」
リリーは生まれてすぐに親に捨てられたらため親の事は全く知らなかった。
「誰でも魔法を扱う事が出来るわけではありません。
基本的には魔法が使えるものこれを魔法族と言いますが、その家系のものもしくわ魔法族と非魔法族のあいだに生まれたものですが稀に非魔法族の家系のものにも扱えるものがいます。
リリーあなたは親族が皆魔法を扱える者達なのです。」
リリーは初めて自分の家系の事を知った。
そして同時に自身が魔法使いであることそして魔法使いの家系であることも。
「ねえあなたは私の家族の事や親戚の人の事を知ってるの?もし知ってたら教えて欲しいの…私は生まれてすぐにここに来たから何も知らないの」
リリーは自身の家族や親族の事について知りたかった、なぜ自分は捨てられたのか知れば分かると思ったのだ。
「私も多くは知りませんが、あなたの家系は元々非魔法族と魔法族の混血でした。
純血の魔法族のものもいますし半純血のものも居ますあなたがそのどちらかまでは分かりませんがその家系に生まれたので魔法が使えるのです。
しかしあなたの家系は闇の魔法使いがほとんどでした。」
「闇の魔法使い?悪い人達なの?」
「そうですね…魔法使いにもいい人と悪い人が居ますその悪い魔法使いの事を闇の魔法使いと言います。
残念ながらあなたの家系はその闇の魔法使いが非常に多い一族なのです。」
その事実にリリーはショックを受けたがマクゴナガルの話はリリーが最も知りたかった事を知ることができなかった。
「ですがリリーあなたまで闇の魔法使いなろうとしなくてもいいのです。
闇の魔法使いの多くは自ら望んで闇の魔法使いになったのです。闇の魔法使いの中には他者に強い憎しみや負の感情を抱き闇の道に走ったものが居ます、心に初めから闇の感情があるものや人を虐げたり痛めつける事を楽しむものもいたのです。
私は出来ればあなたに善良な魔法使いになって頂きたいと思っています」
いくら闇の魔法使いの家系といえどその道を歩むか、それともその反対の道を歩むか、それを選ぶ権利は誰にでもあった。
「あなたの学校に行けば少しは、自分の家族の事が分かるかな?」
リリーはその事がどうしても知りたかった、出来ることならば会って見たかったそしてなぜ自分は捨てられたのか知りたかった。
「そこまでは分かりませんが魔法界ならあなたの家族の事を知るものも居ましょう。
何よりあなたは魔法の力を使いこなす術を身につけなくてはなりません。」
「どうして?何か大きな問題でもあるの?」
「使いこなす術を身につけなくては不容易に人を傷付けてしまいます。
そうなってはあなたはここに居られなくなってしまうのです」
リリーにとってここは唯一の居場所だった、それを失いたくは無かった。
「分かったよ、あなたの学校に行くわ、でもさっきも言ったけど私はお金なんて持ってないけどいいの?」
お金が無ければ学校に行くことはできない。これは誰もが知っている常識だった。
「それについては気にしなくても構いませんよ学校側が特別に免除しますが周りの生徒には内緒にしてください」
嬉しい知らせだった、リリーは喜んで学校に行くことを決めた。
「ではまた後日伺いますので入学した時は宜しくお願いしますよリリー・リドル」
マクゴナガルはそう言い残して帰って行った。
何とか第3話は書き終わりました。
新キャラ出ましたその名もリリー・リドルです。
10歳の女の子ですが11歳ほんのちょっと手前です。ホグワーツに入学が決まりましたがこのあと色々あります。
フォイとマクゴナガル先生も出てきました。
マクゴナガル先生とリリーとの会話でリリーがどういう人かはお気づきとは思いますが何も言わないで下さい。
因みにこの子がハリーと並ぶ二大主人公になります。
ネタが浮かばなくて、気がついたらツベでドリフ見たり河合奈保子さんの歌聞いてます。
すみません