真恋姫†無双 萌将伝 「改造人間!?北郷一刀(笑)」 作:相心
一刀side
「…ヒドイ悪夢を見た気がする」
息苦しさと寝汗の気持ち悪さで目を覚ました俺は思わず身体をチェックする。
「…手甲?」
壊れた左腕と新しい右腕には手甲が着けてあり、見た目は凪の『閻王』の色違いで赤色に染まっていた。
「真桜は何処だ?」
寝台から見渡すが真桜の姿は無く、真桜の作品が散乱してる…相変わらずオーバーテクノロジー過ぎやしないだろうか?
「火縄銃っぽい物に…何か虎っぽい妖を封印してそうな槍…馬鹿でかい十徳ナイフに、これは…バール?何でこんな物が…刃の部分がドリルっぽい剣に…ボタン付きのピコピコハンマー?」
何だろう…ここに散乱してるって事は…まさかこの辺に近いのがこの両手に装備されてるのか!?
ヤバイ…マジで不安だ…
「何より不気味なのはコレだよなぁ」
人一人入れそうな棺桶…何か石仮面被った吸血鬼が出てきそうなんだが…ん?何か振動してね??
「WRYYYー!!!」
「…はぁ…おはよう真桜」
「ちょっと何も無かったみたいに挨拶せんといてぇなぁ〜(泣)」
あらビックリ!中から仮面を被った真桜さんが出て来たじゃないですかー
「最近隊長が冷たい〜何が隊長をこんなにしてもうたんや!?」
「お前が改造したからだろ?」
「ウチのせいなん!?」
いや…Σ(゚Д゚)見たいな顔すんなよ
「思わず殴りたくなるじゃないか」
「辛辣過ぎんで!?」
orz状態の真桜に本題を振って見る。
「今回の両腕の話聞いていいか?この手甲は凪の『閻王』の色違いで合ってるか?」
「嫌やなぁ〜ウチの発明が色違いなだけで終わる訳ないやん(笑)その手甲の名は『炎王(仮)』や!!機能は左右で違うねんけど、基本能力は春蘭様の全力攻撃に五合は耐えられる防御力を実現したで!!」
「マジで!?」
凄いまともな改造じゃないか!
「えへへ〜隊長ホメてええで?」
思わず頭を撫でようとして手を止めた。
「…これだけじゃないんだよな?」
心の中で耐久力だけで普通の手甲であってほしいと願っていると
「勿論!今回は秋蘭様と朱里はんの案を採用したから説明するで!!」
あっ…なんか駄目な流れっぽい
「まず左腕の秋蘭様の案なんやけど…隊長、人には大小関わりなく『気』と云うのが存在するのは何となくやけどわかる?」
あぁ…凪が一番分かりやすいよな?
「隊長、左手に集中してみて欲しいんよ。難しく考えへんで、ただ『動け』でええから」
真桜に言われて集中して見る…あれ?
「真桜…なんか振動してるんだが…これ成功なのか?」
なんかマッサージ機みたいな振動の強さなんだが…
「そう!隊長の『気』で振動を起こし、按摩をするそれが左手の機能や!」
「思ったまんまかよ!?」
秋蘭!何でこんな機能を?
「秋蘭様曰く『この間の閨で新たな扉が開けそうでな…こんな機能があれば…もう北郷から離れられなくなるかもしれん』何て言うもんやから結構乗り気でつくってもうたんよ」
秋蘭…そんなキャラだったっけ?
今度使ってみよう(笑)
それで右腕が朱里だっけ?どんな機能さ?
「衝撃を加えると色んな声が出てくるんや」
えっ?何その無駄機能?
「まぁ試してみたら分かるって…えい!」
スパナで右腕を軽く叩かれた。すると…
『ンッツゥブゥレンナァイ!』
凄く貂蝉です。徐に自分で何発が叩いてみると…
『ウホッ!!いい男』
『やらないか』
…頭が痛え(泣)
「右腕で攻撃を防いで相手を挑発する事で、相手を『炎上』させる。左腕で女性を快楽で『燃え上がらせる』だから『炎王(仮)』って名前を付けてん」
ネーミング酷ぇ…
「そして今回の改造は両腕だけちゃうで!?」
追い打ちかけるなよぉ…
これ見てみ?と渡された鏡で自分を観ると…
「凄く…猫耳です…」
俺の頭の上からそれはそれは立派な猫耳が!?
「いやぁ〜美以がな?『兄に立派なヒゲが生えたにゃ!?後は美以みたいな立派な耳があればモテモテにゃ!!』言うもんやから『あふたーさーびす』で着けといたで!」
「いらんわ!!元に戻せや!!」
「あっ!?警備隊の仕事の時間や!!ほな隊長またなぁ〜♪」
「待てやコラァァァァ〜!!」
暫く真桜との追いかけっこの後…華琳に捕まり俺だけ説教されたのであった…
…何で時折華琳の表情が緩んでたんだろうか?
うん…内容ヒドイわ…