正解だ!
予約投稿しわすれてたぜ!
「こっちよ!なんでついてくるだけなのに道を外れるのよ!!」
ミヤビについていき、森の中を進んでいた。
「はいはい、ごめんなさいね。……鬼鮫、気づいてるよな?」
「当然です。こういう事に関してはアナタより上だと思いますよ」
「訓練的には上だろうが探知的にはこっちが上だ。……まあ、それはいいや。それにしてもたちの悪い
森の中で方向感覚が無くなるのは一般人ならよくあるが、方角ならいざ知らず、人を辿るのはチャクラを感じる為に簡単な行動だ。
それを惑わしているのがこの幻術だろう。
普通に戦争が起きているこの世であの少女が今まで生きてきたのはそれが理由だろう。
この幻術は無差別に見えて区別がキチンとしている。
あの少女を守るべく張られた結界を模した幻術だろう。
だから……湯の国への道が分からないのは方向音痴な訳では無いはず……だ。
この幻術は非常に気付きにくい。
それはこの幻術が殺意あるものでは無いから。
森の中を迷わせ続けるならまだしもこれは外へ誘導している。
少女を守るために……ただそれだけの為に高度な幻術が張られている。
それを発動しているのは……まあ、予想がつくだろう。
本来の愛は崇高で清いものだ。
それが捻じ曲がっているのだろう。
ボロボロの家。
一応は生活出来るだろうがそれも崩れ去る一歩手前の佇まいだった。
病気なら威力が弱まってもおかしくない。
寧ろそれが理由で少女が外に出始めたと考えてもいい。
しかし、全くの弱まりを感じない。
寧ろ、術にかけられた念は濃く、強くなっている気がする。
それに至る方法なんて数える程しかない。
その方法は大体が命をかけるものだ。
「ついたわよ。ここでお母さんが眠っているの。薬を使えばきっと、目覚めるはず!」
となるとその親がどうなっているかは想像がつくだろう。
胸をはっている少女の傍らで横になる女性
頬はこけ、目は閉じているが、瞳孔を確認するまでも無い。
そしてその胸には穴が開いている。
「これは……なかなか酷いものですね」
ミヤビの親は死んでいる。
素人が見ても一目瞭然だ。
野良の忍びにやられたか、野獣に襲われたか…
それをミヤビが……あれほど聡い子が気づかない訳もない。
それはつまり……
写輪眼!!!
目を通してミヤビを見る。
森の幻術のせいで分かりづらかったがチャクラが乱れている。
それ即ち、ミヤビにも幻術がかかっている。
迷う幻術ではない。
親が少女にかけた眼鏡、死を見せないグラスだ。
これでは薬は意味をなさない。
薬は病人につけるものだ。
死人に薬など必要ない。
生きては、いないのだから。
「さあ!お薬を出して!!お母さんを治すの!」
こちらに縋り付き、懇願する。
「ミヤビ……幻術にかかっているとはいえお前も気づいているだろう」
幻術にかかればそれに気づかない。
しかし、この幻術はそれほど強いものでもない。
「元気になったらまた笑って、ごはんを食べて、一緒に寝て……」
絵空事となってしまった夢を見ている。
その先は破滅しかない。
「森の幻術に力を注いだんだ……その反動で……もう、分かるだろう?」
この森は時間稼ぎだろう。
そういう意図だ。
「違う!お母さんは病気でっ!!」
現実は直視出来ない。
だから幻術を受け入れる。
「酷だとは思うが……しっかりとその目で見るんだ」
チャクラの乱れは幻術の影響だけじゃない。
ミヤビ自身の心の乱れもだ。
「……なんでそういう事を言うの?私のお母さんは……眠っているだけだよ」
顔を伏せ、泣いてしまった。
俺は手をミヤビに近づける。
他人のチャクラの介入で幻術は解ける。
オズの魔法使いに出てきた国の様に綺麗な世界を見せ続けている。
身勝手な事かも知れないが終わらせよう。
そう、頭に触れる時だった。
「ここに来て渡さないなんて許さない……ねぇ、私の目を見て」
その両目には×を2つ重ねたような赤と黒の目をしていた。
万華鏡写輪眼【
その両目を見た瞬間、俺は意識を失った。
ちな、成人式とかいろいろあったからになーんも買い取らん
ので、朝方はべるぜバブ更新されんからきーつけな。